第249話 精霊王との闘い その一

イフリート Lv99

HP:∞  MP:∞  ATK:352  DEF:427

INT:498  MGR:256  DEX:223  LUC:305

スキル

【精霊王・火】


シルフ Lv99

HP:∞  MP:∞  ATK:269  DEF:344

INT:532  MGR:401  DEX:365  LUC:483

スキル

【精霊王・風】


ノーム Lv99

HP:∞  MP:∞  ATK:487  DEF:501

INT:332  MGR:385  DEX:186  LUC:213

スキル

【精霊王・土】


ウンディーネ Lv99

HP:∞  MP:∞  ATK:121  DEF:100

INT:463  MGR:563  DEX:301  LUC:327

スキル

【精霊王・水】



ステータスを確認すると、いくつか気になる点があった。HPとMPが∞に

なっている事と、スキルが一つしかない事。イフリートのスキルを確認すると


【精霊王・火】

HPが減少すると姿を現す事が出来なくなりますが、死亡する事はありません。

魔力の補充が続く限り、HPは減少しません。

火属性の攻撃を行う際にMPは消費しません。また、火属性の攻撃を吸収します。

契約により召喚された場合、召喚者の能力に応じて、ステータスに最大値以上の

補正がかかります。



……これはもう契約者――あのクズをどうにかしないと止められないだろ。

おそらく、アイツの能力による補正が低いせいで、レベルの割にそこまで

ステータスが高くないのが、救いだな。


「お前ら、ボーッとするんじゃない!早くそいつらを殺せぇ!」

《すまんな。では、行くぞ!》

そう言い、イフリートが手を叩き合わせ、地面から火柱が上がる。

「くっ!」

《あーしも、こういうのは趣味じゃな、い、け、どぉ!》

バックステップで避けた俺に対し、横薙ぎに振るわれた腕が突風を巻き起こして

吹き飛ばされる。


「きゃあ!」

《あまり、近寄らない方が……》

飛ばされながら声のした方を確認すると、クズの近くにいたスターナが水で

反対方向に押し流されている。

おそらく、タイミングを計ってクズに奇襲を仕掛けたが、どうやってか反撃を

食らったと思われる。


俺は壁に叩きつけられそうな瞬間に体を反転させて、壁に着地する。すぐに

他の連中も確認するが、入り口付近にいた。多分、スターナの転移魔法だろう。

《よそ見してんじゃねぇよ!》

ハリネズミが叫ぶと、地面やら壁やらから槍状になった鉱石が、俺に向かってきた

ので剣で切り落とすと、

《んなぁっ!?俺の魔力が籠った魔法を斬った!?》

と叫んでいた。


「勇者殿!」

「兄ちゃん!」

《燃えるがいい!》

フィルと脳筋がこちらに走ってくるのが見え、それに合わせてイフリートが

火球を飛ばすが、フィルが斧を大上段に構えて振り下ろす。


「でぇりゃあああ!」

火球は切り裂かれ、そのままの勢いで地面に当たると、亀裂を走らせながら

ビキビキという音を鳴らし、地面を砕いた。

俺も二人の側に走り寄り、それと同時にスターナも転移してきた。


これで仕切り直しだ。

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