第8話
(で、結局気になってしまうんだよな)
雑踏の中で、和泉はひとり毒づいていた。
気が重くなるような曇天の下、平日であるにもかかわらず、繁華街は賑わいを見せている。なんとはなしに雑貨屋の店先など覗きながら、人にぶつからないよう例の風景を探す。?彼?の学生時代というと、十年ほど前になるのか。流石に様子が様変わりしている。
和泉がそこに足を運んだのは、流し観た世界の中で偶然にも特定できそうな看板を見つけてしまったからだった。とはいえ実際に店の名前を調べて特定してしまった行為には、自主性も認めないわけにはいかなかったが。
「あ、あった」
目印にしていた飲食店の巨大看板を見つけて、そこへ向かう。その店が立ち退いていなかったのは幸いだった。周囲の店は入れ代わり、過去と景色を異にしている。
――彼が立っていたのは、このあたりだったか。
同じように佇んでみたところで何が見えるわけでもないことは分かっていた。鑑賞眼は、こうした公共の場所を眺めるには向かない。あまりに多すぎるのだ。その場所に留まる想いと過去が。ためしに目を細めてみても、似たようないくつかの風景が入り交じってはっきりとしない。そこを闊歩する?過去の人?――人、人、人。現実の繁華街と然程違いはない。
ライターを落とした男がいて、それを拾った少年がいる。
流れていく日常の一部でしかないその出来事を目に留めた人はいまい。仮にいたとして、記憶に留まるようなことでもない。そのことも、分かっていた。得られる情報など何もない。無駄足だ。
それを認める一方で、しかし和泉は馬鹿げた期待を抱く自分にも気付いていた。それは恐らく、彩乃が比良原倫行の後継者としての可能性を貴士に見出したのと同じだ。根拠のない、望み薄な賭だった。
なんのあてもなく、薄ぼんやりとした期待と予感だけを頼りに散策を続ける。と――
「和泉?」
声に呼び止められて、和泉は振り返った。和菓子屋の店先に花束を抱えた蛍の姿がある。彼女は店員から紙袋を受け取ると会釈して別れ、こちらに向かってきた。
「驚いた。こんなところで会うとは思わなかったから」
「蛍さん。お仕事は?」
「今日は休みだよ。兄の墓参りに行こうと思って」
花束と菓子を掲げてみせる。
「賑やかなことが好きな人だったんだが、兄の友人たちも暇ではないから足が遠退きがちでね」
せめて自分が顔を出してやらなければ可哀想だから、と彼女は笑った。
「他に身内はいないんですか?」
「いや、いないってことはない。両親は遠方で忙しくしているし、兄は既婚者だったから。ただ……まあ、いろいろとあるんだよ」
「そうなんですか」
詮索すべきかするまいか迷ったままに頷いて、和泉はふと思い出した。ポケットを探る。?彼?のことばかり考えて、つい忘れそうになったが、
「これ、蛍さんのものですか?」
例のライターを取り出して見せると、蛍は表情を明るくした。
「ああ! 和泉が拾ってくれていたんだ」
「先日、別れたあとに拾いまして。訊こう訊こうと思ってはいたんですが――」
「よかった。なくしてしまったかと思って焦っていたんだ」
兄の遺品か。
その人がカラクサ葬祭の前代表であるとすれば、透吾と関わりがあるのも頷ける。ライターを受け取って胸をなで下ろしている彼女に、和泉は切り出した。
「あの――」
「うん?」
「俺も、お兄さんのお墓参りに付き合わせてもらってもいいですか?」
少し、唐突すぎたかもしれない。蛍が意外そうな顔で見つめ返してくる。
「ああ。手を合わせてもらえるのはありがたいけど……でも、どうして?」
「少しお話ししたいことがあるんです。あ、絵のことではなく――もっと個人的な質問というか」
いきなり?ライターを観た?とも言えず。歯切れの悪い説明になってしまったが、蛍はなんらかの事情があるとは察してくれたようだった。快く頷いて、答える。
「兄は客人が好きだったんだ。一緒に来てくれると、嬉しい」
***
昼間であるにもかかわらず、墓地は喧噪とは無縁に静まり返っている。
狭い土地の中に整然と詰め込まれた墓石の間を、二人は縦に並んで歩いていた。人の出入りは少ないのか、どの墓にも色とりどりの美しい造花が供えられている。和泉がそれらを眺めていると、蛍が不意に足を止めた。
「ああ……枯れる前にと思ったんだが」
声に促されて、蛍の視線を追う。
四、五歩ほどの距離が離れた場所に、小さなステンドグラスが嵌め込まれた黒い墓石があった。見れば花立てに挿された白と紫のアイリスが、すっかり色あせて頭を重く垂れている。彼女は早足で墓に近寄ると小さな声で兄に謝って、枯れた花を交換した。それから和泉も手伝って土台に溜まった砂を掃き、新しいぞうきんで墓石を拭う。最後に水を替え、線香を上げたところで――墓に向かって手を合わせたまま、蛍がぽつりと訊いてきた。
「そういえば、個人的な質問って何かな」
五樹さんのこと?
