11. 恐ろしいのは分かるけど

「ごめんよ! 隊長さんはいるかい?」

「あらあら、おはようございます。朝も早くから、いかがなさったんですの?」


 余り乗り気ではないらしい村長を先頭に立て、村民代表数名が抗議に押しかけてきたのは、その翌日だった。

 三叉も含まれているそのメンバーを一瞥し、出迎えたアテルナルは呆れたように肩をすくめる。


「あの魔族について抗議に来た。隊長さんを出してもらいましょうか、先生」

「魔族ですか?」


 おはよう、やこんにちは、などの挨拶もなしにいきなり物騒な単語を持ち出してきた村人たちを、アテルは眼鏡の奥の目を細めて睨みつけた。村長はというと特に文句をいうことはないのだが、視線をあてどもなく彷徨わせている。

 礼儀のなっていない相手に、こちらも礼儀正しく接する必要を医師の彼女は感じていない。

 よって、返答の言葉も敬語ではあるのだが、その口調は温度のない冷たいものでしかなかった。


「今我が部隊にはそのような者はおりませんけれど、どなたのことをおっしゃっているのかしら」

「とぼけるな。あれだけ派手な銀の髪なんてやつは、魔族に決まっているだろうが」

「だからわしは、昔からアイツのことは気に食わなかったんじゃ」

「何で守備隊は、さっさとアレを処分しないんだ? 俺たちにやらせてもらえるなら今すぐ出してもらおうか」

「村長、あんたも何か言わないのか?」

「え、あ、ああ」


 固有名詞を出さないまま、村民たちは口々に文句を言い募る。勢い任せにしゃべるものだから、唾が飛んで鬱陶しいことこの上ない。三叉に尋ねられた村長だけは相変わらず、ふらふらとあらぬ方向に目をやっているのだけれど。

 アテルはこほん、と一つ咳払いをして「ですから!」と声を張り上げた。


「ですから、そのあいつというのはどなたのことですの? それとも、個人名をあげられないほどあやふやな問題なのでしょうか。でしたらとっとと帰ってお仕事に励んでくださいまし、時間の無駄ですわ」


 腰に手を当てて仁王立ちになった彼女の声に、村民たちの言葉がピタリと停止した。苛ついていることがはっきりと分かる声色に、さすがの彼らも引かざるを得ないのだろう。

 何しろ彼女は守備隊だけでなく、村の医療を一手に引き受けている存在だ。その彼女を怒らせて利益になることなど、村には存在していない。彼女が西方人の女性で、見慣れた東方人と比べて胸と尻が大きいこともいい年をした男どもにとっては利益の一部、と見ていいだろう。


「あ、天祢誠哉だ! ここにいることは、ちゃんと分かっているのだぞ」


 ほんの数秒だけ沈黙した後で、口を開いたのは村長その人だった。真正面からアテルを睨みつける彼は、村の長とはいえごく普通の田舎の男のものだ。がっしりした身体つきとがさがさの両手は、畑仕事や猟師といった生きるための仕事が彼に与えたものである。

 その村長に対し、アテルは一度眼鏡の位置を指先で直すとニッコリと微笑んでみせた。ただ、妙な迫力のあるその笑顔に大の男たちは一歩、二歩と後ずさりを余儀なくされたのだが。


「……ありがとうございます、村長。確かに天祢誠哉くんは魔族のアジトに囚われていたところを、我々が保護しました。身体検査の結果も血液検査の結果も、今すぐ出してこられる状態ですわよ」

「保護だと! どこからどう見てもアレは魔族だろうが!」


 アテルが表情を変えることなく告げたその答えに、村民の一人が大声を張り上げた。三叉や村長も、声こそあげないもののうんうんと小さく頷いている。昔から、銀の髪を持っているというだけで誠哉を差別していたのはこういった男たちの、閉鎖的な思考だったのだろう。

 それを、端的に指摘したのはアテルの背後から聞こえた凛とした声、だった。


「あなた方、三十年前からそれを彼に言っていたんですか」


 ばさ、と背の白い翼がひとつ空気を打つ。足音をほとんど立てることなくセラスラウドは、アテルの隣にゆったりと進み出た。普段の笑みを浮かべている顔は、だがアテルナルよりも迫力を持って村人たちには見える。


「た、隊長さん!」

「アテル先生にお願いした血液検査の結果、現在のところ天祢誠哉には魔族の兆候は見られません。ですから我々は、彼をひとまず十年前の事件の関係者として保護し、監視下に置いております」


 女医から話を引き取り、言葉を続ける。一度くるり、と全員の顔を見渡して、セラスラウドは明るい色の目を細めた。


「誠哉くんの髪の毛は先天的なものでしょう? 少なくとも、乳児の時から彼があの髪色だったという証言は取れているんですよ。あの子の先祖に魔族が紛れ込んでいたのかも知れませんが、それが彼が魔族であるという証拠にはなりません」

「ああ、そういえば隊長。東方人が黒髪のまま魔族に堕ちたという前例ならいくらでもありますから、資料お持ちしましょうか? できましたら村の皆さんにもお見せしますけど」

「僕が倒した彼の資料なんてどうかな。どこからどう見ても東方人まんまだったけどね、あいつ」


 にこにこと、相変わらず本気でない笑顔のまま反論をぶつけてくるセラスラウドとアテル。外見が当てにならないのだ、と気づいて村人たちは、各々顔を見合わせている。


「ところで、村長」


 村人たちが落ち着いたところで、セラスラウドはこほんとひとつ咳払いをして話題を変えることにした。ある意味責任転嫁ともいえる話題ではあるが、隊長として聞かずにはいられない問題だったから。


「誠哉くんを保護したっていうのは、僕その日のうちに村長にお伝えしたはずです。村民の皆さんには村長さんが伝える、ってその時におっしゃってましたよね」

「あらあら、そうでしたの? そりゃ、ご存知のはずですわねえ」

「え、本当か? 村長」

「……っ」


 面白そうに目を細めたアテルと、そして村長以外の村人たちが目を丸くする。思わず三叉が睨みつけた先で、村長は顔をひきつらせた。挙動不審の意味が、これではっきりしたようだ。


『あ、天祢誠哉を……ですか!?』

『はい。あ、しばらくの間、彼をこちらでお預かりしようと思うんです。少なくとも、十年前の事件において彼は当事者であり、あなた方から見れば容疑者でもありますからね』


 彼自身が発言したとおりセラスラウドは、誠哉の身元が判明した時点で村長を呼び出していた。そうして、事情を告げたのである。


『事情聴取はこちらで行います。何か問題がありましたら、処分も我々が。それでよろしいですか?』

『むう……相分かった。村人には、わしの方から話しておこう』

『ええ。こちらも事情が判明次第、お伝えします』


 その話を聞いた村長は、そう言って頷いたのだ。誠哉はもともと村に住んでいたわけで、今でも村民のほとんどは彼のことを覚えているためセラスラウドは、彼の申し出を受け入れた。

 わざわざ言うほどのことでもないよね、とそれらの事実を隊長が隊員に話すことはなかったのだが、よもや村長まで口を閉ざしていたとは思わなかった。


「そちらの皆さんはどうやら昨日ですか、誠哉くんのことは知ったみたいですが。ほんの数日とはいえ、どうして今まで黙ってたんですか」


 まっすぐ見つめるセラスラウドの視線にこわばっている村長が、村人たちに誠哉のことを話していない。その理由はさて。

 単純に面倒事だし、うっかり村人が今のように押しかけても困るといったところだろうか。『魔族』であるところの剣士の青年に、返り討ちにでもされてはたまらないだろう。


「そもそも僕たちは、十年前の事件をきっかけに派遣されて駐留しております。魔族の警戒もありますが、あの事件の調査権限を中央から全面委任されてるんですよ。……これ、着任時にお話しましたよね」


 まあ厄介払いとも言いますが、と言葉の後ろに付けて、セラスラウドは落ち着いた笑顔のままくるりと村民たちを見回した。ただし、明るい色の目が笑っていないことはその視線に捉えられた彼らが思わず姿勢を正したことでも明白だ。


「故に、最重要関係者である彼をこちらの手元に置いて監視しているんです。事情聴取もしておりますが、何しろ当人にあまり当時の記憶がないようでしてね」


 誠哉が魔族に囚われた時の記憶は、ほとんどない。夢で見たあの光景を誠哉は既にセラスラウドやエンシュリーズに話してはいるのだが、そのくらいしか彼は覚えていないのだ。

 そうして隊長たる翼人の青年は、誠哉を疑わない証拠の一つを言葉でだけだが提示する。これで少しは、村人たちも頭を冷やしてくれるだろう。


「ですが、どうやら彼を捕縛していた魔族が他にいます。それも、まだこの付近にいる可能性が高い。天祢誠哉を、あなた方の恐れる魔族にしたいみたいですね」


 ぴた、と村民たちの動きが止まる。こわばった顔で全員が、一点に視線を集中させた。

 その中心にいるセラスラウドの表情は、たった今までの笑みを削ぎ落した全くの無感情だった。端正な容姿を持つ翼人の彼が感情のない顔をするとぞっとするほど美しく、そして恐ろしい。


「その魔族が、おそらくは十年前の黒幕です。我々の任務はそいつの排除であり、そいつの手から誠哉くんを守ることでもある。そのくらいは、お分かりいただけるんじゃないでしょうか。ねえ?」

