第3話
俺は午前5時最寄り駅発の阪急電車に揺られていた。この時間だと流石に電車は空いている。早朝ラッシュにはまだ2、3時間ある。営業の仕事が溜まっている時はいつもこれくらいの時間に出社するのだ。
春とは言え、この時間はまだまだ薄暗い。窓の外には消えかけた蛍達が流れている。車両の空気は重く、早朝出勤のサラリーマンたちは皆眠っていた。俺はその中で1人小説を読んでいた。
作家の仕事を始めて10年ちょっと、その間俺はほとんど他人の書いた小説を読まなかった。
良いものを読むと自信を失くしてしまうし、逆に中途半端なものを読むと自分が書いた方がマシだ、なんて思ってしまうからだ。その間に流行った作家のことも、俺はほとんど知らなかった。
しかし家を出たこの半年、俺は急に他人の書いた小説を読むようになった。
それも尋常じゃないペースで読んでいた。とにかく手元に本があり、常に何かを読んでいないと落ち着かなかった。一般的にこういった状況を活字中毒と言うのだろうか? よく分からないがとにかく俺は止まれなかった。仕事の間、通勤の間、眠る前、少しでも隙があれば本を開いた。
10年もの間、俺は釣竿を構え芸術の川に釣り糸を垂らしてキラキラ光る何かを釣っていた。
10年の間で大きいもの、小さいもの、たくさん釣った。それをみんなに褒められたこともあった。
しかし今、遥か上流のダムが決壊して芸術の川が氾濫したのだ。そして俺はなす術なくそれに飲み込まれた。
激しい流れに流されて俺はどこへ行くのだろう? 川は俺をどこへ連れて行くのだろう? 行き着く先はとんでもない滝かもしれない、もしかすると底なしの沼かもしれない。でももしかするとオアシスのような美しい楽園かもしれない。
流れに身を任せるのは気持ちが良かった。でもどんなに流されても釣竿だけは離さなかった。だって俺は表現者なのだ。それだけは忘れないでいよう。
この半年、ずっとそのような気持ちだった。
小説を読む時、いつも音楽を聴いた。音楽と文学はどうにも切り離せない存在だ。俺にとってそれは酒とツマミに近い関係だった(どちらが酒でどちらがツマミかはその時、その時で変わるのだが)
小説それぞれに合う音楽というものが確かにあると思う。例えば山崎ナオコーラの「人のセックスを笑うな」とスピッツ、スコット・フィッツジェラルドの「グレート・ギャッツビー」とドナルド・フェイゲン、吉本ばななの「TSUGUMI」と小沢健二、フランソワーズ・サガンの「絹の瞳」とカーペンターズ、村上春樹の「ノルウェイの森」と言えばビートルズだが、意外とYMOも合う。「テクノデリック」あたりが一番のオススメだ。
そのように俺は音楽と文学の邂逅を楽しむ。
小説を書く身としてはどうかと思うが、俺は音楽的表現へ大きな憧れを持っていた。
良い音楽というものはたった数行の歌詞とリズムだけで長編小説1冊分の想像力をかきたてる。それは本当に凄いことだと思う。これをやられるともう作家は形無しだ。
しかし、一方で文学的表現にももちろん素晴らしいものがある。
当然、音楽よりも情報量は多い。その分表現の奥行きは広いし、多様性もある。
小説を書き始めた頃から、俺は漠然と文学でありながら音楽的表現へ近づいたものを書きたいと思っていた。
言葉を多用して見せたいものを表現するのではなく、そのアウトラインだけを書いて本当に見せたいものをボヤッと見せるような感じだ(フィッシュマンズに心惹かれるのもこう言ったところが原因だと思われる)
そして挑戦してみて思ったが、これは簡単そうで難しい。一歩間違ったらまったく訳が分からないものが出来上がってしまう。
俺の書いた小説はもちろんいろいろと批判も受けた。
「作家には人生の諸問題に直に切り込んで行き、しっかりと認識し、できるだけ平明にそれを表現する使命が与えらえているのではないかと感じています。野心的な、発見に満ちた、力強いものが読みたいと感じました」
なんて真摯なご意見をいただいた時には「まぁ、そうだよなぁ」と妙に納得してしまった。でもその一方で「こういう儚げな雰囲気のある小説が好きです」と言ってくれる方もいらっしゃった。だから俺は何とか今も小説を書くことを続けている。
しかし、眠りの言う通り、最近良いものが書けていないのも事実だ。
そしてそれに対しての焦りもある。狂ったように小説を読み漁るのもそういったことが原因なのだろうか? お医者さんに行ったら何かお薬を出してくれるのだろうか?
