魔性篇◆CASE8:吹雪
外には雪が降り積もり、人通りもめっきり少なくなった夕時の魂夜堂に、ただならぬ熱気があふれていた。
『集中するんだ』
「し、してるっ」
『してて、火も起こせないとは何事だ!それくらい幼子にもできる!』
鏡の前で、弥生は情けない顔をした。
「そんなこと言われても……」
『もう一度!集中するんだ』
鏡の向こうの卯月に怒鳴られながら、弥生は目の前にある蝋燭に視線を向ける。卯月の言葉によると、心の臓から、何かを生み出す気を吐き出すように、とにかく集中するということで。
しかし先日から精神統一のトレーニングをしているものの、何の成果もない弥生に卯月は苛々しているようだった。
〝卯月さん、なんか元気になってるし……スパルタだし……〟
『集中!』
余計なことを考えていた弥生に、卯月の鋭い声が飛んだ。びくりと姿勢を正して、弥生は蝋燭の先を睨みつけた。
その様子を、夜竜はゆったりと椅子に座りながら、面白そうに眺めている。その手にはこの寒さでも豪奢な扇子が握られている。
じっと見つめていた弥生だったが、ふと脳を揺さぶるような声が頭に響いた。
――そうじゃない、こうだ……
突然ぐっと腹のそこを突き上げられたような感覚とともに、蠢くようなうねりが体内を駆け巡った。
「っ!」
『あ』
「あ」
弥生がはっとした瞬間、一瞬蝋燭に火が灯った。間抜けな声を出す卯月と夜竜。そして、
『夜竜!何かしたか?』
「私は何もしてないわよ。したとしたら弥生ちゃんでしょう」
『弥生、やったじゃないか!』
卯月が機器とした声を上げる一方で、弥生は蝋燭の焦げ跡に触れた。
「今の……俺が……?」
信じられない思いで夜竜を見た。夜竜は微笑んで、
「ただの人間でも、素質があれば鍛錬で力を引き出せるらしいわよ。そして弥生はただの人間じゃないんだもの。きっと、力を自在に使えるようになるわ」
『夜竜の言うとおりだ。鍛錬を欠かすな。そして、今の感覚を忘れるな』
「はい」
弥生は自分の胸に手を当てた。今の声と、不可解な感覚はいったいなんだったのかと、不思議に思う。
『それじゃあ、また明日』
「あ、はい。ありがとうございました」
卯月はにっこりと笑う。その顔がすうっと消えると、鏡に弥生の顔が映った。
「どうしたの?」
夜竜が弥生にたずねた。
「え」
「なにか、気になることでもあるの?」
「夢を見た話は、しましたよね」
弥生は言いにくそうに夜竜を見た。夜竜はうんと頷く。
「初夢のことよね」
「あの声が、今聞こえたような気がしたから……それで火がついたもんで」
夜竜は吸い込まれそうな漆黒の瞳をしばたかせて、
「それは、もしかして……闇の王の意思なのではないのかしら」
「そう、なのかな」
「弥生には、本当に闇の王が宿っているのかもしれないわね」
ふう、とため息をついて、弥生は鏡を戸棚に戻した。夜竜はくすくすと笑って、
「元気になってよかったじゃない、卯月」
「そうだけど、スパルタすぎる」
「ふふ」
夜竜は口元を扇子で覆って、笑い続けている。弥生がむっとしていると、魂夜堂の窓がかたかたと鳴り出した。
「……あら、吹雪いてきたわね」
「本当だ」
いつの間にか分厚い雲が空を覆い、暗くなっていた。
「弥生、帰れなくなるかもしれないわね」
「そのときは、父さんに連絡だけ入れておく」
「仕方ないわね」
二人が何をするでもなく、他愛もない会話を交わしていると、はっと弥生が顔を上げた。
「どうしたの、弥生?」
「いや、なんか……誰かに呼ばれたような……」
夜竜は耳を済ませるが、雪が吹きつける音しか聞こえない。
「気のせい、かな?」
「そうかもしれないわね」
「……あなた……」
「っ」
今度は、はっきりと聞こえ、弥生はびくりと飛び上がった。夜竜は首をかしげる。
「どうしたの?」
「い、今、女の人の声で……あなたって」
人より霊感と聴覚に優れている夜竜にそれが聞こえないのがおかしい。夜竜はますます首をかしげた。
「何かしら……」
「……あなた、この扉を開けてくださいまし……」
「!!」
弥生はことさらはっきり聞こえた声に、青くなった。
「や、夜竜さん本当に聞こえないの?」
「?」
「開けてくださいまし、外は、凍えるほど寒いのです……」
消え入りそうな、冷たい女の声。弥生にしか聞こえないそれに、弥生はぞっとした。
「扉を開けてとか言ってる!」
