第30話 龍光寺比澄の人生
※ ※ ※
龍光寺紗彩との会合を終え、近江匡が自室に帰ってきた時には、夜も更けそうな時間になっていた。
真樹はすでに寝ているようだったので、起こさないように気を付けながら部屋に入る。
シャワーを浴びようかとも思ったが、気だるさが先に来ていたので、もう寝ることにした。
あれから、ヒズミとしばらく言葉を交わした。
それはまるで、世界で唯一の同士と会話をしているようで、非常に心地が良かった。
そしてそれは、もう手に入らないものなのだと、深く理解して、より苦しかった。
※ ※ ※
龍光寺紗彩は、本来は生まれるはずのない子供だったらしい。
母である
しかし、それを嫌がった光流が失踪し、消息がつかめなくなった。
逃走途中で、龍光寺光流は事故にあったらしい。
交通事故だった。
その時に、彼女を撥ねたのは、ヒズミの両親である遠山夫妻だったという。
完全な不注意であり、何より問題だったのが、運転手である夫は、酒を飲んでいたらしい。
彼らはあろうことか、事故を隠ぺいしようとした。
目撃者がいないことをいいことに、龍光寺光流をそのまま拉致し、自身の病院で手当てした。開業医である彼らにとっては、幸運が重なったといってよかった。
ただ一つ不運があったとすれば、龍光寺光流が妊娠していたという一点だけだ。
「どうか。どうか、この子を助けてください」
医者に助けてもらっていると勘違いした光流は、目を覚ますとともにうわごとのように遠山夫妻に頼み込んだ。
どうか、おなかの子供だけは助けてくれ、と。
それから二か月後、未熟児として龍光寺紗彩が誕生した。
同時に、母親は死亡した。
最後に、娘の名前をつぶやいて、静かに息を引き取った。
その時に、何を思ったのか、遠山夫妻は龍光寺光流の死を隠蔽し、その子供を自分たちで育てるという決断を下したのだった。
それは、亡くなった龍光寺光流への罪滅ぼしなのか。
はたまた、全寮制の学校に通うがゆえに、めったに帰ってこない息子を寂しがったからなのか。
二人は罪を隠し、ひっそりと、隠れるようにして紗彩を育てた。
遠山比澄がそれに気づいたのは、三年も経ってからだった。
基本的に家にいないとはいえ、長期休みには数日間帰省するというのに、それでも両親は比澄から紗彩のことを隠し続けた。
その執念は、事故を隠したいという一心が、あらぬ方へ暴走していたように思うと、のちにヒズミは語った。
事情を知った比澄は、激昂した。
曲がりなりにも、尊敬していた両親がそんな大罪を犯していたのである。
その上、隠蔽し続けようとしている。彼は両親を詰り、そして紗彩の親を探した。
そして、龍光寺晴孝と、遠山比澄は対面することになる。
彼らの間でどんな会話があったのかを、ヒズミは語るのをためらった。
ただ、一言だけ、「晴孝さんは、オレどころか、両親すらも責めなかったよ」と語った。
紗彩は龍光寺のもとに戻り、比澄は、養子となった。
龍光寺によるスカウトであるというのは本当だったらしい。
「なにせ、学生の頃のオレは、無敵だったからな。お前と同じように、なんでも出来たし、出来ないことも、すぐにやれた」
運ばかりがピックアップされがちな龍光寺比澄であるが、その本質は、彼自身の能力の高さである。
どんな物事も、人並み以上にそつなくこなす。そのための努力は惜しまない。丁寧に習得した技術は、はっきりと彼の財産となる。
しかし――そんな彼が行う行動の結果は、その多くが、運に味方されたものであったのも、事実だ。
「確率事象が関わるのなら、俺は望めば、それを限りなく100%に出来た。もちろん、物理的に不可能なときは、普通に負けるさ。けど、1%でも可能性があって、そして成功の道筋が見えているんなら――その先の、結果は見ないでも分かった」
やっていることは、ある意味では、匡の先読みや、印象操作と同じである。
違いがあるとすれば、匡が全神経を集中させて意図的に起こしている事象を、比澄は無意識のうちに成立させている点である。
超能力というのは、行き過ぎた能力のことを言う。
種はあっても、その種が見えないほどに高度な才能。
そんな比澄の才能に、龍光寺晴孝は、確かには惚れ込んだのだった。
そして、それを生かす場を与えた。
ヒズミは語った。
「晴孝さんは、オレなんかにはもったいないくらい、出来た人だったよ。オレは、あの人の名を継ぐなんて、そんな恐れ多いことはできねェと思ってた」
だから、ヒズミは自ら名乗る際、公の場以外では、必ず遠山の姓を名乗っていた。
