第5話
-夜、『CLUB BLUE MOON』-
桐「先輩~、利河さん最近来ませんね~」
クラブの受付で桐野が面白くなさそうにしている。
先「あ?ああ、そういえば見ないな。何だお前まだ利河さんに椿さんを負かしてほしいとか思ってるのか?」
桐「当然じゃないですか!打倒椿凌ですよ!」
先「って、お前が打倒する訳じゃないだろう…」
桐「でも!あのいつも嫌味ですかしたヤツの負けるところが見てみたいんですよ。ほら、今日だって一人勝ちじゃないですか」
今夜も店内の中央のテーブルで鮮やかなゲーム運びをしている椿凌を一瞥して言った。
先「いいか、間違っても他の人の前でそんなこと言うなよ。椿様はここに多額の寄付をして下さっている唯一の顔パスのお客様なんだ。こんなこと言ってるのがバレたらお前なんかあっという間にクビだぞ」
桐「そこがムカつくんですよ!あの人にそんな権限がどこにあるってんですか!」
先「クビになってもいいのか?」
桐「いえ…ここをクビになったら俺の生活が…」
先「だったら黙っとけ」
桐「・・・・・・・・・」
その日、バイトの桐野大樹が帰ろうと店の前の舗道を歩いていると、ちょうどそこに帰り道の椿凌が前方を歩いていた。
桐「あれ?椿さん…。いつも歩いて帰ってるのか?ん??」
桐野が椿凌を目で追っていると、凌が突然手前の路地に向かって叫びだした。
凌「おい!そこのお前何やってる」
路地の中で一人の女性が見るからに悪そうな男に刃物を向けられていた。男は凌に向かって怒鳴ってきた。
男「なんだお前。関係ないヤツはすっこんでろ!」
凌「あぁ確かに関係ないが、見てしまったものは無視できない。お前、金がほしいのか」
男「だったら何だよ、あんたが代わりに出すもん出してくれるってんなら考えてやってもいいぜ」
凌「そうか、これで足りるか?」
凌は男の足元に100万の札束を投げた。
男「こっ、これ100万…!?」
凌「それをやるからとっとと失せろ!今日はこのまま見逃してやるが、この辺でまたお前の顔を見たら次はないと思え。わかったな!」
男「お、おお、今日はこれで勘弁してやる」
男は走って逃げていった。
女性「あの、ありがとうございました。あんな大金まで。私どうしたら…」
凌「気にしないで下さい。元々きれいな金じゃないんだ。この辺り、女性の一人歩きは危ないですよ。表の大通りまで送りましょう」
女「ありがとうございます…」
二人は大通りまで歩き、凌はタクシーを停めた。
凌「それでは気をつけて。この辺はもう歩かない方がいい」
女「あの、いつかお礼を!お名前だけでも」
凌「ただの通りすがりですから」
凌はニコっと微笑んで言った。
凌「運転手さん行って下さい」
タクシーは女性を乗せて走り去っていった。
桐野大樹がこの一部始終を見ていた。
桐「ウソ…椿凌がこんなことするなんて…っていうか、あんな顔もできるんだ…」
桐野は凌の信じられない一面を見て、あまりの驚きにしばらくその場に黙って立ちつくしていた。
翌日、青蘭学院大学の敷地内を桐野が考え事をしながら歩いていた。
桐(昨日のあれは何だったんだ…。椿凌はお金が欲しいんじゃないのか?
それとも…)
桐野は昨夜のことをあれこれ考え、ぼんやりしていた。
洵「ヤッバ~ぁ!遅刻だよ遅刻!また毛利先生の授業だ!」
その頃洵は授業に遅れそうなところ、大学の敷地内を急いで走っていた。
桐(やっぱあれは昨日の彼女が美人だったから助けたのか?じゃなきゃ…)
洵「あと5分!あと5分!間に合うかな」
桐(う――――……………ん)
洵「!?」
桐「え!?」
ド―――――――――ン!!
