最後の巻き戻し

最低だ、あたし。

「だって、日下は? 中岡は?」志信は言った。声が、戸惑っていた。

「日下は俺の親友だし。中岡は、おまえの、親友だろ?」

 そうだ。これは、裏切りだ。志信、きっと、あたしのこと軽蔑した。

 無言で家まで送ってくれた志信の背中は、きっぱりとあたしを拒絶してた。

 どうしてあんなこと言っちゃったんだろう。まっすぐに見つめられて、せつなくて、何にも考えられなくなって……。

 窓の外。紺色の空に、まんまるい月が浮かんでる。引き出しからリモコンをとりだして指でなぞる。封印してたけど。してた、けど……。

「なかったことにしますか?」

 背後から声がして振り返る。いつの間に入り込んだのか、部屋の真ん中に、黒猫がちょこんと座ってる。

「また、あなた?」

「巻き戻したら、いやなことも、つらいことも、失敗も、なかったことになりますよ」

 猫の、ぴんとのびた長いしっぽの先っぽが、ぴょこぴょこ動いてる。

 どうしてあたしをけしかけるんだろう。面白いとか、この間言ってたような……。

 このまま明日が来たって、嫌がらせはなくならないし、志信にも、りなにも、どんな顔をして会えばいいかわからないし。やっぱり、なかったことにしてしまおうか。

 と、その時。ぱあっと、窓から、まばゆい光が差し込んできた。目を開けていられない。

「なに? これっ」

 やっとのことで目を開けると、窓枠に、青い服を着た女の子が座っていた。銀色に光る、巨大な何かを背にして。

「やっと見つけたわ。こんなところで何してるの、スバル」

「ああ……。鬼ごっこも、これにて終了、だな」

 黒猫は、しゅたっと女の子の肩の上に乗った。

 なんて綺麗な女の子だろう。コバルトブルーのミニのワンピースに、白いニーハイブーツ。白い肌にエメラルドグリーンの瞳。腰まではありそうなストレートの黒髪は、銀色のひかりをあびてつやつやと輝いている。

「はじめまして。私はスピカ。乙女座の一等星の名を持つ、十六歳よ」

 女の子はにこっと笑った。窓辺から部屋の中へ降り立つ。ブーツのままで。

「スピカって……。何人? いや、そういう問題じゃない……。あの、窓の外で光ってるものは何? この猫はどうしてしゃべるの? ていうか、ていうか……」

 やばい。あたし、パニック。疑問がたくさんありすぎて、何からつっこんでいいかわかんない。

「この猫はわたしのパートナーよ。猫っていうか、まあ、中身は違うんだけど」

「申し遅れた。僕はスバル。プレアデスの和名だ。スピカがくれた名だ」

「ふふ、むかしの日本語って、奥ゆかしくて、好きなの」

 スバルの「中身」って……。わかんない。全然わかんない。脳みそから煙が出そう!

「それであの、スピカ、さん、は、どうしてあたしのところへ……」

「そうそう。TCGを返してもらいに来たのよ」

 スピカは、「時間を操るリモコン」を指差した。

「これ、あなたの? TCGっていうの?」

「ええ。私の船がこの近くの山に不時着したとき、落としてしまったの。素材も、使われている技術も、二十一世紀の地球にはまだ存在しないものだから、一刻も早く回収しないといけないの。ばれたら、私、大変なことに……」

 スピカはぶるっと体をふるわせた。顔色も、こころなしか青ざめている。

「でも……。あたし、それ、使っちゃった……」

「そのようね」あたしをちらりと見やる。グリーンの瞳がきらりと光った。「まあ、それはしょうがないわ。とにかく返してちょうだい」

「で、でも」いきなり現れて返せなんて言われたら、急に惜しくなった。「だって、その猫さんが、あたしに貸してくれるって言ったんだよ」

「はああ?」スピカは思いっきりまゆをしかめた。肩の上にいる黒猫を、じっとりとにらみつける。「スバル。あなた、急にいなくなったと思ったら、勝手なことばかりして!」

「自分が、僕を忘れて船に乗って帰っちゃったのがいけないんだろう?」

「忘れて、って。どうせ確信犯でしょう? どうしてくれるの? この子、何度も使ったみたいだし」

 ちょっと。ちょっと待って。全然、話が見えない。

「問題ないだろう。単なるTCGだし。そのほうが面白いレポートが書けそうじゃないか。それよりも、こうして、ご先祖様と直接接触するほうが問題だろう?」

 猫は勝ち誇ったように、ぴんとしっぽを伸ばした。スピカはぐっとくちびるをかんでいる。レポートって? ご先祖様って?

「あのっ!」もう我慢できない。あたしは声を張り上げた。

「あたしに、わかるように説明してください! 何者なんですか、あなたたちは!」

 スピカとスバルは、顔を見合わせた。

「私は、まあ、あなたから見れば、未来人で、かつ、宇宙人ってところかしら。といっても、ルーツは地球の、日本なの。だから、日本の言葉も習得したわ」

「ちなみに僕は、ありとあらゆる言語に対応する機能を搭載している。未発見の惑星のものは別だが」

 スバルが胸を張った。搭載って……。

「学校で、自分のご先祖さまの暮らしを調べるって課題が出てね。私、二十一世紀を選んだの。パパの船に乗って、ここにやってきたのよ」

 まさか、船って、外で光ってる、あれ?

「船を使うのはルール違反ですがね」

「いいじゃない、みんな使うって言ってたわ。そのほうがてっとり早いし。三日くらい観察してレポート書いて終わり……の、予定だったんだけど」

「誰かさんがそそっかしいせいで、こんなことに」

 スピカがスバルのひげを引っ張った。スバルは、ぶにゃあああ、と、猫そのものの反応。

 信じられない。要するに、スピカは私の子孫で、外で光ってる船とやらは、宇宙船で、かつ、タイムマシン?

 信じられない。いかにも兄ちゃんが好きそうな、うさんくさい話。

「と、いうわけで」スピカが腰に手をあてて、もう片方の手をあたしに差し出した。

「返して、それ」

「やだ」

 言葉がとっさに、口をついて出ていた。

「もう一回、時を戻さないと。じゃないとあたし、明日から学校に行けない……」

 涙ぐむあたしを見て、スピカはため息をついた。

「しょうがないわね。いいわよ。一回だけね」

「いいの?」

「どうせ、さんざん使ったあとだろうし。あと一回ぐらい、構わないわ。ただし、これが最後ね。あなたがボタンを押したあと、すみやかに回収させてもらうわ」

「ありがとう!」

 リモコン……TCG、をにぎりしめる。いつまで戻ればいいだろう。志信とりなが惹かれあうようになる前。でも、一年の時のクラスは、もう嫌だし……。となると、行き先はひとつ。中一と中二の間の春休みだ。

 よし。あたしは大きく息を吸った。最後の、巻き戻し。

 ボタンを押す。きゅるるるるる……。風が巻き起こる。回る視界の中で、まばゆい光を放つ円盤が、見えた気がした。


 目をあける。手のひらの中にあったリモコンが、消えていた。

 ほんとに持っていっちゃったんだ。でも、どうやって? 時間が巻き戻ってるはずなのに。それに、TCGって、何かの略なのかな。たまごかけごはん、みたいな?