結局自分は、あの非道な両親の息子なのだと、自らを律するように。
「そんで、養子になった後のことは、大体世間で言われている通りだ」
龍光寺グループの半分を掌握するほどに、彼はその才能をいかんなく発揮した。
ただ運がいいだけではこうはいかない。
天に望まれ、天に臨むだけの才能が彼にはあった。知恵も技術も一流で、その上、彼には天運があった。
彼にとって不本意であるが、どんなに技術を磨き、知恵を働かせても、最終的には、なみなみならぬ天運が、彼を後押ししたのだ。
何度も争い、そのたびに勝利し、のし上がっていった。
「ただ、やっぱりオレのことを気にくわない連中は多くてな。最終的には、そいつらとの全面戦争やらかして、おじゃん、ってところだ」
単純な政略戦争だったら、比澄が負けるわけがなかった。
彼は敵も多かったが、その分味方も多かった。
信奉者とでもいうべき彼の味方は、彼の知らないところで勝手に暗躍し、いつの間にかグループ内で、政略戦争ではおさまらないほどの過激な闘争が起きてしまったのだ。
比澄はその責任をとって、姿を消したのだった。
「一番、オレが堪えたのはよ」
紗彩の形を借りたヒズミは、その少女の顔を歳不相応な苦労に満ちた笑みでゆがめて、諦観しきった感想を言った。
「どんなに外野が争っても、オレ自身にはまったくダメージがこなかったってことだ。オレは本当に、何の被害も得なかった。ただ周りが勝手に傷ついて、罪を犯して、罰を受けて。オレは、結局勝ちもしなければ負けもしなかった」
その時に、彼は自分が負けないことを感じたという。
最終的には、自分から負けを認めて身を引いたという風に見えるだろうが、そんなわざと行った負けに、意味などあるはずがない。
本当に大切なのは、本人が『負けた』と思ったかどうか、なのだから。
「もし、もっと早くお前に出会えていたら、オレは、あそこで死んだりなんかしなかったんだろうな」
龍光寺比澄は、身を引いた後は、二か月ほど海外を放浪し、スラムの酒場で不当なギャンブルを行い、その果てに死んだ。
ギャンブルには勝った。
しかし、殺された。
死ぬまでに、彼は拳銃を二丁暴発させ、六発不発し、十一発誤射させた。
三度の瓶の投擲を外し、足元をひっかけ、拳を仲間内で暴打させた。
最終的には集団暴行にあい、人間としての形が分からなくなるまで痛めつけられた。
そうして――龍光寺比澄の人生は、幕を下ろしたのだ。
「ま、そこで終わっとけば話は早かったんだがな」
皮肉げに笑いながら、彼は自身の体に触れてみせる。
「面倒だったのが、妹だ」
龍光寺紗彩。
彼女は、遠山夫妻による三年間の子育てが理由で、精神に障害を持って成長をしていた。
無理もない。
世間から隠れて育てるということは、自由が効かないということだ。遠山夫妻はどう思っていたかしらないが、それは半ば監禁のような状況だった。だからこそ比澄は怒り狂ったのだ。
まだ赤子のころのことだから、問題はないと思ったが、成長するにしたがって内向的なその精神が発露していった。
ただ内向的なだけならば構わないが、時折癇癪のような発作を起こすことがあった。自ら動こうとせず、普段はぼおっとして、何を考えているかわからないことが多かった。
出来る限り、比澄は彼女に構った。
ただし、その構い方はどこか冷たかったともいう。
比澄からすると、複雑な心境だったのだろう。
自分の所為で人生が狂ってしまった子供を、どう扱っていいかわからなかったのだ。だから彼は、出来る限り外に彼女を連れ出していながら、深く打ち解けることができなかった。
しかし、龍光寺紗彩の方は、兄をしっかりと見ていた。
兄のことを深く理解し、兄をどこまでも探究し、そして、兄のことをこれ以上ないというくらいに愛した。
彼女にとっての世界は、兄である龍光寺比澄を通しての世界だといっても、過言ではなかった。
そしてそれは、龍光寺比澄の死によって、爆発した。
「紗彩は、オレの語り部みたいなもんだったんだろうなって、思うよ」
目を伏せるようにして、ヒズミは語った。
龍光寺紗彩は、龍光寺比澄の英雄譚の語り部である、と。
比澄が成功していく様を、彼女はずっとそばで見ていた。
その眼差しは、憧憬だっただろうか。
それとも、親愛の情だっただろうか。
ただ一つだけ。
彼女の比澄への想いは、彼の人格を完全に再現し、彼を憑依させるほどに、深いものだったというだけだ。
ヒズミの話を全て聞き終わった後は、匡の番だった。
匡は話した。
自分の生涯を。そして、自分の挑戦の日々を。
