雑記

0話 雑記1(登場人物紹介など)

※ ネタバレにならない程度に登場人物などについて書いてあります。


①マナ・クサナギ


戴天踏地流剣術師範代の女剣士。一応、本編の主人公である。

20歳。長い黒髪をポニーテールにしている。

東方系の出自。背は女性としては高く、足も長い。

愛用の武器はレイピア。

楽天的で、くよくよ悩まない性格をしている。


帝都の貧民窟に生まれ、幼少期は両親(血の繋がりがあるかどうかは不明)の下で掏摸を働いていた。

10歳の時に独立し、仲間を集めて掏摸のみならず置き引きやかっぱらいなどもするようになる。貧民窟の不良グループの中でも武闘派の一団のリーダーだった。

その後、レイピアを強奪しようと目論んだ際に師母に半殺しにされ、その弟子となる。厳しい修行の末に師範代となり、武者修行の旅に出る。


旅先の小さな村・ポザムでとんでもない事件に巻き込まれる。



②サンディ


エカトールの町でニーナと共にアクセサリー店『月光』を営む少女。

17歳。金髪を三つ編みにしている。

北方系の出自。小柄で、胸が小さいことを若干気にしている。

華奢で見た目も可愛い(マナ談)が、意外に気が強く、歯に衣着せぬ発言をすることもある。

両親はすでに病没。

地元のヤクザの筆頭幹部であるルイスに惚れられ、積極的にアプローチされているが、当人はまったくその気がない。


マナとの出会いによって、彼女の平穏な日常は大きく変化する。



③ニーナ


サンディの幼馴染で、共にアクセサリー店『月光』を営む少女。

17歳。赤毛。

西方系の血筋だが、生まれも育ちもエカトール。

胸の大きい美少女(ギル談)。

一ヶ月前に、腕のいい飾職人の父を病で亡くし、悲しみに暮れる間もなく博打で残された借金を背負い込むことになる。



④ラリー


流れ者の傭兵。

34歳。

ポザムの長老から依頼を請け、マナを追っている。

南方系の黒人で、背が低く、頭はスキンヘッドにしている。

得意武器はクロスボウ。小剣も装備。

傭兵としての経験は豊富で、駆け引きや追跡などにも長けている。

だが、暴走しがちな相棒のギルに振り回されることも多い。

普段は冷静沈着だが、出自を見下されると怒りを露わにすることもある。



⑤ギル


流れ者の傭兵で、ラリーの相棒。

26歳。エカトール出身。

北方系の筋骨隆々とした大男で、金髪を長く伸ばしている。

顔立ちは美男の部類に入るが、頭の中身は空っぽ(ラリー談)。

性格は明朗活発&単純明快であるが、キレると手がつけられない。

大きな胸の女性が好き。



⑥ルイス


エカトールの町を牛耳る元締ノロに仕えるヤクザ。

36歳。

黒髪を肩まで伸ばし、口・顎・頬に髭を生やしている。

がっちりとした体格をしているが、意外に俊敏なところもある。

激しやすい性格であるが、現在は組織の筆頭幹部という地位にあるため、むやみに暴れることは自重している。

ただし、サンディに心底惚れているので、彼女に近づく男には容赦しない。



⑦ヤン


ルイスと共にノロに仕えるヤクザ。

33歳。

東方系の出自で、常に黒髪を髪油で綺麗に撫でつけている。

中肉中背で、一見すると温厚な優男だが戦闘力は高い。

組織内では幹部の末席であるが、頭が切れ、金勘定にも長けているためノロから会計全般を任され、また、個人でも高利貸しを営んでいる。


彼の企図した陰謀が、物語の重要なカギとなる。



⑧ロイ


サバトール出身の盗賊。

22歳。

赤毛の、いかにもチャラチャラした風体をしている(マナ談)。

誰とも徒党を組まず、一人で盗賊家業を続けてきた。


彼がポザムから『シャドルマンドゥの宝玉』を盗み出したことから事件は始まる。



赤目レッド・アイ


殺し屋。

年齢不詳。その異名の通り、瞳も髪も赤い。

痩せているが実際は筋肉の塊で、異常なほどの身体能力を有している。

強者を殺すことのみを己の生き甲斐とし、弱者には目もくれない。

あまりにも凶暴すぎるために裏社会でも『厄種』とされ、保安隊からも懸賞金をかけられている。

組織には属さない、一匹狼の殺し屋。

人間を獣に喩える癖がある。



⑩シャドルマンドゥ


本編の語り手の一人(?)。

古代の賢者・魔術師たちの手によって造り出された、意思と知識を持つ魔宝珠。

名前の意味は『真紅の叡智』。

古来より様々な権力者や知識人の手に渡ってきたが、マナとの思わぬ出会い(?)によって冒険の旅に出ることになる。

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