弥生の叫びに、夜竜は腑に落ちたように、
「あら、きっと雪女が来ているんだわ」
「雪女!」
「そこの殿方……扉を開けてくださいまし……」
「と、扉を開けてって言ってるけど……」
弥生が蒼白で夜竜を見ると、夜竜は笑った。
「開けてあげなさい。さもないと、魂を吸い取られちゃうわよ」
「!」
弥生は慌てて扉を開いた。
「ありがとう」
扉を開いた瞬間、豪と雪が魂夜堂に入ってくる。そしてそこに立っていたのは、凍りつくほどの美女だった。白い肌に、白装束、黒い髪を腰まで流している。真っ赤な唇が、妙に鮮やかだった。銀色の瞳を細めて、微笑んでいる。
「そんなところに立ってないで、早く中に入りなさい。寒いでしょ」
夜竜の言葉に、女は足を動かすことなくふわりと浮いて魂夜堂に入った。硬直していた弥生ははっとして扉を閉めた。
「なんて素敵な殿方ですの。夜竜、わらわに譲っては下さらない?」
「駄目。弥生は私の」
「まあ、誰が決めたの」
女がにやりと笑って、そっと弥生に手を伸ばしてきた。身の危険を察した弥生は、とっさに身をすくめる。
「きゃっ」
その瞬間、弥生の回りに火花が散った。
「あら」
「うえ?」
間抜けな声を出す弥生に、感心したような声を出す夜竜。女は顔をしかめて、
「雪女に火を向けるなど、野蛮な殿方ですわね」
「あら、私のだって言ったじゃない。弥生ちゃん、そんなところに突っ立ってないで、こっちにおいで」
「あ、はい」
弥生は夜竜の隣に座った。
「弥生、紹介するわ。雪女の氷雨(ひさめ)よ。こっちは弥生」
「初めまして」
氷雨の吐息が、妙に白い。先ほどまで暖かかった魂夜堂の気温が一気に下がった気がする。
「弥生、奥のクローゼットに入ってるコートを使って」
「わ、わかった」
がちがちと歯を鳴らし始めた弥生に、夜竜はそう言った。弥生は奥からコートを羽織って出てきた。
「無粋な方ね」
「仕方ないじゃない、弥生はまだ人間なのよ」
夜竜の言葉に、氷雨は不思議そうな顔をした。
「まだ、というのはおかしくはない?」
「それでいいのよ。ところで、今日はどうしたの?」
夜竜がたずねると、氷雨は悲しそうな顔をした。
「雪が、積もらないのです」
「え?」
「いくらわらわが雪を降らせても、明くる朝には溶けてしまうのです。ここ数年、そんなことばかり」
ため息をつく氷雨の前にあった茶器が凍りついた。
夜竜は、悲しい顔をして、
「氷雨、この星はどんどん暖かくなっているわ。雪が積もらないのはそのせいじゃないかしら」
「わかっています。わらわのような……わらわ達のような生き物が棲みにくい時代になっているのは。それこそとうの昔から」
氷雨は寂しそうに微笑んで、
「それでも、銀色の世界が恋しいのです。木々が雪化粧をし、人間など足を踏み入れられないほど深く雪が積もる――そんな、銀色の世界が」
近年の地球温暖化で、北極の氷も溶け、山々の積雪量も年々減っている。
それは、人間達のせい。
「人間のような、わらわの一息で凍り付いてしまうような生き物がのさばって、そしてわらわにとっての灼熱地獄を作り上げる……」
人間である弥生は、肩身の狭い思いをしていた。
氷雨の言うことは、紛れもない事実で、人間が犯した罪なのだ。しかし、それを人間である弥生の目の前でこう言われると、何も言えない。
「氷雨」
夜竜が、そっとため息をついた。
「私には、貴女を助けてあげることは出来ないわ」
「わかっていますわ。貴女にだってどうすることもできないということくらい。貴女だって、わらわと同じ、表には出てこれない生き物ですもの」
「そうね」
自然を破壊し、発展していった人間達。そのしわ寄せは夜竜達のようなずっと自然に近い者達にいっている。
「でもね、氷雨、人間は愚かじゃない」
夜竜が微笑む。
「今だって、自分達が犯した罪の重さに気づいて、少しでも異常を食い止めようとしているわ」
「それは……愚かなことですわね」
氷雨が、冷たい声を出した。弥生が身をすくめた。空気が一気に冷えたからだ。
「わらわ達魔性の者でもできないことを、たかが人間ごときがやろうとするなど」
「氷雨、落ち着きなさい」
「貴女にもわかっているのでしょう、壊すことは簡単でも、それを元に戻すことはできないと」
氷雨が顔を歪めた。
