第32話 人を好きになる努力を
モテたい、好かれたい、結婚したい。
そういう思いに対して、外見やら内面やらを磨いてもしょうがないと思う。
まぁ磨かないよりは磨いた方がいいが、磨けば報われるわけじゃない。
だって、それって相手から好意を持ってもらう事ばっかり考えてて自分が人を好きになる事を考えていなんだもの。
モテたいなら、好かれたいなら、結婚したいなら自分が愛されることよりも、人を好きになる事を考えないと。
そうするとカッコよくて、性格も良くて、スペックもいい人の事なら好きになるの得意だけどそういう人にこっちを好きになってもらえないから問題なんじゃないかと思う人がいるかもしれない。
けれどね、それって「好き」になってるんじゃないよ。
付き合ったら、結婚したら、周りに自慢出来るし結婚後、楽が出来るかもしれない相手だと思って不動産や宝石を選ぶ時のように、いい物件、いい品と思ってるだけ。
「好き」というのは、多少欠点があってもそこを目をつむれちゃう、そしてその人のために何かしたいと思える感情だよ。
自分が人から選んでもらえるようになる努力より人に好意を持ち、好きになる感覚に変えていく方が案外、手っ取り早くていいよ。
このライバルが多いご時勢に、女が多少、外見磨いたところで目だちゃしない。
男性は外見を磨いたら女性が寄って来るかもしれないが、スペックなどの表面にハートマークの人たちがくる危険性が高まる。
人に好意を持つ、人を好きになる、人の良いところを見つけるのが得意になる方がパートナーを見つけるには近道だよ。
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