第2話

目を開けるとそこは空の上だった。

「あれ?」

おかしい。

いつもなら地面の上に出るのだけど。

二人でこちらの世界に来るのは初めてだったからそのせいだろうか?

地面がはるか下に見える。


「澪、大丈夫か?」


隣を見る。

涙目でジタバタしている澪がいた。


「おおおおおいいいい、どうすんだよおおおぉぉ!!」


澪が絶叫している。

いきなり空に放り出されたら誰でもそうなるよなあ。


「落ち着け、大丈夫だ!」

「何が大丈夫なんだよ!」






  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

異世界魔法と現代地球 もなお @monao

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