最寄り駅が近づいてきため本を鞄にしまい目を閉じてみる。イヤホンからはマーシーの声が聴こえる。マーシーの書く詩はいつも真っ直ぐだ。だから好きだ。
生きていく上で大事なことは全部、すでにブルーハーツに唄われてしまったのではないかとも思う。
そしてまた今日も濁流が俺を連れ去っていく。
ユリイカが遊びに来たのはその日の夜だった。
俺はその時、ソファに転がって山田詠美の「ベッドタイムアイズ」を読んでいた。ちょうど主人公が愛する人の情事を見つけてしまうシーンだった(ベッドタイムアイズは俺の知り得る中で最も音楽的表現に近い文学だった)
ユリイカはノックもせずに当然のように玄関のドアを開けて入ってきた。
「ユリイカ、久しぶりじゃない」
2人で人生ゲームをやっていたコンとサヨちゃんが顔を上げる。
「久しぶり。いい日本酒が手に入ったから一緒に飲もうよ」
と言ってユリイカは一升瓶を見せた。
「南部美人じゃない。こんな高いお酒、あんたどうしたの?」
サヨちゃんが一升瓶を受け取る。
「仕事の関係でちょっとね」
ユリイカがボロボロのスニーカーを脱いで部屋に上がってきた。
ユリイカはもともとコンが京都でやっていたバンドのメンバーだ。
バンド唯一の女性メンバーであり、小さな身体で馬鹿でかいベースをブンブンと弾きながら嗄れた声で唄っていた。マッシュルームみたいな黒髪のショートヘアが特徴で、いつも何とも言えない古着を着ていた。
そしてバンドが解散してもう何年も経つが、未だにマトモな仕事をしている気配がない。「仕事の関係でちょっとね」なんてよく言うが、ユリイカが何の仕事をしているのかなんて怖くて誰も聞けないのだ。
ユリイカはリビングに入ってきたところでソファに寝転がる俺を見つけた。
「あら、あんたまたここにいるの」
「また、と言うより、まだと言う方が正しい」
「え? じゃあもう半年近くここにいるってこと?」
「半年近く、と言うより、半年以上と言う方が正しい」
「呆れた」
お前にだけは言われたくないと思ったが、多分それは向こうも同じだろう。だから何も言わなかった。
ユリイカが前にここに来たのはおそらく3カ月ほど前だ。4人で酒を飲み酔っ払った。そしてコンとサヨちゃんが寝静まった後に俺とユリイカはここでコッソリ交わったのだ。
襖1つ隔ててドブネズミのような俺を拾ってくれた恩人が眠っていた訳だが、2人とも酔っ払っていたし、何かもういろいろと面倒くさくなってしまったのだ。ユリイカと会うのはそれ以来である。
「さ、さ、早速飲もうよ」
コンがキッチンから人数分のコップとツマミ用に買っておいたチー鱈を出してきた。こういうことに対しては本当に手際のいい男なのだ。
「ほいきた」
手際よく酒を配り飲み始める。
「あ、美味いね」と俺。
「うん、美味しい」
「重い一升瓶をわざわざ持ってきた甲斐があったわ」
本当に美味い酒だった。俺たちは代わる代わるにコップを満たし合い、ほのかな酔いの世界に浸った。
酒を飲んでいる限り、世界は幸せに満ち溢れているような気がした。
「あー、なんでお酒ってこんなに美味しいんやろう」
「毎日飲んでたいね」
サヨちゃんが満面の笑みで言う。
「毎日飲んでるけどね」とまだ冷静な俺。
「毎日飲んだら飲んだくれだよ」
ユリイカがニンマリした笑みを浮かべて言う。女の子は笑っているのが一番可愛い。
「じゃ俺たち飲んだくれだ」
「飲んだくれ上等だよ」
「上等!」
「月が出たら酒を飲む、朝日が昇ったら顔を洗う。それだけで全部オーケーなんだよ」
早くも酔いの回ってきたコンが高らかに宣言する。
「そうだ、そうだ」
ユリイカとサヨちゃんが肩を組んで笑っている。南部美人は一瞬でなくなり、役目を果たした一升瓶が床に転がっていた。
次に俺たちはコンがストックしていたウイスキーに取り掛かった。だんだんみんな呂律が怪しくなり、言っていることも支離滅裂になってきた。楽しい時ほどアルコールが回るのが早い。
「あー、楽しい夜だ」と赤くなったコン。コンは酒を飲むと直ぐに顔に出るのだ。
