5.4 人間と化け物
円筒形の装置に抱き着いて、大正解だった。もし、装置を太古の力で保護しなかったら、天空の庭園から地上へ落下した際、人類全ての希望が失われる所であっただろう。
幸運は、それだけではない。
ウトゥピアは、装置を地下深くに隠匿しておけば、いずれ目覚めた”NO.V-A”が、世界を引き継いでくれるだろうと、考えた。結果として彼女は、日が沈み切る前に、全ての処理を終えられたのだ。
その後、争いに興じる人々を無視して、次に成すべきを達成する為、彼女は探し回っていた。
黒い少女を。災厄の元凶を。
捜索には、かなり長い時間がかかると覚悟していたものだが、ウトゥピアは、無駄な体力を消耗しなかった。日が沈んで少し経ったら、遠方で忌々しく輝く紫色の光点を、偶然発見できたのだ。偶然、とは言ったものの、障害物が少ない地上では、遠くの物体が良く見える。日が沈んで、星の光だけになったから、殊更に目立ったのかも知れない。
兎角彼女は、光源の生命を奪うべく、太古の力を使役して、一直線に迫った。歩くとか、走るといった、人間の基本的な動作などを、用いる必要は、全くない。ただ、飛んで、着地した。故に、ウトゥピアの眼前には、殺したはずの獣の形を模した虚空と、ウトゥピアの存在意義を奪った、黒い災厄の元凶が、立っている――。
災厄の元凶が、炯々たる眼光をウトゥピアへと向ける。向けられた者の心を根こそぎえぐり取る視線は、とっくに、人間のそれではない。かといって、二つの闇には、獣とも違うニュアンスが含まれている。
獣でもない、人外。ならば、ウトゥピアの眼前に揺らめくのは、正真正銘の、化け物。
黒い化け物が、口を開く。
「沢山の人を大地に取り残した奴らの為に、お前は、いっぱい殺した」
怒気、だろう。最早、人のそれを超えてしまっていたから、壮絶な表情から化け物の内面を理解するには、ウトゥピアでは、少々時間がかかる。
化け物が、続ける。
「だからハラルトも、空の奴らをいっぱい殺した。でも、それよりも――」
怒気を蓄えていた黒い化け物が息を吸うと、その顔には、深い影が落ちた。
「――お前はハラルトの大事な人を殺した。だからハラルトは、お前を殺す!」
さも、人間らしい気持ちがこもった、絶叫。華奢な体躯のあちこちから、紫の殺意が湧き出して、今にも爆発しそうである。
どう繕っても、人間には見えない。ウトゥピアは、相手は人外なのだと、黒い”それ”を見下し、淡々と応じる。恐らく人の言葉は、ぎりぎりの所で、通じるだろうと考えての事だ。
「私は、イリオスを守る使命を持って生まれました。個であるか、全体であるかなど、私にとっては無意味な話です」
「無意味なものか――!」
即座に、災厄の元凶が言葉を継いだ。鬼気迫ると言うには、余りにも人間離れしている表情からは、どす黒い感情の塊しか読み取れない。恨みとか、憎しみとか、そういった類の、負の塊である。
文字通り、超越的なまでの荒々しさ――荒唐無稽な破壊をも宿しているのだから、性質が悪い。
「あなたは、災厄の元凶です。もう少しで、大地の全ても救えたというのに、あなたは全てを壊した」
臆する事はない、と。今、目の前にいて、すぐにでも手にかける事が可能である黒い化け物の負を、全身で受け止めて、ウトゥピアは思いなした。
そして、空虚な心に初めて生まれた、抑えきれない呪いを、化け物に浴びせかける。
「こうなってしまっては、手遅れです。ですから私は、”NO.V-A”を用いて、世界を保存します。再び世界に、人類が生まれると信じて」
人類に相反する存在へと昇華してしまった、黒い化け物。怨嗟を込めて、人類という言葉の重みを、ウトゥピアはぶつけた。
黒い化け物が、人の言葉に、応じる。
「また同じ事を繰り返すなら、人類なんて、もういらない。全部…………ハラルトが壊してやる!」
案の定だった。人間の敵は、自ら化け物である事を、自認したのである。
元は少女だった化け物は、知っている筈だ。人類に仇成し、あるいは、守護する事が可能であるのは、エクスクルーシヴだけであると。それらは、力の使い方を誤れば、いとも簡単に化け物と化してしまうのだ。
ウトゥピアと化け物は、同じエクスクルーシヴにして、やはり、違う。元は人間だった少女は、今は、人間でなくなった。
