夢中で読んでしまう力のある作風で、その描き出す世界観の美しさがなんとも言えません。
ひとつの物語の中に 幾重にも ちがう物語が隠れているようなそんな奥行きを 感じました。飛び去る青い鳥を掴まえてしまう シーン。まるで、自分の手にも同じ感触が残ったような気が。絵葉書、地球儀、だいすきなモチーフ。言葉の一つ一つの選び方も すてきです。つづき、楽しみに待っています。
するりと心に落ちてくるお話です。次のお話お待ちしています。
「青」の表現が綺麗で、文中にある「寒さ」までも青く感じました。