第8話
その日、空は生憎の曇り空。
フィルはカテリナの家へ向かっていたのだが、どんよりとした空を見て、取り立てた理由もなく、行き先を変えた。
人気のない薄暗い路地裏を通り抜け、辿り着いた先。そこは、数ヶ月訪れていなかったあの広場だった。狭い閉ざされた広場の中から空を見上げると、心が締め付けられるような思いがする。
この場所から、空へ飛びだしたい。あの広い空へ行きたい。なぜか、そんな気持ちにさせられる。
フィルは空へ手を伸ばす。なにかが掴めるわけではない。空へ届くわけでもない。だが、手を伸ばさずにはいられなかった。
昔もよくこうやって一人、手を伸ばしていたのを思い出す。泣きながら、涙をぽろぽろと零しながら、必死に手を伸ばした。今の自分は、あの頃となにか変わったのだろうか? 自問自答をするが、答えは無い。
視線を落とし、握っていた槍を見る。「槍の腕を鍛えろ」。あの言葉が全ての始まりだった気がしていた。泣いていた自分に掛けられた、意志の込められた小さな約束。それがフィルを進ませてくれた。
もう一度会いたい。あの鮮やかな銀髪を忘れられず、フィルは願う。しかし声にも出さないその願いは、誰にも届かない。言わなければ伝わらない。口に出すことで届くこともある。
ぎゅっと槍を握り、口を開こうとしたフィルは、後ろから近付いてくる足音に気付き、声を発するのを止める。振り向いた先にいたのは、友となった三騎士の末裔ではなく……ガンダたちだった。
「おいおい、誰かと思えば三騎士の末裔について回ってる英雄様じゃねぇか」
ガンダは周囲を確認し、フィルが一人なことを確認する。……そして他に誰もいないことを知り、口元を歪めた。
あの日以来ガンダは、ずっとこの日を待ち望んで広場へ通っていた。小さな約束を胸に秘め、誰よりもこの広場へ通っていたフィルではなく、黒い感情のまま広場へ通っていたガンダが、今ではフィルよりも多く広場へ通っていたというのは、皮肉以外のなんでもないだろう。
フィルなガンダを真っ直ぐに見た後、視線を逸らして広場を出ようとした。彼に付き合う必要もなければ、会いたい人がいない場所に留まる理由もない。……しかし、ガンダは苛立った様相でフィルの前に立ち塞がった。
「待てよ。どこに行く気だ? 俺はなぁ、お前が来るのを待ってたんだぞ?」
その言葉を聞き、フィルは足を止める。来るのを待っていたということは、ガンダはこの広場へ通っていたのだろう。それに気付いたフィルは、一つだけガンダへ聞きたいことができていた。
「ここで、銀髪の女性を見なかったかな?」
「あぁ? なんで俺がてめぇの質問に答えないといけないんだ?」
やっと声を発したかと思えば、自分以外のことへ対する質問でガンダは苛立つ。そうじゃないだろう、お前の前にいるのは誰だ? それとも、助けが来るとでも思っているのか? もっと怯えろ! なんだ、その平然とした態度は!
ガンダは感情のままに、フィルの肩を突き飛ばした。フィルも突き飛ばされようとしていることは気付いていたが、為されるがままに突き飛ばされる。避ければ余計怒るであろうことは、想像するまでもないことだった。
フィルを突き飛ばした後、ガンダはさっと手を上げた。それだけで取り巻き立ちは理解したようで、フィルを取り囲んだ。絶対に逃がさない。もう逃げられない。ガンダはフィルが怯えるだろうと予想し、笑った。
しかし、フィルは怯えてすらいない。ただ周囲を取り囲まれている状況を確認し、溜息をついた。また殴られるのか。殴られていた過去を思い出し、そう達観していた。
怯えもせず動きもしないフィルの姿は、ガンダにとって面白くないものだ。前なら怯えて泣いているフィルを無理矢理殴り、さらに泣かせていた。こんな姿を見せられても、面白くない。
「泣けよ、謝れよ、逃げようとしろよ! 助けが来るとでも思ってるのか!? その前に、ボコって逃げることくらい簡単なんだぞ!?」
「……好きにしなよ。殴れば満足なんでしょ?」
ギギッとガンダは歯ぎしりをする。こんなものが見たかったわけではない。あの日、簡単に打ちのめされた仕返しをしたかった。三騎士の末裔に挑めば、勝てるわけがない。だからこそ、あの悔しさをぶつける相手はフィルしかいない。そのために今日を待ち続けていたのだ。
バンッと、手に持っていた木剣をガンダは地面に叩きつける。そして黒い感情を燃やした瞳で、フィルを見た。
「英雄様はよぉ! このくらいじゃびびりもしねぇってか!? 勝てるとでも思ってんのか!?」
「そんなこと思っていないよ。……早く行きたいんだ、殴るなら殴りなって」
「うるせぇ! ふっざけんなよ! 三騎士の末裔と一緒にいて、自分が本物の英雄だとでも勘違いしたか? そうだよな! だから槍を使いだしたんだよなぁ! 英雄と同じように槍を使えば、英雄になれると思ったんだろ!」
フィルは今まで、ずっと耐えていた。理不尽に殴られることも、諦めていた。英雄と同じ名前で馬鹿にされることも、言われるがままにしていた。……だが、一つだけ譲れないことがある。ガンダは、そこに触れてしまった。
手に持っていた槍を、フィルは強く握る。小さな約束を胸に秘め、フィルは泣くのをやめて立ち上がり、槍の腕を鍛えることだけが、唯一の支えだった。英雄は関係ない。絶対にそれだけは、認められなかった。
「英雄になんて、なりたくない」
「あぁ?」
突然槍を向けられて、ガンダは驚く。手も足も体も震えておらず、堂々と自分へ槍を構えている。フィルが小さく呟いた言葉は聞こえていなかったが、自分から武器を構えたフィルの姿は、腹立たしいものだった。
ガンダは荒々しく木剣を構える。もう耐えられなかった。この勘違いした泣き虫英雄を叩きのめす。それ以外のことは、何一つ考えられなくなっていた。
「骨の一本や二本は覚悟しておけよ!?」
ガンダはフィルの答えも待たず、飛び出した。剣を上から下へ思い切り叩きつけるように振り下ろす。頭に一発入れてやれば、すぐに化けの皮が剥げる。一発殴ってやれば、自分が弱者だと気付くはずだ。
倒すためではない、負かすためでもない。ただ自分より下だと教えるために、ガンダは全力で剣を振り下ろした。
ガンッと、剣が地面を少し穿つ。手に衝撃が走ったが、無理矢理剣を握りしめる。ガンダは、なぜ当たらなかったのかも分からないまま、剣を構え直してフィルを見た。
フィルは先ほどと変わらない様子で、槍を自分へ向けている。ほんの少し下がり、避けた。考えれば分かることである。しかし、ガンダには理解できなかった。なぜ避けられたのか、なぜ避けたのか。理解が、できない。
「ちょっと力を込め過ぎたみたいだなぁ……はっはっはっは!」
「やめようよ。僕は喧嘩をしたくはない。英雄を目指しているだなんて言わないでもらえるのなら、それでいいんだ」
素直に自分の気持ちを打ち明ける。フィルにとっては、ただそれだけのことだったのだが……ガンダは怒り狂った。上から目線で、諭すように言われたことが許せない。こいつは永遠に自分より弱くなくちゃいけないんだ!
自分の間違った考えを認められず、ガンダは全員へ指示を出した。
「てめぇら! 全員でボコるぞ! 勘違い野郎をぶっ飛ばす!」
明らかにガンダの様子は普段と違った。いつもは気の良いガキ大将であり、フィルにだけなぜか突っかかる。それが取り巻きたちのガンダの印象だった。
しかし、今は顔を真っ赤にしてフィルを殺すと言わんばかりの顔をしている。それが彼らには恐ろしく、怖かった。だが……逆らうことはできない。彼らは手に持っていた木剣を構え、フィルへ向けた。
言葉で分かり合える。それは理想論だ。話す気がない相手と、話し合う状況に持っていく。そんなことができるほど、フィルは大人ではない。今、フィルにできることは……状況に流されることだけだった。
「おらぁ!」
前からガンダが勢いよく剣を振る。振り下ろされた剣に槍先を上手く当てて捌く。ガンダはバランスを崩すが体勢を立て直そうとする。そう、フィルは確実に強くなっていた。
この数ヶ月は無駄ではない。同年代でも最高峰である三人と毎日のようにやりあっていたのだ。ガンダの攻撃を捌くことくらい、大したことではない。……ただしそれは、一対一の場合だ。
多勢に無勢、一体多数。そんな状況を、数ヶ月で子供が覆せるようになるだろうか? ……答えは、否だ。ガンダの剣を防げば、後ろから遠慮がちにとはいえ剣が振り下ろされる。そちらにまで対応することはできず、当然のように背中へ強い衝撃が走った。
振り向けば、右から左から剣が襲い掛かる。遠慮がちに手加減をしている取り巻きたちはともかく、ガンダの攻撃に手加減はない。振り向いたせいで、フィルは背中へガンダの剣を思い切り打ちつけられた。
「がっ……」
「おら! おら! どうした!」
ガンダの攻撃だけは無視できない。フィルはそう判断し、ガンダの攻撃を受けることだけに集中した。もちろんそうすれば取り巻きたちの剣が無数に体へ当たり、全身へ痛みが走る。それでも、ガンダの攻撃だけに集中した。
