21 『冒険者の事情と不穏』

 石畳を踏む雑然とした人々を掻き分けて、有栖は先行するジャラの背にくっ付いて行く。

 視界に映る物は、肉の香りを乗せた白煙を棚引かせる屋台、景品を置いた出店やら個性溢れる人々の顔──ではない。

 ──ま、周りが全然見えねぇ。

 人混みの中に放り出されたゴミ人なる生命体は、如何せん身長が足らない。

 見える物と言えば、野郎の尻やら誰とも知れない腹部くらいのものだ。

 うっかり気を抜いてしまうと、肩に大剣を背負うジャラの姿さえ見失ってしまいそうだった。

 

  チッ、屈辱的だけど仕方ねぇな。

 内心で吐き捨てると有栖は、小走りでジャラの後ろ姿の傍まで向かう。

 そして遠慮なく服の裾をがっちりと握る。

 控えめに握らないところが横柄な有栖の性格を如実に示しているに違いなかった。

 ジャラはそれに気づいたようだが、口角を上げるだけで特に反応を返さない。

 野暮なことを問わないとは、有栖と違って悪い奴ではないようだ。

 

「そう言えば、ジャラさん達が探してるっていうガイアールって、どんな人なんですか?」

「……ん、リーダーのこと?」

 

 会話に困った有栖は道中、ジャラにそんな質問をした。

 すると先頭を行くジャラはこちらに振り返りながら、案じているのか顎へ手を当てる。

 

 今まで、ジャラとフィンダルトが捜索している人間ということしか分からなかった。

 そもそも有栖は、興味も抱いていなかったのだ。

 他人との会話の定石でとりあえず訊いてみただけである。

 

「尊敬する人、だったかな。特徴的なこと言うなら、口下手、寡黙、根暗と三拍子揃った筋肉ダルマ」

「それ貶してません?」

「事実だし……下手に偽ったら本人に殺されるよ。彼、嘘が嫌いでね。人類最高峰、SSS級の冒険者だから、俺は絶対敵わない相手で冗談の一つも飛ばせないのは困ったね。まぁ、基本的に仲間思いなのはハッピー話だけどさ」 

 

 懐かしんでいるのか、薄っすらと目を細めながらジャラは話す。

 ガイアールなる人物は、フルネームでガイアール・ジェイロンという名前らしい。

 齢は三十六、冒険者のランクはSSS級。

 冒険者ランクは武具や魔具のランクと同じと聞いているため、SSS級は最高値である。

 つまりはランクだけで語るのであれば、あの怪物フィンダルトよりも上なのだ。

 ジャラが筋肉ダルマという彼の姿は、貧困な有栖の想像を絶する。

 また彼は純正の人類種であるらしく、嫌いな物は虚偽と占い師と弱者を甚振る者。

 ローブを被った有栖とは絶対に相容れない性質である。

 ──俺からすれば、会えなくて良かったに入る相手だなこりゃ。

 正義漢や問答無用、冗談の利かない人間は苦手だった。

 お得意の詭弁や白々しい演技を始めとする煙に巻く戦法が使えないのだ。

 胸を撫で下ろす有栖は、しかし疑問を抱く。


「そんな人が行方不明だったんですか? 家出ですか」

「断定は止めようよ。……発端は、確か数ヶ月前。ダンジョン探索中に突然正体不明のモンスターに襲い掛かられてね」 


 ジャラを含む五人パーティで階層の把握中、不意を突かれて致命的なまでの被害を受けたそうだ。

 戦闘能力には絶望的なまでの差があり、卓を引っ繰り返しても勝利することはできない。

 尻尾を巻いて逃げるにしても、一本道の通路において退路は一つ。

 ガイアールは迷わず決断し、皆を逃がすため一人でモンスターに立ち向かった──。

 

「……そのとき、そのガイアールさんって『ここは俺に任せて先に行け』みたいなこと言いました?」 

「あれ、良く分かったね。俺らは嬉しくないって反対したんだけど『従わなかったら先に剣の錆になるのは、相手じゃなくてお前らになる』とまでリーダーに言われたら、意を汲むしかなくてさ」 

 

 死亡フラグを堂々と宣言しているのであれば無事では済むまい。

 確信する有栖の理論は、常識では計り知れなかった。

 

 勇敢なガイアールの犠牲によって、ジャラやフィンダルトは無事地上に帰還できたらしい。

 彼らは自身の回復よりも先に彼の救援を要請して、急遽隊が組まれて件の位置へ行ったところ。

 何も、なかったのだ。

 

