Chapter02 凪守 01

 日乃栄ひのえ高校の敷地奥、北校舎の斜向かい。この学校の特徴である実験棟の右隣に、鉄筋コンクリート製の学生寮がある。

 名前は翠明すいめい寮。築四十年の大台を突破して久しい、途方も無いオンボロ物件である。

 かつてはこの寮に全校生の半数近くが寝泊まりしていたのだが、それは年号がまだ昭和だったころの話だ。

 交通機関が発達し、全寮制も廃止されて久しい現在、翠明寮で寝泊まりする学生はそう居ない。居るとすれば、それはよほど遠くから志望した生徒くらいなものだ。

 なので現在、翠明寮に在寮している生徒は二十三名。日乃栄高校の全校生が七百十八名なので、一割未満なわけだ。

 そうした一割未満の一人である霧宮風葉きりみや かざはは、自室の二○四号室で服装をチェックしていた。

「ん、こんなもんかな」

 頷く。ひょこんとポニーテールが揺れる。四角い姿見に映っているのは、昨日も着ていた日乃栄高校指定のブレザーである。

 時刻は午前十時四十四分。遅刻ではない。そもそも今日は土曜日だ。

 さりとて部活動でもない。昨日は結局うやむやになってしまった、銀髪と犬耳に関する対策をしに行くためだ。

 あの戦いの後、風葉は結局辰巳たつみと大して話せなかった。

「ファントム1、だっけ。マイペースな人だったなぁ」

 前髪をひとすじ弄びつつ、風葉はぼんやりと昨日の事を思い出した。


◆ ◆ ◆


 遡る事二十四時間と少し前。戦いが終わったオウガはすぐさま日乃栄高校へと帰還し、北校舎の屋上にパイロット達を降ろした。

「ねぇ五辻くん、幻燈結界げんとうけっかい、ってそろそろ切れたりしないの?」

 ようやく痺れが取れた足を屈伸させる風葉の後ろで、辰巳は未だ目覚めない泉を床に寝かせた後、左腕のごつい腕時計――に、擬装していた多目的コンピュータを操作する。

「オウガを帰して、状況報告をするまでは待って貰えるさ……よし、と。オウガ、ローダーモード」

『Roger Change OugaLoader』

 そろそろ授業が終わるらしく整列している一年生達を足元に、ギコガコと盛大な音を立てながら巨大な箱型トレーラーへと戻っていくオウガ。おおー、と風葉がその光景に声を上げる傍ら、辰巳はファントム3へと再度通信。

「状況は終了した。ファントム3、オウガローダーの帰投を頼む」

『了解。桜餅、忘れてくれるなよ?』

「五個パックの方だろ? 分かってるって」

 言うなり、オウガローダーの前へと現れる紫色の巨大な魔法陣。どうやらファントム3なる人物は、日乃栄高校近所の和菓子屋で売っている甘味(五百円税込)がお気に入りらしい。

「甘党の人なんだ?」

「ん、ああ。あんこ系の和菓子に目がないんだ。歳のせいかもな」

「年配の人なの? そんな感じはなかったけど」

「あー。まぁ、気にせんでくれ。あと、ちょいとあっちを向いてくれると嬉しい」

「? うん」

 疑問はあるが、とりあえず回れ右をする風葉。オウガローダーと魔方陣は既に消えていた。

 そんな風葉の後ろで、辰巳は左腕のコンピュータに告げる。

「鎧装、解除」

 瞬間、風葉の背後から放たれる閃光。廊下で見たような青い光は、やはり一瞬で消滅。

 そうして風葉が振り返って見れば、辰巳の姿は元のブレザーへと戻っていた。

「……うん、やっぱり制服姿の方が安心するよ」

「俺にとってはさっきのも制服なんだけどな、凪守なぎもりの」

 言いつつ泉を横抱きに抱え上げ、北校舎屋上の扉をすり抜ける辰巳。風葉もそれに続いて歩いていくと、丁度階段を降りた辺りで電子ベルのような音が響いた。

 辰巳のコンピュータに通信が入ったのだ。

「ちょっと泉さんを頼む」

 階段に座らせた泉の肩を風葉に支えさせ、辰巳は着信音を鳴らす左腕のコンピュータを操作、通信を開始。

『おー繋がった繋がった。まずはお疲れさんだなー辰巳ー』

「……一応まだ状況は続いてるんだから、コールサインで呼んでくれファントム1」

『あーそーだったか。んじゃ辰……じゃなかったファントム4、まがつの様子はどーよ?』

「それは――」

 ちら、と風葉を見る辰巳。その視線はなぜか銀髪と犬耳に向けられている。

 なので、風葉はそれらを指差す。

「まがつ、ってひょっとしてコレの事?」

「ああ。何と言ったもんかな……そう、普通じゃありえない存在を、大体ひっくるめてそう呼ぶんだ。だから霧宮さんのそれだけじゃなく、さっき戦ったリザードマンやキクロプスも禍って事になる」

