p5. 時間をかけただけ気持ちのいい●●が出る。
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7日目 これは長い長い誰かの日記という形式を持った何かである。という始まりが
あって、故に終わりがスッとクル。
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戦争が始まった。
ある所で戦争が始まりました。
ある兵士が槍を持ち、蛸を盾に敵軍に一人で突っ込んで誰かと誰かをなぎ直しました。これを「槍の投げ倒し」と呼びます。そのままですね。次に投げ倒された槍は手足が生えてそこでおすもうさんを始めます。誰もが皆死んでくたばった古戦場で繰り広げられる熱い相撲バトルに、観衆は喚き立ちます。この状態を「槍のひねり持ち」といいます、理由は分かりません。多分相撲の技名が出てこなかったのでしょう。その戦いをじっと遠くからみている子がいました。●●宮かんちゃらという偉いお方です。偉いので、とにかく偉いので、試合は毎回いいところで中断されます。こうして試合は半永久的に終わりません。槍も何度か折れたりして、世代交代していきます。これを「槍の筆おろし」といいます。大分気分が悪くなってきたでしょうか。
さて、次の問題です。この槍は今なにをどこでしているのか、というと、こういう伝統行事というのは伝承される間に意味を失っていきますから。今はそれらに嫌気を差した槍達が適当な政党をでっち上げて国を作り、全ての諸悪の根源は人間にあると無謀な戦争をおっぱいおっぱいしています。気分が悪くなってきましたか。もう少しですよ。それで生まれた言葉が、正しく「イデオオギーとはハンサムである」ということわざの語源なのでは、ないでしょうか? (アーサー・ギー・ベンヅクリ「デュラハムの書 」第一巻 272p モリハム書房 20罰罰)
やはり、語源研究などいい加減なものだとボクは改めて思いました。
そして一回殴られよう。アーサー。
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