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さて、クッキーの発祥を紹介しようとは思うものの、それはなかなか判然としない。7世紀にペルシアで生まれたという説もあれば、ドイツのレープクーヘンが祖であるという話もある。アメリカ文化の象徴と捉えることもできる。それだけ多様なお菓子と云えよう。

さらに、その作り易さから、気軽な手作りプレゼントのネタとして活躍している。あなたも学生の頃、一度は作ったり、もらったり、というやりとりがあったのではなかろうか。おっと、そんなことなかった、だなんて拗ねないで。そんなあなたにも、渡してくれる人が現れるだろうから。

それにしても、プレゼント用のクッキーにしたって、様々な姿がある。何故って、それは渡そうと決めた本人の、心の象徴、思いの具現だからである。

さあ、クッキー、食べてみたくなったでしょう?

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