「そう、なんだ」

 ぎこちなく頷く風葉の隣で、辰巳とファントム1の通信は続く。

「で、そんな彼女から禍を除去する必要がある訳なんだが」

『そーさなー。じゃあとりあえず連れて来てくれ、明日。学生は土曜日で休みだろー?』

「へっ?」

『準備はこっちでしとくからさー。んじゃよろしくなー』

「いや、ちょっと、予定ってもんが――」

 慌てる辰巳を無視し、ブツリと通信を切るファントム1。

 後に残された二人の学生は、何とも言えない微妙な表情をお互いに見合わせた。

「……なんか、緩やかなのに強引なひとだね」

「あぁ、良く言われてる」

 言いつつ、辰巳はバツが悪そうに頬をかく。

「何にせよ、明日一緒に来てくれると助かる」

「ん、分かったよ。特に予定も無かったし、早く何とかしたいからね、コレ」

 苦笑する風葉に指差され、ぴこぴこと揺れる銀色の犬耳。

 スペクターの言葉が正しければ、あの禍はフェンリルであり、凪守ならずとも重要な意味合いを帯びて来るのだが――まぁ、それを当人が知る事はあるまい。

「分かった。じゃあ明日の午前十一時くらいに待ち合わせよう。それと、俺はこれから保健の先生を呼んで来るから、もう少しだけ泉さんを頼む」

「オッケー、って、五辻くんも寮生だったんだ?」

「まぁな。それと、明日待ち合わせるまで俺の事は極力無視してくれ。俺もそうするから」

「? どうして?」

「また教室の皆から喝采を浴びたいかい?」

「あー。そう、だよね」

 微妙な顔で風葉が頷くのもそこそこに、階段を駆け下りていく辰巳。保健室は南校舎の一階にあり、休み時間はあと五分を切っているので、小走りになるのも無理はない。

 そんな足音の木霊を四つの耳で聞きながら、風葉は何となく前髪を一筋つまむ。

「そっか、戻るんだ、髪」

 ほんの少しの名残惜しさと一緒に、風葉はさらさらと前髪を弄んだ。


◆ ◆ ◆


 その後すぐに保険の杉本先生と、担架をかついだ保健委員が飛んで来て、泉を保健室へと運んでいった。

 どうしてこんな場所で、と言うのは一言も聞かれなかった。これも幻燈結界の効果であるらしい。

 後はもう、嘘のように平常通りの一日だ。

 朝の騒ぎの記憶は、辰巳が言ったとおり綺麗サッパリ消えていた。

 三時間目までの欠席は、体調不良という胡散臭い理由が当然のように受け入れられていた。

 友人達もごく普通に、いつもと同じ様子を風葉に見せてくれた。せいぜい違うのは、貧血で倒れた泉を心配する声がいくつかあった事と、風葉しか気にしていない銀髪と犬耳がある事くらいだ。

 本当に、目眩がしそうなくらいにいつもの光景。

 だからこそ、その中で孤独を保っている辰巳の存在が、風葉の目には浮き彫りに映った。

 少し、気になった。

『そう言えば、さ。五辻くんってあんま喋んないよね?』

 食事中、移動中、放課後。辰巳本人には聞かれないよう、風葉は友人達にそれとなく水を向けてみた。

『いつつじ? あーいたねそんなヤツ』

『誰それ? ウチのクラス?』

『転校生……あー! うんうん分かった分かった! で、風葉っちはソイツに惚れたワケだ?』

 とまぁ、概ねそんな反応だ。無論最後のは全力で否定したが、評価はほとんど共通していた。

 印象が、極端に薄いのだ。

 当人もクラスメイトとの会話がまったくない訳では無いが、さりとて自分から積極的に関わっていこうとはしない。

 まるで路傍の石だ。

 こんな事態になるまで風葉の認識もほとんど同じだった辺り、これも幻燈結界が関係しているのかもしれない。

 だが、だからこそ風葉は余計に気になった。

「それで、良いのかなぁ」

 教室、廊下、寮の食堂。話しかけるタイミングは色々とあったが、辰巳と話す事は、結局一度も出来なかった。

 昨日の約束の事も確かにある。だが、それ以上に。

 辰巳の雰囲気が、何と言うか、頑なだったからだ。

 まるで、他人と関わる事を自分から避けているような。そんな雰囲気を、風葉は嗅ぎ取っていた。

「他の人に聞けば分かる、かな」

 声音しか知らないが、それでも辰巳と親しい事は察せたファントム1と3。そのどちらかに隙あらば聞いてみようと決心しつつ、風葉は二○四号室の扉に手をかける。

「……あれ、そういえばどこ集合なんだろ」

 少し考えるが、聞いた憶えは無い。連絡も無い。そもそも携帯の番号を知らない。

「んん、とりあえず玄関に行けば良いかな?」

 首とドアノブを同時にひねり、風葉は何気なく扉を開く。

 そうして風葉は、いつものように女子寮の廊下へと、踏み出せなかった。

「……あれ」

 そこは、青い金属剥き出しのえらく殺風景な場所であった。

 広さはざっと五メートル四方、天井の高さもそれくらいだろうか。サイコロの内側のようなおもむきを見せる壁、床、天井は一面真っ平らで、建材の継ぎ目以外に起伏が見当たらない。

