第59話  女王の本音

夜になって、役人は報告のために町長の家まで足を運んでいた。

その傍らには、町中で出会った女がいる。

彼女の名は、シンシアと言うらしい。ということを役人は町長の家に行く道すがら

聞くことになった。

「ははあ、雪の女王の名をつけるとはね」

役人はどこかなっとくしたような顔でうなずいた。

「確かにあんたみたいな別嬪さんなら女王様の名をもらっても納得ってもんだな――――さてと、着いたよここが町長、雪乃様のお屋敷だ」

目の前に在る月狼国式の建物を見ながら、雪女――――シンシア――――は

「ほんに感謝するぞ。ニンゲンよ」

そう言って役人にキスをした。

頬にキスをされた役人はでれっとした顔のまま、一瞬で氷の彫像と成り果てた。

「さぁて、ここがあの子の居る場所か」

そう言うと、そのまま中へと上がりこむ。

少し進むと、左隣に台所が。その奥には茶の間が見えて、そこから何やら楽しそうな声が聞こえてきているのが知れた。

(ここか――――)

シンシアはゆっくりと進みながら茶の間をのぞき込むとそこには、凍子と凍太の姿が見えた。

(いた)

シンシアの口元が嬉しそうににやつき、心が逸る。

いままであんな子供は――――自分から逃げおおせたものなど一人もいなかった。

『ニンゲンは皆、自分が息を吹きかければ凍る』

シンシアはただ戯れで凍らせていただけの事で、ちょっと遊ぶ程度の認識だったのだが、それがあの子供には避けられ、逃げられた。おまけに逃げる際に突風でシンシアをも巻き込んで飛ばすという荒業までやってのけた。

(あの子供と居れば退屈を紛らわせられるかもしれぬ)

シンシアはいつもが退屈だった。

何十年もの間、何もすることがなくただただ時間だけが流れていくのがたまらなくつまらなかった。それが凍太の存在で何かワクワクするような気持になった。

(じゃが、あの女は誰じゃ――――)

凍太を後ろから抱いている雪人の女がシンシアには目障りだった。

「くすぐったいよ。お母さん」

(ほう。あの子の母か)

ならば感謝せねばなるまい。このような子を産んでくれて、育ててくれたことには。

シンシアは茶の間へと入りその場へ正座をした。

「――――あら?お客様かしら」

「――――!違う。この人は」

音もなくその場へ現れた珍客に、凍子は客を見るような目で見、凍太は敵意をもって相対した。

「お初にお目にかかる。我が名はシンシア。ニポポ山に住まう『女王』である」

静かに、凛とした声で、名乗ると場が静まり返った。


▽▼▽▼▽▼


雪乃が家の前で雪像を見つけ、靴のまま家へと駆けこんだ

茶の間に入ろうとしたところで――――正座をしている一人の女の姿を見つけ

「何者です?」

気を抜かずに問いかける。

「我が名はシンシア。ニポポ山の主よ。そちは誰かの?」

「我が名は雪乃。この家の主です」

見れば、まだ凍子と凍太は無事なようだった。正直ほっとしたが、すぐにシンシアと名乗った女に目を戻す。

落ち着いた色の青い髪、首だけ向けた横顔はおとぎ話に出て来る『雪の女王』そのものだった。その存在は居るとは聞いていたが――――

(まさか生きているうちにこの目で見ることになるとは)

「それで、我が家に何用があってきたのです?」

「なに――――そこな子供と戯れてみたくなったのでな」

「一つ聞きましょう。家の前の役人と門番二人を凍らせたのはお前の仕業ですか?」

「―――――ああ、別段殺すつもりはなかった。戯れに息を吹きかけただけじゃ」

「戯れ。ですか、あなたが本当に『シンシア』ならばニポポ山に居る筈。なぜこの街にいるのです?」

「ふん――――我とていつも山に居るわけではない。特に冬は退屈でな。少しばかり散歩の最中に、そこな子供にであってのう――――あまりに興味を惹かれたでなこうしてここまできたのよ」

じろり

凍太に目配せだけで、本当かどうかを問いかける

「今朝、散歩に出かけて――――この人に会ったんだ。この人は僕とレイレイを見つけると攻撃を仕掛けて来て―――」

「ほほほ――――あれはほんのあいさつ代わりじゃ。攻撃などではない。それにお前はしっかりとをしてくれたではないか」

「ほんとうですか?凍太」

「返礼?―――――この人から逃げるために『爆風』を使ってその場から一気に離脱はしたけど――――」

「あの風で我も上空に飛ばされたわい。あれにはちと驚いたぞ」

声を上げて笑うシンシア。その声は心底楽しそうに聞こえた。


▽▼▽▼▽▼


「シシリー様。雪乃様から招集です。急ぎ御屋敷までお願いします」

「あの子が助けを求めるなんてね」

ゆっくりとした口調ながらシシリーの声には焦りが感じられた。

「分かりました。すぐに駆け付けます。貴方はここに残っていなさい」

シシリーは伝言に来た教師を貴賓室に残るように告げた。が

「嫌です。私も行きます!」

教師からは反発するような言葉が帰ってきた。

「貴方分かっていないのね。普段人をたよらない雪乃が救援を呼びによこしたということは、自分では歯が立たないことを意味するのよ?――――貴方の力量では、死体が増えるだけだわ」

