3月7日:Unique・ROCK
土日は正直大変だったんだ。
犬に一日中追いかけられる夢を見てね。
ずっと
僕は正直犬が苦手だ。
あいつら、すげーキス魔じゃん?
臭い唾液をペロペロとかけてくるんだぜ。
僕はこれでも潔癖症なんだ。
無差別ペロリストの彼らと相まみえるなんてあり得ない。
さて、本題だ。
3月31日の死に向けて、あともう少し。
僕はダラダラと日記を綴り、これを遺書としようと思う。
この日記を見ている君が、どんな人なんて分からない。
それと同じように、この日記もどうでもいい人の戯言だと切り分けて、
どうぞ。
最後まで呼んでみてほしい。
死ぬ僕が言うのもなんだけど、人生は本当に素晴らしい。
とは何度もお伝えしていることだ。
なぜならば、生きていれば、とても面白いことしか起こらないからね。
君がムカツクと感じていることも、きっとそれはユニークなことなんだ。
上司のパワハラ?
電車の割り込み?
金持ちのセレブ自慢?
ハハ……全部面白いじゃないか。
気を滅入らせ、嫉む必要性なんてまったくない。
上司がパワハラするのは、自分が弱いからで、
チワワが威嚇しているようなものだ。
上司をチワワに見てごらん。体格も含めて。
ほら……とても、可愛くてユニークだろ?
電車の割り込み?
あぁ、彼らはスマートフォンでくだらないゲームをするために、
良いイチを確保でもするだろう。
彼らは、底辺。まさに……底辺。周りに気を使えないから、
実質一人きりで生きているようなものだ。孤独ではない。
社会的無視を受けている燃えるゴミだ。
だから、関わるな。あるいは、救ってあげよ。
君がゴミを有効活用することができれば、とても有能だ。
良い会社で良い給料を得られるだろう。
ゴミをゴミとして扱うのは、チワワでもできるからね。
金持ちのセレブ自慢?
うろたえるな。友達になって、奢ってもらおう。
お金を回さないと経済は成り立たない。
しっかり豪遊してもらおうじゃないか。
そういう自慢をする人はみんなから嫌われている。
だからこそ、つけいるチャンスだ。
散々奢ってもらった後で、本当の付き合いをするかどうか、
決めれば良い。
そんなユニークと出会えるのは、生きてこそだ。
僕みたいに死んでしまったら、何も残らない。
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