彼女は首を傾げている。和泉はいいえと否定して、
「その……もしかして、カラクサ葬祭は」
「ああ、兄の葬儀会社だよ。兄が死んだ今は兄の奥さんが代表をしている」
「万里さんの母親ですよね」
恐る恐るその名前を口にすると、蛍は訝ったようだ。
「姪のことを知っているのか?」
「ええ、少し話したことがありまして。彼女たちはお墓参りに来ないんですか?」
我ながら不躾な訊き方だ。流石にまずいかと思い直して、付け加える。
「すみません。他に何から訊けばいいのか分からなくて」
気後れする和泉に、彼女は気にするなと言いつつも少し辛そうに目を伏せた。
「さっきも言ったように、いろいろとややこしい事情があるんだよ。言っておくが二人と絶縁しているわけじゃないない。兄が死んでからは万里とも会っていないけど、美千留は今でも連絡をくれる――」
と前置きして、
「だけど、墓参りだけは駄目なんだ。彼女は嘘を吐ける人じゃないから」
そんな、意味の分からないことを言った。
「嘘?」
訊き返す和泉に、蛍がかぶりを振る。
「難しいんだ。身内に一人、厄介なのがいてね」
「それって、藤波さん……ですか?」
そうだろうと思った。案の定、蛍は愕然と和泉を凝視した。なぜそれを知っているのかと混乱している顔だった。何も紡ぐことができずにいる彼女を見返して、続ける。
「カラクサ葬祭の藤波透吾さんです。お兄さんは、彼と親しかったんでしょう? 藤波さんが、あなたのお兄さんのライターを拾った。それがきっかけなのかは、俺には分かりませんけど……」
確証はなかった。ただ、ライターが見せたあの過去がまったく関連していないとも思えなかった。それを話すと、蛍は目に見えて狼狽した。
「和泉……あなたは兄の知り合いだったのか? でも、そんなはずは……」
こちらへの問いかけに自答して、疑心暗鬼に睨んでくる。
「だとしたら、トーゴか? いや、あいつが兄の思い出を語るとは思えない」
「あの、俺は――」
「何が目的だ? なんのつもりだ?」
彼女は弁解の暇も与えてはくれなかった。和泉は興奮気味に詰め寄ってくる蛍の両肩を掴んで、それ以上の接近を拒んだ――とはいえ、彼女の方が力があるため体と体の間には拳一つ分も距離を空けられなかったが。慌てて、悲鳴交じりに叫ぶ。
「藤波さんのことが知りたいんです!」
「なぜ」
鋭い目で問い返してくる蛍に、けれど和泉は胸を撫で下ろさずにはいられなかった。ようやく本題に入れるというものだ。
「あの絵――〈兵士と死〉を焼いたのは、藤波さんなんです」
「トーゴが?」
瞬間、蛍の体から力が抜けた。
そのまま、よろめくようにその場へ座り込む。彼女はしばし呆然と、あの男の名を繰り返していた。彼との間に余程の確執があるのか、或いはもっと別の理由があるのか。ややあって、彼女は口を開いた。唇から、弱気な声が零れる。
「……兄とトーゴのことは、どうやって知ったのかな」
見上げてくる視線に、和泉は言葉を詰まらせた。
ああ本当に、蛍と彼らとの間に何があったというのだろう。飄々としていた彼女は、今やどこにもいない。まるで亡霊でも見てしまったかのように、その顔は青ざめていた。そんな蛍の様子に狼狽する一方で、和泉はまた思い悩んでもいた。質問に、どう答えるべきかと迷ったのである。
事情を濁せばますます不審に思われかねないが、本当のことを話したところで信じてもらえるともかぎらない。考えあぐねて、口を開く。
「もし……もし、あなたのライターから読み取ったと言ったら」
一か八かで打ち明ける気になったのは、相手が父と関係を持っていたことを思い出したからだった。蛍なら、もしかしたら彩乃のようにこの奇妙な才能のことを受け入れてくれないとも限らない。
一縷の望みに想いを託して言えば、彼女はやはり眉をひそめた。
「どういうこと?」
「その、急にこんなことを言われても信じられないかもしれませんが――俺は遺品に込められた想いを鑑賞することができるんです。目に見える美醜と同様に」
告白に対する蛍の反応は微妙だった。
「そうか。てっきり、あの男に感化されて兄の遺品を処分しに来たのかと思った」
鑑賞眼の話題を慎重に避けて、額を押さえている。
「あいつ、まだそんな馬鹿なことをやっているんだね」
呟く声には悲しみと、腹立たしさが含まれていた。
