第5話 第二章「島という場所」1
第二章「島という場所」
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ネネルは島での初仕事を終えてから、二日間の休みを挟んで、それからは方々の得意先を回る日々だった。
そして一週間、また島へと行く当日になっていた。
島へ卸す商品は、そのほとんどを市場から仕入れるのだが、一部はインスの実家……ルブ家が経営している運送会社から直接に買い付ける。そして、今日もその商品を受け取りにと、ルブ家にやってきていた。
「おい、ネネル~。島に行ってきたんだろ?」
ネネルは、ほろのついたトラックの荷台で隠れて積み込みの作業をしているというのに、構わずに声がかかった。顔を出して見ると、そこにはインスがけだるそうに、トラックの荷台へともたれかかっている。
「何だよインス……僕は仕事してるんだぞ」
「俺だって仕事中だよ」
「どこがだよ……ぶらぶらしてるだけじゃないか」
インスは幼少の頃からの体型で、そのまま歳を経たような容姿をしている。ふくよかな体躯とセンス良く生地も上等な服を着て、いつも片手には食べ物を持っているという印象があった。今日は珍しく食べ物だけ持っていなかったというだけで、とても仕事をしているようには見えない。
「このインス・ルブ様は、そこにいるだけで、この会社の顔であり、どこかへ赴くならば、それは視察なんだ。そんな親友つかまえて、酷いこというなよ~俺とネネルの仲だろ?」
「……確かにね」
ルブ家は地区では指折りの富豪だ。
だからインスが学校へ通っている頃には、それに準じてこびへつらう者か、逆恨みでいじめる者しか回りにいなかった。ただ、自家が商売をしていて、幼い頃から見知っている以上、何も特別ではない存在だった者同士は、どこにいても何をしていても、特別ではない特別な存在……友達だったというだけだ。それ以上でもそれ以下でもないが、あえて友達とは別の呼び方をすれば、インスの言ったように、親友という関係になるのかもしれない。
わかっているし認めている、だがネネルはそれをインスのように軽く使うことが出来ていなかった。くすぐったいのだ。
「でさ~島、どうだった。ネネルは初めて行ったんだろ?」
「うーん、別に……建物も普通だったし、住んでる人も普通だったよ。あ、でも」
「何だよネネル」
「そうだな……僕の目標になるような人には出会ったかもね」
そうインスには言ったが、浮かんでくるのは今にも落ちてくるという恐怖で見上げる、げんこつなのだが、それは別の問題なのだ。
「なんだよ、嬉しそうだな……そっか、あの島でもそんなことがあるんだな……」
そう誰に向けたでもない言葉を、溜息のように吐き終わるインスの表情は、なぜか大好きな物語を読み終えたようでいて、それでいてどことなくこわばって見えた。
「そっちこそ何だよ……僕の初仕事だったんだぞ。もうちょっと別のねぎらい方があるだろ」
「ああ、別にそういうのをってわけじゃないからさ……まぁガンバレよネネル。島には珍しいものもあるらしいし、そのうち何か頼むかもしんないから、そん時はよろしくな」
インスは言い逃れのように、一方的な言葉を置くと、背を向けて手を振りながら行ってしまった。
「……ったく、なんだよインスのやつ……」
「ネネル、積み込みは終わったのか? そろそろ出るぞ」
愚痴を終えた瞬間を待っていたように、テイチは運転席から声を響かせてきた。こちらの合図を待たずに、トラックのエンジンに火が入る。
「大丈夫。今いくよ」
急ぎ、荷台から降りると、助手席へ走った。ドアを閉めて、窓を開けるとルブ商会の巨大な壁のように立ち並ぶ倉庫の向こうに、青い空が見える。その色は海の青であり、晴天の証だ。ただそういう事実だけで今は、インスの態度や二度目の訪問で、前回よりもうまく仕事がこなせるかという不安が消えそうだった。
年季の入ったトラックが進む島へ至る行程が変わる事はない。故郷の街を抜け、真っ直ぐに長い橋へと入る。橋の中程までは、ラジオを傾聴し、そのまま休憩所で早めの昼食をとる。今まで気にしていなかったが、島へ行く日の弁当は、サンドイッチと決まっているようだ。中身のディップや挟まれているものは違うが、同じくカンパーニュのサンドイッチだった。そしてやはり、テイチのものとは具が違っていた。
ネネルは口元を下げ、やりきれない複雑な想いを水筒の紅茶で流し込み、付け耳を頭にくくり終えると、再びトラックは島へ向けて一本道の橋を走りだす。潮風とラジオの歌を聞きながら、海鳥の併走にも少し心躍る。かわり映えしないはずの海と橋の風景は、その日その時の、風や雲の位置、日差しの強弱で匂いや表情を変え、一様なものではなく、見る度目に新鮮なものだと思えた。