 いや、それより。本当に春休みまで戻れたんだろうか。ここは自分の部屋で、時間は夜。窓は閉まっている。そっと開けると、まったりとぬるい夜風が吹きこんできた。空には、おぼろにかすんだ三日月が浮かんでいる。

 戻っている。あたしは確信した。だって、月が一瞬で欠けるはずはないんだから。


 一晩あけて。あたしはいてもたってもいれず、午前中から志信の家の前の道路をうろうろしていた。家に行ったら、部活に行って何時に帰ってくるかわからない、とおばさんに言われたんだ。だからって、ストーカーじゃあるまいし、あたし、すごくあやしい。

 今日は三月二十四日。狙い通り、春休みに戻ったってわけだ。

 一刻もはやく志信に会いたい。昨日、あたしの時間感覚では昨日ってことだけど――、あふれる気持ちをおさえきれずに、志信に告白した。もし、あたしが日下くんとつきあってなかったら。志信がりなにひとめぼれする前だったら。志信はどんな答えをくれたんだろう。それが知りたくてたまらない。

 もし今日告白してダメだったら、今度こそ潔くあきらめよう。もしかしたら、あたしの知らないところで、りなと知り合ってる可能性もあるし。

 道端の草むらに、小さな青い花がたくさん咲いている。まだ水が張られていない田んぼは、れんげ草の花畑になっている。あぜ道にはちらほらと菜の花が咲いている。空気はあたたかくて、甘い蜜のようなにおいが混じっていて―ー。どきどきする。思いが、届きますように。

 石垣にもたれかかって彼を待つ。やがて、志信の自転車が近づいてくるのが見えた。あたし、へんじゃないかな。髪とか、服とか。今日はお姉ちゃんがいなくて、自分でコーデしたから自信がない。ぐんぐんと、志信はすごいスピードで近づいてくる。

「あれ? 名波」

 ききっ、とブレーキの音。あたしを見つけた志信は、きょとんと目を見開いた。耳上でざっくりと切った、真っ黒い硬そうな髪。意志の強そうな大きな目。

「何してんの? 俺に用?」

 昨日の、公園での志信より、少しだけあどけない。昨日はちょっぴり「男の人」ってかんじでどぎまぎしたけど、今の志信は、まだ「男の子」。

「えっと」

 志信の目を見れなくて、自分の足もとばかり見てもじもじしてしまう。ちゃんと言わなきゃ。これが最後のチャンスなんだから。

「あたし……。あたし、志信のことが、好き」

 志信が息をのむのがわかった。あたしのどきどきはマックスを超えて、頭もからだも、かあっと熱い。

「いきなりごめんなさいっ! じゃ、じゃあっ」

 恥ずかしくて耐えられない。あたしは速攻できびすを返し、ダッシュで自分の家に戻った。

 ああ……。コクっちゃった……。二度目だけど、すごい勇気が必要だった。

 自分の部屋に入るやいなや、腰が抜けて、へなへなと崩れ落ちた。

 そのまま、お昼ごはんも食べずにひたすらごろごろして、いつしか、うとうととまどろんでいた。空に円盤が飛んでいる夢を見て飛び起きると、あたりはすっかりみかん色に染まってた。……ああ、何時間ぐらい寝てたんだろう。ここんとこいろいろありすぎて疲れてたし。

 ふと、バッグの中で何かが光っているのに気づく。携帯がふるえているんだ。のっそりと起きあがって見ると、「着信 片瀬志信」って表示。

 志信!

 震える手で電話に出る。

「あー。もしもし、名波?」

 うん、って言いたいけど、のどの奥のほうで言葉が詰まって出てこない。

「さっきのあれって……。どっきりとか、罰ゲームとか、冗談、じゃ、ないんだよな……?」

「ち、ちがうよっ! 本気だよっ!」

 反動なのか、今度はすごい大きな声が出る。

「耳いてえー……。……うん。えっと、じゃあ……」

 じゃあ? じゃあ、なに?

「つき合ってみる? 俺たち」


 時間を巻き戻して、あたし、どん底からの大逆転を果たした。

 ついに、ついに、ついに。志信があたしの彼氏になった! あたし、今なら空だって飛べる。夢みたい! 夢みたい夢みたい!

「っていうか、つき合うって何すればいいのか、俺、わかんないんですけど」

 志信はこんな風に言った。だからあたしは、とりあえず春休み中にどこかふたりで遊びに行こうって誘ってみた。いわゆるひとつの、デート、だ。デート! デートって!

「きゃーっ」

 ひとりでじたばた悶えていたら、いきなりふすまがぱあんと開いた。

「うるせえぞ! 千紗!」

 兄ちゃんだ。ぼさぼさの髪によれよれの長T、ゴムののびきったジャージ。

「兄ちゃん! ありがとう! 愛してる!」

「はああーっ? キモッ! 春だからなあ……頭のねじがゆるんじまったか?」

 そう、春だから。人生最高の春。スプリング・ハズ・カム!


 デート前日。あたしはお姉ちゃんに、スペシャル・ウルトラ・ミラクル・史上最高にかわいいコーデをお願いした。お姉ちゃんは「ムリ」と速攻で却下した。

「あんたはさー。色黒だし、顔も雰囲気もカワイイ系っていうよりボーイッシュ系だからさー。ふわふわとかひらひらとか、ピンクとか、浮くんだよねー」

「そこを何とかっ!」

「うーん。甘辛ミックスで行くにも、『辛』の分量が多いほうがしっくりくるし……」

「甘辛? 何それ。みたらし団子?」

「千紗さあ。うちにばっかり頼ってないで、そろそろ自分で考えなよねー」

「お願い。今日だけは、力を貸して。明日は特別な日なんだっ」

 目をうるませて、必死の懇願。お姉ちゃんはにやりと笑った。

「ふーん。さてはデート? 彼氏できたんだ?」

「えっ……」

「図星か。へえーっ。千紗のくせに生意気っ!」

 お姉ちゃんがいきなりあたしを羽交い絞めにする。きゃあっと悲鳴をあげてもがく。

「こらっ! 相手はどこのだれだっ! 白状しなっ!」

「やだやだ。教えなーい」

 思いっきり足をじたばたさせる。お姉ちゃんとこんなことするの、ひさしぶり。小さいころに戻ったみたい。

 なんだかんだ言いつつも、お姉ちゃんは最終的に、妹の初デートのために「勝負コーデ」をひねり出してくれた。

 そして、いよいよデートの日。公民館で待ち合わせだ。家、近いんだし、迎えにきてくれないかなーって思ったけど、家族にばれると面倒くさいし、あきらめた。

 オレンジ系のマドラスチェックのシャツワンピに、白い透かし編みのゆるカーデ。オレンジはあたしの顔色にいちばん合うし、チェック柄はカジュアルであたしにぴったりなんだって。ちょっと丈が短いのが恥ずかしいけど、「足は積極的に出してけ」って。髪は短いから、サイドだけ編み込み風にしてお花の飾りピンでとめた。そして、ちょっとだけ、メイクも。まつ毛をビューラーでくるんって上げて、マスカラをつけて、くちびるには色つきリップ。お姉ちゃんがやってくれたから変じゃないとは思うけど、自分じゃないみたいで落ち着かないよ。

 道の向こうで、志信が手を振ってる。

「うっす。……てか、名波」

「なに? へ、へん?」

「へん。女子みてえ」

「えっ! 何それ! ひどいっ!」

 恥ずかしい。あたしってばこんなに目いっぱいおしゃれして、すっごい張り切ってるの、バレバレだし。志信はジーンズとTシャツっていういたって普通の恰好なのに。

 これから駅前行きのバスに乗って、それから電車に乗り換えて、街の中心部のショッピング・モールに行く。さすがに、ひざ上のワンピで自転車なんて乗れないし。

 

 春休みの電車には、制服姿の高校生がたくさん乗っていた。あたしたちはボックス席に向かい合わせで座った。かたん、ことん、と鈍行列車はすすむ。志信は、うつむいて携帯ゲームなんてしてる。バカ。そんなもの持ってくんな。

「志信」

「なに?」

「えっと。どうして、あたしのこと、苗字で呼ぶようになったの?」

 前から気になっていたことを聞いてみた。彼女になったんだし、前みたいに千紗って呼んでほしい、そんな希望も込めて。志信はゲームを閉じて顔を上げた。

「ああ。女子のこと呼び捨てしてたら、すげーからかわれるようになって、嫌でさ」 

「でも、女子のこと名前呼びしてる男子なんて、ほかにもいるじゃん」

 日下くんのことだけど。

「あー。でも俺はそういうキャラじゃないから。バスケ部では硬派で通ってるっていうか。女子には興味のないバスケ馬鹿ってキャラなんだよなあ」

 そうか。自分のキャラのためだったのか。それを突きつめた結果、二年の夏には、あんなぶっきらぼうな態度になってたのか。

「バスケ馬鹿が、彼女つくってもいいわけ?」

「ん。それが問題なんだよなー。しかも名波だし。わーっ! 名波が彼女とか、どうしよう、俺! すっげーヘンな感じ!」

 そんな、今さら我に返られても。すっごい失礼なんですけど……。


 ショッピングモールに着いてから、中にあるフードコートでお昼を食べた。それから、店内をうろうろする。あたしは志信の少し後ろを歩いた。志信は落ち着きなくきょろきょろあたりを見回している。中学生くらいのグループを見かけると、ぴょんと飛びのいて隠れるの。そんなに恥ずかしいのかな……。

 やがて志信はゲームコーナーで足をとめた。

「寄っていい?」

 うなずくと、志信は今日一番の笑みをみせた。

 それから。ひたすらに、ゲーム。ゲーム。あたしはぽつんと置いてけぼり。あたしだって嫌いじゃないけど、ゲーム。だけど、ふたりで歩いていたときと違ってがぜんいきいきしている志信の目を見ていたら、あたしなんて別にいてもいなくても一緒なんじゃないかって、思っちゃう。

 たとえば日下くんなら、あたしのためにクレーンゲームでマスコットとってくれたり、一緒にプリ撮ろうよって誘ってくれたりしそうなのに。ついあたしはそんな風に考えてしまって、あわてて否定する。そもそも日下くんの場合、告白してきたのはあっちだし……。それに、あたしのことカワイイって言ってた。でも志信はちがう。志信はどうして、あたしとつき合うの、オーケーしたのかな。

 はじめてのデートは、期待したような甘いものじゃなかった。手とかつなぎたいなーとか思ってた自分がバカみたい。

 志信のとなりを歩く帰り道。遅いから、家の前まで送ってくれるみたい。そういうとこはちゃんとしてるんだ。

「結構楽しかったなー」

 志信が言った。楽しかった? ほんとに?

「ガキの頃、こんなだったよな。一緒にゲームしたりサッカーしたりさ。そうだ。今度はひさしぶりにサッカーするか?」

「それもいいけど。なんか、つき合うっていうのとは、違うような」

 あたしの言葉に、志信は不思議そうに首をかしげている。あたしは志信のTシャツのすそを引っ張った。

「ねえ。覚えてる? 一年前、タイムカプセル埋めたの。灯台のとこに」

「うん。琥太郎が引っ越す前だよな」

「あれ、菜月がさ、好きな人書いて入れようっつったじゃん。志信、誰の名前、書いた?」

 確かめたかった。あたしのことが好きだと、言わせたかった。

「あー。覚えてる。お前の名前、書いた」

「ほんとに?」

 志信、忘れてない。本当に、あれは志信が書いたんだね。

「うん。岩渕がおっかなくってさあ。家族や芸能人の名前はだめ! 保育園の先生とかもだめ! クラスの女子の中から書いて! って。だから」

「……そっか」

「うん。お前、いい奴だし、さっぱりしてるし」

 そっかあ。……いい奴、かあ……。

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