だが、化け物である筈の少女の言葉は、確かにウトゥピアへ引っかかった。『同じ事』だと言った、”それ”の気持ちが、ウトゥピアにはわかってしまったからである。
――人類は、争いや悲劇を重ねる。その結果として、大きな対価を得て、成長するのだ。どうしようもない摂理だとはわかっているが、それを知っているからこそ、彼女は受け入れた。無論、悲劇はないに限る。だが、それでは、人類の進歩は止まってしまう。やがて、堕落した人類は、衰退を辿るだろう。そんな事は、イリオスを統べる彼女にとってはあり得ない、それこそ、絶対にあってはならない事態である。故に、”受け入れざるを得なかった”。
少女は、真理に折られ、黒い化け物と化した。
ウトゥピアは、耐えられずに、心を無にした。
二人には、大きな違いなど、なかった筈だ。けれども、行きついた先は、この荒涼とした大地。人間と化け物の、相対。皮肉にもほどがあると、運命に翻弄された人間と化け物に対して、ウトゥピアは嘲笑した。
せめて、普通に生きて、普通に死ねたら、どんなに良い事だっただろう。
それでも、止まる訳には行かない。来てしまった以上は、後戻りなど、不可能。幸い、心を殺す事には、とっくの昔から慣れている。だからウトゥピアは、自らに課せられた運命に従い、そして、遂行するまでである――。
いよいよ、災厄の元凶が身に纏った紫色が、塔の頂上でそうだったように、漆黒一色に染まって、全ての光を食い破る。ウトゥピアも、自らの力を全身へと循環させて、決着をつけるべく、化け物を見据えた。
最悪の争いから、生まれるものはあるだろうか。ウトゥピアが、悲そうに打ちひしがれる暇など、なく。
黒い化け物が、小さな体から無数に、漆黒の縄を、噴出させた。
太さは、目測、側近の男性の片腕程度。しかし、数と長さは、考える無下さを、嘲る。確認した直後に、宙でうねり狂う黒い死が、少しの猶予も残さずして、右から、左から、上から、下から、ウトゥピアを貪らんと、それこそ無限の数でもって、極めて素早く、突っ込んできた。
命中は、即ち、死。
ウトゥピアは、飽和状態の太古の力を、力の根源たる心臓の中心から、一気に放出する。彼女の胸を中心として、純白の光が広がって、それは大気中に顕現した。円形の壁に囲まれた彼女は、自らを保護する壁に囲まれたまま、右側面から一番乗りに到達した少女の黒い縄を、左後方にステップ――最早、滑空するように移動して、避ける。常識外の移動速度から発生する筈の、圧倒的な風圧すらも、白い壁に囲まれたウトゥピアには、届かない。唯一、慣性によって彼女の髪の毛が揺さぶられたが、気にしている場合などではなかった。
すぐ目の前の、地面。そこが、蠢いた。
迫る危機を確信したウトゥピアは、体軸を直立させた状態で、僅かに脚に力を込めて大地を蹴り、真後ろに向かって、滑る。数舜の後、彼女の考察通り、地面から黒い縄が、ウトゥピアを突き上げるように、出現した。それらは、何本かが束になっていたか、あるいは、裂けたらしく、高くまで持ち上がった後に、多数の頭をうねらせて、上方、左右側面に加え、真正面から、ウトゥピアに向かって突き進んでくる。
これ以上、後退速度を向上する事は、不可能。そう判断した彼女は、左脚に力を流し込んで、大地を垂直に蹴り下げた。すぐさま、彼女の体は真上へと持ち上がって、蹴っ飛ばした地面へと、黒い縄が突き刺さる。
否。突き刺さるなどという、常識的な現象は、発生しない。ウトゥピアが見るに、地面は細い縄状の無に触れた瞬間、虚空へと還り、そこを中心として、大きな穴が発生した。
気味が悪い程に音を産まない、虚空の破壊。周囲には、ウトゥピアが飛び上がった際に発生した衝撃の波と、鼓膜を殴る轟音だけが、席巻する。次に起こる音は、壁の内部で力を凝縮させた際の、刺さるように甲高い風切り音。
夜の天に浮かび上がったウトゥピアは、自らを覆っていた光の壁へと、手を伸ばした。伸ばした先が指し示す座標は、当然、化け物の立つ大地。丸ごと歪み切らせて、化け物の生命を絶つ。
決心が現実に移行するまでの間など、彼女は許さない。
ウトゥピアの放った力は、人間の指よりも遥かに細い、たった一本の光の線として、化け物に進む。その際、ウトゥピアを覆った壁を貫いた。伴って、壁が、伸びる。壁は、ウトゥピアの腕から放たれた線を頭にして、球の形から、滴る水のような形へと、変化する。
刹那。
