180G.ドラムセッション 最新古戦場ライブ
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天の川銀河、アルカディア
第一海堡プラットホーム近傍宙域。
回路基板の上を光が走るようだった。
無数の光点が上へ下へと迷走し、その間を無数の赤い光線が
それら光点の群れを蹴散らす様にして、ひと際明るい光が長く尾を引き縦横無尽に動き回っていた。
白く燃え盛るブースターノズル。
高効率の
200機以上いるエイムの只中を突破しているのは、灰白色に青というカラーリングのフルカスタム機。
スーパープロミネンスMk.53改『イルリヒト』である。
秒速35,000メートルという、標準よりはるかに高速で飛来する55.5ミリ弾。
流星雨のように立て続けに向かって来るそれを、赤毛のエイムオペレーターは機体を急減速させ回避する。
背後から襲い掛かる、慣性重量による過負荷。
ギリリ、と歯を食いしばりそれに耐える
現在、連邦アルカディア代理行政機構政府との会談にて罠にハメられ、唯理は護衛と共に脱出を試みている。
という体で、実際には連邦軍との実力差を分からせるという
とはいえ、数の差はほぼ意味がなく、赤毛のエイム乗りが無双状態。
これに対し、連邦軍第115偵察艦隊所属の機動部隊、『ヘッドハントインパクター』の隊長機が実質的に1対1での戦いに挑む。
後ろ向きに飛び鋭く左右に切り返し回避する赤毛娘は、同時にレールガンを発砲し反撃して見せた。
灰白色のエイムが自分の方に突っ込んで来たのを見て、連邦軍の他のエイムは攻撃するのも忘れ右往左往逃げ回っている。
「クッ……邪魔だ! 足手まといはさっさと退けぇ!!」
連邦軍に限らず、全てのエイム、または全ての兵器には味方への誤射を防止するシステムが搭載されていた。
黒いエナメル調に照り返す
狙ってやっている赤毛ではあったが。
自らの意思とは無関係に攻撃が中断させられ、オペレーターのニーマス・パトリック・マスターズ上級一佐が通信で声を荒げていた。
苛立ちを覚える理由は、味方に足を引っ張られているだけの事ではなかったが。
「大層なセリフを吐きながら逃げてばかりかな!? ダーククラウド艦隊司令殿ぉ!!」
飛んできたレールガンの弾体を、エイムを加速させ置き去りにするマスターズ一佐。
新機軸の重力推進機構、グラヴィティーグリッド・ベクタードジェネーレーターは、オペレーターの負担という現行のボトルネックを大きく軽減させている。
重力のレールに乗った機体は、限界加速度といわれる50Gを超える高速機動で戦闘宙域を大きく回り込んだ。
友軍機が射線に入り込まず、攻撃目標を捉える事のできる角度。
連邦軍トップクラスのオペレーターは、灰白色に青のエイムの未来位置とクリアな射線が重なった瞬間、すかさず引き金を引く。
「速い――」(――っちゃあ速いけど)
コクピット内に赤いアラート表示と警告音。
赤毛娘はそれらを横目で一瞥すると、ペダルを踏み付け機体を側転させた。
肩部ブースターを爆発させ、高機動するエイムのいた位置をレールガンの弾体が貫いていく。
目まぐるしく回転する、コクピット内の視界と慣性。
その一瞬だけ黒いエナメルのエイムを捉えると、すかさず唯理は応射。
機体が回っているにもかかわらず正確なタイミングと狙いだが、敵機はこれを回避し、なお追い込みの攻撃をかけてきた。
全身の筋肉を締め上げる唯理は、
三角の螺旋のように幾何学の軌道を描くエイムは、角度を変えると同時にレールガンを発砲していた。
「まぁいい派手にいこうか!」
黒いエナメル機の性能にやや思うところがあった唯理だが、ここで当初の目的に立ち返る事とする。
自分の加速力を上回ってくるエイムの存在には少しばかり驚かされたが、これを撃破するのは重要ではない。
それに、少し追い立ててみた限り、腕自体はそうでもないと判断した。
灰白色に青のエイムは、背面ブースターのアームに接続した兵器を前方に展開。
抱えた形で現れるのは、全長11メートルの大型火器だった。
単砲身ながら300ミリという大口径、砲身を一回り以上無骨に見せる冷却兼電磁加速機、数種の弾体を装填する大きく出っ張った3つの円筒型弾倉。
HCAF社製ローレンツフォース・プロジェクタイルランチャー、Fire of Last Resort 3-30。
それと反対側に
AAM-SF001『ドラムロール』である。
「さーて……そんじゃ攻守所を変えてみよう」
超高速で戦場を切り裂く唯理は、獰猛に笑いながら黒いエナメル機を射界に捉えつつ、攻撃角度を変更。
平均的な55.5ミリ弾の約5.4倍の口径。砲口初速は8000メートル/秒と平均からやや低速。ファイアレートも50発/秒という標準的なモノ。ただし、大容量冷却器による長時間の連射が可能。
この火器は、精度ではなく大弾数による面制圧を目的とした兵器である。
「数を撃てば当たるとでも……!? その程度かダーククラウド!!」
未来位置予測もセンサー攪乱も無くバラ撒かれる弾体を、黒いエナメル機は軽快な回避機動で難なくかわしていた。
技術も戦術も無いヤケのような攻撃に、憤りと失望の念を覚えるマスターズ一佐。
射撃の最中はどうしても足が鈍るものだ。
ならばここを
『15層スラスター室に直撃! エアリーク警報! 区画閉鎖!!』
『10層外殻に着弾確認! 損害確認中!!』
『15層の防衛機構が一部オフラインです! コントロールは正常ですが
ハード自体の問題かと―――!』
『13層部にダメージを確認! セーフガードが自動で起動!!』
『7層エンヴァイロメントアジャスターが撃ち抜かれた模様! 酸素に引火! 7層全体に延焼! セーフガードの応答なし!!』
一斉に悲鳴を上げる連邦艦隊の共有通信帯域に、僅かな間思考が止まっていた。
直後に全てを察したが。
「こいつ私ごと――――いや
黒いエナメルの機体は、いつの間にか連邦軍のプラットホームを背にしていた。
そして、灰白色に青のエイムが持ち出してきた、狙いの甘い制圧用火器。
300ミリという対艦クラスの弾体を大量に撃ち込まれ、巨大なプラットホームの側壁には無数の大穴が開いている。
完全に虚を突かれ、中央司令室も大混乱だ。
赤毛の捕獲が目的の為に用いられなかった防衛火器も、いまさらながらに反撃を開始していた。
つまり、プラットホームへの直接攻撃も最初から計画の内だったと、用意してきた武装から推測できる。
マスターズ一佐と黒いエナメル機も、まとめて撃墜できればそれでよし。
ダメでも当初の予定通りプラットホームを攻撃できればいい。
自分はその程度の相手として、そういう位置にまんまと誘導されたというワケだ。
「ッ……舐めた真似を!!」
片手間のように処理されたと感じ、若きエリートの自尊心に傷が入った。
思い返せば、味方部隊のエイムも攻防に巻き込むような位置取りをしている。
マスターズは激情のまま、しかし速やかに攻撃を再開。
