登場人物紹介 其の一
・レイジー=リアス(レイジー=グロリアス)
出身経歴が全く分からない主人公。
転写魔術という特殊な魔術を用いて、対象のコピーを作りだし、これを使役する魔法を持っている。この力を使って、神話や様々な伝承に登場する生物達を統率・管理している。だがその目的も一切不明。
さらに、大いなる魔術書である『グリモワール』を所有し、その本より『72の悪魔』達を召喚する能力も持つ。
どこでその本を入手したのかは、72の悪魔達が聞いても口を閉ざしたままで、叡智の紙園内の誰もが知らない事。
魔法ばかりの能力が目立ち、魔法を用いた戦闘能力は、制限を解除した『72の悪魔』達全員を、自分に触れさせる事無く倒せるほど。
他にも、アテナとミネルヴァの合体・解除や、幻獣達の能力を、自分の意志一つで操る能力も持っている。
更に、オーディン・トールとフェンリル・ヨルムンガンドの様な敵対関係にある神や怪物を、自分の傘下に引き込んでいるのだ。彼には、神話や事象を捻じ曲げる力もあるのかもしれない……。
・アテナ&ミネルヴァ(ミナーヴァ=アテナ)
元は一つの存在だったが、レイジーの力によって二人分の力に分割されてしまった経歴を持つ。
二人に分かれている状態では、戦闘すらままならないが、一人に合体した時の力は、伝承に登場する生物達とも、全く引けを取らない程の力強さがある。
特殊な能力は持っていないが、合体した時に持っている、『光鎗 アイギス』と『金の盾 イージス』が、彼女の持つ強みの一つ。
合体する前は、ハリセンの『あいぎす』と、ピコピコハンマーの『いーじす』を、二人が一つずつ持っている。因みに、二人がどちらの武器を持つ、という決まりはないようだ。
・ヴォルカリス=ウリエル
天使の最高位『熾天使』に属する大天使の一人。
炎を操る能力を持つ神々は、叡智の神園に沢山いるが、彼女の操る炎『神炎の天智』は、他とは少し違った特性を持っている。しかし、作中で言及されていないので、今のところは記載しない事とする。ただ、彼女の炎を見た途端、悪魔は一目散に逃げていくのだとか……。
熾天使を取りまとめる、いわばリーダー的な存在であり、主であるレイジーを絶対的な存在と見なしていた。……最近になって、その信念自体が揺らぎはじめているのだとか。
・デュランロード=ガブリエル
天使の最高位『熾天使』に属する大天使の一人。熾天使メンバーでは唯一、男性の天使である
口達者な面があり、レイジーから交渉役として、抜擢される事もある。頭の回転が速いが、いい加減な所が少しだけあり、大事な場面で失敗する時も……。
能力『神創の天智』は、ありとあらゆる物質を、自在に創り出す能力。命を新しく創ったり、蘇生・傷の治療はできないらしい。
大好きな物は百合の花。これを与えておくと、与えた人物に対して、例え初対面であろうと、簡単に心を開いてくれる。……熾天使よ、いいのかそれで。
・ヨハネス=ミカエル
天使の最高位『熾天使』に属する大天使の一人。
何かとフワフワした性格で、語尾が『……だってさ~』のように伸びるのが特徴。だが慌てた時は、その語尾が消えてしまう。……もしかして、そういうキャラを作ろうとしているのか?