「人を、心を、凍りつけて、叩き割ることは簡単なこと。だけど、一度壊れたものは元には戻らないのです。いくら、後悔しようと……」
その声に、弥生ははっとした。
氷雨の銀色の瞳に浮かんでいるのは、怒りではなく哀切の色。
「氷雨、貴女には憎しみを捨てることが出来る?」
夜竜が静かにたずねた。
「人間は……憎い」
氷雨が、苦しそうに呟いた。
「だけど……わらわが愛したのもまた、人間……」
「……そうね」
「憎くとも、憎みきれないわらわ自身が……憎い」
夜竜がそっと息をついて、すすり泣く氷雨の肩をたたいた。
「氷雨、この暖かくなった気候が棲みづらいというのなら、私は貴女にあるものをあげられるわ」
「あるもの?」
ふと、弥生はそれに思い当たった。
「だけど、それは人間を憎むものにはあげられないの。人をたやすく殺せるものだから」
「……わらわは……」
「弥生、あれをとってきて」
「はい」
弥生は夜竜の意図するであろう、自在に気温を変えられるあのランプを戸棚から取り出した。
「これは?」
「精霊を閉じ込めたランプよ。絶対零度から灼熱まで、自由自在」
氷雨はじっとランプを見つめた。ランプは見つめられることが恥ずかしいかのようにカタカタと揺れた。
「貴女がこれを人間を滅ぼすことに使おうと思ったら、簡単よ。でも、私はそんなことを望んでいない」
「……貴女は、わらわにこれを渡そうと思っていますの?」
「貴女次第よ。これなら、貴女が棲みやすい環境を整えるくらいはできるわ。それ以上のことも出来るけれどね」
氷雨は、しばらく何も言わずにじっとランプを見つめていた。
「どうするの?」
夜竜の問いに、氷雨は首を横に振った。
「これは、いままでどおり貴女が管理してくださる?」
「……憎しみは捨てきれないと?」
「わらわは、すでに人を殺したことがある。この冷たい手で、愛しい者の息の根を止めた……」
弥生はそっと氷雨を見つめた。銀色の瞳は伏せられている。
「……わらわがこれを持っていたら、己の身を業火で焼いてしまいそうになる。だから、要りませんわ」
「そう」
「ありがとう、夜竜。住みにくい世の中にはなったけれども、それもまた、時の流れですのね」
夜竜は笑って、
「変わらないものなんてないわ」
「そう、ですわね」
氷雨も微笑んだ。
「いづれ、雪も降らなくなったときは、それが自然の定めと、己の定めと受け入れることにしましょう」
「そうね。自然の流れには、誰もかなわないからね」
氷雨は弥生を見て、深々と頭を下げた。
「居心地の悪い思いをさせてごめんなさいね」
「いえ……」
「貴方は、火を扱うようだけれど、本当に人間の殿方なのですか?」
「いや、なんて言えばいいんだろう」
弥生が夜竜を見る。夜竜は微笑んで、
「弥生は私のパートナー。それだけでいいと思わない?」
「パートナー……ふふ、貴女は幸せですわね、夜竜」
「もちろんよ。幸せすぎて怖いくらい」
氷雨は目を細めて、
「ファラがそれを黙っているかしら……」
その言葉を聞いた瞬間、夜竜の雰囲気が凍りついた。
微笑を浮かべていた顔が硬直し、氷雨を睨みつける。
「夜竜さん……?」
「あいつに会ったの?」
夜竜の低い冷たい声に、弥生は驚く。氷雨は気にしていないように首を横に振った。
「最後にお会いしたのは随分昔のことになりますわ」
「それならなんであいつの名前が出てくるの」
弥生はうろたえた。
確か以前にも、夜竜がファラという名前を聞いて不機嫌になったことがあったが、今回のように喧嘩腰ではなかった。
「あら、あの方は貴女を溺愛していらっしゃるでしょう」
「はっ」
夜竜が燐を飛ばす。感情が高ぶっている証拠だ。
「虫唾が走る」
夜竜がばしんと扇子を机にたたきつけた。
「弥生に手を出したら、あいつのことを殺してやる」
「あら……貴女にそれが出来ますの?」
「氷雨、貴女さっきから私をおちょくってるの!?」
「ちょっ、夜竜さん!」
弥生は夜竜を押さえ込む。
氷雨は単純な疑問を口にしただけのようにしか見えないのに、夜竜は頭に血が上っているらしい。
氷雨は困惑して、
「夜竜、落ち着いてくださらないと……」
「落ち着いて欲しかったらあいつの名前を出さないで」
低く唸るように告げた夜竜に、氷雨は頷いた。
「ごめんなさい……そんなに、嫌っているとは知らなくて……」
「……いえ、取り乱して悪かったわね」
弥生は、じっと夜竜を見つめた。
