『嘘ツキ』
あなた嘘つきね
そうやって心にもない言葉を
次から次へひねり出す
そんなつもりないって言うの?
意識もせず嘘をつくんなら
それはきっと最初についた嘘が
次の嘘の手をひいてくからね
だから私
あなたの頬を叩くよ
全ての嘘がビックリして手を離し
君の目から
汚れたフィルターが流れ落ちて
心が一瞬漂白されるくらい
思いっきり
全体重をかけて
力を込めて
そして
次の瞬間の
あなたの言葉を
信じてみようと思うの
そう君に言われたから
僕は
君の手が痛くないように
それだけを願って
人生を再起動する
一撃を待っているのに
待っているのに
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます