EPISODE.XII 災厄に集う綺羅星(1)


 新潟県 佐渡島。


 周囲を海に囲まれた自然豊かな離島。その北西部は大小の山々が連なる起伏が激しい土地のために人が暮らすのにも適さない。その中でも最も高い標高を誇る金北山きんぽくさんの中腹にある小さな山小屋。


 ここはあのから身を隠すのにはうってつけの場所でした。


 あの夜、命からがら逃れた自分は何とか無事にこの地まで辿り着いたのです。自分を庇い、逃走に協力してくれた高梨雷太たかなし らいたと云う人物はあの日を境にこの世界から消えてしまったようです。


 そう、他の者たちと同様に綺麗さっぱりと……


 今、自分が高梨雷太たかなし らいたという人物の名前とその存在を証明できるのはあの時、ライダースーツにある胸の内ポケットにこっそりと忍ばせていたこのボイスレコーダーを無事に持ち帰れたおかげでした。


 そう、自分はあの夜に起こった出来事を一部始終音声データとして『』しておいたのです。


 ――『記憶』からは消されるがこの世に残った『記録』は消されない。


 どうやら『銀色の死神』の『都市伝説』は本当のようです。自分の頭の中からすっぽりと抜け落ちている『記憶』を『記録』が補完してくれている。少々と奇妙な感覚ですが信じる他にありません。自分の記憶には無念にも残ってはいませんが高梨雷太たかなし らいたという人物はこうしてあの悪夢の夜に確かにそこに存在したのです。



「嗚呼、素晴らしい! これはまさしく『愛』ですね。我が最愛なる友の命をその身を挺して守って下さったこの高梨雷太たかなし らいたという男児を我は愛さずにはいられません……ハァハァ、濡れるッ!」



 音声データを聞き終えた『直江雲竜なおえ くりゅう』が頬を桃色に染めて吐息を放ちながらクネクネ、そしてビクンビクンと身を捩じらせます。


 気にしてはいけません……これは、直江雲竜なおえ くりゅう。彼女特有ののようなものです。そう、気にしてはいけません……



「実際に目にして理解した。あの存在は脅威だ……次に遭遇したら逃げ切れる自信はない」



 おそらくはこの『記録』にある高梨雷太たかなし らいたと云う男が予想以上に粘ってくれたのだろう。正直自分は兎にも角にもその場から逃走するのに必死であまりその道程までは良く覚えていない。――だがしかし、あの夜のことを思い出すと無意識のうちに筋肉が強張り、体が細かく震え始めます。



「ほへー、『鉄天王アイアン・メイデン』とも恐れられているあの『あきら』さんがそこまでぶるっちゃうなんて……『小李こもも』も、ぶっち興味が沸いてきたのですよー」



 音声データを聴き終えた後、山小屋の隅に備え付けられた小型のキッチンで調理をしていた『千坂小李ちさか こもも』が大きな鍋を持ってやってきました。



「ふーい、今夜はぶっち珍しいカモの鍋ですよー」



 カモの……鍋?



「確認しましょう、千坂小李ちさか こもも。この辺りで見られる真雁マガモは絶滅危惧種の保護鳥として狩猟は禁じられていると記憶しています」


「ほへー、初耳ですー。暢気にお空を飛んでいたので頭を弓で打ち抜いちゃったのですよー。でも大丈夫なのですよー。誰にも見られていないのでセーフ、更には額を正確に打ち抜いたのでこれはきっと『顔面セーフ』と云うやつなのですよー」


「まあ、素晴らしい! さすがあの弓の名手『那須与一なすのよいち』の血脈を引く名門千坂ちさか家の嫡女! 飛んでいるカモさんの頭部を一撃で射抜くなんて……嗚呼、カモさんも苦しまずに大好きなお空の上で生涯を終えることが出来てさぞお幸せだったことでしょう! これもひとつの『愛』の形ですね……ハァハァ、んんーッ、エクスタシィーッ!」


「むいー、あきらさんは食べないのですー? 雲竜くりゅうさんも愛で性欲を満たす前にカモで食欲を満たすのですよー。鍋は暖かい方がぶっちうめーので冷める前に食べるのが良いのですー」



 既に調理してしまったのであれば仕方ありません。それと『顔面セーフ』の使い方が間違っています。弓術きゅうじゅつ避球遊戯ドッジボールのルールは適用されません。千坂小李ちさか こももには後でその辺りの教育をきちんと施しておくことにいたしましょう。自分たち三人はグツグツと煮えたぎる鍋を囲んで話を続けます。



「ごちそうさまです、千坂小李ちさか こももカモの狩猟は褒められたものではないですがこれは大変美味しい鍋といえるでしょう」


「ふへへーっ、冗談は止すのですよ、あきらさん。ヘルメットをずっと付けたままですし、こんな短期間で本当に食べたのですか……って、ふええええ!? 本当にお椀が空になっています! うえぇぇえ、いつの間に食べたのです!? ぶっち早すぎて見えなかったのですよ!」



 ……ん?


 普通にヘルメットを外して、普通に食べたつもりでしたが……ふむ、どうやら千坂小李ちさか こももの目には捉えられなかったみたいです。この辺りは千坂小李ちさか こもももまだまだ修行不足ということでしょう。



「はー、でもでも、何はともあれ、やっぱり鍋はみんなで食べるとぶっちうめーですよー。小李こももはいつも一人なのでお二人の来訪は嬉しい限りなのですー」



 そう言って無邪気な笑顔を見せる少女。『千坂小李ちさか こもも』……戦国時代から続く名門『千坂ちさか家』の生まれといってもきっと知る者は少ないでしょう。


 歴史の教科書や大河ドラマなどで登場する機会こそ少ないが、あの『越後の龍』で有名な上杉家の真の懐刀であり、親衛隊として上杉家をずっと隣で支え続けてきた名家……更に古くは『平家物語』などで知られる弓の名手『那須与一なすのよいち』の遠縁にも当たるといった正に武のサラブレットとも評されるべき生まれの少女です。


 少々と訳があって幼少時よりこの佐渡島の山奥に一人で暮らしており、お洒落とは無縁の生活をしている為、髪はボサボサに伸び放題。服は薄汚れたTシャツに穴の開いたズボンといった姿。それでもって無垢であり、あどけなさの残る顔などは正に野生児といったところでしょう。


 まだ中等部ないし初等部といった年齢でありながら身長は既に成人女性の平均を遥かに上回る百八十センチ前後といったところ。その恵まれた身体から放たれる長弓の一矢は狩りで鍛えられた実戦経験と本人の持つ天性の才とが合わさって、何時いかなる環境下でも百発百中の精度を誇る……そう、この『千坂小李ちさか こもも』は間違いなく現世界最年少にして最強の『弓道士スナイパー』といえるでしょう。



「我も久々に小李こももや旧友と会うことができて大変嬉しい思いです。特にこの山小屋に辿りつくまでの山岳に用意されていたあの過激で熱烈な罠の数々……嗚呼、実に素晴らしい! たいへんに大きな『愛』で溢れておりました……はっあーんッ、今思い出しただけで興奮し過ぎて我の花園がもう……ハァハァ、ビショビショですッ! んんーッ、ご覧になられますか旧友?」



 そして隣で恍惚な表情を浮かべ、淫猥な言葉を口にし続けているこの女性は『直江雲竜なおえ くりゅう』。この辺りでは先の『千坂ちさか家』以上に有名な名家の生まれなのですが……はあ、ご先祖様や歴女の方々に大変申し訳のない気分になってくるので彼女の血族や出世に関する話は割愛させていただきましょう。苗字を訊けば察しの良い方はご理解できることでしょう……ええ、本当に残念ながら……ご理解できてしまうことでしょう。はあ……。


 『直江雲竜なおえ くりゅう』――おそらく初等部と言っても通じるでしょう超小柄ニミマムな体型と愛らしい容姿……しかしながら年齢はとうの昔に成人しており、自分と変わらないといった『妖怪』のような存在である。


 綺麗に切り揃えられたおかっぱ髪に汚れ一つない着物姿。そう、例えるならば『市松人形』のような……否、失敬。『市松人形』のイメージに多大なる風評被害を及ぼす恐れがあるので訂正させて頂きます。――そうですね、ここは『卑猥な電動コケシ』のような風体とでも表しておきましょう。


 しかしながらこの『直江雲竜なおえ くりゅう』言動こそは色々と残念ではありますが厄介なことに実力に関しては折り紙つき……今し方、自身が口にしたようにこの山小屋まで辿り着くまでに設置されていたトラップの数々はそれはもう恐ろしいものでした。


 この山の地形を知り尽くした野生児こと『天才弓道士スナイパー』、『千坂小李ちさか こもも』による想像を絶する絶対不可侵の防御網の数々……


 それを五体満足で無事に突破できたのはこの『直江雲竜なおえ くりゅう』の協力あってのものであるとも云えるでしょう。腕に多少の自信のある自分ですら多少の打撲や擦り傷を負ったというのに対して、この直江雲竜なおえ くりゅうは全くの無傷……否、それどころか着物に汚れ一つ付けずにこの山小屋まで辿り着いたのは素直に驚嘆に値するところです。


 身体能力だけを見れば自分や千坂小李ちさか こももに分がありますが、この直江雲竜なおえ くりゅうには神懸り的な危機察知能力――いわゆる『第六的超感覚シックスセンス』と呼ばれる能力が備わっているのです。そしてその小さな口から延々と垂れ流され続ける卑猥でかつ下衆な『超変態性愛的感覚セッ●スセンス』――ああ、認めたくないものです。この生物がよりにもよってあの名家の生まれだなんて……



「ふえー、すっかり忘れていたのですよー! そういえば小李こももの罠ぜーんぶお二人に壊されたのですー、ぶっち凹んでいる場合じゃなかったのですよー、早く設置しなおさないと死神さんがやってきちゃうのですー」


「問題ないでしょう、千坂小李ちさか こもも。『銀色の死神』の行動範囲はあらかじめ調査済みです。おそらくはまだここまでやってこないと予想します」



 ――銀色の死神。


 夜な夜な現れては人々を異世界へと連れて行ってしまう銀髪の少女。


 今やその存在は一種の『都市伝説』としてネットを中心に話題の的となっています。テレビでは連日のように行方不明者の存在が発覚したことを大真面目に報道。


 蒸発した人間はその関係者の記憶からも消えてしまうといった不可解な現象に警察関係者もお手上げの状態で、記憶に障害を与える何らかの薬物を使用した集団失踪事件ないし大規模な拉致事件……などといった荒唐無稽な線で捜査を続けています。


 昼のワイドショーでは頭のネジがいかれた哲学者たちが、やれ『水槽の脳』がどうだとか『哲学的ゾンビ』がああだとか的外れなクオリア論争を繰り広げ、駅前では怪しい宗教団体が人類消滅論を声高らかに唱え始める始末……



「ええ、そうですね。失踪された方々の情報から推察するに死神さんの活動範囲は長野県を中心として新潟の南部と山梨県の北部、直近では隣接する群馬県の西部あたりまでだと推測されます。信州地方を中心にあまり動いてはおりません。こちらにいらっしゃるまではまだ暫く時間を要するかと……んんーッ、早くお会いしてその『愛』の大きさを直に感じたい、感じてみたいぃッ! ハァハァ、焦らしプレイも……イッ、逝く……ぅ」


「自重すべきでしょう、と言いますか発言には本当に自重をなさい直江雲竜なおえ くりゅう。そうですね、可能であるならばアレと直接対峙するのは避けるべきです」


「ハァハァ……可能であるならば……ねぇ、しかし最愛なる我が旧友よ、失踪された方々を取り戻すためにはいずれはその大きな『愛』に立ち向かうべきであるとお考えなのでしょう? その為に我々『四天してん』を召集したのではないのですか?」



 そう口にした『卑猥な電動コケシ』――否、直江雲竜なおえ くりゅうの瞳が妖艶に光ります。



「ふえぇ、『四天してん』さんを召集っ! すると『時雨しぐれ』ちゃんもここに来るですか? いやっふー、久しぶりに時雨しぐれちゃんに逢えるのです! 小李こもも、ぶっち嬉しいのですよ!」



 ああ、そういえば『甘粕時雨あまかす しぐれ』は千坂小李ちさか こももの親友でしたか……今し方、直江雲竜なおえ くりゅうが口にした『四天してん』……



 天魁あまのかい


  ――『甘粕時雨あまかす しぐれ



 天正あまのこう


  ――『柿崎玉麟かきざき たまり



 天機あまのおり


  ――『宇佐美智星うさみ ちほ



 そしてここにいる天間あまのけん――『直江雲竜なおえ くりゅう』の四人を合わせて『四天してん』……あの『銀色の死神』の力を目の当たりにして、そしてそれに対抗する為に召集せざるを得なかった自分の有する最凶にして最悪な人鬼にんげんたちである。


 千坂小李ちさか こももは喜んでいるようですが自分としてはかなり陰鬱な気分でした。――さて、あの『甘粕時雨あまかす しぐれ』に対してどのように今回の件をどう切り出すべきでしょうか……



「再度確認しましょう。直江雲竜なおえ くりゅう、そして千坂小李ちさか こもも……貴女たちは村上吒武むらかみ たくむのことを覚えていますか?」



 二人は自分の問いに対して一瞬お互いの顔を見合わせて申し訳なさそうに答えます。



「うう……ごめんなさいなのですよ、小李こもも……本当に全然覚えてないのです」


「不徳の致すところ、それは我も同じ……『愛』が足りなかったと猛省する所存です」



 二人が嘘を吐いている様子はない……否、もとより嘘を吐く理由がありません。やはり二人の記憶からは完全に村上吒武むらかみ たくむが消えているようです。しかし、それならば何故、自分は村上吒武むらかみ たくむの記憶を有しているのでしょうか?