「――――っ」

「悔しいでしょうけど、聞き分けて」

シシリーはすれ違うように貴賓室を出る。教師はただ立ち尽くし我慢を重ねるしかなかった。


▽▼▽▼▽▼


「端的に言ってな。わらわはその子が欲しい。――――のう、坊や。わらわと一緒に来ておくれ」

シンシアがニンマリと笑う。

凍太はぷるぷると顔を横に振った。

「そう怖がることはない。わらわと共に少しばかり楽しく話したり、遊んだりすればよいだけじゃ――――楽しいぞ?」

「凍太。分かっていますね?耳を貸してはなりませんよ?」

「そうよ。まだまだ覚えることは沢山あるんだから」

雪乃の後ろの方からシシリーの姿が見える。「蛇の王国」のローブ姿、手には一冊の大きな本を持って。

「すみませんねぇ――――シシリー。貴方にそんな装備まで持ち出させてしまって」

雪乃がニタリと笑った。

「構わないわ。それと、ここに来る途中で、使いを先生に送ったわ。御免なさいね」

「――――まさかウェルデンベルグのジジイを呼んだのですか?まぁ――――あの相手には相応かもしれませんね」

「あら、ずいぶん素直じゃない」

やがて、雪乃とシシリーは並び立つようにして、シンシアと相対した。

「今日はよう人に会う者じゃ。それも老いぼれが一人増えるとはの」

シンシアは正座をしたままの格好からすっ――――と立ち上がると、シシリーと雪乃に対して向きなおり、

「じゃが、いささか――――無礼であろう?今はわらわがこの子と話しておるのじゃ」

「無礼?人の孫をかっさらおうとしておいて、さすが『雪の女王』はいう事が違いますね」

「全くだわ。その子は私のカワイイ愛弟子なの。誰が貴方にあげるもんですか」

「――――ふん。良かろう。ならば、力づくで勝ってもらっていくことにしようかの」

「雪の女王」と二人の老いぼれの戦いが今ここに始まろうとしていた。


▽▼▽▼▽▼


シンシアに対しての二人の息の合い方はピッタリだった。

シンシアが前に出て吹雪を叩きつけるのをシシリーが熱波をぶち当てて相殺する間に水蒸気で煙ぶるなかから、雪乃が強烈な一撃を叩き込む。

雪乃が一撃を見舞っている間にシシリーは本――――魔術書―――開いて次々と矢継ぎ早に魔術を繰り出していった。

「ふふふ!――――ただの老いぼれにしてはやるのう!」

「舌を噛みますよ!黙りなさい」

逆立ち蹴りを放つようにして――――雪乃が地面に両手をつき、相手の顎を目がけて蹴りを放った直後に、今度は炎の弾がシンシアを狙う。

「!」

「――――」

シンシアは溜まらず袖で顔を隠すようにガードをし、雪乃は蹴りのモーションを途中でバク転に切り替えてその場から離脱した。

「なかなかのもんじゃ―――が、そのうちお前も巻き込まれてしまうぞ?」

「ええ、でもあいにくそんな下手は打ちませんよ。あの婆ぁのやることなど私には手に取るようにわかるのです」

キュドンっズドンっ

魔術弾がシンシアと雪乃に打ち込まれ、どちらも寸前で躱される。

「――――シシリー?次やったら殴りますよ?」

「だったら黙って戦いなさいナ」

シシリーと雪乃は共闘しながらも毒づくことを止めない。

(何だあのめちゃくちゃな戦い方は)

それを見ながら、凍太は目を疑った。が――――

「ほっほっほ。愉快愉快。元気そうじゃなぁ――――ワシも混ぜてくれんかな」

突如としてかけられた声がさらに輪をかけて凍太の目を疑わせた。

「えぇ!ド・・・ドラゴン?」

それも、そのはず。いきなり、シンシアと雪乃、シシリーが戦う上空に巨大な翼竜が飛んできたのだから――――


翼竜が上空を通過すると、上から降下するようにして、一人の老人が地面に着した。

「ご助力感謝します。先生」

「相変わらず登場が派手ですね――――ジジイ」

シシリーが先生と呼び、雪乃がジジイと呼び捨てた男は「蛇の王国」のローブを身にまとい、頭には魔女が被るような大きめくたびれた三角帽をかぶり、長い顎ひげを触りながら肩をこきりっと鳴らして見せた。

全身が黒づくめで蓄えている髭だけが白かった。

「何者かの?」

シンシアは突然現れた、老人に向かって不快感をあらわにした。

「おっと、名乗りが遅れたようだ。いかんいかん。―――――」

老人はシンシアに向きなおり帽子を取って胸に当てる様にして礼を取ってから―――――

「ワシの名はウェルデンベルグ。以後お見知りおきを。レディ」

そう言ったのだ。

「またですか?」

雪乃は露骨に嫌そうな顔をし

「先生――――それはおやめになってくださいと言ってある筈でしょう?」

シシリーもまた、頭痛がするとでも言いたげに頭を押さえながら老人―――――

ウェルデンベルグ――――に注意をした。

「やれやれ、お前ら二人は礼儀を分かっておらんな。嘆かわしい」

ウェルデンベルグもやれやれと言った様子で帽子をかぶり直すと、シンシアにニヤリと笑いかけた。

「何をわらっておる?」

不快感をあらわにしたのは、シンシアも同じだった。

「やれやれ、どいつもこいつもウィットが分かっておらん。まぁ良いわい」

ウェルデンベルグはふぅとため息をついて―――――

「ワシも生徒を守るために一枚噛ませてもらうとするぞ。良いかな?ん?」

「好きにするがよかろう。どのみち結果は変わらん訳じゃしな」

シンシアはそう言うと、一足飛びに後退し、再び吹雪を叩きつけた。

「ほっほっほ。なかなかの吹雪じゃの!じゃが――――まだまだ」

ウェルデンベルグは余裕な顔で手に持った杖を一振りして見せた。すると吹雪を遮る様に何本もの火柱が現れた。

雪乃にウェルデンベルグは顎で指示を飛ばすと

「分かっていますよ!」

憎々し気に雪乃が、中空を舞って火柱を飛び越えシンシアに踵を打ち下ろした。

シンシアは振ってくる踵を避け横へ避けようとしたところで今度はシシリーの放った魔術弾が肩口辺りを直撃し

「―――――!」

シンシアを横飛ばしにした。

シンシアも横飛ばしにされはしたが、倒れずに体を押しとどめると、前の3人を冷ややかに睨みつけた。

「いまのはなかなかじゃったぞ?」

「それはどうも。でも――――威力はまだまだ上がるわよ?」

「おもしろいのぅ」

シシリーとシンシアはニタリと笑いあった。


(おかしいのう。なぜこのわしが押し負ける?)

シンシアは何度目かの魔術弾を食らった後に、不思議そうに焼け焦げた部位を見つめ、思案していた。

いままでこんなことはなかった。ただの一度もだ。

弱い人間風情は自分が振れれば凍る。そんな存在だったはずなのに。

今は、立場が逆転し着物が焼け焦げ、細い腕が露出するまでに追い込まれていた。

が、反面面白くもある。人間には自分の知らない者たちがまだまだいるのだと思うと

「ふふふ」

不思議と笑みがこぼれる。

今や自分はただの人間に追い込まれ、気を抜けば殺されるかもしれない。

そんな立場でもシンシアは今までに味わったことのない高揚感を感じてワクワクしていた。

「気でも触れたのですか?」

雪乃が油断なく構えながら質問を投げかける。

「いや――――楽しくてのぅ」

「戦闘狂と言うわけか」

ウェルデンベルグは呟いた。

「戦闘狂か――――確かに今我は狂うておるのやもしれぬ。だがそれが心地いい。分かるまいなぁ」

くくくっと笑いを漏らすシンシアに対して誰一人として答えない。代わりに雪乃が地を蹴って飛び掛かった。

飛び掛かりながらシシリーに何事かを合図する。するとシシリーは魔本を読み上げる様にして何事かを呟き始めた。

「――――火の元素の加護をかの者へ齎せ給え。」

シシリーの呟きに合わせる様にして間合いを詰めていく雪乃。

「一つ目!」

やがてシンシアに接近し一撃目の蹴りを真横から鳩尾へと叩き込んだ。

シシリー・マウセンの言葉の後にづついてウェルデンベルグが言葉をつなぐ。

「その火はすべてを包み込み、焼き尽くし、清浄と成す――――」

「二つ目!」

二撃目がボディブローとしてシンシアの身体をくの字に折れさせた。

「くはぁ―――っ」

自身の口から漏れ出る苦悶の息が、なぜか熱いことにシンシアはふと気が付いた。

「火の剣を持てすべての敵を浄化せしめよ」

最後の言葉はシシリーとウェルデンベルグが同時に声を合わせて唱える。

「三つ目!」

三撃目は相手の首を抱えての膝蹴りをボディブローと同じ鳩尾へ打ち込むと――――

やがて、シンシアの身体から水蒸気が上がりだし―――――

「なんじゃ?――――体が熱い。力が抜けていきおる・・・」

何が起きたか理解できないといった風によろけながらその場に膝をついて顔を歪め出した。

「やっと同じところに叩き込めましたね。苦労しましたよ」

雪乃が油断なく見据えて呟く。

「今お前さんの身体には炎の魔素を叩き込んだ。火がお前さんの中を焼く」

ウェルデンベルグは静かに告げた。

「なにを言っておる――――わらわは『雪の女王』ぞ?この程度の火なぞ――――我が身が消し去ってくれよう」

「その火は消すことは出来きないの。そのための聖句なのだから」

シシリーもシンシアの後から最後通牒のように言葉を被せた。

そのあいだもシンシアの悲鳴は止まらない。

「――――くぅぅ。胸が焼けおる!喉も――――臓腑も――――」

少しの間にシンシアの苦悶の叫びが大きくなった。

胸を掻きむしり、喉を押さえて、咳き込む度に、口からは熱くなった吐息が漏れ出した。

「もう――――力が入らぬゎ――――」

しばらくすると、起き上がることも、出来ないのだろう――――横に倒れたままの姿で、か細く呟く。

しかし、その表情は苦しそうだったが――――晴れ晴れとして居るようにも見えた。

やがて―――

「――――良い戯れで在ったわ―――」

そう言い残して、シンシアの身体は完全に溶け切り消えて行った。


▽▼▽▼▽▼


「よく頑張ったわねぇ」

シシリーが縁側に座り込んだ雪乃の介抱をしてやっている。

特に前線で接近戦を挑み続けた、雪乃の身体は傷だらけで、凍傷が各所に見られた。

「いだっ――――もう少し優しく治療なさい!」

「わたしが嫌なら先生に任せますよ?」

「っ――――つづけなさい」

雪乃がシシリーの一言で黙るのは、凍子にとってはとても珍しいことで

口を押さえて笑いをこらえていた。

「ボロボロじゃが・・・・まぁようやったわい。最後の三連撃はお前あってこその芸当じゃからな」

ウェルデンベルグが雪乃の後ろからくしゃくしゃと髪を撫でた。

「な――――やめなさい!くそジジイ!」

「ほっほっほ。昔を思い出すのぅ」

ウェルデンベルグは頭を撫でるのを止めない。

「手ごわい相手でしたよ。先生を呼んで正解だったわ」

「うむ。見事な判断じゃ。お前と雪乃だけでは荷が勝っておったしな」

ウェルデンベルグはそう言ってシンシアの消えたあたりを見つめる。珍しく、眉間には、しわが寄っていた。



暫くして――――街に敷かれていた待機命令は解除され、何事もなかったかのように街は活気を取り戻し始めた。

街の鉄城門はいつものように開かれ――――門衛は新たに新規の者が任命された。

死んでしまった門衛二人と役人は雪乃の命によって、街を守った英雄として鎮魂の儀式が執り行われることになっている。

あの夜にあった事件は街に不要な混乱を招かないようにと、闇に葬られることになった。

「騒ぎが収まってよかったですねぇ」

「早急に待機命令を出して、箝口令まで出しましたからね」

「ところで―――あの新聞記者には本当の事はかぎつけられていないでしょうね?」

「ええ。あの晩はしっかり宿に居ましたし、平気でございますよ」

紗枝の報告は簡潔だった。

「それに――――あの戦いは、欲のぶつかり合いですからね。他人に聞かせるべきものではないのです。例えるなら―――寂しさに耐えかねた「子供」の癇癪を、老人が3人がかりで留めたというだけの事。――――「新聞」のネタになるほど、特別な事ではないですよ」

雪乃はそういうが――――紗枝にはもう一つ予想される出来事があった

(たぶん、雪乃様は大騒ぎになるのを避けようとしてらっしゃる)

もし――――この件が新聞などで騒がれることになれば、雪乃は街の英雄として扱われてしまうだろう。

そうなれば、おのずと世間の目は雪乃だけでなく雪花国じたいにも注がれることになり、いろいろなことを探られかねない。

凍太を守るためにわざわざ「蛇の王国」まで亡命させていることを、まだ月狼国の間者たちに感づかれてはこまるからだろうと紗枝は考えた。

「それに――――記者に何がわかるもんですか。なのですよ。書けば、とたんに陳腐になってしまう。敵と言えども戦った後は愚弄することはなりません。それが武侠というものです」

「そうですね・・・・」

雪乃の言葉は、紗枝の心に深く染み入るもので、その考えは、紗枝も同じ考えだった。

「もう下がりなさい」

「畏まりました」

雪乃から指示が下ると、紗枝は静かに部屋を出て、深々と一礼をするのみであった。

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