光の壁は、突き進んだ線の周囲で螺旋を巻きながら、ビリビリと空気を振動させる稲妻へと、姿を変える。結果、空間中に張り付いた白い破壊の線は稲妻に補強されて、威力を増した。速度に関しては、速さ、と言うには余りにも過ぎている。従って、黒い化け物でなくても、多くにとって致命的な一発となりうるとの判断に至る事は、容易だ。
裏付けるかのように、直進する力は、強烈な閃光を生み出して、周囲一帯を白一色で埋め尽くす。
直後、強い光に照らされた化け物の顔が、くっきりと浮かび上がって、ウトゥピアの脳裏に焼き付いた。
目線が、交錯する。
化け物の顔には、何も、湛えられていない。それはまるで、ウトゥピアの空虚な心のように、真っ新だった――。
迅速に、着弾。
間断なく生まれる、白い爆風。
伴って発生した、化け物の立つ地点への、強烈な衝撃と轟音。
大気中で暴れ狂う、稲妻のような、白い閃光。
滞りなく、順次発生した、一つ一つが致命的な要素。化け物の周囲を破壊し尽くしたそれは、塵芥を上騰させる。壮絶な光景が、重力に引き寄せられて落下するウトゥピアの瞳にしかと張り付いて、彼女に、死という単調なイメージを実感させた。
化け物が振り回す虚空とは全く違う形で訪れた破壊の痕跡を眺めて、ウトゥピアは、自らの足に力を込める。着地の反動に備えたのだ。
しかし、その選択は、不正解だった。
白い破壊がまき散らした、大地の粉塵。そこに埋没した筈の化け物が駆る、どす黒い塊が、ウトゥピアの眼前に持ち上がる塵芥を、押しのけた。黒い縄などではない。それは、獣の鼻だ。
ウトゥピアが確信した段階で、既に、獣の牙が、大地の塵芥を、切り裂いていた。
視界を奪う鬱陶しい塵は、獣が移動する事で、先ずは四方へと散る。次に、獣が完全に頭を出し、やがて全身をウトゥピアの前に見せたと思った所で、獣の軌跡をなぞった塵が、宙へと尾を引く。
獣の形は、常軌を逸した速度――それこそ、ウトゥピアの放った破壊の線よりも、速いかも知れない。故に、足に力を込める事は、間違った選択。危機的な状況を覆すなら、足でない場所に、余力を回すべきである。
覆す。
ウトゥピアは、しかし、冷静に分析できる余裕を、残していた。
その余裕は、彼女に行動を促す。致死の結末から逃れる為に、ウトゥピアは上方へ向けて、大質量の歪みの塊を、放つ。獣の形を破壊するのではなく、回避に専念するのだ。結果として、ウトゥピアの体は一直線に急降下して、即座に、地面へと到達した。
着地の衝撃が、ばら撒かれる。僅差で、頭上すれすれの所を、虚空が掠めた。
際どい所で、脚部に力を纏った状態に移行しつつ、膝を曲げたら、ウトゥピアが地面から受ける反力は、何とか抑え込めた。膨大なエネルギーを受け止めた地面へと目を落とせば、先ほど虚空に呑み込まれて窪んでいたそこが、殊更にまして形状を変質させ、細かい瓦礫を生じさせていた。
膨大な太古の力を足に込めていたにも関わらず、足を曲げてしまう隙が出来たのだから、相当な衝撃だったのだろう。未だに、ビリビリと痛む足の復帰が、ままならない。ウトゥピアは、細かい埃に包まれたまま、虚空の脅威を再認識した。
そんな彼女に、未だ残る、隙。
全身に、強烈な怖気が走る。爽やかさからかけ離れた汗が、彼女の手の平をべとつかせた。どす黒い気配を感じとったウトゥピアは、今まさに、前方を、見る。
もう、人一人分の距離もない。すぐそこには、どうしたらそのような体勢になるのだろうか、ほとんど前に倒れ込んだ状態で突っ込んできた黒い化け物が、並みの言葉では表現できないおぞましさを湛えた表情で、ただ、存在していた。
「――――!」
喉から、言葉にならない声が、溢れる。驚嘆どころの騒ぎではない。
ウトゥピアは、咄嗟に、全力で、右腕を右側方へと突き出しつつ、力を込める。もう、幾許も、猶予はない。
だから、放った。
生み出された乱暴な反動は、ウトゥピアの体を大きく左へと、移動させ始める。直後、極限の緊張感から、時間の感覚がじれったい位に間延びした。
視界の片隅――腕を突き出した右側面に、力を放った右腕が、見える。それは、移動するウトゥピアから取り残される形で、立っていた座標に残留した。続いて、極めてゆっくりと、黒い化け物の腕先に蓄えられた真っ黒――虚空の塊が、そこへと押し付けられる。化け物は、僅かに軌道修正をしたようだが、ウトゥピアの魂を穿つ事は、ならなかったらしい。