この様子だと、弥生と離れていた一ヶ月の間に夜竜に何かがあったのかもしれない。まだ、夜竜が何をしていたのかを聞いていないし、ファラが何者なのかも聞いていないが、弥生にはそれを聞く権利があると思った。
自惚れじゃない。それは、パートナーとして生きるための義務だとも思った。
「それじゃあ、わらわは行きますわね」
「ええ、気をつけて」
「お邪魔したわ」
氷雨はひんやりとした笑みを残して、吹雪の止まない外へと消えていった。
「……夜竜さん」
黙りこんで一点を見つめている夜竜に、弥生はそっと声をかけた。コートを脱いで、テーブルの上に置く。
「ファラって、誰?」
弥生が聞いた瞬間、びくりと夜竜は体を震わせた。そして、ゆっくりと弥生を見る。
「私の、古い知り合い。同じ黒竜なの」
「同じ黒竜……」
人間と竜、生きる長さも場所も違う弥生と夜竜。そう思った弥生は、胸に突き刺さるような痛みを覚えた。
「ファラは、私と生きたいと思ってる。つがいになりたいと思ってるわ」
「っ」
弥生がはっと息を呑んだ。夜竜は顔をこれでもかとしかめて、
「でも、私は、そんなのごめんよ」
「なんで……?」
もともと、一緒に生きるためのパートナーを探していたはずの夜竜。どうして彼女はファラを選ばなかったのだろうか。
「私はあいつが嫌いなの。嫌いな奴となんて一緒にいられない」
「そっか」
「それに、私は弥生を選んだのよ。何度言わせるの」
「いてっ」
夜竜は弥生の頬をつねった。
「年末年始に出かけたのは、私の種族の年長組に挨拶をしてきたの」
「えっ」
弥生は首をかしげた。夜竜は不思議そうに、
「知りたかったんじゃないの?私がどこへ行っていたのか」
「どうしてわかったんです?」
「弥生ちゃんの考えてることくらいお見通しだって言ったじゃない」
うふふと笑う夜竜が、弥生を抱きしめた。
「あいつにも会ってね、嫌な思いしたから……」
弥生はそっと夜竜を抱き返した。
〝やっぱり……細いな……〟
本当は竜だなんて信じられない華奢な体だ。少し力を込めれば折れてしまいそうな。
「ふふ、私はそんなに簡単に壊れないわよ」
「心を読むのはやめてください」
「あら、心外ね。心なんか読めないわよ。でも、弥生の考えてることはわかるの」
弥生はため息をついて、
「俺も夜竜さんの考えてることわかればいいのにな!」
「いいじゃない、言葉で伝えることのほうがずっと大切なんだから」
二人は何気なしに窓の外を見た。
雪が窓を叩き、どんどん積もっている。
「これだけ降ってると、温暖化とか嘘みたいだよね」
「それでも、あちらこちらがおかしくなってるわよ。本当に、住みにくい世の中になった」
長い時を生きる夜竜の言葉は重たい。弥生はじっと彼女を見つめて、
「ごめん」
ぽつりと呟いた。
「なんで弥生ちゃんが謝るの?」
「え……ほら、闇の王のせいなんだろ?闇に棲まう者達が人間に追いやられたのは。それに、自然を壊したのは人間だし……」
夜竜は漆黒の瞳を細めて、
「そうかもしれないけれど、そんなの、弥生には関係ない」
「そう……かな」
「そうよ。ねえ、明日積もったら、雪合戦しましょうよ」
子供のように言う夜竜に、弥生は苦笑した。
「二人だけでですか?」
「あら、なんだったら紅亜やリキも呼ぶ?」
「雪パーティーでも開くの?」
夜竜は笑って、
「それもいいわね。うふふ、リキとレアに吸血鬼を恐れないパートナーも紹介してもらいたいと思っていたところだし」
「あ、俺もリキの相手見てみたいな」
「魂夜堂の裏に鎌倉も作りたいわね」
「裏なんてあるの、ここ?」
「在るわよ」
時折吹雪きながら、雪が降り積もる。
「雪の精霊にも会わせてあげる」
「サンタクロースですか?」
冗談混じりに言った弥生だったが、夜竜は考える顔になった。
「そうね、クリスマスも終わったし、今は暇を持て余してるんじゃないかしら」
「知り合いなんですか?!」
「あら、私を誰だと思ってるのよ」
くすくす笑う夜竜は、嬉しそうだった。
「明日もまた卯月のスパルタね」
「あ、そうだった」
「がんばってね、弥生ちゃん」
少しずつ、風は弱まりつつあった。そうすると雪だけがしんしんと降り続ける。
それを眺めて、二人は尽きない話に盛り上がった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます