第18話 食べないを肯定されたい人たち

たまに、質問サイトなどで

「私は○○センチ、△△キロなんですが太りすぎですか?」

という質問をする人がいる。


大抵は、太りすぎどころか標準体重より少ないことが多いのにそういう質問をするのだ。

前はこういう質問をする人は

「ぜんぜん、太ってないよ。痩せてるよ」

言われたいがために言っているんだと思っていた。


けれど最近それは間違いだったと分かってきた。


彼女らは本気で太っていると思っている。

ある意味、病気なのだ。


それで、栄養面や運動などのアドバイスをしても「食べない系」じゃないと受け入れない。

食べない事を肯定されたい感じ。

少ない食事や断食を推奨されたがっている。


痩せ過ぎだから病院に行った方がいいというアドバイスは、無視されるか噛み付かれる。

外国のニュースで、痩せ過ぎのモデルがクビになったり、罰金になったり等を聞くことが増えてきたが美意識を変えるのも大事。


けれど、それだけじゃなく人間が大事にするべきところは

磨くべきところはどこなのかを、もっと徹底的に広めるべきじゃないかな。


外見を磨きたいと思ってしまう人は内面を、内面を磨きたいと思ってしまう人は外見をより意識して高めていくぐらいで丁度いいんだと思う。

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