<第二話> その6

 次の日も俺は昼過ぎに起きた。

 正確に言うと、朝、強制的に奈島さんに起こされ、同居人全員で一緒に朝食を食べさせられ、その後二度寝して今の時間、である。

 奈島さん曰く、家族とは全員で朝食を摂らなければならないもの、ということらしい。いきすぎると怖いが、立派な教育ママさんになりそうだ。

 リビングに出て、適当に食パンを食べた後、テーブルで参考書を開く。

 数時間後、十六時前に奈島さんが帰ってきた。

 俺はちょっと気になって訊ねる。

「リョナは一緒じゃないの?」

「……りょーちゃんは放課後いつも姿を消すのでよく分かりません」

 私の方が知りたいくらいです、と困惑した顔をする奈島さん。

――『私を助けてよ』――

――『良奈ちゃんが困ったら、お前が助けてやれよ』――

 脳裏に二人の言葉が浮かぶ。

 はてさて俺は彼女に対して何をすべきと言うのか。俺はあいつが何に困ってるのかもよく知らないのだが。

 ――いや、俺が自分から深く関わることを避けてるせいなのは分かってる。 

 あいつは俺の苦みを受け入れると言った。

 ――だからといって、俺があいつの『重み』を受け入れる必要は果たしてどこにある?