「知ってるよ。知っているとも。藤波透吾。兄が可愛がっていた。傍から見て、私より兄弟らしかったくらいだ。仲良くしてやってくれと言われたこともあるが、ありゃ無理だ。あいつだけは無理」
ぎりっと小さく歯ぎしりをして――
「この前、話をしただろう。修復の価値、それを私に問いかけたのがあいつだった」
「藤波さんが?」
「兄が一枚だけ〈死者の行進〉を持っていたんだ。?貴族と死?だったかな。美術商から買ったらしいんだが、扱いが悪かったんだろうな。傷がついていたから、その補修を頼まれた」
喉の奥から、絞り出す。
「補修といっても、そんなに大仰な作業ではなかった。少なくとも焼けた絵を直すよりはよっぽど簡単だった。傷があったのは画布の端だったし幸いに絵の具も乗っていなかったから」
過去を思い出す瞳は、苦悩に満ちていた。
プライドを傷付けられた顔だった。
「そうだ。大きく手を入れたわけではなかった。それでも、あいつの指摘は堪えた。社会経験もないガキにそんな指摘をされたことにも腹が立ったし、そんなガキの言葉で揺らいでしまった自分にも腹が立った。何度も何度もあいつの言葉を反芻しては、気にする必要なんかないと自分に言い聞かせたんだが、結局駄目だった。修復作業に携わろうとするたび、手が震えた――」
そこまで話すと、蛍は大きく息を吸った。
「五樹さんと出会ったのもその頃だよ。彼には随分と相談に乗ってもらった」
「そうだったんですか」
としか言いようもなく、和泉は頷いた。
そうだよ、と蛍が俯く。視線の先、その手の中では例のライターがきらりと輝いている。彼女はそれをじっと見つめたまま、続けてきた。
「さっき、遺品に込められた想いを観賞することができると言ったね。実際、これは兄の遺品なんだ。兄はこのライターを愛用していた。死ぬ前に、これだけでもとトーゴに残したがった」
「でも、藤波さんはそれを受け取らなかった」
あの男がどんな言葉で拒絶したのかは、和泉にも想像がついた。
蛍が頷く。ああ、と。
「兄はトーゴにこう言ったらしい。?もしも受け取る気になってくれたら、蛍のとこに行ってくれ。預けてあるから?と。でも八年。あいつは八年間、一度も私のところに来なかった」
そういうやつだよ。と、蛍は憎々しげに吐き出した。
「あいつに関して私が知るのは、それだけだ。だが、もしも、もしもあなたのその?鑑賞眼?とやらが本物なら……うちに来るといい。観てもらった方が早い」
「え?」
わけもわからず、訊き返す。
そんな和泉の耳に、小さな呟きが聞こえてきた。
――私なんかよりも、あいつらの方がよっぽど事情を知っているだろうから。
蛍は立ち上がって、もう和泉に目もくれず歩いていく。墓地から去っていく女の足取りは、まるで酩酊しているようだった。呆然とその後ろ姿を眺めていた和泉は、遅れて彼女を追いかけた。押し黙ったまま、一人分の距離を空けて歩く。蛍も、隣を歩くようにとは言わなかった。奇妙な距離を保ったまま電車に乗り、それから四駅。
電車からバスに乗り換え、やや陽も落ちてきたところで住宅街に辿り着いた。
駅から少し離れているためか、どこか落ち着いた雰囲気がある。
昔からの住宅も多いのか、土地の広さや住居の大きさもまちまちで、唐草蛍が足を止めたのはその中でも一際広い敷地にある門の前だった。とはいえ敷地内の建物は一世代前の古さを感じさせたが。
「元々は祖父母の家で父が相続したんだけど、両親も葬儀屋で店を持っているからこっちへ帰ってくるわけにもいかなくてね。今は私が一人で住まわせてもらっている」
黒い門の閂を外しながら、蛍がようやく口を開いた。
「客が来るのは何年ぶりかな。いつも外で会うばかりだったから」
「突然、すみません」
「呼んだのは私だ」
言いながら、彼女は母屋の斜めを指さした。
影に隠れるようにして佇んでいるのは、小さな小屋だ。離れとでも言うのだろうか。そこへ真っ直ぐに向かう。
「昔は兄と二人で、秘密基地のように使わせてもらっていた。私や兄にとって思い出深い場所だ。きっと、トーゴにとってもそうだろう。あいつをこの家に招いたことはないが――」
鍵を開けて、戸を引く。
それはキィキィと耳障りな音を立てて開いた。
「ここにあるものは、トーゴにも馴染みがあるに違いないから」
意味深に言って、ぱちりと部屋の電気を点ける。