プラットホームの援護射撃を背景に、黒いエナメル機も主武装のロングレールガンと腰部スカートアーマー内蔵のキネティック弾、それに背面ブースターユニット一体型のレーザー砲を一斉発射した。
これを、灰白色に青のエイムは超高速の連続切り返しで全弾回避して見せる。
飛び退くような逆噴射から直角に横へズレるサイドスラスト、脚部ブースターを燃やしての急上昇、宙返りしての急降下しながら大火力のレールガンも撃ちっ放しに。
黒いエナメル機は横に跳ねて回避するが、300ミリ弾の暴風はお構いなしに背後のプラットホームを貫いた。
「クソっ……!!」
牽制にもならず毒づくマスターズだが、そうしながら自身の苛立ちの原因にも気付いてしまった。
やはり加速力以外だと、ユーリ・ダーククラウドの方が高度な
選ばれし連邦のエリート、『パトリック』のミドルネームを持つ者として、認め難い事実だった。
黒いエナメル機を逃がしても、灰白色に青のエイムはプラットホームへ撃ちまくっている。しかも火器から優先的に潰しているあたり、狙いも正確だ。
いずれにせよこのまま自分とプラットホームを同じ攻撃範囲に入れておいてやる理由はなく、マスターズは全速力で相手の斜め後ろを取ろうと、動いた。
そこを狙いすましたかのように、300ミリという鬼のような大口径弾がエネルギーシールドを吹き飛ばす。
「ぅおおおおおおおおお!!?」
「おっと、シールドも特別製か……」
正直、当たるような攻撃ではない、という意識があったマスターズは、混乱の極みにあった。
その一斉射で落とされなかったのは、これまた高性能だったエネルギーシールドと優秀な戦闘支援システムの賜物だ。マスターズだけなら続けてきた射撃を回避し切れなかっただろう。
シールドを叩く凄まじい衝撃で半ばパニックに陥りながらも、黒のエナメル機は目一杯加速し、うねる様な軌道で離脱。
ところが、灰白色に青のエイムは今までのザルな射撃が嘘のように、火線を集中して来ていた。
回避機動を取ろうにも、正確に進む鼻先に砲弾が飛んで来る。
「ECM効果率はどうなっている!? こっちは丸見えだぞ!!」
『ECM効果率70% ECCM効果率50%』
エイムのセンサーが完全に機能するなら、未来予知に近いシミュレーションを行って見せるのがこの時代の
だからこそ戦闘においては、
だが、シュバリエ・スプリームの電子戦システムは、灰白色の
ならばどうして、弾速の遅い
「プラットホームと逆に逃げるなら、機動方向の選択肢は当然半分になる。
それに、早いマニューバにこだわって更にルートの選択肢を狭めているんだよ。
洗濯機の中でワルツを踊って見せる気合が無きゃ……」
ポソッと
状況的心理的に指向させられ、動きは更に読まれやすくなっている。赤毛に言わせるなら、マニューバに創造性がないとのこと。
黒いエナメル機は死に物狂いで機体をスピンさせ発砲するも、灰白色に青のエイムは渦を巻きながら後退する機動で苦も無く反撃。
ここに来て技量の差が浮き彫りになり、マスターズは逃げる一方になっていた。
「イプシロン、オミクロンの小隊はキーストーンに接敵! プレッシャーをかけろ! イオタは支援部隊を指揮し火力を集中せよ!!」
もはや連邦屈指のエースである矜持も忘れ、遠ざけていた味方部隊『ヘッドハントインパクター』をぶつけるマスターズ一佐。
スタンダード機、プロミネンスBマーク3、ステルス作戦機、ブラックカッターG5マーク2が通常編隊で制圧射をかけながら灰白色のエイムへ迫る。
高出力レーザーとシールド搭載のパトリオットType7C、長距離精密射撃兵器と