持っている能力『神言の天智』は、いわゆる予知能力の一種。自分の頭の中に、一つの単語を思い浮かべ、能力を行使すると、頭の中にその単語にまつわる未来が見えると言う能力だ。
実は隠れた実力者で、一番強い退魔の力を持っているのは、彼女だとウリエルとガブリエルが口を揃えて言っている。(そもそもラファエルは、穢れの影響を受けない天使である為、例外的な扱いを受けている)
・ジャスティア=ラファエル
天使の最高位『熾天使』に属する大天使の一人。
その力は、熾天使メンバーの中でも最強といわれており、ありとあらゆる者の傷を癒し、戦意をも喪失させる程の力を持つ。能力さえ発動させてしまえば、例えレイジーと言えども、戦意を喪失させられては彼女には敵わない。
彼女の能力と容姿、更には性格が合わさり、紙園内に彼女を知る者は多い。能力と性格からか、生物に好かれやすい特徴が自然と身に付き、主であるレイジーに襲い掛かる程の、狂暴な生物すら彼女を襲おうとはしない。
レイジーが飼育を担当している、バジリスクとコカトリスも、彼女の前では毒を一切吐かない。因みに、毒に対する免疫を持っていない者の中で唯一、ラファエルだけは、この二体を素手で触っても問題が無い人物である。
・レグルス=ジークフリート
いつでもどこでも、蒼い甲冑に身を包んだ若めの男。蒼い甲冑と同じように、愛剣バルムンクを携えているのが特徴的。
実は彼の妻であるブリュンヒルデや、昔の頃からの付き合いがあるレイジーですら、彼の甲冑を外した顔を、一切見た事が無いと言う。
甲冑であるが故に、物凄く威圧的な風貌ではあるが、実はかなりの愛妻家でもあり恐妻家。意外にも気さくな面があり、彼と話をしてみれば、彼がどれだけ妻を愛し、同時に恐れているかがよくわかるだろう。
彼が恐妻家になってしまった大半の原因は、途轍もなく嫉妬深い彼の妻ブリュンヒルデにあると思われる。あと、作中からも分かる通り、見た目のせいで女性に避けられがちだが、実はかなりの紳士。女性と戦う事は、あまり好き好まない。
作中にもある通り、『グラディネート=アレス』との交友も深い。互いが正反対な所が、お互いにとって逆にしっくり来ているのかもしれない。
・レグルス=ブリュンヒルデ(旧姓 ワルキュール)
旧姓はワルキュール=ブリュンヒルデ。現在の夫である、レグルス=ジークフリートと結ばれた以後は、ずっと彼の姓を名乗っている。
とてもプライドが高く、精神的にうたれ弱い面も見せる。また激情しやすく、すぐに感情的にも能力的にも爆発するので、彼女の扱いには細心の注意が必要。
普段は武器を持ち歩かず、彼女の持つ指輪『ニーベルングの指輪』に彼女が着る紅の鎧と剣『ノートゥング』を収納している。
ほかにも嫉妬深い性格で、ジークフリートが異性と関わった事を知ろうものなら、烈火の如く怒りだし、辺り一面を火の海にすることも……。
だが、彼に対する愛は、紛れもない本物である。それは彼女を一番理解している、ジークフリートが一番分かっている事だ。
彼女もレイジーとは、とても古い付き合いがあり、彼の存在はとても大きなものとなっている。
実はアテナやラファエルとも交友があり、日頃から楽しいお茶会を、頻繁に開いて話をしているようだ。
・グラディネート=アレス
恐ろしい程の脳筋&熱血漢。それと正義感に駆られやすい。
アテナと同じ『オリュンポス十二神』のメンバーであり、彼女の悩みの種でもある。ブリュンヒルデと同じく炎を操る力を持ち、自身の体に纏わせることが可能。その為か、性格もやたら暑苦しい。
笑い方に最大の特徴があり「ハッハッハッ!」と、どこかのアメコミヒーロー的な笑い方をする。
基本的に相手には明るく接するが、アテナとの関係はギクシャクしている模様。彼本人に悪い所はないのだが、アテナがそう考えているだけである。
そんな性格が幸いしてか、小さい神達の間では、ヒーロー的な存在となっている。彼に憧れる小さい神も、少なくないのだとか……。
……コラ、そこ。彼をレイジーの後ろに立たせて、
・クローズド=ロキ
とてもずる賢く、頭の切れる美青年。実は、その容貌には似ても似つかぬ巨人族の神であり、『ゲーデルマン=トール』とレイジーとは『唯一無二の親友』と呼び合う仲。
実は彼には子供がおり、母親も巨人族。子供はそれぞれ『フェンリル』『ヨルムンガンド』『ヘル』といった、超がつくほど個性的な三兄妹である。
実は剽軽者に見える彼にも、最大の弱点がある。作中にもあった通り、彼は毒が大の苦手。何があったかについて、彼の口からは具体的に話していない。彼の身に、一体何があったのかを調べてみるとよくわかる。
作中では、レイジーに状況判断の速さと、瞬時に計算をはじき出す能力を見抜かれ、作戦立案の参謀に抜擢される。
彼の持つ能力は、自身の身長・姿・声の全てを自在に変化させる力。場合によっては他者にも使用する事が可能で、その場合は姿のみとなる。
因みに変身している彼を見分ける方法は、笑わせてみるとよくわかると言う。不気味に笑った方が、変身しているロキだ。
・クローズド=フェンリル
神を喰った狼とも呼ばれるロキの息子。かなり危険な能力を持ち、神話・伝承に登場する生物達の中でも、弟のヨルムンガンドに、勝るとも劣らない大きさの為、レイジーによって能力制限をかけられている。
だがレイジーの意志一つで、この制限は自由に解除可能。妹であるヘルに、自分の頭を撫でられる事を極端に嫌う。だが、ラファエルに対しては、犬と間違われようが、頭を撫でられようが満更でもない様子。この事から、彼とヨルムンガンドに、ロリコン疑惑が持ち上がっている。
・クローズド=ヨルムンガンド
世界を一周し、自分の尻尾をくわえる程の大きさを持つ、ロキの息子。
兄のフェンリル同様に、人語が話せない。妹のヘルは、兄の二人が何を言っているのか、毎回理解に苦しんでいる。
彼もフェンリル同様に、レイジーより能力制限をかけられている。そのため、毒性こそ制限前より強くはないが、蝮ぐらいの大きさを持つ毒蛇という姿になっている。
ヨルムンガンドは、兄のフェンリルに忠実な弟で、フェンリルに言われれば、妹であるヘルの鼻筋に噛み付いたりする事も……。
兄のフェンリル同様に、ヘルからロリコン疑惑をかけられている。
・クローズド=ヘル
三兄妹の末っ子で、一番の苦労人。見た目こそおぞましい姿をしているが、よくよく見れば立派な美人。実は左半身が腐っており、彼女にとって、それが何よりのコンプレックスとなっている。
苦労人な妹である彼女だが、ハデス同様に冥界の支配者としての一面を持ち合わせる。父親であるロキですら、冥界では彼女に裁かれるのだとか……。
いつもはフェンリルの背中にまたがり、首元にヨルムンガンドをぶら下げて、三人一組で行動を共にしている。
・ゲルホンテ=ヘルメス
ロキに負けず劣らずのトリックスター。普段の彼は紙園内にいる神達に、レイジーの通達を届ける配達員の役割を果たしている。だが時として、ロキと同じく作戦立案の参謀に、突然抜擢されることも。
作中の発言には無かったが、彼もアテナやアレスと同じ『オリュンポス十二神』のメンバーである。
多面的な才能を見せ、なんでもこなす万能系だが、とにかく整理整頓が苦手。おかげで彼の持つカバンの中は、常に煩雑としている。
・フロッグス=バエル
レイジーが使用する、偉大なる魔術書『グリモワール』に封印された、グリモワール序列第一位の『ソロモンの大悪魔』。地位は王であると自称している。
揃いも揃って、全員がとても危険な能力を有している為か、彼女を筆頭に『72の悪魔』達全員が、能力制限をかけられている。反骨精神が強く見られ、その事を逆恨みしてか、一回だけ72の悪魔全員で、レイジーに反逆を起こした事があった。
しかし、結果は惨敗。しかも先頭にいた事もあって、序列第一位である彼女が、真っ先にやられるという、大失態を晒してしまう。現在は、その失われた威厳を回復させる為に、アモンが手を焼いている。
今でも反抗する事はあるが、レイジーに威圧されながら、なんだかんだ言って手を貸している。
制限を解除すれば、レイジーとほぼ同じ身長の色っぽい女性になるのだが、お
最近になってやっと、サラッと口から出てくるアモンの悪口を、見破れるようになった。
・アムンニクス=アモン
……ホゥ。彼はグリモワール序列第七位の大悪魔。お
顔が梟である為か、時折『……ホゥ』と、言葉を言う前に言ってしまう癖がかなり特徴的。
彼もバエルに命令されて、レイジーと戦う事になってしまったが、彼本人は、反逆を決行する前日まで、中止にするように、バエルへと進言していた。
