乖離

私はこの世界から乖離している。


よく世間で言うところの、

自分の中に天使と悪魔がいるという事。


誰もが状況や環境により、

天使が勝ったり、悪魔が勝ったりしながら、

喜怒哀楽に満ちた日々を送るのであろう。


しかし、私はそうではない。

私の中の天使と悪魔は

勝ったり負けたりをしない。

常に私と共にある。


だから、善と悪の双方から煙たがれ、

虚と実の双方からも認めてはもらえず、

右と左の双方からは仲間外れにされ、

ましてや中庸からは相手にもされない。


それというのも、

私が矛盾の塊だからだろう。

矛盾が天使と悪魔の同居を可能にしている。

天使と悪魔が私の中で争わずに談笑している。


そんな私が世界から乖離してしまうのは、

ある意味当然ではあるだろう。


本当に寂しくて苦しい。

でも、仕方がない。

だって、私は私で真剣なのだ。


どれだけ矛盾していようとも、

この世界の未来の為にどうすればいいのか。


そんな私を、

私の中の天使と悪魔は、

笑っているのかもしれない。


それでも、私は私であり続けるしかない。

私が本当に望んでいるのは、

自分の寂しさや苦しみを解消する事ではない。


この世界の中で、

自分を機能させる事が出来る場所を求めている。

それが、たまたまこの世界とは

乖離した場所だったにしか過ぎない。


そう、私はこの世界から乖離している。


My Angel & My Devil...

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