が、取り残されたウトゥピアの右下腕の中ほどには、触れた。
化け物の瞳が、ギラリと光った。
直後に、時間が加速する。咄嗟の回避によって、体が吹き飛んで、化け物からかなり離れた位置で、ウトゥピアは地面へと身を転がした。なりふり構わなかったから、背中に衝撃が集中してしまう。
「ヵ――ッハ――――!」
柔らかい大地とはいえ、損害は想像以上である。ウトゥピアの体は、彼女に呼吸を許さない。当然だが、身体保護に力を回す余裕など、全く存在しなかった。故に彼女は、生身の状態で強烈な加速力を全身に受け、着地の衝撃までもを体の芯で味わってしまったのである。
尋常でない苦しみに悶える事も出来ず、しかし体は痛みから逃れようとして、反射的にもがく。錯乱した体を動かせないから、ウトゥピアは、唯一動く瞼を、限界まで開いた。自然と、頭を地面につける恰好でうずくまった彼女は、好き勝手な体を奪還する為、制御のきく部分を必死に探した結果として、左手で地面を固く握りしめた。
波のように強弱をつけて訪れる苦痛が、一向に収まらない。
苦しすぎる状況に、彼女は、右手でもって、地面を握ろうとする。が、柔らかい地面を掴む感覚は、右手だけからは、伝わってこなかった。
これ以上暴れてもどうにもならぬと、ウトゥピアは観念した。だが、人間が化け物に敗れる展開を、受け入れるつもりは、毛頭ない。呼吸ができないならば、自らの意思で、一時的に呼吸を止める。そうしてウトゥピアは、地面から頭を引き剥がして仰向けになり、左腕で上体だけを起こしたのだ。
痛みが、ウトゥピアの表情を歪める。大小様々な苦痛に耐えて、彼女は、感覚が失われた右腕を、顔の前へと、ゆっくり、持ってきた。どうやら、先ほどの出来事は、見間違いなどではなかったらしい。
右腕の下腕。その中ほどから先までが、無痛で、削り取られていた。使い物にならなくなった腕を良く観察すると、出血はなく、白い灰のように変色して、まるで砂のように、ボロボロと崩れ落ちている。心臓が止まっている訳ではないのに、出血がないものだから、驚きや恐怖よりも、一等最初には、不可思議だと感じてしまった。
この現象は、空の民も、地上の民も、知っている筈だ。勿論、ウトゥピアも知っている。
虚空の侵食。内部から、まるで何もなかったかのように、ぐずぐずと崩れて無くなってしまうのだ。放っておけば、やがて生命活動に支障を来す。それも、至極短い時間で、だ。
「っく……」
苦渋の決断を迫られたウトゥピアは、自分の体に起こった現象を憎々しく思い、つい、歯を食いしばった。このままでは、虚空が上腕に回り、肩を砕き、やがて内臓を食い荒らす。
だから、ウトゥピアは、決断した。
「ァああああああ――――!」
ブチリと、肉が裂ける。
ゴギリと、骨が砕ける。
自らの体に施した”治療”は、現状、至高である。比例するように、最高にして最上の痛みが、ウトゥピアの右ひじからやや下で、熱となって燃え盛った。その痛みを、全身に不要な力を込めて、ウトゥピアは押し殺す。砕けそうな位に歯を食いしばり、脈打つ体を、一気に立ち上がらせた。
傷口から、止めどなく血液が流れだし、地面に叩きつけられる。ボタボタと豪快な音が響いたが、耳で把握するだけで、十二分だ。彼女のまなざしは、陽炎で世界を歪める黒い化け物しか、捉えていない。
黒い化け物が、体を引き摺るように、一歩、二歩と、徐に歩き出す。華奢な体躯に秘めた重さの正体は、一体何だというのだろうか。仮に、憎しみだったとしたら、奇遇である。なぜならウトゥピアの心も、一生に二度と経験できない激痛を堪能した結果として、黒い化け物に対し、底なしの怨恨を抱いたのだから。
化け物の眉間に穴を穿つつもりで、ウトゥピアが睨みつける。
「あなたには、死んでもらいます。絶対に」
歩む黒い化け物の陽炎が、より大きくなる。
「お前こそ、絶対に殺してやる」
命中さえすれば、一撃で葬りされる自信がある。故に、一発の精度、威力、速度を向上させるべく、文字通りの全てを、体から放出する。
そして。
「人が、化け物に敗れる筈が、ないでしょう」
地面を、踏んだ。直後、ウトゥピアは、一気に黒い化け物の懐に飛び込む。
化け物の顔に、一瞬だけ驚きの色が、浮かんだ気がした。
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