第58話 関西弁の違い

前にも書いたが私は大阪に憧れている。一番近い感覚はハワイに憧れ、ハワイを愛する人がいるあの感覚に似た感じで

私は大阪と大阪の方に憧れ、愛している。


そんな私でも数年前までは、関西弁の違いというものを知らなかった。

京都弁ぐらいは、ちょっと気取ったというか少し他の関西弁とは違うとは思っていたが

大きく別けて、大阪、兵庫、奈良、京都、その他(その他の県の方ごめんなさい)とそれだけでも結構な違いがあったことを知った。


というのも、奈良県出身の友達がいたことでまず奈良県の関西弁というものを知ったのだが

その後、兵庫県出身の夫と結婚したことによって兵庫県の関西弁は奈良県とも大阪府とも違うというのを知ることになった。


奈良県は特にイントネーションが激しい。

先生、という言葉一つ取って見ても奈良県の場合は「せん」の部分がかなり強調され高いのだ。大阪もテレビで見ている限りではそれに違いが兵庫ではそういうイントネーションの強さで「先生」とは言わない。


他の言葉も奈良県は抑揚が一番強い関西弁のように感じる。

大阪の南の地区も激しいようだけど、大阪の南の地区は抑揚の激しさより

全てにおいて激しいような、そういう印象がある。


そして兵庫県なのだが、他県民にとっては十分『関西弁』なのだが、大阪や奈良に比べると大人しめだ。

「うち」という関西の女性がたまに言う発言も兵庫では他県より聞かない。


京都ほどの落ち着いた極端な言い回し感は無いものの、兵庫も特に神戸の方は上品さがある。


そんな個人的な見解を書いてきた私だが、一番好きな関西弁は、やっぱり大阪なのだ。

あの庶民的で、ぶっきらぼうに見えながら「あめちゃん」や「お豆さん」のような言い方をする可愛らしさも大好きだ。


関西の子に「おばちゃん」と言われたら、きっとその言い方だけでキュンとなってしまうだろう。


そのぐらい私は関西弁も大阪も大好きだ。

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