「たった二回来ただけで、何ナマいってやがる」
素直に思ったことを漏らしていると、そうテイチには言われた。テイチにしてみれば、数えるのも億劫になるほどの回数、この風景の中を往復してきているのだ。たった二度でそれを全てわかったように言われてしまうのは、生意気そのものなのかもしれない。
そんな風に、感じることはできないテイチの行き過ぎた日々を感傷的に考えている間に、トラックは島への入り口へと到達していた。
「おぅ、今日も二人か」
「ジイさん、これからはずっと二人だぞ。見た目通りモウロクしちまったか?」
「何言うんじゃ、わしはまだまだぴんぴんしとるわ。ここに立ちはじめて四十年、死ぬまで守衛は続けるぞ」
「そりゃ結構なこった。俺も顔見知りがずっといてくれると、やりやすくて嬉しいぞ」
「おお任せとけ。ネネルが一人前になるまでは、死にゃせんぞい」
大きな笑い声は健康そのものだったが、それには、何と言って返していいのかわからず、苦笑いと会釈で通り過ぎるしかなかった。
「元気な人だね」
「まぁな。それくらいで丁度いいんだ。この島の玄関がしおれてちゃ、島全部に元気がねぇみてぇだろ」
確かにその通りなのだが、それを気にするほど、外からこの島へは人がやってくるのだろうか。訪れたのはたった一度で、今回が二度目とはいえ、橋に入って対向車とすれ違ったことはなく、島の中でも車やトラックが走っているのを見かけたことがない。そういう乗り物や交通手段が存在していないようにさえ感じる。
例えば、付け耳のしきたりが、外の人から見ると至極面倒なことだとしても、それだけで外来者や車やトラックを見かけない説明にしてしまうのは、納得がいかない気がした。だから、今朝のインスの苦々しい表情なども思い出してしまう。
しかし、どのように考えても、アメレは一商店店主として尊敬出来る人物であるし、ラウドのことを考えても、それは同じことだ。
今、ネネルがこの島で思うのは、それだけだった。
「僕にはよくわかんないな……」
トラックの車窓から見る街の景色はとてものどかで、ゆったりとしていて、忙しい毎日に疲れた心をしているなら、観光で訪れるにはもってこいの場所だと思える。
「何がわからねぇんだ?」
独り言と流してくれてもよかったのだが、テイチはそれを拾ってくる。せっかくの厚意を無にする必要もないだろうと、質問してみることにした。
「あ、うん……なんでもないよ」
「そうか」
だが、口をついて出てきたのは、そういう言葉だった。前にテイチが言ったように、何でも疑問を人に答えてもらってはいけないと感じたからだ。付け耳のことも、そうしてこたえを得たのだからと、この疑問はこの島と関わるなかで見つけていこうと唇をひき結んだ。
トラックのタイヤは道の小突起を拾い揺れるが、決意は揺らがぬまま、程なくして、トラックは「雑貨のパード」裏になる路地に止まった。
エンジンの停止を確認したテイチは、トラックから降りていく。
「ネネル、これ渡してこい」
テイチは伝票の束を渡してきた。
「うん、行ってくるね」
一度訪れた場所の道順を忘れないというのは、ネネルの隠れた特技のひとつだった。それを発揮するほどでもなく、店の表入り口へは道一本で、迷いようもない。勝手知ったるとはまだ言い難いドアを開き、店内へと入った。
「こんにちは~」
一歩入ったと同時に声を出してみる。この前と同じく店内に客はいないようだった。
「おぉネネルか……」
なぜそう思っていたのか、出迎えてくれるのはアメレだと思っていたので、ラウドの声に面食らってしまった。
「あれ、アメレ……さんはどうしたんですか?」
「アメレはちと野暮用でな。今はわしが店番じゃ。しかし、お前さんが来たんなら、裏でテイチが待っとるってことじゃな」
ラウドは髭をなでつけながら、塩漬けの実でも食べたように、くしゃりと顔をすぼめて少し考えると、杖を一度鳴らした。
「よし、こうするか。裏へはわしが行くから、ネネルが店番をしてくれ」
「えぇええっ!」
金勘定をしろと言われて、それは出来ないことではない。しかし、いきなり慣れない店で、その番をしろと言われれば、こういう声も出てしまう。
「まぁそんなに難しく考えんでもええ。心配せんでも、この時間はそうそうお客なんか来りゃせんから……それに、まだひとりで倉庫に品物をしまう自信もないじゃろ?」
「うう……」
アメレの手を煩わせることを、少しでも軽くしようとは思っていたが、ひとりでそれをやる自信は、言われる通りにまだ身になかった。
