ズル

おいおい。

何故、そこを行くのかなぁ。


道無き道を行くのも、

時にはカッコイイのかもしれない。


ただ楽する為の近道では、

みっともないだけだろう。


皆が何故、そこを通らなかったのか。

それはズルする事に恥を感じていたから。


そして、それに気付かぬまま近道した者は、

先にゴールに着き、いい気になっていたが、

以前はまだ、その様な愚行は相手にされなかったはず。


しかし今やこんな事を言っている、私の方が笑われる始末。


先にゴールに着いた者が勝ち誇っている。

手段を選ばぬ勝者が持て囃される。


果たして、このままでいいのだろうか。

ズルを放っておいていいのだろうか。


結局はズルを見逃したり、

気付かなかったりした事が、

ズルを助長していまい、

理不尽や不条理を拡げてきた。


その様な理不尽や不条理が、

自分の大切な者から笑顔を奪う事を減らす為には、

物事の本質をきちんと見極める必要もあるだろう。


そろそろ目を覚まさないと手遅れになるよ。


The Illegal Winner...

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る