そのくせ本人は「全然赤くないよ」なんて言って認めない。しかし側から見たら一目瞭然で、過去に酒を飲んで出社したのがバレて職長に本気で怒られたことが何回かある。
「みんな明日も仕事?」
トロンとした目のサヨちゃんが問う。
「俺は休み」とコン。
「私ももう休むことにした!」とユリイカ(もちろん誰も突っ込まない)
「俺は……ちょっと原稿を書かないといけないけど、午後からでいいよ」
「よし、じゃ今日はもうトコトンやろう!」
そう言ってサヨちゃんは千鳥足でキッチンへ行くと、箱に入った小綺麗な一升瓶を持って戻ってきた。
「私がコッソリ隠してた秘蔵っ子よ」
「久保田 紅壽! こりゃ凄い!」
俺たちは狂喜乱舞した。
「コン、いい奥さんを持ったね」
ユリイカは本当に嬉しそうだった。
「うーん、全然知らなかった。ヘソクリだぜ、こりゃ。やられたよ」
もちろんヘソクリもすぐになくなった。それでも俺たちは飲むのを止めなかった。家にある酒という酒を集めて飲む。アルコールは俺たちの夜を鮮やかに彩ってくれた。
「音楽でもかける?」
コンがそう言うのでサヨちゃんがステレオを付けに行こうとすると、ユリイカがそれを止めた。
「ギターがあるんでしょ? 歌おうよ」
「乗った! ベースもあるよ。久しぶりにセッションしよう」
かくして急遽ホームセッションが始まることになった。家飲みのいいところはこんな急な企画をすぐに実現できるところにある。店でセッションなんて始めたら一瞬でほっぽり出されるのがオチだ。
そして家飲みの悪いところは何をしても止める人がいないというところだ。
「何から行こうか?」
「うーん、イーグルスのデスペラードは?」
「オーケー」
サヨちゃんが膝を打ってカウントする。やがてコンのギターの音色とユリイカの歌声が遊ぶ。
俺はユリイカの少し嗄れた声が好きだった。それはまるで「平成風俗」の椎名林檎のようだった。意図的なのかどうかは知らないが、あのアルバムの椎名林檎の声は少し嗄れている。それがあのアルバムの味でもあると思う。
ギターはコン、ベース・ボーカルがユリイカ、サヨちゃんと俺は膝を打ってみたり、たまにデタラメなコーラスを入れたりした。
「どんどん行こうよ」
「オーケー」
次の曲はカーディガンズのカーニバルだった。俺の好きな曲だ。いつ聴いても2人のセッションは心地よい。
元々2人がやっていたバンドは他にキーボード、ドラムの2人のメンバーがいた。パンク系の曲を得意として、みんな演奏も上手かった。当時の京都では結構な人気があり、俺もよくライブを見に行った。
最後のライブの日のことをよく覚えている。
あの日、京都の小さなライブハウスに100人近くもの客が集まった。解散は本当に突然のことだった。ライブの集客もCDの売れ行きも伸びつつある状況の中、誰もが彼らの解散を惜しんでいた。
後にコンに解散の理由を聞いたことがあるが、「解散しなければならない理由があったんだよ。でもそれは墓まで持っていく秘密だ」なんて布袋みたいなことを言っていた。俺は「そっか」とだけ言ってそれ以上何も聞かなかった。
最後のライブも基本的にはいつも通りだった。MC少なめ、曲も5、6曲だけだったと思う。あまりにもいつも通り過ぎてなんだかこれで最後だなんて信じられなかった。多分他の客たちもそうだっただろう。
アンコールの曲を歌いきりメンバーが楽器を置いて袖へ下がり出した時、ユリイカが少し照れくさそうにマイクを掴んで「ありがとう」と一言だけ言った。
後にも先にもユリイカが歌意外でステージで話したのはこの時だけだった。
その「ありがとう」は今でも深く俺の記憶に残っている。本当に素直な「ありがとう」だった。なんか良かった。
友人のよしみで俺も打ち上げに呼んでもらった。楽しい夜だった。このバンドの演奏はもう聴けないのかと思うと何だか胸がキュッとした。
セッションは続く。何曲も何曲も続いた。真心ブラザーズの流れ星、これは俺が歌わせてもらった。ほろ苦い青春が込み上げる。
気持ち良かった。俺は普段はカラオケになど行かないが、酒を飲んで歌うのは大好きなのだ。
「私にも何か歌わせて」と缶ビールを飲むサヨちゃん。サヨちゃん、そんな酔っ払ってて歌えるの?