「よし、レジの使い方はわかるじゃろ。なぁに難しいもんは、なぁんもありゃせんやつじゃから、大丈夫じゃろ? わしは裏に行くけぇの」
無言は肯定にとられ、ラウドは脇を抜けて、出て行ってしまった。前は気づかなかったが、出入り口のドアには、裏にカウベルが付けられていて、やわらかでささやかな開け閉めの合図が店の奥まで聞こえるようになっていた。
「はぁ……情けないなぁ……」
深呼吸の代わりに、ネネルは店内を見渡す。
店内は綺麗に清掃されていて、棚の陳列も買う人のことを考えてなされている。初めて見たときもそうだったが、ぱっと見ただけで、そうわかるのだから、どれほど熟考の上だろうと感心してしまった。感心ばかりしているというのは、それこそ情けないのだが、来客もない以上、それくらいしかやることはなかった。空気は島の中と等しく、緩やかに流れ、これでトラックのようにラジオから音楽でも流れてきていたら、危うく店番という立場を忘れて、眠りに落ちてしまうところだ。おあつらえ向きに、レジカウンターの裏には、丁度いい角度の背もたれがついたイスもある。
「うう……これじゃ寝るなっていうほうが無理だよ……」
客が来ないなら、あとは宙に浮かび、風に舞う小さな埃と、窓から差す陽の光が作り出すきらめきを眺めることくらいしかない。他に備品はと思い探っていると、商店にあっても問題ないはずの電話がどこにも見あたらなかった。店頭ではなくカウンター内……背中にあるドアの後ろ、おそらくは居住部分にあり、それと共用なのだろう。
「ヒマだなぁ……やること……きらきらに飽きたら、折り紙くらいしかないなぁ……」
レジが載っているカウンターテーブルには、メモ用紙の束が置いてあり、これで手悪さに昔ナナに教えてもらった、折り紙をすることにした。メモ帳から一枚、束の中間あたりを狙って抜き出す。手元に持ってくると、まず一端を三角形になるように持って行き、三角からあぶれた部分の長方形を数度折り返して、手で破り取った。これでやっと自分が知っている折り方の出来る紙になる。
「さて、何折ろうかな……」
浮かんできたのはツルだった。紙を折ると言えば、紙飛行機しかなかったが、ナナが折ってくれるものは、いつもツルだった。ナナは裁縫全般など手先が器用なのだが、折られるツルはそのせいか羽の端々まで、ぴんと整って伸びていて、紙飛行機でもないのに、思わず空に投げてみたい気分になるものだったし、子どもの頃に見た夜の夢では、何度も星空を羽ばたいていた。
「んん~、んん……そんな風には折れないか……」
ネネルは出来上がったツルを眺めて思う。首と尾の先は整っていないし、羽の形も左右で少し違ってしまっている。これでは空へと放っても、すぐゴミ箱に不時着してしまいそうだった。
一羽折り終え、さて次は何にしようと思いながら、いつナナとこうして折り紙をすることをやめてしまったんだろうと考える。
台所のテーブルで、夕飯の支度をするナナの背中と長い髪の尻尾を眺めながら、今よりももっと下手くそなツルを懸命に折っていた風景を思い出していた。
またメモ用紙を束から一枚抜きだし、折り紙にするための下準備をしている時、不意に鼻先を甘い匂いがかすめていった。不意のことで、どこかで咲いている花の匂いかと思い、匂いのやってくる方向、少しだけ開いていた窓へと視線を伸ばしていた。
「こんにちは」
声と共に、入り口のカウベルが響き、開かれたドアから、鼻先へと不意にやってきていた匂いが、香りとなって一息に吹き込み、店内へと充満していくのがわかった。
「あの、えと……いらっしゃいませ……」
「あれ?」
店員としての対応は、たどたどしいながらも、それほど間違っていないはずなのだが、相手の客としての反応は少し勝手の違うものだった。
疑問符を顔に表情で出している少女――と言っていい年齢だと、見た目には思えた。肩口くらいまでの長さがある濃茶の光輪を灯す黒髪は、ふわりと横へ厚みを持ち、鳥が羽ばたきたつ一瞬を思わせ、その頭の上には、申し訳なさそうに垂れた黒い耳がある。大きく丸っこく人なつっこい目とは裏腹に、疑問の中にあっても、結ばれた唇が意志強さのようなものを感じさせる。そのまま視線をさげると、純白のフリルがついたエプロンを押し上げるふくよかな……ふくよかすぎる胸へと辿り着いた。
「あの?」
「あ、ひゃ、はいっ!」
ネネルは視線を悟られてしまったのかと焦ったが、疑問の表情はそれが理由ではないらしい。
「ここ……雑貨のパード……ですよね?」
「はい……何かお探しですか?」
「お探し……っていえば探してますけど、捜し違いですね……あの、姉はいないんですか?」
