第5話
やはり叔父がムカつく
あの態度はどうしても許せなかった
それから事件が起きる
3月の中ごろ卒業式の辺りだった
叔父が来ていた
母親の所に電話を掛けろと言うのだ
そして母親の元へ行けと言う
しょうがなく電話したが
これにはさすがにキレた
叔父の家は公園の裏手にある
歩いて2分程度ですぐの所にあった
俺はその日ティッシュの箱の穴のある面をすべてハサミで切って
物が入れれるようにした
次の日、昼ごろに便意を催した
もちろん箱の中に便をした
新聞紙で蓋をして叔父の家に歩いて向った
箱を持ち公園の横の道を歩き
小さい橋を渡り叔父の家の玄関に着いた
車は大きな車だけあった
小さな車が無いのは家に誰もいない時だけだ
おれは蓋をあけて大便を玄関にごっそり置いた
箱と新聞紙は横の川に捨ててそのまま帰った
帰ってからも気が治まらない
もっと叔母との仲を疑わせて、おかしくしてやりたい
そうおもった
次の日にも、すぐに叔父の家の様子を見たかったが、すぐに行けばもし見つかった時
怪しまれると思い行かなかった
2日後に散歩のついでに昼間、叔父の家の横の道を通ったが特に変わった感じは無かった
それ次の日今度は夜の11時ごろ様子を見に叔父の家の前の道を通った
電気が付いていて中に居るのは分った
特に変わったところは無かった
次の日まだ俺はムカついていた
第二の爆弾を撃ちたくなっていた
昼に便意を催した
ティッシュはまだいっぱい入っていた
チップスターの空き箱が目に入った
チップスターの箱を床において便をした
おしっこは前もって済ませておいた
そのおかげか、尿はつられて出てくることはなかった
便はまた大量に出て箱の上まできていた
蓋を閉めて外に出て叔父の家に歩いていった
この前と同じで小さい車だけ無かった
一応辺りを見回すが誰も居ない
家から声もしない
玄関まで行き、蓋を開けてチップスターの箱を逆さまにした
ドン!便が落ちる
2~3回振って全部しっかり落とした
蓋を閉めて歩いた
川に蓋をしたチップスターの箱を捨てて家に歩いて帰った
それから卒業式までは何もしなかった
叔父も叔母も家には来なかった
卒業式では懐かしい友達と合い、楽しい時間を過ごせた
みんなホントにいい奴だった
俺の進路を聞いてくる奴は居なかった
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