第101話 十人十色
私はこのエッセイの題名にしているように、十人十色という言葉が大好きだ。
恋愛観だって、結婚観だって十人十色。
色んな考えがあり、どれが正しいとかどうするべきだというのも人それぞれ。
「こうするべきだ。」と人が決めることじゃないと思う。
何事に対しても、経験者は自分がしてしまった失敗により今から、その道に進もうとする人を心配し止めた方がいい、間違ってる等のことを助言したくなるよね。
それは悪いことじゃない。
けれど『私』は失敗したり、間違ってしまったかもしれないけれどこれから進もうとする、彼・彼女らは同じようになるとは限らない。
いかにも、先が見えてるように感じてもね。
同じ人間じゃないんだし状況も、時代も、考え方も、生きてきた環境だって違うのだから。
それを考慮した上で心配をしてあげて、寛容な助言をするべきなんじゃないかな。
私は、独特の考え方をしたり人の考えを聞き入れないことがあるらしく、意見をくれた人を怒らせることがある。
そういう経験をしてきた私が、こういう意見を言うと自分の考えを肯定してるだけに感じるかもしれないけれど、何事に対しても色んな価値観があることを認めないことの方が危険だと思うな。
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