今から小説大賞を目指す熱血ストーリー【ファンタジー特別篇】

第31話 作戦変更！

　２０１６年４月２日１８時３６分。正直に言う。状況が思わしくない。薄々感づいてはいたが、中だるみって奴だ。肝心の本編がつまらなくなっている気がする。

　と言うのも、最初はネタも豊富にあったし、チャンネラーの襲撃のような突発事態も起きたのだが、今はもう平穏そのもの。完全に波が立たなくなってきている。

　それはPVにも如実に表れており、どんどん読者もいなくなっている気がする。１話のPVも無く、さらに続けて話を読む作者もいなければ、ただ漠然と１０万字に到達せんとする物語になってしまう。

　かと言って、これから大きく修正する時間も無く、どこで間違えたのか検証する時間も無い。

　非常に緊急事態が起きている。目下の作品のダメなところはどこなのだろうか。なるべく目を向けたくは無いところだが、目を向けなければいけない。

　物語の組み立て……かぁ。あくまで本作はリアルタイムで進行していることを売りにしてきた面もある。しかし、ヨムヨムサイトのカオス状態は現状よりも過去の方が盛り上がっている。あまりに最初にピークを出し過ぎた。ネタも無いのに。

　残り……４００００字……凄く今、ゾクゾクしている。この後どうやって書けばいいか全く思い浮かばん！　あんだけカッコイイ事言ったのに。あれだけ、私、書ききりますって宣言したのに！　どーしよー。

　阿呆の伝説を残してしまう……ヨムヨムで息巻いて大賞狙って見事に失踪した汚点が小説に残ってしまう……はわ、はわわわわっ。

　何か面白い話は無いか……このままじゃあ、危険だ。即刻修正を行わなければいけない。だいたい、１０万文字を１人の主人公のみの話ってなんだよ。そんなのハッキリ言って聞いた事ねぇよ。以前、リリーフランキーさんの東京タワーを読んだときに電車で泣いたことがある。あの時こういう事実を題材にした小説もありかなって思ったけど、今はまあまあ辛い。

　　　　　　　　　　　　　　　　・・・

　オッケー最初の方読みかえしてきた。少し過去に戻ってみるか。まだまだ書き足りない面白い出来事はあったし、そこの苦悩もあった。題して『過去の戦闘記録』。ハッキリ言ってこのままツラツラと現状書いていても絶対に受賞できない。間違いない。☆を獲得するのも間違いないが小説が面白くないと何の意味も無い。

　根本から立て直す必要がある。

　過去の話を書いたら、文章を組み立てなおす必要がある。時系列の報告はしているので、前後がおかしくなるようなことは無い。話が被らないように気を付けて前半が軽く面白くなるように、後半が重厚でドラマティックになるように。じゃないと、絶対に勝つのは無理だ。

　レビュー占領大作戦もやむなく撤退せざるを得ない。今、それをやっている余力は無い。物語のレベルをあげて、面白くしなければいけない。

　結局、モノになった短編は『初めて妻をビンタした』だけか。まあ、これは思いついたら書いて、我が広告塔になって貰おう。ちなみに新話投稿したのでよかったら見てください。

　だんだん評価も上がらなくなってきたので、短いままの方がいいかなとも思ったが、結局書いてしまった。自分が楽しくなりすぎてこの家族の話がどんどん浮かんできてしまう。そして、後付けで出てくる新しい設定。最早、短編では無く正式に物語として動き出してしまったが、今は短編と名乗っておこう。

　結局、面白い話を書く。そこに、戻らざるを得んのかぁ。

　次回から、章変えします。