だが結果として決行してしまい、アモンは最後の一体になるまで戦おうとする。……結局のところ、主であるレイジーの袖にすら触れる事のないまま、立ったままの状態で戦闘不能となってしまったのだが。
バエルの執事としても面が大きいが、実はレイジーの執事としての一面も併せ持っている。彼の事を一番よく知っているのは、アテナでもジークフリートでもなく、実はアモンなのかもしれない……。
紙園内の、至る所に設置されている
アレス共々、ボディビルダーになっても、大した問題もないんじゃなかろうか……。
・死の精霊 タナトス
実体のつかめない道化。体から、黒い液体が止めどなく溢れており、どこか近寄りがたい雰囲気を放つ。言葉を一切喋らず、パントマイムとジェスチャーのみで相手と会話しようとする。と言うかそもそも、言葉が喋れないのかもしれない。
道化の服を着せる前、どのような姿だったのかは詳しくは分かっていない。それを知っているのは、タナトスの主人であるハデスと、彼の妻ペルセポネだけである。
服はペルセポネの趣味であったが、着せた後に彼女自身も失敗だったと気が付く。普段から女性に優しい事で有名なハデスも、流石にこればっかりは、フォローしきれなかったそうだ。
だが、タナトス本人が、この服を偉く気に入ってしまい、ペルセポネも取り上げるに取り上げられない状態が続いている。
初対面の相手は、タナトスの姿を見て確実に絶句する中、ラファエルだけは何のリアクションも無かった。このノーリアクションには、逆にタナトスがかなり驚いていたらしく、もう少し何か別の方法を考えるべきかと悩み始めたのだとか……。
・ハデス
本名は、まだ作中に出てきていない為、詳しい事は分からない。
冥界を治める王であり、ゼウスの兄。アレスやアテナ達の叔父にあたる神である。本人曰く「まだ叔父さんと呼ばれる歳ではない」とのこと。外見が骸骨の癖して何を言っt(ry
普段は黒いローブで、自分の顔を覆っているが、取り払うと骸骨そのもの。普段は妻のペルセポネ共々、冥界にいるのでレイジーもあまり関わりが無い。
ジークフリートと同じ愛妻家。弟のゼウスが恐妻家に限りなく近い。義妹にあたるヘラとの確執があり、彼女とはあまりうまくいっていない様子。ペルセポネの助力とゼウスの仲裁があって、なんとかなっているような状態だ。
因みに、彼はギリシャ神話の神だが、アテナやアレス、ヘルメスのような『オリュンポス十二神』のメンバーではない。
・ペルセポネ
ハデスの良き妻として、彼を隣で支える女神。彼の元へと嫁ぐ前は、草花の神であった名残から、樹木を操る能力を持っている。
とても慈悲深く、穏やかな性格から、冥界を治める王の妻と思われない事が多い。だが時折、冗談らしからぬ冗談を口にする時があり、その度にハデスやタナトスを困らせる時も。
本名は夫のハデスも彼女も名乗っておらず、詳しい事は分かっていない。
よくハデスと共に誤解されがちだが、冥界を統べているからと言って、他者の命を奪うような能力を、必ずしも持っているわけではないらしい。そう言う仕事は、タナトスの分野である。
・ゼウス=ジュピテル
言わずとも知れた全能神。ハデスの弟にあたり、アテナにアレス、ヘルメス達の父親でもある。実はハデスの他にも、もう一人兄がいるのだが、まだ作中には出てきていない。
兄のハデスが愛妻家であるのに対し、ゼウスはやや恐妻家っぽい所が、いくつか見受けられる。実際に妻のヘラには頭が上がらない。
この叡智の神園にて、他の最高神達の存在を知る事になる。特にトールとは、同じ雷神として馬が合うらしく、一緒にいる事も多いのだとか……。
戦闘する自体が、極めて稀な事だが、その戦闘力は言わずもがな、想像を絶するものだともいわれている。アテナやアレス達が、束になってかかっても、彼に敵うかどうか……と言う程らしい。
それほどまでに強いゼウスも、立場的な都合でヘラには絶対に敵わない。
・ヘラ=イーリアス
言わずと知れたゼウスの妻。独占欲が少し目立ち、自分の意に沿わない事があると、即座に癇癪を起こす事も。ゼウスは、そんなヘラを愛でつつ、顔色も窺いながら、神々の王を務めている。