 俺は頭を振り、奈島さんに気にしないでくれ、と言って参考書の問題を解く作業に戻った。

 奈島さんは私服に着替えた後、朝のうちに出していたベランダの洗濯物を取り込む。鼻歌まじりに。

 ――すっかり若奥様気取りだな。

 まあ本人が幸せならばそれでいいのかもしれない。

 ちらりと見ると奈島さんは洗濯篭に取り込んだ洗濯物を一枚一枚丁寧に畳んでいた。

 奈島家は大変厳しい環境だったようだが、幸か不幸かその教えは存分に発揮されているようだった。

 ――それが正しいことだとは言わないけれど。

 ふと、鼻唄が途切れたのに気づき、目線を奈島さんにやると真顔で父のシャツを見ていた。

 奈島さんはそれをじっと見つめた後、俺の目線に気付かないまま、自分の胸元に抱きしめ、ぼそり、と「京士郎さんのニオイ……」と呟く。

「…………」

 俺は目線を参考書の問題集パートに戻し、受験勉強を再開した。

 四十過ぎたおっさんに女子高生の彼女がそこまで入れ込むのはちょっと理解に苦しむのだが――。

 ――まあ、うん、本人は幸せそうだし、俺が口出すことじゃないな。

 しかし時折聞こえてくるスーハー、という音が集中力を絶妙に掻き乱す。

 自室に戻ろうか、と思い始めた時、ピンポン、とインターホンが鳴った。

 その音に頬を紅潮させていた奈島さんがはっ、と我に返る。

 俺は気付かない振りをして席を立った。

『神姫女子高校の者です。少し伺いたいことがあって訪問いたしました』

 訪問者は先日も訪問してきた女教師――鳥河寧々子さんだった。

「あなたと話すことはもうない、と言ったはずですが?」

 俺は気怠げに応える。

『先日とは別の件です。我が校の生徒の一人が誘拐され、ここに匿われている、とご家族からの通報がありましたので』

 後ろで奈島さんがびくんっ、と跳ねる。

 ――マジかよ。

 突如として首元に刃物を突きつけられたような緊張感。

 俺の認識では、家出娘を匿ってるという認識だったのだが――奈島家からはそういう風に捉えられるのかもしれない。

 いや、世間体を考えれば実態はどうであれ、そう言うだろう。

 俺の背後にいた奈島さんが分かりやすく動揺する。

 ――感情豊かになったな。

 怯えた顔をする奈島さんを見て思わずそんなことを思う。

 初めてこの家に来た時の奈島さんは――世界の全てに絶望して、何があったって虚ろな目をして、全てを諦めていそうな雰囲気だった。

 けれども、たった一晩で弱々しいただの女の子になってしまったように見える。

 以前の奈島さんならば、どんな過酷な環境でも、心をすり減らしつつも生きて行けそうだったが、今の奈島さんが実家に帰ればあっさりと心が折れてしまいそうだ。

「念のために訊く。家に戻りたいか?」

 我が父のシャツを握りしめた奈島さんは顔を横に振る。

「……ここに、居たいです。み、見捨てないですよね? 私はあなたのママですし、大丈夫ですよね?」

 上目遣いに潤んだ瞳で頼られる。

 ――そんなに義母であることを強調されても。

 年下の女の子にママだから、と迫られるのはよく分からない背徳感があった。色々と調子が狂う。この子、母親という概念に並々ならぬこだわりを持ちすぎだ。

 さて、ここで彼女を引き渡せばどうなるか。今ならまだ話は穏便に済むかも知れない。

 仮に、この子が俺の彼女ならまだ許されるかもしれないが、俺の父親の彼女だ、と公になったら、今の日本の法に照らし合わせれば警察沙汰だ。

 ――なら、答えは一つか。

「事実無根です。お引き取り願います」

 インターホン越しに断る。

 ――仮にも、俺の義母らしいからな。売る訳にもいかん。

『しかし、先ほどこの家に我が校の生徒が入るところをマンションの監視カメラで確認してます』

 ――この人、マンションの管理人を口説き落とせたのか。

 そんな器用なこと出来そうに見えないのだが、人は見かけによらないものだ。

 ――いや、こんな美人教師に頼まれたら多少性格がきつくてもあの管理人なら言うことを聞いてしまうかもしれない。

 なんというか、俺の周りの大人はどいつもこいつも美人の頼みに弱そうな人が多すぎる気がする。我が父に言わせれば、男ってのは全員そういうものらしいが。

 ――俺も人のことは言えないか。

「仮にそれが事実だとしても、学校側が首を突っ込むことではないですね。それは警察の仕事です」

『ご両親は警察沙汰にしたくないと言ってます』

「ならなおさらですよ。訊ねてくるべきはその誘拐されたかも知れない生徒のご両親では?」

『我が校にも、生徒を守る義務があります』

「拡大解釈の越権行為でしょう?」

『不思議ですね。前回はあっさりとお宅にあげて貰えたのに、今日は門前払いですか?』

 軽く舌打ちした。

 この先生、学習してきたのか、事前にどう対応するか予め決めて来ている。

 ――予習復習さえすればなんとかなるタイプだったか。

 話し合いは平行線。

 後は不毛な持久戦しかない。

「当然ですよ、こちらには先生をあげる理由はありません。帰ってください」

『生徒がここにいるかだけでも確認させてください。それまでは帰れません』

「では、好きなだけそこで立っててください」

 インターホンを切って俺は腕を組む。

 後は放置するだけ――と言いたいところだが、もう少しすればリョナが帰ってきてしまう。

 先生とリョナが鉢合わせすればめんどくさい事態になりそうだ。

 それでなくとも、世間的に見て後ろめたいのは――たぶんうちの方だ。

「そうだ、リョナにメールを! あいつに今家に来ないように連絡――」

 はっ、と思い至って奈島さんに指示を出す。

「……あ、は、はい」

 奈島さんも慌ててスマホを取り出しリョナに連絡をしようとして――。

『あ』

『あ』

 玄関前でリョナとネネコ先生がばったりと出くわす。

 ――くっそめんどくさいことにっ!

『あ、あれー? 鳥河先生? なんでこんなところに?』

『それは私の台詞です。どうしてあなたがここにいるのですか?』

 案の定、がっつり先生に詰問されるリョナ。

『ええっと、ここは友人の家で、遊びに来たんですよ』

 さすがの彼女もここに泊まり込みて住んでる、とは答えない。

『友人? あの薄汚い少年が?』

 先生の言葉にリョナがむっと顔をしかめる。

『幾ら先生でも、それは失礼じゃないですか。撤回してください』

 玄関前でなにやら険悪なムードが漂い始めた。

 それをインターホンのカメラ越しに見て、奈島さんがあわあわする。

 ――慌てる奈島さんかわいいけど、親父のシャツがかなりくしゃくしゃになってるぞ。

 思わずどうでもいいことが気になる俺。いや、これはただの現実逃避か。

「……ど、どうしましょう?」

 玄関前で腕組みした女子高生と女教師が睨み合う謎のシチュエーションに正直割って入りたくない。

 まさか、『俺のために争わないで』と言う訳にもいくまい。

 ――いや、それはちょっと面白そうだな。

 等と考えている間にネネコ先生が口火を切る。

『先生、付き合う友達は選んだ方がいいと思うの』

『だったら、先生こそ服のセンス磨いたらどうです? 教師なのに真っ赤なスーツ着てイエローのパンプスとか色彩感覚狂ってるんじゃないですか?』

 リョナの指摘にネネコ先生は虚を突かれたのか目が点になる。

『先生、大学で勉強しかしてなかったでしょ? ファッションに関する知識が全然なせいで、取りあえず高そうな奴をバラバラに選んでて全体がちぐはぐなんですよ。

 その服装で何故その口紅とネイルの色なのか、周りの人誰もおかしいって言わなかったんですか?

