◆Climax01◆世界の外より来たる(6)

 かくして大学都市オーカーを、そしてエリンディル大陸を襲った危機はここに去った。

 今、事件を解決に導いた四人を、いずこからか見下ろすふたつの人影があった。

 ひとりは、大きな錫杖を携え、帽子を目深にかぶった長き銀髪の女性。

 今ひとりは白銀のフードをかぶった、おそらくはヴァーナの少女だ。彼女は、菫を見下ろしながらどこか安堵した様子を見せていた。

「よかった。なんとか乗り切ったでやんすな」

「……そうね。あなたの選んだ子は無事にやり遂げてくれた」

 銀髪の女性は頷き、満足げな微笑を浮かべて最後にこう告げる。


「……女神候補生見習い心得としては合格よ、ベネット―――」


挿絵↓

http://www.fear.co.jp/kakuyomu_gazou/35illust09.jpg

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