第10話 自分を売り込むにも旬がある(恋愛)

20代や30代前半の頃の考え方の話。


その頃はスポーツやゲーム、友達との遊びなど、目の前の楽しさというか、その時にやりたいことを優先してしまいがちだ。


今やりたいこと=今しかできない事

という思い込みだ。

他にも今しかできない事、今やるべき事はあるかも知れない。



結婚を例に考える。


結婚したいという目的があったとして、「まあ、いつかはしたいな」

なんてぼんやり思って、今はやりたいことだけ優先していても、時間だけは残酷に過ぎていく。


いざ真剣に、「結婚したい!」と思ったときは手遅れになっていることもある。



目的を達成するには、その目的の応じた行動が必要。


人生にはそれぞれの目的に応じた「旬」というものがあって、恋愛もその1つ。


20〜30代前半であれば、まだ出会いの戦場でも戦えるが、40代になって戦場にで戦うのはかなり厳しい。


40代以降で戦える人もいることは事実だが、それはほんの限られた人達。

歳を取ることで衰える価値を上回る魅力が必要。

それは才能かも知れないし、地位かも知れないし、お金かも知れない。


このあたりは、野球やサッカーの選手と同じようなものだと考えて良いかと思う。


歳を取ることで、肉体的にも遺伝子を残す能力的が衰え、男としての魅力が下がっていくのは仕方が無いこと。



時間だけは決して取り戻せない。

いたずらに歳だけ重ねて、本来得ているはずだったものが、手元にないと後で気づいても、取り返しが付かない。



その時々で、目的を見据えて今なすべき事をできているか、客観的に自分を見つめる必要がある。

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