……僅か数分で、フィルの体がぐらりと揺れる。限界だった。
フィルはなんとかぐらつく体を立て直そうとする。しかし次の瞬間、ガンダの剣が勢いよくフィルの側頭部を打ち付けた。頭に強い衝撃を受け、立て直すこともできずに吹き飛ばされる。
地面を転がり倒れたフィルは、槍だけはなんとか手放さなかったものの、すでに立ち上がることができなかった。いや、意識があることが奇跡と言えるだろう。
無様に転がるフィルを見て、ガンダは笑う。やっと倒れた。やっと終わった。自分に逆らうから、こうなる。心の底から、彼は喜んでいた。
ガンダは追い打ちとばかりに倒れたフィルへ近づき、腹へ向かい足を振り上げる。動くことができなくなっていたフィルは、為すすべなく腹を蹴られた。
「ぐほっ……おえええええ」
「はははっ! どうした! 謝れよ! 謝ったら、許してやってもいいんだぞ!?」
腹の中のものを一頻り吐き出した後、フィルは考えた。そうか、謝れば終わるんだ。謝ってしまおう。最初から勝てるわけがなかった。謝って終わりにしてしまえばいいんだ。
歪な笑みを浮かべるガンダをぼんやりと見上げ、フィルは謝罪の言葉を口にしようとした。……そこで、一つのものが目に入る。自分の手が握ったまま、未だ放していなかった槍だった。
ぐっと、強く槍を握っていたことに気付いたフィルは、すでに動きたくないと言っている体を、槍を支えにして立ち上がる。
ガンダはフィルが立ち上がったのを見て、驚いた。絶対に謝ると思っていた相手が、立ち上がり自分を見据えているのだ。
「謝らない……僕は……悪く、ない!」
弱く、力無い体で、強い意志を言葉と瞳に込め、ガンダを見る。フィルの真っ直ぐな瞳にガンダは後ずさった。全身傷だらけで、服もところどころ破れ、満身創痍な状態にも関わらず、立ち上がっている。
じっと見られたガンダは、フィルの強い意志に耐えられず目を逸らした。
「……行くぞ」
「え? で、でもガンダさん」
「いいから行くぞ! くそっ!」
それ以上言い返すこともできず、ガンダは取り巻き立ちと広場を立ち去る。フィルはその背が見えなくなるまで見送り、倒れた。目に映るのは灰色な曇り空。しかし、胸には熱いものが芽生えていた。
自分は、負けたのだろう。でも戦った、立ち向かえた。それはフィルにとって、なによりも嬉しいことだった。息を吐こうとし、フィルは咳き込む。腹を蹴り上げられたせいで、呼吸もまだ乱れたままだった。
動くこともできず、フィルは一人胸を押さえながら倒れていた。そんなフィルの頭が、そっと持ち上げられて柔らかな感触の上へ乗せられる。
「勝ったな」
「……あ」
フィルの目には曇り空ではなく、美しい銀色が映っていた。会いたくて会いたくてしょうがなかった人が、そこにいる。伝えたいことが、話したいことがたくさんある。だが、苦しくて言葉が出なかった。
「お主は弱い。……なのに、誰よりも強い。知っていたはずだったのに、我はなにをやっていたのだろうな」
言葉の意味が、フィルには伝わらなかった。悲しそうな顔をさせてしまっていることだけが、胸を締め付ける。子供ながらに慰めようと必死で、痛む腕を伸ばし、女性の頬に触れた。
フィルに触れられたことに驚きもせず、女性は涙を流しながらフィルの手に触れる。そして柔らかく笑った。
「余計なことをした。全て我の我がままだ。すまない」
「なぜ……謝るの?」
女性は答えるべきではないと、首を横へ振る。フィルは体の痛みからか、ぼんやりとした表情を向けていた。女性は優しくフィルの顔へ手を乗せて視界を塞ぐ。その手からは、温かな銀色の光が発せられていた。
「永遠に待ち続けても構わないと思っていた。なのに、探ししまったのだよ。まだ出会うべきではなかったのに、泣いている弱弱しい姿に耐えられず、会ってしまった。本当に情けない」
「まだ……?」
なにも分からかったが、分からなければいけない。彼女はなにか大切なことを伝えようとしている。いや、隠そうとしている。フィルにも、それは分かっていた。だが、体が動かない。言葉が紡ぎだせない。ただ彼女の頬を伝う涙を、拭うことしかできなかった。
「お主の道を、左右してはいけなかった。出会ってはいけなかった。我との出会いは……忘れろ」
「嫌だ……」
反論も聞き届けられず、優しく頭を撫でられる。女性の言葉には意志があり、意志がある言葉は魔法のようでもあり、それは呪いのようでもあった。自分の中から、小さな約束が失われていく。大切なものが、消えていく。いや、自分の奥底に封じられていくのがフィルには分かった。