「サヨ、エゴいけよ、エゴ」
「うん、エゴ歌う」
コンに勧められ、サヨちゃんがエゴラッピンのキリがないを歌う。なかなか上手だ。
「エゴ、いいわね。私も一曲歌いたい」
と言って始まったのはあしながのサルヴァドールだった。これまた俺の好きな歌だ。エゴラッピン、よく車で聴いた。
そしてやはりユリイカは流石に上手い。何時まででもセッションを続けられそうだった。明日でも明後日でも一週間後でも何年後でも。それくらい音楽は美しかったし夜は深かった。
こんなに素晴らしい時間がいったい人生であと何回あるのだろう。
眩いばかりの輝きの前に立った時、俺はいつもそんなことを考える。どんなに一生懸命生きていても素晴らしい幸せなんて瞬間、瞬間でしかない。その時にはそれに気づけないこともある。
だからこそ、その様な「瞬間」を真空パックすることが物を書く人間の役割りではないか、とも思っている。
「窓を開けようか」
そう言ってサヨちゃんが立ち上がる。
「えっ、寒くないかな?」
冷酒で身体を冷やした俺が言う。
「大丈夫よ、もう春なんだから」
「それもそうか」
サヨちゃんがリビングの大きな窓を開けた。
すると次の瞬間、やわらかい風が部屋を通り抜け、大量の桜吹雪が部屋の中に舞い込んできた。まるで窓を開けるのを待っていたかのようなタイミングだった。
地獄の果てのようなこの部屋一面にピンク色の花びらたちが舞う。
誰もが言葉を失った。ギターもベースも一時その声を沈めた。
「わぁ」
ユリイカが締まりのない声を出す。花びらは少しの間重力を失い、風が消えた少し後に魔法が解けたかのように床に落ちた。
「すごかったね」少ししてコンが言う。
「うん、すごかった」
俺はまだ唖然としていた。ほんの一瞬だったが幻想的で綺麗な出来事だった。
花びらたちは散り散り床に落ちていたが、思っていたよりその量は少なかった。
「もの凄い量に見えたけどこれだけ?」
そう言ってサヨちゃんは笑いながら散らばった花びらを集めだした。
「ほんとだねぇ」
ユリイカとコンも笑う。
俺の冷酒のコップの中にもピンクが一枚浮かんでいた。俺はそれを一気に飲み干した。
その後、なんとなくセッションはお開きになり、コンとサヨちゃんは2人の寝室に消えていった。例によって俺とユリイカはリビングで雑魚寝だ。
布団に入って携帯をいじくっていたらユリイカが話しかけてきた。
「ね、今日もする?」
「いや、今日は止めとこうよ」
「ふーん、分かった」
そう言うとユリイカは自分の布団に戻って向こうを向いて眠ってしまった。なんだか少し冷たかったかな。
チェッと思い俺も目を閉じる。まどろみはすぐに訪れた。それもそのはず、もう時刻は夜と明け方の間だ。それに酒もかなり飲んでいる。
トボトボとまどろみの小道を歩いていると、向こうのベンチに眠りの奴が座っていた。この前と同じ煙草をくわえている。
「よぉ、久しぶり」
無視しようかとも思ったが、眠りの奴から声をかけられてしまった。
「うん、久しぶり」
「どや? いろんなこと整理できたか?」
俺は少しため息をついた。
「思うんだけどね」
「ん? なんや?」
「俺に足りないのは圧倒的な時間だと思うんだ」
「時間か」
「そう。小説を書かないといけないけど、サラリーマンもしなければいけない。家庭のこともあるし、友達とも会いたい。他人の小説も読みたいし、音楽だって聴きたい。
結局全てを抱えるなんてできないんだよ。圧倒的に時間が足りないんだ。そういうことを最近よく考える」
「お前はやりたいことが多すぎるんちゃうんか?」
眠りの奴がまた煙草を勧めてくれたが俺は丁重に断った。
彼は仕方なく自分の煙草にだけ火をつけて吸った。心なしか今日の眠りはいつもより優しいような気がした。
「そんなことないよ。細やかな庶民的な要望だと思うけど。
誰もカナリヤ諸島へ旅行に行きたいなんて言っているわけでもないし、スプリングジャンボに当たって莫大な財産が欲しいと言っているわけでもない」
「あんな、この前も言ったやろ。けっきょく生きるっていうのは選択することなんや。取捨選択なんや」
「取捨選択……」
「そう、取捨選択や。誰しも限られた時間の中でそれをやっているんや。すべてを持ちきることなんてもちろんできない。
自分が手に持ってるもん、全部もう一回冷静に見てみ。その上で大切なもんだけ残せばいい。残りは全部捨ててまえ」
「そんなことできるかな?」
「できる。まぁ幸か不幸かお前には何かしらの才能がある。それは確かや。そしてそれが話をややこしくしていることも確かや。でもお前やったらできるよ」
「ありがとう。あのさ」
「なんや?」
「俺、みんな好きなんだよ。本当にみんな」
「分かってる。やからよう考え」
そう言うと眠りの奴はその姿を黒い狼に変え、俺が来た道の方へゆっくり消えていった。
目が覚めたらもう昼だった。ユリイカが眠っていた布団はもうからっぽで、生暖かい温もりの名残りだけが辛うじてまだそこにいた。コンとサヨちゃんもなぜかいなかった。
窓の外を眺めると春の天気は今日も良好だった。桜の花が左右に揺れている。
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