姉を捜していると言われたら、それはそれ相応の場所で聞くべきで、雑貨屋で聞く事ではないと思った。だが、姉という単語が気になる。大方の部分で、共通部分は見受けられないが、その髪色と耳色から想像する人物がいる。だが、その想像を結実させるには似てもにつかない、物言いや雰囲気という高くそびえた障壁を越えなければならない。
「あの……あなたは?」
「あ、ぼ、僕はネネル・ハッサと言いまして、ここに商品を納入する……」
「ハッサ? じゃあテイチさんのご親族の方ですか?」
とても丁寧な物言いで、見惚れてしまった。それに、テイチのことを知っているなら、説明すれば身元も知れて、安心してくれるかもしれない。
「はい、テイチは僕の父です。先週からこちらに商品納入を一緒にやらせてもらってます」
「ご丁寧にありがとうございます。じゃあ私も自己紹介しますね」
んふふと、上品な微笑と一緒のお手本のような言葉遣いが、見た目同い年くらいの少女が操るには、どこか歯車が噛み合っていない気分になってしまう。一言で同い年くらいの例えであるアメレやインスが、酷いと言えなくもない。
「私はスノ・パードです。ここの店主アメレは私の姉なんです」
「えええっ!」
自己紹介への返事としては、とても適当とはいえない声が出てしまった。しかし、それはアメレとスノを頭の中で結びあわせても、髪の色と耳の色以外に、重なるものがなかったので仕方ないかもしれない。それだけを持って、似ていると言えなくはないが、その他の部分が話し方ひとつから、全く違っていた。高い障壁は今ここに乗り越えられ、想像出来ない結実がなってしまった。
「そんなにびっくりすることじゃないですよ? おもしろい人ですね」
口元に手を軽くあてがって、くすくすと肩を揺らす仕草は、女の子と表現するにふさわしいもので、すぐにげんこつを落とす人物の妹とは、やはり思えない。
「いや……アメレ、さんとあまりにも違うから」
「違いますか? よく似てる姉妹だって言われるんですけど」
不思議顔で問い返されるが、それはいったいどこの誰が、何をもって判断した上で、そう言っているのか、非常に興味深く思った。
「いやぁ、だって、すごく落ち着いてるし……」
乱暴には見えないし、という最重要である感想は心の奥にしまった。
「私ですか? まだ十五歳なんですけどね……あ、私はここの隣でケーキ屋さんをやってるんですよ」
「ええええっ!」
二度驚く。十五といえば、年下であり、しかもやっているという口ぶりから、そのケーキ店はスノが経営しているということだ。
驚きや疑問の中、窓から入り込んで、スノが店内に訪れた途端に広がった甘い香りの正体が、ケーキであったと知れ、それだけ納得できた。ケーキの匂いをまとっているということは、スノ自身が売り物のケーキも制作しているのかもしれない。そう考えると、三度驚くことになる。
「そっかぁ……僕より年下で、もうお店を経営してるのか……」
なんといえばいいかと考えるが、敗北感や劣等感とあらわすのが適当な心情だった。アメレは年上ということもあり、素直に感情を尊敬と置き換えることが出来たが、年下のスノに対しては、どう説明づければ納得できるだろうかと、悩んでしまう。
たかが一年の違い、されどその一歳の違いは、ネネルには大きすぎるものに見えた。
「ええと、ネネル、くんは……」
「え?」
「あ、いきなりこんな呼び方ダメでしたか? な、慣れ慣れしいですよね、ごめんなさい」
「あ、いや、びっくりしただけで、そんなことないよ! むしろ嬉しいぐらい!」
「そうですか、よかった……ごめんなさい。私、お姉ちゃん以外とは、同じ年頃の人って話したことなくって」
「うん、僕は十六歳だから、同じくらいだね……え、でも話したことないって、この島には同い年くらいの人、他にはいないんだ」
「あ、それは私が最後だから仕方ないんですけどね……」
言葉の意味はよくわからなかったが、そう語ったスノは、端整で落ち着いた顔立ちを少しだけ寂しさの影に傾けた。
「そっかぁ……じゃあ僕でよかったら、話しよう。週一で島には来るからさ」
「本当ですか? 嬉しいなぁ……時間があったら、いろいろお話してくださいね」
その笑顔に、先ほど浮かんだ斜陽がつくる影のようなものは、消えていた。それよりも、見ていると、心がほころぶ。
「なぁに店番忘れて、人の妹と楽しそうに話こんでるのかなぁ、ネネル……」
「あ、アメレ、さんっ!」
カウベルはいつ鳴ったのだろう、スノの影に重なるように、アメレが腕を組んで怒りの顔をした石像のように立っていた。
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