「不思議なことに死骸が、モンスターのも、リーダーのも何一つ見つからなかった。ただ戦闘の余波の痕や血液は至る所に飛散してただけで」

「ホラーですね」

「表向きにはそれで死亡扱いだった。けど俺らはダンジョンを毎日巡ってリーダーを探し続けてた。色々とおかしいし、生きていたら俺含め皆喜ぶしね? そしたら最近、この街の初級魔術師の子──殆どがアリスみたいな子どもなんだけど──その間で、目撃情報が一気に出てきたんだ」

 

 包帯で顔面を覆った、己の背丈と同等の全長を持つ大剣を二つ背負ったガイアールと名乗る男が。

 魔術師に限らず、初級の者は弱い。

 素行が悪い冒険者に路地裏に連れ込まれることは茶飯事だ。

 とは言え初級を示すローブを脱ぎたくとも、詳細は知らないが法律で定められているためできない。

 だからこそ初級の者は数人で群れて移動したり、師事している強者に同行を頼んだりする訳である。

 しかし腕が立つ面倒な襲撃者の場合はそれに構わないだろうし、事情で一人の場合は襲われてしまう。

 そんな万事休すに、ガイアールと名乗る男が相手を成敗して助けてくれた、という話だ。

 ……都合の良い正義のヒーローって感じの噂だなぁ。まさか顔を食べろとか言うタイプじゃねぇよな。

 勿論、そのような頭部粉砕の耐性に関して右に出る者はいない男ではない。


「成る程。それで、一人の見るからに弱そうな初級魔術師の私に目をつけて話し掛けてきたのですね」

「そうそう、納得した? 俺とフィンダルトはこの街で情報集め。他のメインのパーティメンバー二人は念のため他の街に行ってる。ただ──結果は芳しくない感じだね」 

「それは、まぁ」 

 

 有栖もガイアールを見知らず、先刻の聞き込みでも空振りに終わっていた。

 もうこの街を離れたのではないかと、そう勘繰るのも致し方ないだろう。

 そもそもその男が彼らの知る『ガイアール』なのかも判然としていないのだが。

 

 と、有栖が感想を零すと合わせて人混みから脱出する。

 途端に広がる景色へと注意を向けると、ジャラが清々しげに一点を指差す。

 

「あ、見えてきた──あれが英雄ザクィード・ジェイロンの像だよ」

「……ジェイロン?」

「うん、リーダーの先祖らしいよ。初めて聞いた時はびっくりしたなぁ」

 

 有栖が辿り着いたそこは、周囲を建物で囲まれた空き地だった。

 大きさはダンジョン前の広場より一回り小さく、近所の住宅街にある公園を連想させる。

 ジャラが示したところは、その中央にある高さ──十メートルほどの巨大な銅像だ。

 自身の身長よりも長大な大剣を構える、一人の偉丈夫の形をしている。

 そこで有栖は、ぴくりと頭を駆け抜けるような既視感に顔を顰めた。

 

 どこかで見たことあるような、ないような。

 どっちつかずな半端者の有栖は、数秒目を閉じて記憶を掘り返してみようとする。

 ……ああ、何か王間の天井に描かれてた奴か。

 となれば、天使から受け取っていた剣は銅像が握っている大剣なのだろう。

 

 観光ガイドことジャラは簡潔に、その絵と銅像に纏わる神話を教えてくれた。

 何でも大昔、人類種や吸血種などを含めた十三族が神によって創造されたとされているらしい。

 しかし当然だが、種が繁栄していくと諍いは必然的に起こる。

 血で血を洗う戦争においては、力が貧弱な人類種は文字通り非力だったそうだ。

 遂に滅亡か──と、絶望に暮れる人類種の前に英雄ザクィード・ジェイロンが立ち上がる。

 彼は八枚の羽を持つ天の使いから授かった魔剣を振るい、並み居る種族を斬り伏せた。

 そして流浪の民と化していた人類種は、ザクィードの無双に乗じて人類種初の国を作り上げる──。

 

 話を掻い摘めば、この銅像の男が天使に与えられた力で無双して今尚強大な国を建てたということだ。

 どこのネット小説か。

 しかし伝説など大抵が偉人最強物なのだし、あまり不自然ではない。

 寧ろインド神話よりも落ち着いている出来ではあるだろう。

 評論家ぶった意見をする有栖は、極端な例と比較することで無理矢理納得していた。 

 

 ただその英雄譚には、少年の心を惹きつける魅力は十分ある。

 劣勢を引っ繰り返すカタルシスと、初めてのことを成し遂げる興奮の要素が含まれていた。

 やはりと言うかザクィードの神話は人気があり、男ならば誰しも一度は憧れる存在らしい。

 ……俺もこう、無双、とかむしろ大好きなのになー憧れちゃうのになー。

 聞くところによると、人の夢と書いて儚いと読むらしい。

 つまりそういうことである。

   

