第25話 文系者はやはり文系

 2016年3月30日3時48分。私は足元から崩れ落ちていた。現代ドラマ部門8位……予想外だ。もちろん、いい意味では無い。なんて贅沢な奴! とお叱りを受けるかもしれないが、私はこの時、銀河系を限界突破するほど調子に乗っていた。よくて5位……悪くて6位だなぁ、そんな予測を立てていた。

 だが、蓋を開けてみればこんな感じだ。こんだけ評価してもらっておいて下種びた発言だと思うが、期待していただけにガッカリ感が大きい。


 そもそも、私はこのランキング評価についてそれほど深く考えたことがあっただろうか。まあ、全くない。まず、そんな事を考えるよりも☆の評価を頂くことに一生懸命であった。☆自体がランキング評価の根幹を担うのは誰しも知る事実であろう。

 しかし、さすがに考えさせざるを得ない。でないと、毎日ランキング更新が起きるたびに理想と現実の毎回感じ、私がストレスで病気になってしまう。

 なので、この回は検証回にすることにしました。

 えっ、文系出身で正気かい!? と思われる方もいるかもしれません。もちろん、もっと複雑な計算を行い検証しているエッセイもあると思うしそちらの方が正しいと思います。しかし、そのエッセイを読むと文系出身者である私は必然的にコンプレックスを感じざるを得ないので、文系でも敢えて書きます。間違っていたら嘲笑ってやって下さいまし。取組としては毎回、検証を行い段々と正解に近づけていく。


                ・・・


 ごめんなさいごめんなさい、やっぱり無理でした。どう計算してもつじつまが合わない。基本的にはこんな感じの計算でやっていました。


 評価人数×(100+読破率)


 これは、私が感じた実感をもとにしています。1話短編が強い理由として読破率が大きくかかわってくるという考え方は間違っていないと思う。で、大枠さえ、決めていけば、あとは読破率に補正していけばと考えましたが全然ダメ。

 恐ろしやヨムヨム運営のアルゴニズム。サンプルは目下の敵であるRAP氏、DRG氏(しつこいようだがフィクションです)、あと、総合の上2つであるORO①氏、ORO氏②だ。私が下な理由は読破率だろうがRAP氏とDRG氏の順位が逆転しているのがよくわからない。批判ではなく純粋な興味です。評価人数はRAP氏や私の方が上なのだが、それでも順位はDRG氏の方が高い。

 しかし、読破率を基準にするというのも明確な根拠は何もない。そもそも、長編になればなるほど読破率が減るのは必然で、短編が恐ろしく有利になってしまう。

 そうなってくると、私などはかなり文字数が少なく「そこんとこどうなの?」と尋ねられるとエへへとしか答えられない。

 ヨムヨム運営さん、もし読破率を計算に入れるならせめて短編は別枠でやっては貰えないだろうか? 決して、私の目の上のタンコブが邪魔で言っているんじゃないんです……本当です。

 もともと、短編は市場には向かない。物語を愛する人が、書籍の売れ行きをどうこう言うのはどうかと思うが、ヨムヨム運営が売れる本を探しているというのならぜひとも別枠設けて頂きたい。ナルナルはちゃんとしてるんだけどなぁ……と競争心を煽ることも口走ってみたり。

 そして、現在の短編作者も長編を読んで貰うために、短編を足掛かりにしようと目論む人も多い。そんな私も、実は『魔王の側近』と言う短編を出したが絶賛おすべりさんだ。こいつも、『アイドル勇者魔王』みたいに『医魔女』の餌にしてやろうか真剣に検討中だ。

 しかし、『アイドル勇者魔王』がお好きで読んで頂いている方もいたようで、その方には申し訳ないことをした。世の中の摂理は、弱肉強食。どうか許してほしいと思っています。でも、いつかはまた書いて成仏させてやりたいと思ってますけどね。


 でも、短編強いなぁー。レビュー新着とも相性が抜群にいい。レビュー新着→みんな読む→またレビュー新着→みんな読む、こんなアゲアゲフィーバー状態が掛かりやすい。

 まあ、公平性を保つと言う意味で言うのなら短編が上位を占めて他の長編は下位での方がいいっちゃいいのだが、現在私は10万字書こうと思っているので、それには反対の立場を取らざるを得ない。

 そして、読破率を考慮するために本日の投稿は早めに行おうと思う。新しく読んでくれる人の目にとまらず、逆効果かもしないが、その方がいいだろう。


 ヨムヨム運営のアルゴニズムを丸裸にしてやる、と息巻いていたが完全に失敗に終わった。願わくばみなさん、よい分析を行っている方がいれば是非紹介頂きたく思います。


 

 

 

 

 


 









 








 

  

 

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