 ああ、言わなかったんですよね。だって先生友達いなさそうですもの』

『い、今はファッションのセンス関係ないでしょっ!』

 俺と奈島さんは顔を見合わせた。

「リョナっていつも学校であんな感じなの?」

「……いえ、どちらかというと先生方とは仲のいい方なんですけど――」

 ――即座に人格攻撃に移る辺り、アイツもサドの才能あるな。

 ネネコ先生、すでに軽く涙目だ。

「……なんで笑ってるんですか?」

「ゴメン、すごく面白い」

 ――いかんな、強気な女性が責められる様は俺の好物過ぎる。

 出来ればこのままニヤニヤと眺めていたい。

「このままリョナに任せておけば先生帰りそうだし、俺が下手に手を出さない方がよさそうだ」

「……はあ、そうみたいですね」

 普段は無表情で何考えてるか分からない俺がにやついた顔をしてるのが気になるのか奈島さんは怪訝な表情だ。

 あるいは、リョナに頼って自分は何もしないのか、と言いたいのかも知れない。

 ――とはいえ、ここで俺が出て行って二人で先生を責めるとかただのイジメだしな。

 俺が腕を組んで事態を静観している間にリョナは先生の普段の行動から的確に先生が人間としていかにダメなのかを指摘していた。

 先生は確かな反論が出来ず、ただただ今は関係ないでしょ、を繰り返すばかり。

 ――やばいな。話を聞いてるだけで、この先生が職員室でいかに孤立しているかが分かってきたぞ。

 俺の心のメモに先生の弱みリストがガンガンに付け加えられる中、今度は不安がもたげてくる。

 ――この場はどうにかしのげそうだが、その後はどうしたものか。

 何故か奈島さんの親にはこの場所がバレているようなので、次は奈島さんの親が来るかも知れない。

 その時、俺は奈島さんを守れるのか。

 守りきれなかった場合、最悪、親父は警察に捕まって、犯罪者の息子になった俺はどこか遠い親戚に引き取られるか、たらい回しにされるか、あまりいい未来は待ってないはずだ。

