謎の男・シーカ 2

 改めまして、仮想空間管理人のシーカでございます。 

 

 さて皆様、如何でしたでしょうか?

 これまで出会った方々に、わたくしもたくさんのことを教えて頂きました。

 そして仮想空間管理人として、まだまだ未熟であることも再認識させて頂きました。



 その時代や環境の違い、文化の違いで人の思考も様々に変わっていきます。

 例え同じ種族であっても、そこには言葉以上の壁が存在し、自分では常識であることが、他人からみれば非常識なものになることもあります。

 今まで自分が築き上げてきたものが否定されることは、受け入れ難いものです。

 それでもこの世界で生き抜くためには、自分自身を柔軟に変えていかなければ、流れ行く時代の波にのることは難しいのかもしれません。



 人の世は移り変わりの激しいもの。

 それが進化していこうと退化していこうと、人は前を向いて歩き続けます。

 そうして頂きに立ったとき、今まで目指してきたものが、自分の思い描いていたものと差違のないことを心よりお祈りしつつ、わたくしのお話を終わらせて頂きます。



 皆様のもとに【招待状】が届けられた時、またお会い致しましょう。

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