「十年前。魔女を名乗る頭のおかしいやつが、街に居てな」
その魔女に挑戦し、返り討ちにあったこと。
それから一週間挑戦し続けて、自分の才能のルーツを知ったこと。
その女と協力し、様々な事件に首を突っ込んだこと。
超能力にまつわる争い。未来確定理論の人体実験。霊障を操る教祖。ミステリマニアが建てた孤島での殺人事件。
たくさんの……数えきれないほどの、無茶の数々。
榎本や、森口。その他にも、安曇社長や、数えきれない程の人間と関わり、いろんな問題に関わりを持った。
できない探し。
自分よりも能力的に上の人間に、挑戦し続けるだけの十年。
それはヒズミとは似て非なるものだったが、ヒズミはこれ以上ないというくらいに共感してくれた。
彼の話に共感した匡としては、嬉しい限りだった。
そうして話し込んで、あっという間に夜が更けていた。
「なあ、匡」
別れ際、ヒズミは一つ、種明かしをした。
「実をいうとな。オレは、お前を探していたんだ」
「うん? そりゃ知っているけど」
今更何を言うのか、と怪訝な顔をする匡だったが、それに対してヒズミは、手を前に出しながら言う。
「まあ聞け。ニュアンスとしては、少しだけ違うから。オレはお前を探し当てて、出来るだけ自然な形で、お前がこの船に来るように、仕向けたんだよ」
にやりと、いたずらっ子のような笑みを浮かべて、ヒズミは言う。
「後輩ちゃんの借金、チャラになってるから気にすんな」
「……てんめぇ」
やってくれるじゃねェか。
自然と笑みが浮かび上がるのが抑えられない。まったく、最初の最後でしてやられたもんだ。ヒズミは分かっていたのだ。この船の存在を知り、この船に関係するだけの理由があれば、匡は必ずやってくると。
「なんだよヒズミ。お前も、おれと戦いたかったんじゃないか」
「あー。まあそうなんだよ。最初は、オレ自身がお前と戦うつもりだったんだが――最初にお前と会った時、分かったんだ」
彼の瞳は穏やかで、自分の境遇をしっかりと受け止めている。
「死んだオレじゃあ、お前と戦う資格なんて、ないんだってな」
「……それは、もしかして。テラスでの」
「ああ。あの時のは、紗彩じゃなくて、オレだった」
真樹が五十嵐とポーカー勝負をしていると、知らせに来てくれた時の話だ。
確かに、違和感があったのだ。
あの時の紗彩と、他の場面で会う紗彩は、どこか印象が違うと。その理由は、こんなところにあった。
「あの時、お前を見て分かったんだ。お前とオレは、戦う運命になかったんだって」
可能性に満ちた生者を前に、死者は悟ったのだ。
自分の可能性は、すでに潰えたのだと。
「そして思った。オレは、紗彩を救うためにこうしているんだってな。だから、紗彩を負けさせてくれれば、それでよかった。お前には、悪いことをしたと思うがな」
「いや。いいよ」
かぶりを振って、匡は言う。
「おれも、楽しかった。久しぶりに、この世の中は捨てたもんじゃないって、思った」
「だが、またすぐに絶望するぜ」
すでに先に進んでいるヒズミは、皮肉気に言う。
「生きている限り、欲望はつきねェンだ。満足を求めようといても、オレらは絶対にそれを得られない。それは結局、死ぬまで続くんだ」
それは、残酷な予言のように匡の心の中に響いた。
匡は背を向ける。
無二の親友になったであろう男から、目を背ける。
死んでしまったものから背を向け、達成感のない道へと、再び足を踏み出した。
※ ※ ※
サングローリー号秋季特別航海である、太平洋遊覧ショートクルーズ四泊五日の旅は、こうして幕を下ろした。
昼下がりに横浜港に帰還する予定であるので、あと数時間ほどの時間が残されていた。
その時間を、匡は榎本への報告に利用した。
「なるほどね。サーヤちゃんの中に、比澄くんがおったんか」
昔からの知り合いであるという榎本からすると、複雑な心境なのだろう。
しばらく甲板で潮風に吹かれながら、二人は過ごした。
「そういえば、紗彩ちゃんは結局どうなるんだ?」
「病気って意味やったら、これから専門の医者に見せるつもりや。殺人って意味やったら、まあ、不問になるやろうな。今までもそうやったし」
「なんつーか、空恐ろしい話だな」
よくよく追求していけば、この話のもととなった失踪者の内の何人かは、紗彩のロシアンルーレットに巻き込まれて死んだらしい。
下手すれば、その不問になる死の中に、自分たちがいたかもしれないのだから。
それで言うならば、この船自体がそうだ。
奴隷船のような役割があるが、それには匡はまったく関与できていない。まあ、初めから関係のない話だから、わざわざ巻き込まれようとも思わないが。
