302区 【倉安親子】

【倉安 尚子】くらやす なおこ

★初登場回 183区★

山口県立大平商業高校出身。中高と剣道部に所属。高校卒業後、地元の企業に就職。その時の同期と入社6年後に結婚し、退職。椎菜ちゃんが産まれ、マイホームも建てて、さぁこれからという時に、旦那の単身赴任が決まる。


その時の人事部長が、倉安尚子が入社した時の直属の課長だった人であり、仲もよかったので、急な人事異動に対するあまりの怒りにその部長に直接電話をかけ、旦那を困惑させた上に、その日の晩に家でかなりきつく叱られると言う騒動を起こす。


娘の誕生日の写真を何気なく聖香に送ったのは、自分の人生の中でもトップ3に入るナイス判断だったと自負している。


聖香が3年生の時の県高校駅伝は、約束どおりラスト1キロ付近で娘と応援。目の前で聖香が倒れ、我を忘れて叫んでしまう。カメラがトップを撮り続けていたおかげで、醜態を県内にばら撒かずに済んだとは本人の談。


聖香3年時の夏休みとその高校駅伝の件で、聖香からはすっかり人生の恩人扱いをされてしまい、正直ちょっと困惑してしまうが、妹が出来たみたいでちょっと嬉しかったりもする。


聖香が熊本に進学したのち、椎菜の誕生日を祝うために博多の旦那のアパートに呼んだことがある。その時旦那が聖香を変な目で見たら後日殴ってやろうと考えていたが、そうはならなかったようである。ちなみに聖香には恥ずかしくてその計画や思いは一切伝えていない。



【倉安 椎菜】くらやす しいな

★初登場回 182区★

小さい頃はお姉さんが大好きな元気な可愛い子供だったが、大人になるに連れて美人系へと育っていく。


ただ、運動は大の苦手……。その分、漫画が大好きでお小遣いはほぼすべて漫画の単行本へと消えていく。高校で出来た彼氏も最初はお互いが好きな漫画の話から始まり、漫画の貸し借りをするうちに、だんだんと距離が縮まって交際へと発展。


椎菜ちゃんが中学生になった時、母親の尚子さんが聖香に「休みの日だけでいいので、椎菜の勉強をみてほしい」と依頼。聖香も即答でOKを出したが、いざ教えようとすると数学と理科は問題ないが、社会と国語はやや危ない……。英語にいたっては、自分がすっかり忘れており、予習しておかないと、とても教えられる状態ではないことが判明する……。


ただ、今さら引くに引けない状態で、紗耶を通して亜耶の連絡先を教えてもらい、亜耶に色々と聞きながら必死で勉強をする羽目になった。

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