「隊長、そこまでになさいまし。今まで偉そうなことをおっしゃっていた皆さんが、顔面蒼白じゃありませんか」


 文字通り固まってしまった村民たちにため息をついて、アテルが助け舟を出した。彼女の声に一瞬気を取られ、セラスラウドの顔にふわりと感情が戻る。同時に、村人たちは詰めていた息をはあ、と吐き出した。

 彼らの呼吸が元に戻るのをほんの少しだけ待って、セラスラウドは再び口を開いた。


「ご存知だとは思いますが、うちの隊は結構人手不足でしてね。天祢誠哉には、少なくとも今の時点で魔族の兆候は見られません。ですので、隊員として働いてもらってます。三叉さん、おたくの楮くんを助けたのは誠哉くんだったと聞いていますよ」

「……確かに、そうらしいな」


 ムスッとした顔で三叉は、しぶしぶ頷く。誠哉の顔を実際に見ているのだから、否定のしようはない。

 十年前と全く同じ、銀色の髪を持つ青年を。

 だが異色の髪と、そして消えた時と寸分変わらぬ容姿を持つ青年が戻ってきたことで村人たちには、恐怖の感情が芽生えつつある。それを攻撃的な叫びという形で、村人の一人が示した。


「けど、ほっといて魔族になっちまったらどうするつもりなんですか! 縛り上げておくなりさっさと殺すなり……」

「魔族に堕ちた時点で、隊員の誰かが手を下します。閉じ込めていたところで魔族になってしまえば、拘束は意味をなしません。その気になれば、この宿舎なんて一息で吹っ飛びます」


 あくまでも冷静なセラスラウドの言葉は、誇張ではない。覚醒した魔族の力を、守備隊の長を長年務めているこの翼人の青年は幾度と無く見ているからだ。

 誠哉を一度は手にした魔族が今のところこちらに手を出してこないのは、それで誠哉が向こうの望む結果に至るとは限らないから。


「魔族やアンデッド、魔獣は我々の敵として排除するのが任務ですが、ただのヒトを排除するのは守備隊ではなく、衛兵の任務です。今の誠哉くんを排除したいならどうぞ呼んでください。……その場合、我々は全力でそれを拒否するつもりですけれど」


 言葉を続けたセラスラウドの前で、村長をはじめとした男たちはむ、と言葉を飲んだ。

 そもそも辺境守備隊という部隊は、治安維持のための部隊ではない。都から遠く離れた辺境で暗躍する魔族やその手下を排除するための存在だ。

 治安維持、つまりはヒト同士の犯罪や村の護衛などは本来、別に組織されている衛兵隊の任務である。この村のような僻地では、人員の不足もあるのかいくつかの村をまとめて一部隊が担当することになっている。

 村人たちは知らないがカワノ村の惨劇は最初衛兵隊に知らされ、状況から魔族のしわざであろうということになってカルマとシェオルが派遣された、という経緯がある。

 ヒトであるままの天祢誠哉を罰したいのであれば、当然それは衛兵隊の任務になる。さて、ヒト相手を前提として構成されている衛兵隊と、魔族や魔獣と戦うために組織された辺境守備隊。どちらが、強いだろうか。


「……分かりました。村長、お前たち、帰るぞ」


 結局、状況を打開したのは三叉の言葉だった。村長の不手際もあり、ここは不利だと悟ったのだろう。


「え、で、ですがっ」

「大体、十年前に事件の調査を守備隊に押し付けたのは我々だ。今更返せとも言えんだろうが」


 他の村人が不満の声を上げるのに、三叉は肩をすくめて頭を振る。それから、十年前と同じように全ての責任を押し付けるべく村長に振り返った。


「それより村長、さっきの隊長さんの話どういうことですかね? 戻ったら説明してもらいますよ」

「ぐっ……」

「はいはい、お話聞きたいならさっさとお帰りくださいな。お疲れ様でしたー」


 冷や汗を流す村長を中心にがやがやと言い合いをしながら出て行く村人たちを送り出し、バタンと扉を閉めるアテル。空間を隔てた後で彼女は大きくため息をつき、眉間に思い切りしわを寄せた。


「アテル先生もお疲れ様。僕が最初から出たほうがよかったかな?」

「いえいえ、大丈夫ですわ。そういえば、誠哉くんは?」


 ほんの少し眉尻を下げて気遣いの言葉を掛けるセラスラウドに、アテルは小さく首を振る。何しろ医師であるからして、性格の荒い男どもの相手には慣れているから。

 その彼女の問いに、隊長は少し考えてから答えた。


「部屋だと思う。朝食の後戻ったみたいでね、疾風と弓姫に見てもらってるよ」

「そうですか。……あんな言葉、彼の耳に入れなくてよかったですわ」


 かちゃり、と音を立てたのは、アテル愛用の眼鏡だ。彼女が指先で、位置を直したらしい。その後ふんと鼻息荒く腕を組んだところを見ると、かなり怒っているようだ。

 たかだか髪の色が違うくらいでの差別。西方人であるアテルは、東方で守備隊任務についているためしょっちゅう似たような目に会う。だが、あそこまで悪しざまに扱われたことはない。


