突発集

レンガの街

　レンガタイルの一本道が、見渡す限りレンガの家の街の真ん中を貫いている。遠くにはレンガの高い壁がそびえ建っている。

　左手の手前にだけ、一軒分の空き地があって、そこで子犬のダルメシアンとオーバーオールを着た5歳くらいの男の子が、ボールを使って遊んでる。

　波打つような一本道を下って上って下って上ると、壁の目の前に着いた。壁には人がひとりずつしか通れないような、木製のドアが付けられている。

　ドアをくぐると、見渡す限りレンガの家の街。レンガタイルの一本道が街を貫いている。遠くにはレンガの高い壁がそびえ建っている。

　左手の手前にだけ、一軒分の空き地があって、そこで成犬のダルメシアンが首輪も着けずに日向ぼっこしてる。その隣で、オーバーオールを着た、どこかで見たことあるようなおっさんが、レンガで家を建ててる。

　波打つような一本道を下って上って下って上ると、壁の目の前に着いた。壁には人がひとりずつしか通れないような、木製のドアが付けられている。

　ドアをくぐると、見渡す限りレンガの家の街。レンガタイルの一本道が街を貫いている。

　左手の手前の、一軒のレンガの家では、どこかで見たことあるようなおじいさんが、黄昏ながらキセルをふかしてる。庭に大きな犬小屋があるけど、犬は居ない。