コミュ障って辛いですよね。しんどいですよね。学校でも口聞かなくて家に帰って口開いたら喉カラカラだったりね……。
本作では高校入学を前にして、コミュ障なかま(?)達が克服しようと決意し合います。
だけどこの子達は本当にいいお友達で、激しい雪駄琢磨なんてことにはなりません。みんなでなんとなく、コミュ障卒業できそうな事をしてみるわけですが、そのやりとりがすごくほんわかしています。たぶん作者の方の雰囲気がそのまま出てるんでしょうが、たしかにコレはコミュ障だなと思います。みんな、なぜかいつも様々なコミュニケーションツールを使って雪駄琢磨してますからね。
でもこんな素敵な友達がいるなら、ちょっとくらいコミュ障でもいいじゃない。ねぇ?
なんて気持ちになれる小説。