「子供の頃からあの扱われ方、だったんですね。よく堕ちなかったものです」

「そうらしいよ。だからこそ、今更魔族にさせるわけにはいかないんだよね」


 少々不満気な顔のアテルに答えてセラスラウドは、まるで子供のような無邪気な笑顔を見せた。ただやはり、その眼には笑みはないのだけれど。



 誠哉と疾風が使っている部屋から廊下に出て、疾風はうーんと大きく伸びをした。ちょうどそこへ、三毛猫の少女がとことこと歩み寄ってくる。


「帰ったみたい」

「おう、ありがとなシェオル」

「……面倒事、増やされたくないから」

「だよなー」


 む、とわずかに頬をふくらませたシェオルの幼い表情に、疾風は小さく吹き出した。

 この猫娘は、種族としての特性からか面倒な問題を嫌がる傾向にある。のんびりだらだら生きていられるのが一番だ、というのが猫獣人の主張だ。

 とは言え守備隊に所属しているシェオルには、そういった生活は夢のまた夢だ。今も、疾風の頼みで朝も早くから押しかけてきた村人たちの様子を伺いに行ってきたところである。二人の兄を残して弓姫は朝食中であり、疾風は誠哉の側を離れたくなかったから。当の誠哉は精神的に疲れているのか、義弟とともに済ませた朝食の後で再びベッドに潜り込んでいる。


「それで何で守備隊やってんだろうな、お前さん」

「カルマと隊長がいるから」

「……はあ」


 面倒事を嫌がるのになぜ、という疾風の問いにシェオルは、自分が従っている2人の名を挙げて答えた。ラフェリナのような犬獣人ではよくあることだが、猫娘が誰かに付き従う、というのは珍しいことである。


「疾風と弓姫は、誠哉探すために入ったんだよね。この後どうするの」

「ん?」


 不意に質問を投げかけられて、疾風は一瞬目を見張った。

 自分と妹は、義兄を探し出すために守備隊の一員となった。十年の時を経てその目的は達成されたわけだが、それで終わり……と言う訳にはいかない。未だ、彼には十年前の事件の容疑がかかっているのだから。


「ま、村放っておくわけにもいかないだろ。それに、兄貴捕まえてた魔族がまだいそうだしさ」

「うん。隊長も、様子見してる」

「……近場にいるのか」


 シェオルの言葉が、疾風に理由のない納得をさせた。

 様子見、という言葉は相手が分かっている場合に使うものだ。シェオルが当然のようにその言葉を使ったからには、隊長であるセラスラウドは敵がどこにいるのかをおそらくは把握している。こちらから打って出ないのは単純に手数が少ないからと、相手の策が読めないからだろう。


 がたん。


「っ!」


 小さな音に思考にふけっていた疾風が振り返るより先に、シェオルがその横をするりとすり抜けて部屋に飛び込んだ。慌てて後を追った疾風の視界に入ったのは、誰もいないベッドと開かれた窓。


「……マジか」

「疾風」


 身をかがめつつ音もなく窓に駆け寄ったシェオルが指差す先を、その後ろから疾風がわずかに顔を出して見る。森の方に歩いて行く人物は、すっかり見慣れた銀色の髪。その前を、疾風はよく知っている後ろ姿が歩いていく。


「……楮」


 その名前を呼んで、疾風がちっと舌を打つ。それから三毛の髪に視線を移し、口を開いた。既に足は動き、その手には万が一の時にと常備されている短剣が握られている。


「シェオル、弓姫呼んできてくれ。追っかける」

「私が行ったほうが追いつける」

「いや、弓姫呼んだ後俺を探して欲しい。お前かラフェリナじゃねえと無理だ」


 シェオルの提案を疾風は、首を振って断った。獣人の名を挙げたということは、目で追えない場所まで行くだろうと推測していることになる。シェオルもラフェリナも、人間や翼人よりずっと鼻が利くからだ。

 それを悟り、猫娘は頷いた。


「……分かった。無茶しないで」

「頑張ってみるさ。頼んだぞ」


 そう答えるとほぼ同時に、疾風は窓枠を乗り越えた。音を立てぬように着地してそのまま身をかがめ、建物沿いに先を急ぐ。銀の髪を、視界から外さないようにしながら。


「ああくそ。魔族のやつ、兄貴どうするつもりだこんちくしょう」


 その言葉を疾風は、口の中だけで呟くにとどめた。

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