胸糞悪いとは思うが、それをどうにかする力など、ないのだから。
しばらく経って、榎本が思い出したように匡に聞いてきた。
「そういや、すっかり忘れとったけど、森口さんの弱みって結局なんなん?」
「あー」
そういえば、榎本に対しては、無償で売ると約束していたのだった。
ほかの闇金業者には、借金返済できなかった際の補償として提示しただけだが、榎本にはその内容まで話さなければなるまい。
まあ、気にするものでもないか、と思い、匡はあっさりと言った。
「真樹ちゃん」
「は?」
「だから、真樹ちゃんが、森口さんの弱みなの」
「……いったい何がどうなったら、そんな回答が出てくるんや」
怪訝な顔をする榎本に、匡は苦笑しながら教えた。
「えっとな。森口さんがまだ若いころ、それこそ組に入りたての頃の話らしい。麻雀の賭け勝負で代打ちが負けちゃって、その代わりが来るまでの間、敵対している組との麻雀勝負をやったらしい。そんで、まあ結構負けちゃったらしいんだわ」
代打ちが来るまでの間耐えられれば良かったのだが、それもできなかった。
相手が相手なだけに、大きな問題を起こせば抗争に発展しかねなかった。
あとはただ、己が身を差し出すしかなく、甘んじて暴行を受けていたらしい。
四人がかりで暴行を加えられ、下手すれば死んでしまうかもしれないという一歩手前まで言っていた。
その時だった。
――おじちゃん、痛そうだよ。
少女の声が響いた。
それはあまりにもあどけないもので、殺伐とした場には不適切なものだった。頭に血が上っていた男たちは、それに虚を突かれたらしい。
少女は、震えていた。怖いのを必死でこらえて、それでも、何歳も歳の上の怖い男たちに向けて、はっきりと言ったらしい。
――い、痛いのは、ダメだよ。絶対に、ダメだよ。
そのあと泣き出した少女に気付いた店員がその暴行に気付き、さすがに公にできなくなった彼らは、そのまま大人しくなったらしい。
その時、森口を助けたのが、子供のころの真樹なのだという。
「それをまあ、森口さんの方はちょっとした恩義を感じているらしくてな。そのあとも、ずっと真樹ちゃんのことは気にかけていたらしい。ただ、やくざが関わると碌なことがないから、あくまで陰からこっそり、って感じらしいけどな」
ちなみに、それが匡に露見したのは、一年半前の海外マフィアとの逃走劇の時だ。
あの時、もうこれ以上どうしようもないと悟った匡が、せめて真樹だけでも助けるために、自分の身柄と引き換えに森口組に頼ったのだが――その時の森口の顔を思い出すと、いまだに苦笑いが抑えられない。
あの森口敏和が、驚愕したのだ。
「てめぇ、その子に何しやがった、って詰め寄られたね。まったく、あの時ほど森口さんの本気を怖いと思ったことはねェよ。……って、榎本、どうした?」
「……いや。なんていうか」
榎本は頭痛を抑えるように頭を抱えていた。
「つくづくあの子は、守られる側なんやって思ってな。少し言い過ぎたかなって思うたけど、正直言い足りんくらいや」
ぼやく榎本の言葉がうまく理解できなかった匡は、まあいいかと気を取り直し、話を続けた。
「だからまあ、今回森口さんに金借りたのは、ちょっとした保険なんだよ。もしおれがこの船で借金の清算ができなくても、そのことを森口さんが知っていれば、なんとかしてくれただろうし。少なくとも、真樹ちゃんの安全だけは確保できるからね」
そこで保険が作れたからこそ、匡は龍光寺比澄に挑むなどと言う真似ができた。
もっとも、そのことを森口に洗いざらいしゃべった後は、一発ぶんなぐられそうな空気になってしまったが、まあ笑い話である。
「ただ、結局空振りに終わっちまったけどな。ちっ。死人が相手とか、聞いてねェっての」
「まあ、うちとしては、負けとったら死ぬギャンブルやから、生き残ってくれてうれしいんやけどね」
そんな風に言い合っているうちに、港が見えてきた。
二人は簡単に別れを交わす。
その際、匡は何気なく聞いた。
「そういや、今日の朝から真樹ちゃんの様子がおかしいんだけど、なんか知らない?」
口数も少なく、受け答えも単調。
疲れているのかな、と思ったが、どうも榎本の様子も少しおかしいことを観察によって気付いた匡は、最後の最後で聞いてみたのだ。
それに、榎本は。
「私は知らないよ」
標準語でそういった後、さっさと自分の部屋へと帰ったのだった。
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