洵・桐「うわぁあ!!」
二人は出会い頭にぶつかった。
洵「うわぁ、ごめんなさい!大丈夫ですか!?怪我は?」
桐「え?あ、こっちこそすいません、俺は大丈夫です、そっちは?」
洵「俺も大丈夫です!すいません、俺時間ないんで、じゃっ!」
桐「ああ、どうも…。なんか慌ただしい人だなぁ。ん?」
桐野がふと地面に視線をやると何かが落ちているのを見つけた。それを拾って見てみた。学生証だ。その顔写真を見て桐野は何かに気付いた。
桐「あれ?…この顔……どこかで……」
洵は走りながら焦っていた。授業よりも…。
洵「う、うそだろ!あいつ、『BLUE MOON』の受付だよ!まさか同じ大学 だったなんて~~~~~~ぇぇぇぇぇ!!!!」
ギリギリのところで授業には間に合ったが、動揺したままでまったく先生の話が頭に入ってこない。そんなこととは露程も知らず、隣りの席からニコニコと嬉しそうに貴士が洵の顔を覗き込んでくる。
貴「お♪今日は起きてるな♪」
洵(この状況で寝てられるかよ)
貴「毛利先生も喜んでるぞ♪でもお前何でそんなにびっくりした顔してんの?」
その日、洵は大学から真っ直ぐ麗華の家に行った。何故かちょうど春樹もそこにいた。
春・麗「えええ――――!!『BLUE MOON』の受付が同じ学校だったぁ あ!?」
洵「俺もうダメかもしれない…」
春「いや、ここまで誰にもバレてないんだ、大丈夫だろう」
麗「あら、七海ちゃんがいるじゃない」
春「あれは特別だろう」
麗「あらぁそれは分からないわよ~、凌のことをそのバイトくんがすっごく憧れてたり、すっごく嫌いだったら分かっちゃうかも」
春「そんなことある訳…」
洵「・・・・・・」
春「まさかあるのか?」
洵「すっごぉぉぉぉく嫌われてる・・・・・・」
春「あぁぁぁぁ~~~」
麗「どうするの?バレちゃったらどうするの??七海ちゃんみたいな訳にはいかないわよ」
洵「どうしよう・・・・・・」
春「何か対策を考えよう、とりあえず学内で会わないように気をつけろ」
洵「うん…、分かった」
洵はがっくりと肩を落とした。
次の日、大学内で洵はカバンの中に腕を突っ込んで探し物をしていた。
洵「あれ?俺の学生証…がない…。あ!もしかして昨日ぶつかった時に落としたかな」
もしかしたら誰か良い人が拾って届けてくれているかも、と思い、洵は学生事務室まで行ってみた。
洵「すみません、学生証の落し物届いてませんか?」
事務の人「ええ…と、ちょっとお待ち下さい」
と事務の人が洵に背中を向けた時、洵の背後から声がした。
桐「学生証ってこれですか?文学部国文科4年の朝倉洵さん」
洵の学生証を持った桐野大樹が立っていた。
洵(出た―――――ぁぁぁ!!)
洵は心の中では焦りまくっていたが、出来る限り平静を装って笑顔を作った。
洵「ああ!そう、それ!昨日ぶつかった時に落としたみたいで。あなたが拾ってくれたんですね。ありがとうございました」
洵は異常にニコニコヘラヘラしていた。
洵が学生証を受け取ろうと手を出した瞬間、桐野は学生証を持った手をその場から外した。
洵「!」
桐「朝倉先輩、俺、ちょっと先輩と話したいんですけど、外、出ませんか」
洵「え、ああ、いいよ、返してくれるなら」
心臓はバクバクしている。今にも口から飛び出しそうだ。洵は桐野の後をおとなしくついていった。
二人で裏庭に出た。周りには誰もいない。
桐「朝倉先輩、『BLUE MOON』って知ってます?」
桐野からいきなり単刀直入に聞かれて驚いたが平静を装ったまま答えた。
洵「『BLUE MOON』?何それ?カフェかレストランの名前かな?」
桐「いいえ、カフェでもレストランでもないです。“お店”っていうのは合ってるけど」
洵「で?そのお店がどうかしたの?」
洵は言いながら傍にあるベンチに腰かけた。心臓はまだバクバクいっている。桐野に感づかれないようにするので精一杯だった。
ドキドキしながら無意識に親指を目の前で交差させていた。それを桐野が見た。
桐「それ!」
洵「え?」
桐「やっぱり!俺の目に間違いない!先輩、『BLUE MOON』知ってるでしょ」
洵「いや、だから知らないって、何?」
桐「その親指を交互に交差するやつ…、今俺に対してイライラしてます?」
洵「どういうこと?」
桐「その店内で言われてるんですよ、彼が親指を交差し始めたら、イライラしている合図だから早くしないとひどい目に遭う、って」
洵「ひどい目??」
桐「そう、身ぐるみ剝がされるくらいに負けるってこと」
洵「負ける…」
桐「先輩、もうしらばっくれるのやめましょうよ、俺にはもうバレてるんですから」
洵「…」