「──と、まぁそんな感じの伝説だよ。人類皆ハッピー、帝国万歳ってね。そうそう、その、初めて出来た国っていうのが大レクシア帝国。もっぱら、単に帝国って呼ばれてるかな。この王国の数十倍の領土を持ってて、その庇護を受けた従属国も多いね。まぁ、ダーティビル王国は和睦結んだ程度で従属国って訳じゃないけどさ。ただ帝国が異世界人の大戦で勝利したおかげで、人類種が主体の国で最も強いのが名実ともに定まった感じ……って、完全に話が脱線しちゃったか」 


 笑いながらも申し訳なさそうに頭を掻くジャラ。   

 口を滑らせたその帝国の話は、アルダリアが有栖達に説明していたところと被っていた。

 異世界人を使用しての大戦で帝国が勝利し強大化。

 様々な国を従えたり和睦を結び、今世界は平和が保たれている。

 ダーティビル王国は従属はしていない──という話だが。

 

「あれ、じゃあ何で王宮にその帝国の伝説の一場面が? 従属ってほど特段親しい訳でもないのでしょう?」

「いやまぁ、ポーズじゃない? 従属まで行かないけど、俺はこんなに貴方に尽くしてますよーって。頼ってくれるのは有難いけど、詳しいことは一般人の俺には分からないからさ」

「ああそうですね、すみません」

 

 有栖よりは知識があるとは言え、ジャラは何でも答えてくれるグーグル先生ではない。

 ましてや、凄く伸びそうな名前の小学生に頼られるロボットでもないのだ。

 質問は自重して、その銅像を黙って見上げてみる。

 正午になったのか、太陽はちょうど公園を直下に照らしていた。

 スポットライトのように浴びる勇猛な英雄の銅像は、不思議と生きている躍動感を与える。

 ──俺も、こういうビッグな奴になりたかったのになぁ。

 色々と小さい自らを省みて、溜息しか出ない。

 

「やっぱり、大きいですね」 

「実際の本人は小柄だったそうだよ。まぁ、偉大に見せかけるには誇張って大なり小なり必要だし、別にハッピーだよね」

「ジャラさんの言うハッピーって、色んな意味が含まれてるんですね。すごいです」 

 

 相槌代わりに、憎まれ口が自然と出るのは一種のストレス発散で意識的なものだった。

 有栖は言葉を交わす相手の心が広いか狭いかで、心を許す度合いと口調を変える。

 つまるところ、お人好しの善良な心に付け込んだ卑劣な使い分けである。

 

 んじゃ、腹も減ったし久々にサラの食堂に行くかな。

 祭りの屋台は高額なため寄りつこうとしない有栖には、一生祭りの楽しさは理解できないだろう。


 さてすっかり馴染みの店になった食堂へ行こうと、ジャラに提案しようと、振り返る。

 

 

 

 ──背後を向くと同時に、鼻先へ剣の切っ先が突き出されていた。

 

 

 

 一瞬、思考が止まった。


 え……え、なに、何だこの状況。

 頭が現状に追いつくと、俄かに焦りと混乱が脳内に満ちる。

 何が、どうして、どうやって、何が原因で、誰が、殺される、刃──。


 表情を一切変えずに内心混乱の極みにある有栖は、必死に動揺を押し止める。

 余裕だ、矜持を持つフリを取り繕え。

 そうでなければ、取るに足らない弱者と見なされ殺されるかもしれない。

 殺されるのは、絶対に嫌だ。 

 その言葉を反芻して言い聞かせ、冷静に『心眼』を発動したのち、眼球を動かす。


 有栖を今にも刺し貫かんとする剣の形状は、突きに特化したレイピアだ。

 それを向ける人物は、珍しいことに白色のローブをしていた。

 顔は、窺おうにも包帯を目元以外ぐるぐる巻きにしており男女の判別すらつかない。


 ジャラは──と、見るとその者の後ろで他の白ローブ数人に取り囲まれているようだった。

 彼は、こちらに視線を合わせると苦笑してくる。

 『心眼』で読み取る限り、この人数相手にはすぐさま有栖へ助太刀できないようだ。

 そして周囲を見渡して、やっとことの重大さを認識する。

 何時の間にやら銅像が立つこの公園には、有栖と白ローブの者達以外いなくなっていたのだ。


 ……ちょ、え、ヤバ。

 もはや、危険時に発せられる言葉も頭文字しか出てこない有栖である。 

 

 しかし、黙っていても進展はない。

 見た目だけは立派な有栖は、毅然とした面持ちを顔面に貼り付けながら短く問う。 

 

「誰ですか?」

「……これで、怯えないとは。何かの間違いかと思っていましたが、撤回しましょう。ええ、可能性は高くなりました(耳を疑う法螺話に蟻程度の信憑性が出てきた、という程度ですが。いや元々信憑性などゼロなのですが。楽しい祭り途中に水を差されるとは。急な仕事には怒りしか込み上げません)」