 窓も無い。証明も無い。代わりに明かりの役目をしているのは、床の全面をまるまる使って描かれた巨大な白い魔方陣と、そこから壁をケーブルのようにつたう霊力のラインのみだ。

 知らない、見慣れない、訳の分からない場所。それでも風葉がそんなにうろたえないのは、真正面に見慣れた人物が立っていたからだ。

「おはよう霧宮さん。そろそろ来ると思ってたよ」

 言いつつ、手に提げたビニール袋をがさがさ揺らす辰巳。その服装は日乃栄の制服では無く、藍色に緑色のラインが入ったトレーニングウェアである。

「お、はよう、五辻くん」

 後ろ手に閉めかけたドアノブを握ったまま、風葉は前と後ろを交互に見回す。

 だが何度見ても、前は辰巳がいる見知らぬ部屋で、後ろは自分がいた二○四号室に変わりはなかった。

「えっと、あの、どうなってんのコレ?」

「ああ、瞬間移動の術式――ポータルっていうんだが、それを使って霧宮さんの部屋とここを繋いだのさ」

「あ、なるほど」

 ぽふ、と手を叩く風葉。その拍子に二○四号室の扉が閉じ、立て付けの悪い蝶番が金切り声を上げた。

「……いや、だったらさ。事前にそういう説明してよ」

「はっは、ごめんよ。けどこういう用事は早くて手軽な方が良いだろ? カップ麺みたいにさ」

「そりゃあ、まぁ」

 一理あるかも……と風葉が口籠もっている間に、辰巳はくるりと振り返る。

「ともあれ行こうか。この桜餅を待ってるヤツもいる事だしさ」

 やまと屋で買ったらしい五百円(税込)のビニール袋をぶらぶらさせながら、背後のドアへすたすた歩いて行く辰巳。

 扉脇の備え付けパネルを操作すれば、途端に部屋中を満たしていた霊力光が減衰。二○四号室の扉が消える。ポータルを切断したのだ。

「よし。んじゃついて来てくれ」

 事も無げにドアを潜っていく辰巳。

 僅か一歩でまたもや踏み入ってしまった非日常の領域に、風葉は軽くため息をついた。

「……お手軽過ぎるのもどうかと思うんだけどね」


◆ ◆ ◆


「うわぁ」

 サイコロ部屋から出た風葉の、最初の一声がそれだった。

 今風葉がいるのは、左右に長く続く廊下の真ん中だ。幅は割と広く、三人くらいなら余裕で並んで歩けるだろう。

 壁、床、天井はやはり淡い青色で、ところどころ何かのパイプが剥き出しになっていたり、霊力光が建材の隙間を駆け抜けていったりしている。

 正面には等間隔に並んだ扉が三つあり、それぞれ「2」「4」「6」とナンバリングされていた。もしやと思って振り返ると、今出てきた扉には「3」の数字が振られており、両隣には「1」と「5」の扉が並んでいる。

「ってことは、私が入ってきたみたいな部屋が六つあるんだ」

「ああ、転移区画だからな。乗組員は、ここの転移術式ポータルを通じて出入りするんだ」

 言いつつ、「1」と「2」の扉がある方向へと歩き出す辰巳。霊力のラインで繋がっている天井の丸い照明を目で追いながら、風葉もその後に続く。

「へぇ……って、乗組員? ここ、船の中なの?」

「ああ。天来号てんらいごうって名前なんだがな、その辺にパイプとか出てるだろ? 実際の巡視船とかも、中はこんな通路になってるんだよ」

「ふぅん。でも船に乗った事ないからわっかんないなぁ」

 キョロキョロと辺りを見回し続ける風葉。どうやら驚きや戸惑いよりも、好奇心の方が勝っているらしい。

「そういえばさ、どうして五辻くんは日乃栄のジャージじゃないの?」

「汚したくないからさ。学校の授業と違って、こっちのトレーニングはハードだからな」

「そっか。にしても何かこう、私だけ学生服って場違い感がスゴイんだけど」

「その辺は気にしなくて良いさ。俺なんてしょっちゅうだし、土方の格好をした連中がウロウロしてる事だってある」

「ウソ? なんでまた?」

「管理保全の仕事があるからさ。幻燈結界の術式は、電柱とかマンホールとか、公共インフラの中へ刻まれてるからな」

「あ、そういうのを修理したりするのも仕事なんだ?」

「そ。天来号は基本的に、さっきの転移術式を使った移動用の中継地点だからな」

 そんな他愛の無い会話をしながら、二人の学生は天来号の通路を進む。他の凪守職員達とも出くわしたりしたが、どうやら風葉の事は既に知れ渡っていたらしく、大して驚かれはしなかった。

