猫をさがす

第三話 非日常のなかの日常

 妖怪がはびこる変な世界で生活を始めて、五回くらい日にちが変わった。初日は赤の他人である年上の男の人と暮らすことに、緊張やら気疲れやらがあったけど、すぐにそんな余裕はなくなった。

 今まで当然のように使っていた電気、ガス、水道はここにはなく、火は火打ち石でおこさなきゃいけないし、水も毎日井戸で汲まなければならない。おまけに一部の植物は手を噛んでくるし、お金も硬貨や紙幣ではなく、木の札らしかった。

 なにより驚いたのは、この世界には太陽がないという事。

 サイラスさん曰く、起きている間は光を放ち、寝ている時には闇を生む”日刻鳥ひこくどり”が一日の基準になっているらしい。そのため日刻鳥の気分でずっと夜だったり、短いサイクルで朝と夜が繰り返されたりする。

 昼が長いのはまだ良いけど、長い夜は本当に不安だった。か細い蝋燭の明かりでは、月も星もない漆黒の闇をいくらも払うことは出来ない。

 そんな不規則で不便な日々のなか、毎日ご飯の支度をするのは想像以上に大変だった。


「家事くらい出来るのではなかったか?」

「……面目ないです」


 朝ご飯の時間――お膳の上には今日も、焦げた魚とご飯が並ぶ。よほど一日が短くない限り、朝晩二回は竈を使っているけど、未だにコツが掴めない。ツマミ一つで火加減が調整できた頃が懐かしい。

 無事に出来上がったおひたしや、家の裏に生っていた柿を干したもの、サイラスさんが以前お隣さんから貰ったらしいお漬物がなければ、食卓は悲惨な事になっていただろう。


「まぁ、生煮えよりはましか」


 呆れているのか諦めているのか、サイラスさんは囲炉裏の前に置いたお膳に手をのばし、黙々と食べ始める。嫌味は言われても怒られる事がないのが、余計に申し訳ない。「すみません」とサイラスさんに謝って、わたしも朝ごはんを摂った。

 異世界のものを口にしたら帰れなくなる、なんて話もあるし、見た目がグロテスクな野菜もどきや魚が多かったから、最初はご飯を食べる事に抵抗があった。でもわたしの意思に反してお腹は空く。元いた世界では最後にかき氷を食べただけだったし。断食なんてとても出来そうになかった。

 それにいつ猫が見つかるのか――帰れるのかわからない以上、ちゃんと食べておかないと身体が持たない。


「あ。お味噌汁作るの忘れた!」


 ハエトリグサみたいな植物に指を噛まれながらも、庭の畑から大根引っこ抜いて来たのに……鍋に水だけ入れて放置してた。


「お前はよくものを忘れるな」

「返す言葉もございません」


 自分の不甲斐なさに溜息が出る。せっかくサイラスさんが居候させてくれているのに、迷惑ばかりかけている。


「火トカゲの事も忘れているのではないか?」

「火トカゲ……!」


 確か、かまどの火を食べて火力を落としたり、逆に火を吐いて勢いを増させたりする生き物、だっけ。すっかり忘れていた事を愛想笑いでごまかすが、やはりごまかしきれるものではなかった。

 サイラスさんは眉間に皺を寄せ、囲炉裏の上に吊るされた鉤越しにわたしを見下ろす。……今は見下す、って言った方が適切かもしれない。


「奴らは知らぬ間に竈や薪に紛れている。見つけたら灰掻きで囲炉裏の方へ移しておけ。後々薬の材料にするとも話したが……覚えているはずはないな」


 断定的に言いきられても、何も言えない。仰る通りですごめんなさい。


「今度から、重々気をつけます」


 ひたすら低姿勢で、もそもそと焦げたお米を噛みしめる。うぅ、結構苦い。竈で炊いたご飯に憧れたこともあったけど、今は炊飯器で炊いたご飯が恋しい。


「そうだ、もうすぐお米なくなりそうでしたけど、ストックありますか?」

「ない。コクモツ屋へ行かなければならないな。他に必要なものがあれば紙に書いておけ。それとも、お前が買いに行くか?」

「へ?」


 きゅうりの漬物にお箸をのばした所で問いかけられ、思わず手が止まる。


「お店って、最初にわたしがいた通りにあるんですよね?」


 あそこが商店街のど真ん中だったということをサイラスさんに聞いた時は、いっそう猫を恨んだ。何もそんな人通りの多い所に放置しなくたって! 一対一で襲われるのも嫌だけど、集団で襲われるよりはまだましだったはず。

 でもそうしたら、サイラスさんとは出会えなかった可能性もあるのか。


「ここに閉じ籠っているより、外に出た方が猫を見つけられる確率は上がるだろう」

「そう、ですよね……」


 この三日、バク柄の猫だけでなく普通の猫も、一匹も見ていない。それに、猫に食べられた時に持っていたはずの鞄も探しに行きたかった。望みはすごく薄いけど、スマホの電波が入るかもしれないし。

 ただ、わたしを捕まえようと四方八方から手やら蹄やらが伸びてくるあの光景は、忘れたくても忘れられない。昨日も夢に見てうなされた。


「無理にとは言わん。夏海という人間がクスリ屋の所有物だと知っても、手を出して来る奴はいる」

「法律とまでいかなくても、掟みたいなものはないんですか? 他人のものを盗っちゃいけません! とか」

「ない」

「うぅ……無法地帯」


 妖怪に人間のルールを求めたり、いらないものを寄せ集たこの世界に秩序を望んだりするのは、無理な話なのかな。そもそも、彼らがわたしの事を食糧と思っているのも大問題なんだけど。


「どうする」

「んー…………行き、ます」


 またああやって襲われるのは怖いし、嫌だ。でもだからといって、いつまでも逃げてはいられない。早く家族のもとへ帰りたいし、サイラスさんに甘え続けるのも悪い。


「足にはちょっと自信があるんです。襲われたら即逃げますし、地図を書いてもらえたら迷わないと思うので」

「ここの道は変わるぞ」

「え!?」


 道が変わるって、どういうこと?


「日替わりで移動する道、振り返ってはならない道、中央を歩くと延々抜けられない道。そういうものが各所にある」

「……無事に帰って来られる気がしない!」


 目的地にすら辿りつけなそうだ。頭を抱えるわたしを余所に、半紙と筆を持ってきたサイラスさんはさらさらと地図を描いていく。


「首輪でも用意するか?」


 出来上がった地図を指先で弄びながら、サイラスさんが笑う。楽しげに細められた緑色の目の奥には、意地の悪さが垣間見えていた。


「いいえ、大丈夫です」


 ペットじゃあるまいし、さすがに首輪は抵抗がある。たとえそれで多少安全度が上がったとしても、わたしのプライドがすごく傷つく。

 サイラスさんから地図を受け取ったわたしは、必死で道順と注意書きを頭に叩き込んだ。


---+---+---+---+---+---


(やっぱり首輪もらっておけばよかったかも!)


 狭い路地を全力で駆けながら、お米や野菜が入った籠を抱えなおす。

 少し前――道端で扇子や薬缶、下駄など自ら動くはずのないものがぴょんぴょん跳びはねているのに気をとられつつも、無事に買い物を終え、帰りは猫を探してみようと少し余裕を持てた所で、男の人に声をかけられた。

 振り返った先には、身体の至るところから人間の腕や獣の足、魚のヒレなどを生やした怪しい人がいて、「腕を一本わけてくれ」と迫って来た。すぐさま逃げたはいいけれど、だんだんと人が増えて行って……気が付けば四つん這いで走る老婆や人面犬など、十人くらいの妖怪に追いかけまわされていた。


「片手の指だけでいいからさぁ!」

「俺ぁ耳でいいぞ!」

(腕も指も耳もあげません!!)


 声を出すと居場所を知られてしまうから、心の中で叫ぶ。

 どうしよう。このままサイラスさんの家まで帰ると、居場所を知られてしまう。かと言って遠回りする道も頭に入っていない。現在地もわからないくらいだ。


(とりあえず、追手をやり過ごさなきゃ)


 角を曲がった先にあった、家と家の間――人ひとりがようやく入れる隙間に身体をねじ込んで、息を潜める。飢えた狼みたいな形相をした妖怪たちがわたしを探し、目の前を行ったり来たりしているのを見るのは、生きた心地がしなかった。

 しばらくして妖怪たちは諦めたのか、他の場所を探しに行ったのか。複数の足音が遠ざかり――声も聞こえなくなる。念のため三十秒待って、そろそろと顔を出す。辺りにはもう誰もいないようだった。


「はぁぁ……」


 詰めていた息を吐ききるような、安堵の息が漏れる。


「また制服がボロボロになっちゃった」


 サイラスさんに針と糸を借りて応急処置をしたのに、スカートには不格好な裂け目が復活していた。身を隠した隙間が埃や煤だらけだったせいで、白いブラウスもえらいことになっている。

 洗濯したいけど、替えの服がないのが問題だ。下着みたいに夜干しで乾くかな? 日刻鳥の眠りが浅く夜が短かったら、布団被って過ごさなきゃいけなくなるし。サイラスさんに言って服を貸してもらうのが一番良いけど……ちょっと言い出しにくい。


(――何はともあれ、まずは家に帰らなきゃ)


 汚れを手で払って、サイラスさんがくれた地図を見ながら、現在地の手掛かりになりそうなものを探す。

 路地の終わりが近づいてくると、大きな通りにある「カワハギ屋」だの「ハクセイ屋」だの怪しそうな看板が見えて来た。地図にそんなお店書いてあったかな? ぐるぐると半紙をまわしながら流麗な文字を辿っていると、足元にどん! と何かがぶつかった。


「わっ、すみません!」


 慌てて下を見ると、そこには大振りの赤い唐傘が一本落ちていた。が、持ち手の部分は脛毛びっしりの人間の足で、一本歯の下駄を履いている。いわゆる"傘オバケ"だ。アスリートみたいな筋肉質な足が妙な迫力をかもし出している。

 良い足だな、と思わず凝視していると、ふいに傘オバケが向きを変えた。ぎょろりとした一つ目がわたしを見上げ、抗議するかのようにばさばさと傘を開閉させる。あまりの速さに周囲の土が舞い、足元がすーすーした。


「ごごごごごめんなさいっ!」


 我に返ってひたすら謝るも、傘オバケから返事はない。言葉が通じないのか、それともぶつかった衝撃でどこか壊れてしまったのだろうか。ばくばくと高速で脈打つ自分の心臓の音を聞きながら、傘オバケを助け起こそうと屈んだところで、赤いものが目についた。

 それは、目も覚めるような真っ赤なハイヒールだった。

 ハイヒールからはほっそりとした白い足が伸びていて、太ももの付け根でばっさりと途切れている。


(……※◎$□%@&▽#!?)


 なんでこんな所に女の人の足が、傘オバケって足二本――それも左右で性別違ったっけ? というか、取れたの!? 何がなんだかわからずパニック状態のわたしの目の前で、唐傘の中央辺りに横方向の切れ目が出来た。そこからにょろりと舌が伸びてくるともう……わたしのキャパシティーは限界を降り切り、頭が真っ白になった。


---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+---


「――それで、ここまで抱えて連れてきたというわけか」

「その、通り……です」


 家に戻り挨拶もそこそこに事情を説明すると、サイラスさんは畳の上に横たわる傘オバケの傍に膝をつき、すね毛の生えた方の足を診始めた。くすぐったいのか傘オバケがばさばさと身じろぎする間、わたしは深呼吸を繰り返し、上がった息を整える。

 傘オバケ自体はそんなに重くなかったけど、いかんせん赤いハイヒールの足が見た目以上に重量があった。その上おつかいしてきたお米や野菜もあったから、両腕がすごく痛い。


「大丈夫そうですか、その人」


 人、という表現があっているのかどうかわからないけど、もの、と呼ぶのは失礼な気がする。


「下駄の鼻緒が擦れて痛みが出ていたんだろう。薬を塗れば治る」


 淡々と言ったサイラスさんは手早く薬を塗り、傘オバケに「どうだ?」と具合を尋ねた。一本足でおずおずと立ち上がった傘オバケは二、三度跳ねたあと、ぱあっと表情を明るくする。目はきらきら輝いて、歓喜するふうに傘が開閉していた。


「よっぽど痛かったんでしょうね」


 鼻緒が擦れた経験はないけど、靴擦れの痛みは知っている。酷いと歩けなくなるんだよね。


「一度シタテ屋へ行って見てもらうといい。足に合っていない下駄を履き続ければ、また同じ事を繰り返す」


 サイラスさんの言葉に頷くように、傘オバケが舌を上下させる。最初は怖かったけど、なんだかちょっと傘オバケが可愛く見えてきたかも。傘オバケはわたしを食べようと襲ってこないし。


「お大事に~」


 スキップするみたいに跳ねながら外へ出ていく傘オバケに、ひらひらと手を振る。敷居を越えた所で振り返った傘オバケはばさ、と一回傘を開閉させ、軽やかに去って行った。


「――で、結局その女の人の足はなんだったんです?」


 サイラスさんの方を見遣ると、あろうことかその足をわたしの方に投げて来た。


「うわあぁあ!」


 反射的に避けたせいで、女の人の足はごつ、と土間に落ちた。結構な衝撃のはずなのに、赤いハイヒールは脱げていない。


「な、ななななにするんですか!?」

「避けるな。価値が下がる」


 サイラスさんは非難するふうな目でわたしを見下ろしてくる。そうは言われても、急に投げてよこされたらびっくりします。そもそも、投げなければいいのに。


「価値って……これ売り物、なんですか?」

「ああ。さっきの奴は杖代わりに使っていたらしい。もう不要だからと、薬代として置いて行った」


 どうやらサイラスさんは、傘オバケの言葉がわかったらしい。やっぱりサイラスさんも妖怪って事なのかな? 見た目は人間そのものだし、わたしを食べようとする気配もないけど。


「それにしても、これが杖代わりって……他にもっと適切なものがあったでしょうに」


 なぜよりによって赤いハイヒールの女性の足を選んだんだか。傘オバケの趣味?