桐「まさか大学生だったなんて。しかも同じ学校だったなんて驚きましたよ、椿凌さん」
洵は“椿凌”と言われてもう観念することにした。
洵「ハ~~~ァ、分かったよ。どうして分かった?俺が椿凌だって。今まで誰にもバレたことなかったのに」
桐「俺だって店での椿凌しか知らなかったら全然気付きませんでしたよ。でも、こないだ見ちゃったんです。仕事の帰りに椿凌がキレイな女性を助けてるとこ。変な男に100万もの大金ポンと渡してたでしょう。女性もタクシーに乗せてあげてたし。その時あの女性に笑い掛けてた椿さんの笑顔が昨日ぶつかった時の先輩の顔と同じだったんですよ」
洵「お前、あんな短時間にそんなの見切ってたのか!?」
桐「一応それを武器にあの店に雇ってもらったんで。俺、人の顔一度見たら忘れないんですよ。それで…」
洵「お前にそんな特技があったなんて……。誤算だった…」
桐「それとさっきの…」
洵「これ?」
親指を出した。
桐「それが決定打になりました」
洵「あ、そう…。で?身ぐるみ剝がされるってどういうこと?」
桐「店内で言われてるんですよ、椿凌が親指を交差し始めたら、相手に対してイライラしている合図だから早くしないとひどい目に遭う、って」
洵「ハァ~、本人の知らないところで色々と言われてるんだな…。全然気付かなかった。別にそんな合図じゃないよ」
桐「じゃあ…?」
洵「無意識。癖なんだろうな、余裕ない時の」
桐「余裕ない!?ええ!?どういうこと!?ってゆーか、今余裕ないの!?」
洵「ないよ、お前に詰問されて秘密を暴露してるんだから」
桐「詰問って…。でも、それじゃいつもゲームの終盤は余裕ないってことですか!?」
洵「ないよ。いつもハラハラしてる。バレたらどうしよう、負けたらどうしようって思いながらゲームしてる」
桐「・・・・・」
洵「信じられないって顔だな」
桐「信じられませんよ、当たり前じゃないですか!だっていつもあんなに堂々としてて嫌味なくらいすかしてて、いつも嫌な奴だって思ってたのに…、全部演技だったなんて」
洵「俺だとバレたら終わりだからね」
洵は桐野を見ながら苦笑した。
桐「それで、何で学生の先輩があんな所であんなことしてるんですか。まさかバイトじゃないでしょう?」
洵「俺の仕事なんだ」
桐「仕事?学生が?どうして?バイトなら他にも色々あるでしょう」
洵「お前だってあそこで受付やってるじゃないか」
桐「受付のバイトとギャンブラーは違いますよ。しかも№1なんて。普通じゃないでしょう。いつからやってるんですか」
洵「俺を問い詰めてどうしようっていうんだ?学校側に言うのか?こんな学生がいます、って」
桐「言いませんよ。そんなことチクリに行ったら俺だってあそこのバイトがバレてヤバくなるんだから」
洵「じゃあどうしてそんなに俺のことが知りたいんだよ」
桐「気になるからです。だって学生で№1ギャンブラーって、気にならない方がおかしいでしょ」
洵「それだけ?」
桐「それだけです。俺に対するあのすかした態度とか、今の先輩見てたら全然別人だし。何か理由があるんだろうと思って」
洵「はぁぁぁ~、お前には隠し事できないみたいだな。絶対に誰にも言わないって約束できるか?」
桐「もちろん!絶対に誰にも言いませんよ。俺だってあんな所でバイトしてるのバレたら困るんだし」
洵「分かった…。本当に誰にも言うなよ。俺の父親が多額の借金作って逃げたん だ」
桐「は??(ドラマ?映画??)」
洵「それで困ってたら、高校の先輩が『BLUE MOON』を紹介してくれた。あそこの支配人が借金を全額立替えてくれたんだ。それで俺はあそこで勝った分の一部を支配人に返済してるんだ」
桐「じゃああの店に寄付してるっていうのは…」
洵「支配人による嘘情報。俺が心おきなく出入りできるように環境を作ってくれたんだ」
桐「・・・」
洵「また信じられないって顔してる」
桐「そりゃ信じられませんよ、何?ドラマか映画の話してます?」
洵「してないよ。紛れもなく俺の話」
桐「それで…その、お父さんが作った借金、返済できそうなんですか?」
洵「ああ、そうだな、あともう少しかな」
桐野が急に目を輝かせた。
洵「ど、どうしたの…?」
桐「先輩!俺、感動しました!」
洵「は?」
桐「だって、自分じゃなくてお父さんの借金なんでしょ?しかも逃げちゃった。それを学生しながら返すなんて、すごい!すごいですよ!俺、俺、先輩を尊敬します!」
洵「え??」
桐「大丈夫です!心配しないで下さい、俺は絶対に誰にも先輩のことは口外しませんから!男と男の約束です!!」
洵「あ…ああ、ありがとう…(こいつ熱いヤツだったんだ…)」
桐「で?」
洵「何?」