フィルはそれに抵抗しようとしたが、そんな術は知らない。女性の指の隙間から見えている、その顔をせめて忘れないようにと、必死に見ることしかできなかった。
優しくフィルの顔に乗せられていた手が、光を失う。そして退けられたときには、フィルは意識を失っていた。彼女はもう一度優しく、フィルの頭を撫でる。
「いつまでも待っていよう。弱く、優しく……最強の我が竜騎士よ」
女性はフィルの頭を優しく膝から降ろし、振り返りもせずに広場を立ち去る。その場には、眠ったまま涙を流すフィルだけが残された。
「……くん! フィル……! フィルくん!」
「あ……」
フィルは体を起こそうとしたのだが、全身に痛みが走りそのまま倒れた。フィルの周囲には、三人が集まっている。どうやら、いつまでも屋敷へ来なかったので心配して来たのだろう。
それは分かったのだが……。
「フィル、なぜ泣いているのですか? 体が痛むのですね? かなり手ひどくやられています。一応治療はしたのですが……」
「病院か!? よし、俺が背負おう!」
「あはは、大丈夫だよ。いてて……」
心配を掛けぬようにと、涙を拭いつつフィルは笑った。そして今度こそ痛みに耐えて体を起こす。
カテリナはフィルが心配をかけないようにしていることは気付いていたが、痛々しい姿を見て、目に溜まった涙を零さないよう必死だった。
三人は……怒っている。大切な友を、こんな目に合わせたやつを許せない。誰がやったかは、検討がついている。あの少年だろう。今すぐ探し出して同じ目に合わせてやりたい。
しかしそのためにも、誰がやったかを本人の口から聞く必要が、三人にはあった。
「フィルくん、誰にやられたの」
ぞくりとする程に重い声だった。カテリナは怒りを隠そうともせず、感情のままに聞く。三人はカテリナの本当に怒っている姿を始めて見たため、驚いて声も出せなかった。
……そこで、フィルは気付いた。誰にやられた? ここに、誰がいた……? 頭が、ずきりと痛む。なにか忘れている。忘れてはいけないことを、忘れていた。しかし、その答えは出ない。
フィルは落ちていた槍を手にとり、強く握る。槍を使わなければいけない。だが、なんのために? ……思い出せない。
「フィルくん……?」
三人は、フィルが不思議な顔をしていることに気付く。傷のことも気にせず、強く槍を握るフィルを見る。……しかし質問の答えもないまま、フィルはただただ槍を強く握っていた。
「強く、なるよ」
「……そうだな。俺も強くなる! で、今度は二人で全員返り討ちにしてやろうぜ!」
ベイラスは、フィルの言葉をやられた悔しさから出た言葉だと判断した。彼が言いたくないのであれば、それで構わない。だが次は、自分も一緒に戦う。そう、心に誓っていた。
だがルアは、強く誓っているベイラスの肩を軽く叩く。そして首を横へ振った。
「二人でじゃありません。四人で、でしょう?」
「そうだよ! フィルくんが言いたくないならいいけど、次は絶対許さないんだから!」
三人は、フィルへ強く頷く。フィルも大切な友である三人に、強く頷いた。もう彼の胸に小さな約束は残っていない。しかし、槍に込められた思いだけは残っている。フィルはその感情を忘れないよう、立ち上がった。
「もう誰も泣かせないで済むように、強くなるよ」
フィルの目には、思い出せない誰かの姿が一瞬浮かび上がり、消えた。もう浮かび上がることすらない姿を追い求め、フィルは槍を高く掲げる。
三人には、少しだけフィルの姿が大人びて見えた。友の成長を喜び、ベイラスとルアは笑う。……しかしカテリナは違った。自分の目を拭い、勘違いをしていた。
もしかして、自分を泣かせないために強くなるのだろうか? 彼女はなぜか恥ずかしくなり、熱くなった両頬に手を当てて、その熱を少しでも冷まそうとした。
フィルは槍を振い鍛える。そして魔法の訓練をし、実力を上げた。英雄と同じ名前だということへの対抗心ではない。三騎士の末裔である、大切な友たちと並び立つためでもない。
それは、すでに忘れてしまった小さな約束を叶えるため。
しかし、フィルは約束も思い出せず、三人と輝かしい日々を過ごす。忘れてしまったまま、思いのままに槍の腕を、己を鍛え上げ続けた。
――そして、五年の歳月が経った。
十歳の少年は、十五歳となる。大人と子供の間、そういった年齢へ成長した。
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