第2.5話 大浴場と二人

「いつまで着いてくるんですか?」

「やだなぁ黒菜ちゃん、お風呂に案内してるんじゃないか」

「もうお風呂に着いたんですけど」

更衣室とゆうデカさを誇る服を脱ぎ着きする場所でこんなにでかいとお風呂はどれだけでかいだろうとおもう。

マキナちゃんは道案内をしてくれてマキナちゃんの道案内がなかったら迷っていたと思うぐらいの広さでこれこそが城と言えると思った。他に人を見なかったから二人で住んでるのかな?

「いはやぁ、ごめんね!じゃあゆっくりお風呂入っていってね!」

マキナちゃんは更衣室から出ていく。

やっとゆっくりできる。ふう、と息をはき、白咲さんの体操服を脱ぐ、シトラスのいい匂いしてた、今日たしか体育あったのに汗の匂い一つしなくて白咲さんの汗がシトラスの匂いがするのかと思ってしまう。

綺麗に畳んで置く。下も脱いで綺麗に畳む。濡れた下着を脱ぎブラのフックを外すと自分のおっぱいが揺れる。私はおっぱいが大きいことがコンプレックスでおっぱいが小さくなるブラをつけている。ほんとに小さくなってこれは魔法の道具かと当時は思っていた。小学校から私のおっぱいは大きくなってきて同級生より大きかった。プールの授業で目立って男子からの目線と女子からの目線で嫌になってそれからプールには入ってない、当時から色々なものを試したなぁ、包帯を巻いたりしたけどこのブラが出てからこのブラしか使っていない。運動しても痛くないし最高。ちゃんと小さくなるし。いけない。お風呂に早く入らなくちゃ、私はバスタオルを持って、浴室への扉をあけるとそこには銭湯かなとゆう広さで合宿とかで使えるぐらいだ。一人で使うには寂しい。早く入って早く出よう……頭を濡らしシャンプーをしようとシャンプーと書いてある容器をプッシュして液体を出し髪につけようとしたとき。浴室と扉が開く。へえ!?だれ!?咄嗟に私はバスタオルを体に巻く。誰かが入ってくる。ゴールドの髪でツインテールを外したマキナちゃんがスクール水着を着て入ってきた。背が高く似合っていないそして膨らみは確認出来ない。

「え?」

「お客さまですからお背中を流しに来ました」

「はわはやはふうやだだだだだ、だいじょうぶてますですっててえ」

自分自身でもなに言ってるか分からない。

「黒菜ちゃんなに言ってるか分からないよ」

冷静なつっこみが入るがだって、お風呂に入ってきたんだよ?いや借りたがわだけど、ひやいや

「だいじょうぶですからだいじょうぶです」

「大丈夫じゃないです。メイドとして失格になってしまいます。」

としょんぼりしてるマキナちゃんはすごくかわいらしくて私はなお冷静でいられなくなる

「ごごめんなさい?!背中だけですからね?」

え?私は何を?

「ふふふんん、良いって言ったねえ!!きゃふふ」

マキナちゃんの眼が変わった。

「ちょ、よちょっと??」

「さてとぉどうしようかなあ」

変態の眼になっている。これから私は何をされるのだろうか…

「だめですよ!?出ていってください!」

「いやだよ、良いっていったし!」

「い、い、言ったんですけど、それはあやとゆうかなんとゆうか」

「まぁまぁ背中流すだけだからね!!ぐへへ」

信用できない。こんなに気持ちの悪い笑いかたしてるひとを信用なんて…

「バスタオルしたらいけないんだよ!外せはずせー!」

私のバスタオルを掴んで離そうとする。私は抵抗をするが、マキナちゃんは意外に力がありバスタオルが取られてしまう。私は自分の体を抱きしめて前を見せないようにする。鏡ごしにも鏡が曇っていて見えていない。

「じゃあ洗うよ」

ボティソープを手のひらで転がして私の背中へのっけると

「ひゃっ!?」

声が漏れる、何か変な感じがする。

「ふふふ、可愛い」

マキナちゃんの手のひらが私の背中を撫でるように洗う。

「んっあっ……」

声が…触られたことのないところを触られるとぞわぞわする。

「うっひ、ひょひょ」

どこからこんな笑みが出るのか…分からない、

「おっと!手が滑っちゃった!」

棒読みの台詞から手が滑るとゆうか意識を持った手が私のお腹へとマキナちゃんの手が私のお腹をさすさすしている。

「イヤッ!?ダメっでやっ!?

マキナちゃんの鼻息が耳元にかかる。

「ハァハアハア」

……さすがに私は怒ろうと思い振り向くとマキナちゃんは驚いている。私が怒ることがそんなに珍しいと思ったのかな…むにゅ…へっ?

私が下に目線を向けるとマキナちゃんの手が私のおっぱいを鷲掴んでいる。

「黒菜ちゃん、おっぱいでかいんだね。みぃたんよりでかいよ。着痩せするタイプ?」

私は返事が出来なかった。おっぱいを見られたとゆうことに私の思考が追い付かなくなってシャットダウンした。


目をあけるとそこにはさっき私のおっぱいを見た人がいた。

「起きた?」

「……起きました。」

「怒ってる?」

「怒ってません」

「さっきより声と言葉がキツくなってるよ?」

「気のせいです」

うぅー見られちゃったよ……どうしよう…

「マキナちゃん。ひとつ約束して下さい」

「いいよ、ちゃんと機嫌直してくれるならね」

怒ってないんだけどね

「私のおっぱいの大きさを言わないこと」

「え?なんで?」

「なんでじゃないです。言わないで下さい」

ときつく言うとマキナちゃんは

「わかったけど、なんで?」

ほんとに疑問に思っているのだろう。

「嫌ものは嫌なんです。」

マキナちゃんはちょっと考えて

「うん。ごめんね。私が入ったことが行けなかったね」

と頭を下げる。マキナちゃん。マキナちゃんに対して疑問に思ってたことを聞いてみよう

「ううんいいんです。ところでマキナちゃんのふくら」

話終える前にマキナは私の言葉を制止させる

「ん?なにか言ったかな??」

笑顔なのだが…瞳が殺意に染まっている。

「ごめんなさい」

と私は怖じけずいて素直に謝る。瞳から殺意が無くなる

「いいよ!お互いに秘密ができたね」

唇に人差し指を当てるマキナちゃんはすごくかわいらしい。

「強制的にですけどね」

「うふふ、まぁいいじゃない。これからよろしくね。くろなたん」

「よろしくお願いします、マキナちゃん。」

あれ?なにか大事なこと忘れてる気がする。

「いやぁ……それにしても柔らかかったな……」

?見られただけではなかった?マキナちゃんが手をぐーぱーしてる。……?あー!!!

「マキナちゃん私のおっぱい揉みましたよね!!」

「うん。柔らかかったよ」

にかっと笑うマキナちゃん…うっ…今日あった女の人におっぱい揉まれた……

「うぁぁぁあ…嫁に行けない」

「まぁまぁ減るもんじゃないしさ、いいじゃない、ぐふふへへ」

私はマキナちゃんに仕返しをしようと

「マキナちゃんのおっぱいも…ってない」

「あ?」

マキナちゃんの口からマキナちゃんの声じゃない低くどすの効いた声が聞こえてきた。

「ごめんなさい。」

って!理不尽じゃない!!

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