桐「この事、他にどのくらいの人間が知ってるんですか」
洵「何でお前にそこまで話さなきゃならないんだよ」
桐「いいじゃないですか、少しくらい教えてくれたって。秘密を共有するのってなんかドキドキしますね!」
桐野はウキウキした顔をしている。
洵「はぁ~、これは遊びじゃないんだよ?椿凌と関わるとお前だって危ないんだぞ」
桐「え?」
洵「昼間の学生の俺と関わるのは良いけど、椿凌とは関わるな。お前のためだよ」
桐「あそこでバイトしてる時点ですでに俺は危ない道に片足突っ込んでるんです。覚悟はできてますよ!」
洵「そこが甘いって言ってんの。とにかく、椿凌とは関わるな、いいな!」
桐「分かりました…。でも応援するくらいはいいでしょ?」
洵「応援?まぁ、いいけど…。ちなみにあの店で俺の秘密を知ってるのは支配人だけだ」
桐「ええ!?トップシークレットですか!?」
洵「そう。そのくらい大事なことなんだよ。だから、絶対に口外するな」
桐「大丈夫です!約束したんだから絶対に口外しません!」
洵「…」
桐「あの、一つだけ聞いても良いですか?」
洵「何?」
桐「いつもあそこで稼いでるお金って、一部は支配人に渡してあとはどうしてるんですか?こないだなんて100万の札束、あんな奴に簡単にあげちゃうし。でもあれが仕事なんでしょ?」
洵「生活費」
桐「え?」
洵「俺と母親の生活費だよ。あと学費」
桐「ああ!」
洵「納得したか?」
桐「はい!納得しました!生活費だけならあそこまで大金稼がなくてもいいんじゃないかという疑問は残りますが、それはまぁいいです。学費もあるんだったら」
洵「あ、そう…」
桐野は一人で納得がいったという顔でうんうんと頷いている。洵はそれを横でちょっとうんざりしながら見ていた。
その日の帰りも洵は真っ直ぐ麗華の家に行った。そして今日も何故か春樹がそこにいる。
春・麗「えええ――――!!??結局バレたぁぁぁ~~~~!!??」
洵「うん…」
春「ハァァァァ~~」
春樹、頭を抱えてうなだれている。
洵「でも!絶対に言わないって約束したし、なんかやたら熱いヤツで、帰り際なんて…」
~さっきの回想~
桐「先~輩~!俺、絶対に先輩の味方ですから~、いつまでも応援してますから~~!!」
洵「って学校の裏庭で泣きながら叫ぶんだ…しかも手振りながら…」
麗「あら、鬱陶しい…」
春「あ、そう。それじゃまぁそいつを信じてみるしかないかな」
麗「本当に大丈夫なの~?」
春「話を聞いてる分には信用して良さそうに思うが…」
洵「やっぱり何か対策考えておいた方がいいかな」
春「そうだな…少し様子を見てみよう。約束するって言ってるのに、こっちが何かして怒らせて、あちこちでバラされても困るし」
洵「うん。あいつを信じてみるしかないな」
春「ちょっとでも裏切ったらこっちにも手はある」
洵・麗(!)
春「じゃ、俺は仕事があるから」
洵「そっか、頑張ってね~」
春樹は部屋を出て行った。
洵「やっぱり春って絶対普通のビジネスマンじゃないよ!なんだ今のあの迫力!」
麗「春樹を敵にまわしたら怖いわよね」
洵「絶対無理!麗華、絶対春に嫌われるようなことするなよ!」
麗「失礼ね、それはこっちの台詞よ!」
洵「それで?春の正体つかめそう?」
麗「全~然!」
洵「いいか、金にもの言わせて興信所とか使うなよ、これは俺達の手で掴むんだから!」
麗「分かってるわよ~。洵こそどうなのよ、その後の進展は?」
洵「いや、全然…」
麗「も~う、頼りないわね」
洵「何だよ、自分だって何も分かってないじゃないか」
麗「しょうがないじゃない、だって興信所が使えないんだもの」
洵「やっぱり興信所に頼ろうとしてたな」
麗「だって私よ?当たり前じゃない」
洵「…」
ある日、大学構内を洵と貴士が歩いていた。
貴「次は毛利先生の授業だぞ~、今日は大丈夫か?」
洵「ああ、大丈夫だよ、つーか本当はいつも大丈夫なんだよ」
貴「いつも!?大丈夫!?おい、どの口がそんなこと言ってんだ」
洵「でも毛利先生の顔見るとつい気が抜けちゃって…」
洵はヘヘヘと笑った。そこに、やたら元気で明るい笑顔で桐野が走ってきた。
桐「先輩―――!!どうもどうもどうもどうも!!」
洵「ゲッ!」
貴「??」
桐「朝倉先輩、どうもどうも、今日も天気がいいですね!今晩も良い天気みたいですよ!お出掛け日和ですね~!じゃっ!!」
言うだけ言って桐野は行ってしまった。
貴「何だ?今の??知り合い??」
洵「うん…まぁ、ちょっとね…」
洵は苦笑いした。
-第5話 終-
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