「スプレッダ装填。散布界距離1000、80度に設定」
唯理は300ミリ砲の弾体を、発射直後に広範囲へ分裂して広がる
敵集団とプラットホームを正面に納め、
低速実体弾の豪雨に叩かれ、エイム部隊の編隊は一瞬で崩壊。
動きが乱れたところを
プラットホームはその弾幕の運動エネルギーを余すところなく受ける事になり、被害報告の通信は阿鼻叫喚となっていた。
「これ以上は許さん!!」
進むわ戻るわ味方同士でぶつかるわ、と大混乱の味方機の間を縫い、トップスピードで突っ込む黒いエナメル機、マスターズ一佐のシュバリエ・スプリーム DFAMF337 Y-1003。味方の損害を無駄にせず、僅かな時間で体勢を立て直してきた。
機体を前傾させ被弾面積を最小にし、長物のレールガンを突き出した姿勢でフルオート連射する。少しでも距離を詰めて命中精度を上げる狙いだ。
腰部アーマーのキネティック弾も残弾全てバラ撒き、盛大に燃える4発のブースターユニットに内蔵されたレーザーも一斉射。
流れるように滑らかな機動で味方機をかわしつつ、その攻撃の勢いは鬼気迫るモノがあった。
「なんだ、やっと本気になったの……かッ!」
僅かに呆れ顔になっていた赤毛だが、すぐに悪い笑みになると、自身もキネティック弾を全弾発射。
相手のキネティック弾の迎撃に充てると、ブースターを最大燃焼させる。
爆発そのものの勢いで飛び出す灰白色のエイムは、黒いエナメル機と正面から激突する軌道。
その先触れとして飛んで来る秒速35,000メートルの弾体をシールドユニットで殴り飛ばし、唯理も300ミリレールガンをフルオートで叩き込んだ。
両者に遅れ、弧を描いて乱れ飛ぶ誘導弾が大輪の爆炎を咲かせる。
「フロントシールドマックスパワー! グリッドベクターをランダムパターンに――――!!」
マスターズ一佐はエイムの支援システムに防御対応させるので精一杯だ。
300ミリ弾をブレるような異質な動きで回避し、直撃弾も辛うじてエネルギーシールドが弾き飛ばす。
灰白色に青のエイムがビームブレイドを展開するのを見るや、マスターズは迷わずサイドスラストを最大に。
エイムを旋回させ、距離を保ちながら正面を敵機に向け撃ちまくった。
「フッ……んぬぅう!!」
唯理はここでブースターのリミッタを解放。
出力メーターにレッドゾーンが現れ、燃焼機関が低く激しい唸りを上げる。
頭部のアクティブセンサーもフル稼働させ、眼孔部が青白いセンサー光を放っていた。目立って自機の位置を知らせる事にもなるが、決めにかかっている状況では関係ないという事だ。
コクピットのIKペダルを踏み付けると、今まで以上の慣性重量が赤毛娘を圧し潰す。
噴射炎を全体から放つ灰白色のエイムの加速度は、51.8Gに到達。
かつてメナスの上位個体を撃破した時には及ばないが、それでも人類の到達点の、更に上である。
「――――バカな!? それなら……なぜ今まで!!?」
連邦軍がメナスに対抗すべく開発した最新の重力推進システム、グラヴィティーグリッド・ベクタードジェネレーター。
その最大加速度を上回られる事態に目を剥くエリートオペレーターだが、戦闘を放棄する事はできなかった。
もはや生きるか死ぬか。他のことなんかどうでもいい、ただ純粋に、ひたすら戦術の限りを尽くす戦場の彼岸である。
フルスピードの並走状態で互いに撃ち合う両機。
沈み込み、上昇する機動で攻撃を回避するが、不意に灰白色に青の機体の姿が消えた。
(この上加速を!?)