「ちょっと意外かな。気楽ではあるけど」

「そりゃそうさ。霧宮さんみたいにひょんな事で禍に憑かれる人ってのは、割と結構いるからな」

「へぇ」

 となると、前にも風葉のようにおっかなびっくりこの通路を通った誰かが居るという事か。

 少し安堵する風葉。

 そうして生まれた心の余裕は、やがて風葉にいくつかの奇妙な点を気付かせた。

 船、というには磯のにおいがまったくしない事。

 けっこう歩いたはずなのに、窓らしい窓を一つも見かけなかった事。

 だが何よりも気になったのが、これまで何人かすれ違った凪守職員達の反応だ。

「こんにちは……いや、こんばんは、かな」

「お、その子がそうなのか」

「わぁかわいい。モフってもいい?」

 とまぁ、そんな感じである。誰も彼も忙しいのは共通しているようで、職員達は皆挨拶もそこそこに通路の向こうへと消えていった。まぁ若干一名ほど残念そうな表情を隠さない職員も居たが。

 そしてその間際、職員達は二種類の視線をこちらに向けて来た。

 一つは好奇心。言うまでも無く、奇妙な銀髪と犬耳をした来訪者、霧宮風葉に向けられたものだ。

 もう一つは、畏怖、だろうか。程度の差はあれ、誰も彼もが辰巳を、よそよそしい目で見るのだ。

 どこか冷たい、一歩引いたような視線で。

「んん……?」

 首をひねる風葉だが、無論理由など分かるはずも無い。それでも疑問を転がそうとした風葉は、ふと真横の窓に目を止めた。

「あ、窓あった」

 ようやく見つけた小さな丸窓。直径六十センチくらいだろうか、均等に三つ並んでいるその窓は、枠内いっぱいに星空を浮かべていた。先ほどすれ違った職員が「こんばんは」と言っていたのは、これが理由だったようだ。

 だがそれにしても、海面が見えないのはどうしてなのか。

「そんな高いトコだったのか、な」

 何気なく窓をのぞき込んだ風葉は、そこで声を失った。

 やはりどこを見ても星空だけで、海はまったく見えない。が、それはどうでも良い。

 何かの外部装置らしい巨大な青色のアーチが、天来号の船体をぐるりと覆っているのも見えたが、それもどうでも良い。

 窓の向こう、やや右上。

 ふと見上げた先で見つけた球体に、風葉の視線は釘付けられた。

 最初は月かと思ったが、違う。月はあんなに青くない。

 真っ黒い空の只中で、それでもなお瑞々しい青色をたたえている球体の名を、風葉は良く知っていた。

「地球、だよね、あれ」

「ん? ああ、そうだな」

 いつもの職場のいつもの光景なので平然と頷く辰巳。

 だがそうもいかない風葉は、遠い母星を指差しながら一気にまくし立てる。

「な、なんで見えるの!?」

「そりゃ宇宙だからな」

「どうして宇宙にいるの!?」

「だって転移してきたじゃないか」

「だからってなんでいきなり宇宙!?」

「宇宙は霊力が豊富なんだよ、地球より遙かにな。だから宇宙を利用した術式は随分昔からあるんだ」

「なんでまた!?」

「昔から世界規模で色んな想念を送られてるせいさ。かぐや姫とか、星座の神話とか、宇宙に関係する話はたっぷりあるだろ?」

 すらすらと答える辰巳。虫か何かを見るような平然ぶりに、風葉はなんだかすっかり毒気を抜かれてしまった。

「……だったら、宇宙にいるんだって先に言ってよ」

「そう言われても、この階層には窓があんまりないんだよな。説明のしようが無かったというか」

「ああ、そう」

 じゃあ仕方ないか、と自分を強引に納得させながら、風葉はもう一度窓の外を、宇宙を眺める。

 冬の空すら遠く及ばない、驚くほど透き通った黒色が、そこにあった。

 綺麗で、巨大で、どうしようもなく孤独な眺めだった。

「……まさか、ナマの宇宙が見れるなんて、思いもしなかったよ」

「そうかい。まぁ眺める時間は後で取れるだろうからさ、今は先を急ごう」

「ん」

 一撫でした指先に名残を残しながら、風葉は丸窓に踵を返した。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る