『――んなの『家族』だからに決まってんだろうがァッ!』






 

 あの夜、ボイスレコーダーに記録された高梨雷太たかなし らいたと名乗る人物の力強い声……その音声データを聞く限り、彼もまた消された人間の記憶を有していたと考えられます。


 ――『家族』だから……果たしてそんな単純な理由なのでしょうか?


 現在多発している『銀色の死神』による失踪事件……被害者の中には家族や親兄弟を消され、そしてその者の記憶を失い、精神病院にお世話になっている者も多く確認されています。つまりが『家族』だから――血の繋がりがあるから記憶から消えないという法則はここでは成り立たない。


 そして次に興味深いデータがこれである……村上吒武むらかみ たくむと同じく『私立清福正神きよさきせいしん学園』に在籍していた生徒。


 二年生で風紀委員長の『桂芳乃かつら よしの』と、同じく風紀委員に所属していた一年生の『林風音はやし かざね』……この二人は『家族』という間柄ではありませんでした。


 しかしながら『桂芳乃かつら よしの』が死神の被害にあって失踪、他の生徒の記憶からも抹消された際に、この『林風音はやし かざね』だけはその記憶を維持して存在を訴え続けていたという『記録』が残っています。


 可能であるならばこの『林風音はやし かざね』という少女本人と接触を試みたかったのですが……残念ながら数日前に彼女自身もその『記録』だけを残してこの世界から消されてしまいました。


 どうやら『桂芳乃かつら よしの』と『林風音はやし かざね』は親友という間柄だったらしいのですが……他にどのようなが?



「あらあら、この『愛』は……どうやら早くもお一人、ご到着のようですね」



 自分があれこれと一人思案に耽っている間に持前の危機察知能力でいち早く己の身のを感じ取った直江雲竜なおえ くりゅうが鍋を持って優雅に立ち上がるとゆっくりと後ろに下がります。遅れてその存在に気付いた自分と千坂小李ちさか こももが慌てて後ろに飛び退いた……


 ――その刹那。


 落雷の如き衝撃とともに山小屋の天井をぶち破り一人の少女がその中央へと降り立ちました。



「わー、時雨しぐれちゃーん、ぶっち久しぶりなのですよっ!」



 その少女の姿を見て千坂小李ちさか こももが歓喜の声を上げ、そして自分は心の底から憂鬱な気分になります。



小李こもも……久しぶり……」



 スラリと伸びた長い手足にスレンダーなボディ。ショートカットの黒髪に人形のように整った中性的な顔立ち……その表情に笑みは無く、いつものように淡々と久しぶりに会った親友と言葉少なげに挨拶を交わすこの少女。


 新潟県内屈指の進学校『私立梁山泊りょうざんぱく女子学園』のセーラー服を着用しているところを見るとおそらく通学途中に召集を受けて文字通りのでしょう。


 ――美人でありながら能面のような面……例えるならば人形。


 そう、この少女こそが目下一番の問題となるだろう『甘粕時雨あまかす しぐれ』と呼ばれる人物であり、そして現在行方不明となっているあの村上吒武むらかみ たくむの……


「久しぶりです。甘粕時雨あまかす しぐれ。か、確認しましょう、貴女は……村上吒武むらかみ たくむのことを…………覚えて…………いますか?」



 震えそうになる自分の声を必死に抑えながら甘粕時雨あまかす しぐれに問いかけます。甘粕時雨あまかす しぐれはギギギギギッ、と油の切れた人形のようにこちらに首を傾けると感情の無い声でゆっくりとこう答えるのでした。



「……当然、……忘れるはずがない……」



 ――はあ、これはまた最悪です。


 いっそのこと記憶から消えていてくれればまだ良かったと思います。しかし、どうやらこの甘粕時雨あまかす しぐれも自分と同様に村上吒武むらかみ たくむに関する記憶を保持しているようです。


 空気を読めない電動コケシが「はっあーーんッ、素晴らしい、これぞまさしく『愛』ですねーッ!」と恍惚の表情で喘ぎながらブルブルと震え出します。……ああ、可能であるならばこの卑猥な生物を今すぐにでも殺したい。



あきら小母さま……単刀直入に聞く……」



 感情の無い人形のような瞳。その瞳が徐々に赤く染まり、狂気で淀んだ視線の重圧がまるで巨大な蛇のようにジワリジワリと全身を強く締め上げます。



「……ボクの大事な許婚フィアンセ、タク坊を連れ去った……泥棒猫のハウスは………………どこぉ?」



 本州新潟県より日本海を渡り西に約四十五キロ。


 周囲を海に囲まれた自然豊かな離島。


 この佐渡島の地において最強にして最悪の……







 ――狂愛殺戮兵器ヤンデレアサルトマシーン、起動。




  ―― EPISODE.XII END ――



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