と、心臓が止まりそうになるマスターズであったが、そんな事を思うのと同時にエイムのセンサーが警告を発する。
「――――ッぐぁあああああ!!?」
抑えようもない叫びと共に回避機動を取ると、それを追うように反対側から55.5ミリ弾の火線が黒いエナメル機に襲い掛かった。
一瞬だけ減速し、後方から逆側に回り込んだ唯理の攻撃である。
武の先人に
こういう点でも連邦のオペレーターは『早さ』ってもんを分かってないなぁ、と思う赤毛娘だった。
そこそこ無茶な加減速の連続なので、鼻血が出ていたが。
レールガンの弾体にエネルギーシールドが叩かれ、立て続けに喰らう攻撃に防御が抜かれ腰部アーマーが破壊される。
バランスを崩しながらもブースター内蔵のレーザーで反撃するが、灰白色に青のエイムは低加速度から一気にトップススピードへ。
追い付けないと判断するマスターズ一佐は、逆側へ回り込む軌道に切り替え背面を狙う。
当然それを許す唯理ではなく、互いに逆方向に回り込もうとする回転軌道のドッグファイトに入った。
しかし、マスターズにはこれと言って勝算があるワケでもない。
(これが、ユーリ・ダーククラウド……。かつてプロエリウムの祖を導き、未踏の宇宙で人類の剣となり最前線で戦い続けた
格が違い過ぎる。
オペレーターとしての技量、兵士としての練度、それ以前の根本的な部分が、今の自分とは違い過ぎると連邦のエリートオペレーターは痛感していた。
ついでに、体力のレベルも違う。マスターズはもう限界だ。
マスターズに限らず、自分を追い込むほど疲弊する訓練などしない時代だった。体力が欲しければ投薬と機器でどうにかするだけである。
これでは、21世紀の兵士のように、苦境にあっても戦闘を継続できるようなマインドセットなど育みようがない。
ニーマス・パトリック・マスターズは軍人の一族に生まれた。代々の人間が軍の要職に就いている。生粋の
ニーマス自身、得ることのできる最高の教育を受けてきた自負があった。雑兵では知り様もない連邦軍の実態も知り、その真意を理解した己は連邦軍の精神を体現する存在足りえると密かに確信していた。
20代にして佐官で上から2番目の階級となる一等佐。だがこれは自慢するに値しないし、出世の為に特別政争に励んでいるワケでもない。
自分は必然的に、いずれ艦隊の提督となり、艦隊を含む全軍を統率する参謀本部議長になり、政治家に転身し国防長官になり、軍の最高司令官たる連邦大統領になるのだと、疑い無くそう確信していた。
だからこそ、断じてこんなところで
「既にキサマの時代ではない! メナスを排し、遺跡艦隊で銀河に新秩序を打ち立てるのは連邦以外にあり得ないのだ!!」
GGVG、グラヴィティグリッド・ベクタードジェネレーターは重力制御をより有機的に戦闘に応用する技術だ。
ただし試作故か、
それでも、ニーマス・マスターズは機体が限界を超えるのを承知で、GGVGの稼働範囲を引き上げた。
赤毛の少女の
【ヒストリカル・アーカイヴ】
・加速度
時間あたりの速度の増加(減少)率。
G(重力加速度)で表され、1Gの場合は9.8m/s2(1重力加速度=1秒ごとに秒速9.8メートルずつの増速)となる。
空気抵抗のない真空の宇宙空間における速度の指標。
21世紀の戦闘機パイロットの場合、特別な慣性重量の軽減措置がない場合、10Gの加速度が肉体的限界となる。
・ダイナミクス
環境シミュレーターの通称。
エイムに搭載されるシステムの場合、リアルタイムに収拾されるセンサーデータから戦場の未来の状況をシミュレーションする。
ただし、電子戦によるセンサー妨害が現代戦の
・キネティック弾(兵器)
誘導接触兵器。21世紀までのミサイルに相当する。
ミサイルとの違いは、単に推進方向を偏向するに限らず、キネティック弾は攻撃目標に接触する為にあらゆる選択肢を取り得る。対人用途の場合は扉の前で滞空し、簡易マニュピレーターで扉を開くなどもする。
また、接触と爆発のみならず、搭載機能によっては攻撃対象の行動阻害や無力化といった高度なオペレーションもこなす。
・ドッグファイト
機動戦闘における背後の取り合い。元は戦闘機による空戦の戦術用語。
犬同士の争いにて互いが後ろから噛み付こうとする姿に由来する。
戦闘機の場合は防備の薄い後方を取るのが絶対的に有利であったが、機動の自由度が高いヒト型機動兵器ではその限りではない。
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