 少なくとも、今のだらけた浪人生生活を送ることはできないし、思い入れのあるこの街にも二度と戻ってこれないかもしれない。

 根本的な問題解決には奈島さんの親との対決が不可避だが――リョナはどこまで考えて俺を巻き込んだのか。

 ――まさか親父が奈島さんに手を出すとは思っていなかったのだろうけれど。

 ネネコ先生を追い払った後を思うとなかなか笑えない未来が待っている。

 そんな中、玄関の外で新たな動きがあった。

『おやおや、これは美しいご婦人がどうしてこんな所に?』

「……京士郎さんっ?!」

 リョナと涙目の先生の間にぴしっとアイロンのかかったスーツ姿の父が現れていた。

 ――やっべ、更に話がややこしく。

 何故こんな時間に父が帰ってきたのか。何故、あんな正装っぽい姿なのか。女同士の口論に割って入るとかどんな神経してるんだ、とか様々な疑問が俺の中で溢れかえる。

『だ、誰です? あなたには関係ないでしょう? 下がってて貰えますっ!』

 震え声ではあるものの、気丈にネネコ先生は父へ罵声を放った。

 まさか年下の女の子に泣かされそうになっているのを他人に見られるとかプライドの高い彼女にとって屈辱でしかあるまい。

『関係ない、なんてことはありませんね。その家は私の家ですから』

 ネネコ先生に睨まれても父は余裕たっぷりに笑う。

 するとネネコ先生の顔つきが変わった。横でリョナがしまったと言う顔になる。

『私は神姫高校のものです。我が校の生徒がここに誘拐されていると訊いてやってまいりました。詳しい話を聞かせて貰えますか?』

 まるで自分が圧倒的に上の立場だ、と言わんばかりに高圧的な態度に豹変する先生。

 自分の正義を振りかざせる、絶対的に優位な相手。少なくとも先生にはそう見えたのだろう。

『誘拐ですか? それは穏やかじゃないですねえ』

 対する父はやはり余裕綽々な態度だ。

 それが逆に俺の不安を増大させる。

 ――おいおい、まさかこの人、「紅蓮ちゃんは俺の嫁だ」とか言い出すつもりじゃないだろうな。

 軽薄な父のことだ。それくらい言いかねない。そんなこと言い出した時点で父の社会人としての生命は終わりかねない。

 横でリョナが幾らフォローしようとも、それを覆すのは難しいだろう。

 俺の脳裏に犯罪者の息子として路頭に迷う自分の姿がよぎる。

『おじさまちょっとストッ――』

『どうやら行き違いがあったみたいですね。その件についてはもう解決済みですよ』

 横合いから割って入ろうとするリョナを片手で牽制し、父は懐からスマホを取り出した。

 そしてどこかへ電話する。

『どうも、茶堤です。先ほどはどうも。はい。実は学校の先生がこちらに来ておりまして。はい、ご説明していただければ――』

 親父は慣れた手つきでスマホをビデオチャットに切り替える。

 そこには和装の壮年の男性が映し出される。

「……お父様っ!」

 隣で奈島さんが息を飲む。インターホンの液晶画面越しだからあまり見えないが、彼女にはすぐ分かったらしい。

 ――あれが奈島父なのか。

 なんというか、やや強面だがとても真面目そうで娘に紅蓮とかいう名前をつけそうには見えなかった。人は見かけによらないというか。

 ――平日の昼間に、和服姿。奈島父の職業はなんなのだろう。

 俺がそんなことを考えてるうちに事態は進行していく。

『これは――っ! その、先日はどうも――』

『世辞はいい。娘に関しては話がついた。もうそちらの手を煩わせることはない』

 慌てて挨拶をするネネコ先生を制し、スマホ越しに奈島父が言い捨てる。

『――そんなっ!? だって昨日そちらが怒鳴り込んで――?』

『その件についてはこちらの落ち度だ。非は認めよう。家内が迷惑をかけた。だが、これ以上はいい。彼は信頼できる人間だ』

 ――何故か知らんが、ネネコ先生、はしごを外されとる。

 察するに、我が父は奈島父と話をつけてきたらしい。おかげで奈島家の要請でやってきたネネコ先生は大義名分を失ったようだ。

 完全に道化である。気の毒であるが、人の悪い笑みが止まらない。

 ネネコ先生が立ち尽くすのを横目に、父は普通に鍵を開けてリョナと一緒に入ってきた。

「……京士郎さんっ!」

 奈島さんが親父に飛びつき、抱きしめる。親父はよしよし、と優しくそれを受け止めた。

『――紅蓮』

 スマホから咳払いが聞こえてきて、奈島さんがはっと顔をあげる。まだビデオチャットを切ってなかったらしい。

「……お父様っ!」

『義母さんのことはすまなかった。気付いてやれなくて』

 スマホの向こう側で不器用そうに奈島父が告げる。

「……そんなっ!」

『しばらくは京士郎くんのとこにいるといい。こちらは私がなんとかする』

「……ありがとうございます、お父様」

 涙を拭いながら、丁寧にスマホにお辞儀をする奈島さん。

「今度は、紅蓮ちゃんをつれてまたそちらへ伺います」

『ああ、楽しみにしている。今度、一緒に一杯やろう』

 そうして向こうからビデオチャットは切られた。

 父がスマホを切ると、奈島さんは再び父に抱きつき、父は優しく抱き返した。

 ――なんやこの光景。

 父と奈島さんを挟んで反対側に立っているリョナと目が合う。彼女も俺と同じ思いということがはっきりと感じられた。

 よく分からないが、俺の知らないうちに奈島さんの厄介事を父が独力で解決してきたらしい。

 ――まあ、俺は奈島さんに対して傍観者を決め込んでいたからな。

 なんという行動力。我が父ながら感心する。有言実行とはこのことか。

 おれはともかく、立場がないのはリョナの方か。

 彼女こそ、友人として奈島さんを助ける為にここに連れてきたのだろうに。

 そんなことを考えていると奈島さんが父との抱擁を終え、涙を拭い、リョナの手を手に取った。

「ありがとう、りょーちゃん」

「へ?」

「これもりょーちゃんのおかげだよ。京士郎さんとも会えたし、お父さんにも分かって貰えたし」

 リョナの顔は嬉しさよりも戸惑いの方が強かった。おそらく彼女は彼女で友人を救う手立てを考えていただろうに、勝手に解決してしまったのだから。

「私はもう大丈夫だから」

「そ、そう。よかった」

「だから、りょーちゃんはもう家に帰っていいよ」

 奈島さんの言葉にリョナははっとする。

 そう、彼女は奈島さんを助けるという名目でこの家に泊まり込んでたので、奈島さんの問題が解決した今、俺の家に居候する意味はない。

「そ、そうかー。そうだよねー」

 笑顔をやや引きつらせながら何故かリョナは俺を見た。

 ――「ちょ、何笑ってるの?」――

 ――「なんか知らんけど、友人にハシゴを外されて今どんな気分? どんな気分?」――

 ――「うっさい! 助けなさい」――

 ――「なんで俺が」――

 一瞬のアイコンタクトで俺達は分かり合う。

 何故かは知らないが、彼女はまだ俺の家に居たいらしい。

 まあ、ここで家に帰ってしまったらリョナがすごく道化っぽく見えるのは確かだが。

 俺は普段の仏頂面が崩れてニヤニヤが止まらないのを自覚する。

「おう、今までありがとうな。お前と一緒だった数日間楽しかったぜ」

 思わず口をついて出た言葉にリョナが「おーまーえー!! ふざけるなよぉぉ!!!」と意志を込めてすっごい睨んでくる。

 それがまた楽しくて仕方ない。

 そして俺達は――。



つづく

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る