とてもグラマラスな体つきをしており、見る者を魅了する力を持っているのだが、実はかなり喧嘩っ早いのが何よりの特徴。レイジーに対してはそうでもないのだが、ハデスに対してはかなりの喧嘩腰で接する。
喧嘩っ早いだけあって、戦闘能力もゼウスの比ではないと言われるほど。一部の神々からは『神々の女王』というあだ名まで付けられているとか……。
たった一度でも癇癪を起すと、ブリュンヒルデの様にはいかない。その為ゼウスには、レイジーの方からも、厳重に彼女の機嫌を損ねる事の無いようにと念を押されている。
・
通称はアマテラス。太陽の様に暑苦しくはないが、眩いばかりの神々しさを持つ女性。『大和撫子』と言う言葉が、まさしくピッタリな女性だ。
終始笑顔を周りに振りまいているが、弟のスサノオだけは、彼女の笑顔一つで、彼女の意志を読み取る力を持つ。
天候を操作する力を持ち、更に光封印という特殊な封印術も持ち合わせる彼女。これによって、スサノオが何回封印されたのだろうか……。
彼女が太陽神と呼ばれるのに対し、もう一人の、性別不明な血縁者であるツクヨミが、月の神と呼ばれている。
・
通称はスサノオ。アマテラス・ツクヨミの弟にあたり、途轍もないトラブルメーカーとして知られている。
何かとアレスと共通する箇所があるのは、彼自身がアレスの様な人物に憧れているから。自分の力で人を救う事ができるヒーローになる事が夢なのだと言う。
だがアレスのような炎を操る能力も無ければ、姉や兄の二人のような、超能力染みた力も持っていない。あるのはけた外れの怪力のみである。
いつか、アレスのような力に目覚めるのではないかと思いつつ、今日もアレスを目指して鍛錬を行う。ただし鍛錬と言う名のイタズラに近いものだが……。
特殊能力とまでは言えないが、アマテラスの笑顔を見ただけで、彼女が今何を考えているのかを、おおよそ言い当てる事ができる。
・
通称はツクヨミ。姉のアマテラスとは対照的で、少し人見知り気味で、月の如く物静かな人物。実は驚くべき事に、アマテラスやスサノオ、果てはレイジーも、彼(彼女?)の性別を把握していない。真実は
ツクヨミは月の神として知られている。彼(彼女?)の持つ能力は、瞬間移動と超能力による物体を動かす力。その気になれば、雲や水などの一定の形をとらない物も、超能力で動かすことが可能だ。
かなり体力が無い事を気にしており、スサノオと一緒になるべく動き回って体力を付けようとしているが、パタリと倒れる事もある。酷い時には何もしていない時に、いきなり倒れる事もあるとか……。
・
通称クラマ。天狗と呼ばれる種族で、神通力や神風を起こす事ができる。アマテラスの従者となっているようで、ほぼアマテラスの周囲に付きっきりの状態。
彼は鼻の長い、漆塗りの赤い仮面を常につけており、表情どころか、アマテラスですら素顔を見た事が無いと言う。物をいう時、または会話をする時のみ、仮面を少しだけ上にずらし、口元だけを相手に見せて話をしている。
・風木 蓮華
本作品のメインヒロイン。
帝国軍の中将として軍に仕えていたが、突如謎の生物によって、40万もの士官が彼女を残して全滅する。上官に言われるがまま、一号機デウスクエスに乗り、叡智の神園へとたどり着いた。
今までの彼女を見るに、『クレイ』と呼ばれる男を、レイジーと重ね合わせてみているような描写が見て取れる。彼女とクレイ、そしてレイジーには、一体何の関係があるのだろうか……?
非常に身軽で、身のこなしはとても軽い。……しかし体がとても固い事が、最近の悩みの種だとか。
……更に言うと、叡智の神園に来た彼女は、今まで特に意識していなかった『ある事』を、意識せざるを得なくなってしまう。その『ある事』については、彼女を中心に展開される今後のストーリーを期待してほしい。
え? 本当のヒロインは、アテナかラファエルなんじゃないかって? ……よくわかったね。実はカエデは表向きのヒロインd……ん? こんな時間に誰だろうか。
・作者 ACROSより一言
改めて見ると……登場キャラ多杉ワロタww キャラ紹介書いておいてマジで正解だったわww
次章『一号機 デウスクエス』発進!!
ACROS先生の次回作にご期待k(ウソですゴメンナサイ……
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