蛍の後ろから中に足を踏み入れて、和泉はぞわりと総毛立つのを感じた。狭いスペースに、ごちゃごちゃと私物が詰め込まれている。それだけを見ればなんのことはない物置だ。本棚やアルミラック、衣装ケース、更にはスノーボードやサーフボードといった趣味の道具に至るまで――定期的に掃除しているのか埃は少ないが、それらはもう何年も使われていないように見える。
そして、その予想は外れていないだろうと和泉は両腕を擦りながら思った。
「これが、お兄さんの遺品ですか」
掠れる声で呟く。
蛍がああと頷いた。
「美千留――兄嫁に頼んだんだ。兄の死後すぐに遺品を処分すると、それが兄の遺言だと言われたから」
視線はぼんやりと部屋の中を見つめている。
「それが誰のためかなんて、すぐに分かったよ。トーゴさ。あいつとは兄の生前に少し付き合いがあった。最初は礼儀正しいやつだと感心していたんだが、話せば話すほど妙なやつだという思いの方が強くなった。だって、死者や遺品の類をやたらと嫌悪するくせに葬儀会社でバイトしていたんだから。嫌いなもののところにどうして自分から飛び込んでいくのか、私には分からなかった。?貴族と死?の一件があったのは、兄の病気が見つかった頃だったか。その一件があってから私は夢を奪ったトーゴのことを憎んでいたし、あいつを可愛がる兄のことも理解できなかった。ましてトーゴのために遺品まで処分するなんて――死んでしまったらもうトーゴは兄のことなんて思い出しもしないのだろうに、健気にあいつのことを心配する兄夫婦が不憫だった。だからせめて遺品は私のところで預からせてほしい、美千留と万里が兄のことを思い出したくなったときはいつでも来てくれと――」
「蛍さんは、それでよかったんですか」
彼女が酷く腹立たしそうにしていることが気になって、和泉は訊ねた。
蛍が自虐的に答える。
「何か言ってやろうにも、二人とも私の意見なんてまるで問題にしちゃいなかったんだよ。むしろ私が遺品を預かることを美千留が了承してくれただけ、感謝しなきゃいけないんだと思う。兄の遺志には逆らってしまったわけだし」
そう零しつつも、蛍は納得していないように見えた。
細い指でキューブ型のカレンダーをなぞる。指先についた埃をふっと吹き飛ばすと、彼女はくるりとその場で回って和泉に向き直った。
「私が話せることは、これだけだ。あとは、あなた自身が観ればいい」
疑念と期待が半々に入り交じっている。
その眼差しに、和泉は答えた。
「ええ、勿論。でも、今日じゃありません」
「今日じゃない?」
途端にがっかりしたような――
胡散臭いものを見る目つきに変わった蛍に、続ける。
「藤波さんを舞台に引っ張り上げたいんです」
「それは……あいつをここへ呼ぶということ? 来るかな」
「来る、と思います」
根拠はなかった。
ただ確信めいたものを感じて、和泉ははっきり言い切った。
「あの人とは因縁があるんです」
それを先に言ったのは、彼の方だったが。
冷たさと奇妙な親しみの同居した、男の顔を思い浮かべる。和泉が死者や遺品と邂逅するたびに、彼は目の前に現れた。救いのない言葉と現実とを投げかけてきた。
(蛍さんが震える気持ちも、分からなくはないんだ――)
和泉は胸の内で独りごちる。
警句に見せかけた悪意のある言葉は、酷く相手を傷付ける。それも恐らくは意図的なのだろうと、和泉はそう思う。一方で人当たりのいい顔を見せながら、どうして死者を想う人をそんなにも激しく憎むのか。
知らねばならない。解決するか分からないが、それでも。
「分かった」
いくらかの間を空けて、蛍は溜息交じりに頷いた。
「私の休日を教えておくから、都合のいい日に。あいつの連絡先は知ってるか?」
「ええ。知っています」
「そっか」
もう一度頷いて、離れ屋を出ていく。すれ違い様に、蛍はそっと囁いてきた。
――意外に行動的だね。驚いたよ。
その場で立ち竦んだまま、和泉は頭の中で彼女の言葉を繰り返した。意外。確かに、そうだ。自分らしくない。しかし、あの男が避け続けてきたものを目の前に突き付けてやらなければ決着は付くまいと思ったのだ。ただの言葉は、彼には届かない。
「そうでしょう、藤波さん」
この場にはいない男に呟いて。
和泉は記憶の残像が濃く揺らめくその部屋を後にした。
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