「さぁな。なんにせよ、これはニンギョウ屋へ売りに行かなければ」

「ニンギョウ屋って、確か……」


 わたしが初めてこの世界に来た時に、妖怪に言われた気がする。『ニンギョウ屋へ持っていけば高く売れる』って。

 つまり、人間わたしはニンギョウ屋にとって商品――


「ほ、本物じゃないですよね、この足!?」


 運んだ時足は冷たくて、手触りもマネキンみたいだった。やけに重いのが気になったといえば気になったけど……。

 血の気が引いて青くなっているだろうわたしの側までやって来たサイラスさんは、おもむろに女の人の足を拾い上げる。金髪緑目の壮年のおじさんが若い女の足を持っている光景は、なんだかちょっと背徳感があった。


「そうだと言ったら、どうする」


 柔らかそうな女の太ももを自分の顔に近づけたサイラスさんが、横目でわたしを捉える。淡々とした声とは裏腹に、口の端は酷薄そうに上向いていた。


「!!!!!??」


 背筋を這い上った悪寒に耐えられず、脱兎のごとく家の外まで逃げる。が、敷居に躓いて転びそうになった。


(人でなしろくでなし悪魔鬼変態オヤジーっ!!)


 戸の影にしゃがみ込みながら、声にならない声でサイラスさんを罵る。良い人だと思ったのに! 恐怖やら失望、怒りやらで、涙が滲んで来た。


「冗談だ。真に受けるな」


 女の足を下ろしたサイラスさんは金色の髪を掻きあげ、さも愉快そうに笑う。声は抑えているけれど、目元は和み、口元も綻んでいた。そういう顔をしていると、どことなく少年っぽいというか……いつもまとっている陰りが薄れる気がする。

 とはいえ、笑われて面白いはずはない。


(何がそんなにツボに入ったのか。からかわれたこっちは全然楽しくないのに)


 じっとりと非難がましくサイラスさんを見つめていると、「悪かった」と一言返って来た。


「まったくこれっぽっちも心がこもっていないです」

「許せ」

「横柄になってるし!」


 サイラスさんの前まで戻って、両手を腰に当てる。でも怒ってますアピールは全く効果がなく、はっ、と鼻で笑われて終わった。


は良くできた作り物だ。本物ではない」

「最初からそう言ってくれれば良いのに」

「言うまでもなくわかると思うが」

「わかりません。まじまじ見たくないですし、触るのだってあんまり気がすすまないし」


 サイラスさんは「そうか」とだけ答えて、女の人の足を青い風呂敷で包み始めた。


「今からニンギョウ屋へ行くんですか?」

「ああ。夏海、お前にも来てもらう」

「わたしも?」


 首を傾げるわたしに頷いて見せたサイラスさんは、家の外へと歩き出す。


「そのみすぼらしい恰好でいたいのなら、留守の番をしていても良いが」

「い、行きます!」


 これはつまり、服を買ってくれる、って事かな。お金を使わせてしまって申し訳ないけど、ちょうど替えの服が欲しかったから嬉しい。


「ありがとうございます、サイラスさん」


 さっきの傘オバケじゃないけど、サイラスさんに続いてうきうきと敷居を越える。

 肩越しにわたしを振り返ったサイラスさんは、しかつめらしい顔で、


「浮かれているとニンギョウ屋のにされるぞ」


 と、諭すように言った。


「え」


 思わず足が止まる。だってさっき、女の人の足は作り物だって……! いやでもそれだと、どこかの妖怪がわたしの事をニンギョウ屋に売ろうとした事の説明がつかない。本物と偽物、両方扱っているとか?

 だらだらと冷や汗を流すわたしを余所に、サイラスさんは石畳の上をどんどん歩いていってしまう。


「ちょ、ちょっと待ってください! 今のどういう……あー! またわたしのことからかいましたね!?」


 駆け寄って見上げたサイラスさんの口元は、意地悪く弧を描いていた。わたしがむきになればなるほど、その笑みは深まる。


「何でもかんでも信じていると、ここでは生き残れない」

「ご忠告どうも。お優しいご主人様のおかげで、疑り深くなれそうです」

「それは重畳」


 わたしの嫌味を、サイラスさんは歯牙にもかけない。


(くっ……いつかぎゃふんと言わせたい!)


 せめてもの意趣返しに、サイラスさんの羽織の裾を掴んで左右に動かしてみても、やっぱり全く効果はなかった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る