 

 僅かに相手は瞠目して独り言をする。

 声音は籠って聞き取りづらいが、女声であることは聞き分けられたためこの人物は女性だろう。

 刃物を目の前に突き出されて気が気でない有栖は、もう一度言葉をかける。

  

「貴方達は誰ですか? 私達、今から食事に行こうとしていたのですが」 

「いや失敬。貴女方の時間はそう取りません。情報提供者はともかく、私達はあまり本気ではないので(休日返上で、一応の確認を取らされるのも困りものです。さっさと終わらせてくれると重畳なのですが)」

 

 会話がドッチボールを始めていた。

 だから手前ェは誰だって訊いてんだっつーの!

 有栖は感情のままにキレたくなるが、未だレイピアはぴたりと有栖の鼻へ向けられている。

 ここは下手に出て、とりあえず相手の素性について訊くのは諦めよう。

 無駄に初めは驕慢に振る舞う有栖は、小物らしく相手に合わせることを選んだ。

 

「私達に何かご用ですか?」

「ええ、単刀直入に言わせてもらいますが──髪か、ステータスを見せて頂けませんか」

「嫌です」


 有栖は即答した。

 ステータスは『虚飾』で補正があり、カツラを付けてはいるものの髪もみだりに見せたくはない。

 サヴァンが『虚飾』で惑わされ、誤解が広まったことで警戒を大にしているのだ。

 余計な不祥事を招きたくないのであれば、余計な動きはしない。

 猿でも過去の経験から物事を学ぶのだ。

 それと同等の知能を持つ有栖が学ばないはずないだろう。

 

 ……しかもコイツら、正体不明な癖して欠片もやる気がねぇ。

 『心眼』で視る彼らの心中は大体が「報告あって、体裁的に見過ごせねーからとりあえず来たけど、絶対ちげーよ」である。加えて、できる限り早期にこの尋問を放り出したいようだ。信憑性ゼロの話であるため、全く確認する気合いもないと見える。

 有栖には強制される謂れもなく、しかし下手に考え込む仕草は危険だ。

 よって有栖は逡巡なく言い放ち、

 

「ですよね。呼び止めて済みません(はぁ、やはりですか。全く、そんなこと有り得ないと言うのに。止む無く朝から追跡していたのも報われません。それではこれでお勤め終了ですね)」

 

 あまりに軽い、予定調和の返答とともにレイピアが下される。

 黙然と人に刃物を突きつけて呼び止めると形容するか、と怒気を高める有栖。

 高まるだけで決して外面には出ないのだが。

 

 朝から追跡していた……って、もしかして俺ら王宮からストーキングされてたのかよ。

 そんな気配は感覚していなかったため愕然とする。

 そもそも、一体何故彼らは泣く泣く有栖らを付けるような行動をしていたのだろう。

 

 肩を落とす有栖近くの白ローブはこちらに背を向けると、他のローブの人間に身振りをした。

 するとジャラを取り囲んでいた白ローブの集団は、一礼して公園から歩いて出て行く。


 ──えーっと、これで解決? 

 拍子抜けて唖然としかけるが、良く分からない危険集団を見過ごせる訳ではない。

 意気込んで有栖は、最後尾となった先刻会話を交わした白ローブへ最後に問いかけた。

 

「結局、貴女達は何なのですか?」 

「アリスさん達も、折角のお祭りです。そのような場所におられるのではなく、街道を歩んでみてはどうでしょう? それでは良いお祭りを(オーク串の屋台も早く見つけませんと。ああ、射的も久々に良いかもしれません)」


 そう言い残して──頭は完全に祭りで遊ぶことだけで──白ローブは雑踏の向こうへと消えていった。

 最後まで会話にならなかった。 

 きっとあれがコミュ障という奴なのだろう。

 好き放題に有栖は彼らを評価したが、有栖の割には的を射た表現だった。

 

 つか、最後俺のこと『アリスさん』って呼んでたけど、俺名乗ってないよな……?

 そんな疑念も引っ括めて、有栖は頷く。 

 そして二人のみが立つ、もの寂しくなった公園で、有栖は誰にともなく呟いた。

 


「さっきの、何だったんでしょう……」

「さぁ……命があるだけハッピーじゃない?」

 

 

 ぽかんと口を開けた有栖とジャラは、とりあえず思考放棄する。

 推理をしようにも材料が足らないのだ。

 意味不明な出来事に時間は取られたくない。

 きっと今のは、新手の恐喝か当たり屋か何かだったのだろう。

 適当にそう納得して、腹を満たすためにサラの食堂へと向かうこととした。

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