第5話 決戦の桶狭間

 2016年3月25日。4時26分。日々ランキング更新が行われる1時間後に起床。ヨムヨムの更新が気になって睡眠不足に陥っているのは深刻な問題の1つだ。願わくば、時間を昼間に変えて頂きたいと思うのは私だけだろうか。


 昨日投稿した第4話 『PV単機突撃万歳アタック』の反響は大きかった。PM11時13分に投稿してから、日付が変わる0時までの間に3人の方々に評価して頂いた。現在のPV数から見ると、驚異的な確立と言っていい。

 もちろん、これは自分の文才が凄まじいものでは決してなくP氏にヨムヨムにおける影響が絶大なものだからだろう……いい意味でも、悪い意味でも。


 なあ、P氏。私は謝るつもりはさらさらない。今さら土下座しても、

「い、今更何言ってんのぉー!?」って感じだろう? それに、ある程度の批判や指摘は覚悟していただろう? じゃなきゃ、あの状況で更新なんてできない。そんな鋼鉄のハートを持った強者とお見受けする。

 仮にあなたが無実だったとするならば、堂々としていてください。

 そして、「この狂人は何言っちゃってんの?」と嘲笑って下さい。

 あなたには、40万字を嬉々として読破する熱狂的なファンが幾千人ついているのだから。あの世界一有名な本であるハリーポッターさえ、全巻読破できなかった自分にとっては、あなたの熱狂的な読者もまた驚嘆に値します。

 ただ、1つだけ。失礼千万承知で手前勝手を、読者に1つだけ言わせて欲しい。


 40万字読破したんなら、☆は入れてやるべきではなかろうか。


 いや、これは色々な読み方があるから一概には言えない。言ってはいけないことだと思う。ふと、PVを眺めながら思ったことだ。気にしないで頂きたい。読者を選ぶことなんてできない。念のためにもう一度いう。自分たちで読む人を選ぶことはできないのだから。本当は命令形で書こうとしたが、さすがに不特定多数の40万字越えの作者とファンの怒りを買うことになるのを恐れ、疑問形にしておいた。

 完結させて☆を入れる、素晴らしい読者魂をお持ちの方々が多いとお見受けする。話毎に更新を楽しみにして、完結したご褒美に烈火のごとく☆が降りぞぞぐ。それでいいではないか。狂人のたわごとだ、気にしないで頂きたい。

 もう一度念のために、書いておく。


 この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体とは 一切関係ありません


 なぜこのような予防線を張りまくっているかと言うと、実は怖くて仕方がない。作家を志す者、書いていいものと悪いものの区別ぐらいはつけるべきだが、少なくとも私のキャパは完全に超えている。気分としては、地雷地帯を恐る恐る歩いているような気分だ。だから、もう1つ。タグにも「フィクション」と「世の中に似た人は3人」とバリアをつけておいた。これは戦争なんだ。それぐらいの、周到さは持ち合わせておくべきではなかろうか。

 そして、今まさに判断に困っている。明日の命も知れない身だ。今のうちに投稿しておくのが吉か、それとも未来を信じて実弾として持っておくか。


 ここで、頭に浮かんだのは2つ。レビュー新着機能の搭載と、某動画に試験的に紹介された作品の事だ。ヨムヨムサイト開設から、ある1つの作品が紹介され始めた。それはもちろん刺激的なタイトルで面白そうな内容だ。あまりに悔しいので読んではいないが、最初はそのタイトルが魅力的でツイッター、某サイト上でにわかに騒ぎたつ噂。それは、某動画サイトで何らかの宣伝がなされたらしいという事だった。私も、その動画サイトは愛用しており普段なら目に留まるかもしれかったが、戦闘中であったのでそれがどのような形であるのか確認はできていない。だから、ここも仮定の話だ。

 もし、上記の話が事実であったとしても私はヨムヨムを責めない。ルールブックはヨムヨムが握っている。劇場を管理しているのはヨムヨムなのだから。だが、もし仮に事実であったとしたならば。反省はすべきであろう。販売直前の作品宣伝の重要性は出版社としては軽視するべきではない。もちろん、その作品自体が面白ければ誰も宣伝などしないのだから、その作品が評価されたのはその作品のタイトルやあらすじが刺激的な内容だったのだろう。

 ただ、試験的な試みだったのだろう。試験は失敗するものだ。完璧なサイトなど無い。だから、いい。その代わり、私の試みもどうか認めてやってはもらえないだろうか。


 以前から所望していたレビュー新着機能。投入するなら、ここだろう。以前私は、最高のレビューを貰い運営に要望書を提出していた。ツイッターで問いかけ、いいねボタンを6回押していただいた事も報告した。

 その要望が見事に通り、このたびレビュー機能が実装される。

 これは、まさしく一発逆転の秘策だと言っていい。レビューさえ乗れば、読者の興味をずっとひきつづけることが出来る。

 懸けるなら、ここだと思った。まさに桶狭間。そして、この土日が勝負の分かれ道だと言っていい。ならば、本日の午後。まさしくその時こそ、レビュー新着機能と共に、強敵の大名を次々と討つ修羅となる。だから実弾は取っておく。それが6時38分の私の選択だ。そして、レビュー新着と共に決戦の地へ突撃する。


 いけ、桶狭間じゃ――――!















念のために、本文はとっておこう。消されるとかなわん。


 

 

 




 


 


 


 


 


 


 


 


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