魔性篇◆CASE1:夜桜


 夜見弥生(やみやよい)は、深いため息をついた。


「あーら、そんな気が滅入るようなため息つかないでよ。こっちまで気が重くなるじゃない」


 豪華な、座り心地の良さそうなソファに腰掛け、豪奢な扇子で優雅に己を扇いでいる女が、にやにやしながら弥生を見た。

 弥生はちっと舌打ちをして、


〝誰のせいだと思ってんだよ〟


 と、心の中で悪態づいた。


「あんたの考えてることなんてお見通し。言いたいことがあるなら、面と向かって言いなさいよ。男なのにだらしないわねぇ」


 おほほほと、今に高笑いをしだしそうな調子で、女が言った。吸い込まれそうな黒い瞳に、漆黒のつややかな長髪、そして透き通るような白い肌。万人が綺麗だというであろう整った容姿。しかし、


〝この見た目に何人泣かされたんだか……〟


 弥生の悪態(心の中のみ)は、なかなか尽きない。


 女の名前は、夜竜(やりゅう)。人間の姿に化けてはいるが、実は竜である。耳は尖っているし、口元からは牙が覗いている。


「夜竜さんには、どんな男だって敵いませんって」

「あら、それどういう意味よ」


 弥生の方を窺う夜竜は、やはり笑っている。弥生はさらにため息をついた。


 女らしい名前だが、弥生は男だ。どこにでもいる普通の高校生だったのが、この夜竜と出会ってから、いや、無理やり遭遇させられてから、彼の人生は異端の世界へと放り込まれたのだ。強制的に。




 この魂夜堂(こんやどう)は、闇を抱えた迷える人外の者達を導くために、夜竜が作った相談屋だったのだが、最近は闇を抱えた人間のためにも扉を開いている。

 かといって、弥生がその闇を抱えた人間だ、というわけではない。先ほども述べたように、弥生は大した悩みの無い普通の高校生だったのだ。

 そんな彼の、最近のもっぱらの悩みが、この傍若無人という言葉が具現したかのような夜竜だった。


〝相談屋に来るようになって悩みができるってどうよ!〟


 弥生の頭痛の種は、尽きそうにない。




 弥生は恨みがましい目で夜竜を見て、


「俺ってば、いつになったら解放されるんですかね?」

「あら、死んでも無理よ」


 あっさり夜竜が答える。死んでも無理らしい。

 夜竜はにっこり笑って、それこそ誰をも魅了するような愛らしい笑みで、


「弥生は私のパートナーなの。一生を共にする、ね。闇の一族なんだから、しっかりしなさいよ」


 弥生はがっくりとうなだれた。


「パートナーじゃなくて、下僕でしょうが」

「あら、上手いこと言うじゃない。そのとおりよ」


 やっぱり、弥生じゃ夜竜には敵わなかった。




 闇の一族。


 夜竜は、弥生をそう呼ぶ。

 闇の一族とは魔性の者達にとって、相当特別な血筋らしい。

 人間に紛れて、数百年もの間見つからなくなっていた一族らしい。

 それを夜竜が見つけた、と言い張っている。

 夜竜が一人(一匹)で言っていることなので、確証はないのだが、それでも夜竜は自信があるらしい。


 夜見(やみ)という苗字を持つ弥生。

 人間の世界に紛れている闇の一族。


 弥生には何の力もないのに、夜竜は自分の下へと弥生を導き、そしてがっしりつかんで離さない。


 弥生は哀れ、夜竜という数百年も生きる竜の尻に敷かれていた。




 夜竜はくすくす笑い、つやっぽい目で弥生を見た。赤く色づく唇が優しく微笑む。


〝……っ〟


 たまに、弥生はどきりとする。夜竜が見せる、そんな表情に。


「でも、弥生はなんだかんだ言って、きちんとここに来るじゃない」

「来なかったら呪われそうじゃないっすか」

「呪ったりしないわよ。その場で喰ってやるかもしれないけど?」

「そんな怖い疑問系はやめてください」


 夜竜と知り合ってからしばらく経つが、弥生は未だに人外の生き物に緊張する。夜竜の鋭い牙を見るたび、いつか自分に噛み付いてくるんじゃないかと冷や汗をかく。

 しかし、からかってはいるものの、夜竜が弥生に向けるのは、いつも優しい視線だった。

 人使いも荒いし、胡散臭さは全く抜けないものの、魂夜堂の女主人はそれなりに弥生に気を使っているらしい。


 夜竜がふと、思い出したように、


「そっか。今は三月か」

「それがどうしました?」

「弥生の季節ね」


 弥生はきょとんとした。夜竜は呆れたように、


「ちょっと、最近の高校生は勉強してないの? 陰暦で弥生は三月でしょ?」

「ああ。弥生時代を勉強したときにからかわれたくらいしか記憶ありませんでした」


 夜竜はふふっと笑い、


「桜の季節ね」

「ちょっと早すぎませんか?」


 まだ肌寒い時期だ。ニュースでやっている桜前線とやらも、もう少し先だったはずだ。


「あのね、友達がいるの」

「は?」

「私が頼んだら、きっと咲かせてくれると思うわ」


〝始まった。理解不能な人外の世界……〟


 弥生は天を仰いだ。夜竜は嬉しそうに、


「行きましょう、夜桜を味わいに」

「……わかりましたよ」


 嫌と言っても、首に縄をつけてでも連れて行くに違いない。それくらいなら、自分で歩いた方が賢明だと思った弥生であった。




「こんなところがあったんですね」

「うふ、いいところでしょう」


 二人で連れ立って来たのは、近くの山を少し登ったところにある開けた場所だった。


「知っていれば簡単に来れるわ。でも、なかなかここには気づかれないようになってるの」

「……魔法でも使ってるんですか?」

「魔法なんて無粋なこと言わないの。人避けの術と言ってもらいたいわ」


 残念ながら、何が違うのかわからない。弥生はため息をついて、辺りを見回した。巨大な岩に、一本の巨大な木。夜桜を見に来たからには、この木は桜の木なのだろう。しかしながら、やはり咲いてはいなかった。

 夜竜は慣れたように巨大な岩に腰掛ける。それにならった弥生は、


「で、どうするんです?」

「待ってれば来るわよ」


 何が来るのか、とは聞かなかった。空から白い光が降ってきたからだ。サッカーボールほどの、白い光がたゆたいながら二人に近づいてきた。


「こんばんは、夜竜ちゃん」

「ぶっ」


 『夜竜ちゃん』に吹き出した弥生は、夜竜に盛大にはたかれた。


「夜竜ちゃん、この男の子はだあれ?」

「これは闇の弥生」


 夜竜と戯れるようにふわふわ浮いていた光が、夜竜の言葉に動きを止めた。


「……闇の、一族?」

「そうよ。さあ、久しぶりに会ったんだから、姿を見せて、まほろば」


 光がむくむくと膨らんで、真っ白な少女になった。ふわふわの長い髪に縁取られた顔は幼く、大きな目は緑色だった。肌にはところどころ桃色の模様が浮かんでいる。昔話に出てくる天女のような羽衣を身にまとっている。


「夜竜ちゃん、会いたかったよ」


 まほろばと呼ばれた少女が夜竜に抱きついた。少女が動くたびに白い燐が飛ぶ。


「これは弥生、弥生、これはまほろば。ここら辺の植物とかを司ってる精霊よ」

「こんばんは、まほろばさん」

「こんばんは、弥生ちゃん」


 まほろばがにっこりと笑う。あまりにも可愛い笑顔に、弥生がきゅんとなる。弥生は夜竜を見て、


「夜竜さんも、これくらい可愛かったらいいのに」

「うるさいわね。私だってとっても可愛いじゃない」


 弥生はショックを受けたような顔をした。夜竜は眉をひそめて、


「何よ、その顔」

「いや、とんでもない言葉を聞いた気がしたんですが、気のせいだったと信じます」

「ちょっと、弥生凄く失礼よ!」


 夜竜と弥生のやりとりに、まほろばがくすくす笑う。


「今日はわざわざどうしたの、夜竜ちゃん?」

「あ、夜桜をね、見に来たの」


 まほろばは笑って、


「そうだったら、もう少し後に来ればよかったのに。まだまだ見所じゃあないよ」

「でも、まほろばに頼めば、咲かせてくれるだろう?」


 まほろばは、そんな夜竜の無茶な頼みに嫌な顔ひとつせず、


「いいけど、夜竜ちゃんは相変わらずだね。弥生ちゃんも苦労してそう」


 にこにこ笑っていた。と、まほろばが突然顔を上げた。


「誰か来た」

「ん?」


 夜竜が声を出すと、しっとまほろばが人差し指を口元に持っていく。

 そして光の文字を空中に書いた。


『今、縄張りに気になるものが入ってきたから、少しだけ待っていて。話しちゃ駄目よ。静かにね』


 夜竜も弥生も、頷いた。


 しばらくすると、がさごそと草むらをかき分ける音がした。そこに、白い杖をついた女の子が現れた。

 あまりに場違いなその少女に、弥生と夜竜が顔を見合わせる。

 少女は、まっすぐと桜の木の方へやってきて、そして人の気配に気づいたのかはっとして逃げようとした。


「待って」


 まほろばが声をかける。少女はびくんと身体を震わせ、しかし立ち止まった。


「こっちへ来て、座ってちょうだい」


 少女はおずおずと、白い杖をつきながら近づいてくる。そして、ぺたんと地べたに座り込んだ。

 それは、紛れもなく人間の少女だった。15歳くらいの、可愛らしい少女だ。しかし、弥生も気づいた。白い杖の正体に。それは、目の見えない証だ。


「貴女は、誰ですか?」


 少女は、おずおずとまほろばに声をかけた。まほろばはにっこり笑い、


「この辺りに棲んでいる精霊よ。貴女は?」

「…………」


 少女は困ったように、弥生と夜竜が座っている岩のほうに顔を向けた。

 夜竜が微笑んで、


「私達に気づいているようね。こんばんは、お嬢さん。私は夜竜よ」

「俺は弥生」


 夜竜が名乗ったので、続いて弥生も名乗った。少女は緊張しているようだった。


「この子、まっすぐここに歩いてきたの」

「人避けの術がかかってるでしょう? ここには」


 驚いたような夜竜の声に、まほろばも首をかしげて、


「そうなんだけど……ねえ、貴女はどうしてここに?」


 気づいているかどうかも怪しいが、人外生物二匹に挟まれ、少女は萎縮してしまっていた。

 弥生ははぁ、とため息をついて、


「とって食うわけじゃないから、安心して」


 多分、とは心の中だけにしておく。

 少女はおずおずと、


「桜を、見に来たの。桜に、呼ばれたから」

「?」


 少女は困ったようにうつむいてしまう。三人は顔を見合わせた。どの顔にも疑問符が浮かんでいる。


「こんなこと、誰にも……信じてもらえないと、思うけど」


 少女はぷつり、ぷつりと途切れるような話し方をする。

 夜竜はそんな少女の様子に微笑んで、


「そんなに緊張しないで。貴女は感じているんでしょう、私も人間じゃないことくらい」


 夜竜の言葉に、少女は小さく頷いた。

 弥生は不思議そうに、


「なんでそんなことわかるんですか?」

「目が見えないから、かしら。人の気配を感じ取れるほど感覚が敏感なら、私やまほろばが普通の人間じゃないことくらいすぐわかるわよ」


 夜竜の言葉に、少女は安心したように、


「あの、私、誰にも信じてもらえないと思ってたから、言わなかったけど、たまに感じていたの。普通じゃない気配を持ってる人達に」


 こうやって話を聞いてもらえるだけで、少女は相当嬉しいようだった。


「貴女、名前は?」

「あの、私は、添野紫(ゆかり)です」

「紫ちゃんか」


 まほろばが不思議そうに、


「紫ちゃんは、桜に呼ばれてここに来たの?」


 紫はこくんと頷く。しかし、まほろばは困ったように、


「この辺りに人避けの術を施したのは、あたし。それに、あたしがここの植物を司る精霊だから、この桜の木も、あたしの一部なんだよ」


 あ、あたしはまほろばっていうの、よろしくね、と笑いながら付け加える。


「まほろばが呼んだわけじゃあないよな?」

「呼ばないよお。だあってこの桜は、人間が嫌いだから」


 まほろばが、愛しい者を愛でるようにその木に触れる。


「この子は、昔酷い目にあったから……」

「でも、桜が私を呼んだの」


 どうやって説明すればいいか、言葉が浮かばないようで、紫は泣きそうになる。


「貴女を呼んだ、ってどういう風に?」


 夜竜がそんな紫に助け舟を出す。紫は夜竜の方を見て、


「毎晩、夢に出てきたの。うちから、まっすぐ、ここまでの道筋。私はそのとおり歩いて、ここで満開の桜に出会うの」


 そこでいったん言葉を切って、ためらうように、


「私、手術するから……その桜が、見てみたいなって思って……」


 今日来なかったら、二度とこれないんじゃないかって思ったと、そう付け加える。


〝見てみたい、ってどうやってだろう?〟


 弥生がぼんやりと三人のやり取りを眺めている。


「目が見えないのに、どうやって桜を見ようと思ったのかしら?」


 夜竜の言葉に、紫は恥ずかしそうに、


「……桜が、見せてくれるんじゃないかと思ったの。私に夢を見せてくれたように」


 まほろばが納得のいかないような顔で、桜の木を見上げている。


「さて、夢に干渉するとは、なかなかの術者のようね。問題はどこの誰か、ということだけど」

「しかもなんで紫ちゃんなんでしょうね?」


 弥生も不思議そうに付け加える。夜竜が、紫に聞く。


「ねぇ、手術って、どんな手術なの?」

「えっ……と……、心臓の……」


 弥生が驚いたように紫を見た。目が見えない、という印象があまりにも強すぎて、てっきり目の手術だと思っていたのだ。


「私、心臓も弱くて……難しい手術をしなくてはいけないって……」


 まほろばが焦ったように、


「こんな夜風の強いところ、身体に悪いんじゃなあい? 無理してきたんじゃないの?」

「大丈夫」


 紫はそう微笑むが、周りにいる者の方が冷や冷やさせられる。


「……私、昔、ここに来たことがある……と思うの」

「え?」


 紫の言葉に、まほろばが素っ頓狂な声を上げた。紫は戸惑ったように、


「小さい頃は、まだ少しだけ目が見えて。家族でこの山を登って、私、迷子になったの」


 紫は桜の木を見上げて、


「ここだと思うんだけど……大きな木のある場所に出て、凄く心細くて、一人で泣いていたの。そしたら、なんだか暖かい気持ちになって、誰かがお母さんのいる方を教えてくれたの」


 小さかったからはっきり覚えているわけじゃないけど、それは桜が教えてくれたんだと思う。と紫は言った。

 まほろばは、ふと微笑んだ。


「わかった。そうだとしたら、本当にこの子が紫ちゃんを呼んだんだと思うよ」

「どういうこと?」

「どういうことです?」


 夜竜と弥生が同時に尋ねる。まほろばは寂しそうに笑って、


「ずっと昔ね、今ほど平和じゃなかった頃、ここで咎人の遺体が晒された時期があったの」


 まほろばの言葉に、弥生がぎょっとする。今の平和な光景とは、あまりにもかけ離れている。


「あたしもね、その頃はどうしようもなかったんだけど……ある日ね、子供を生かすために盗みを働いた母親がね……」


 まほろばは言葉を濁す。夜竜も顔をしかめた。


「この子はさ、たくさんの悲劇が自分に降りかかってることを嘆いたの。自分が枯れてしまえば、って思ったみたい。だけど、あたし、人避けの術を使うって言ったんだ」


 それから誰も近づかなくなって、桜も元気になったらしい。


「だけどしばらくしたら、この子がね、一人の女の子をここに呼んでいたの。人が嫌いだったはずのこの子がどうして、って思ったんだけど……その女の子は、罪を犯してまで子供を生かそうとした母親の子供だったの」


 桜の木をぽんぽんと叩いて、


「この子、木にすがってしくしく泣く女の子に、満開の素敵な姿を見せて、元気付けていたの」


 季節外れだったのに、とまほろばが続けた。


「この子は、人間の子供は好きみたい。昔会った紫ちゃんを覚えていて、元気付けたかったんじゃないかな」


 紫はぽけっと桜を見上げていた。その瞳には何も写らない。しかし、紫には何が見えているのだろう。

 夜竜はふと微笑んだ。まほろばもにっこりと笑う。


「あ」


 弥生が間抜けな声を出す。

 紫が、見えないはずの瞳を見開いた。


「さ……くら……」



 夜空に、丸い月が笑う。

 薄紅の花弁が、夜風に乗ってたゆたう。


 いつの間にか、桜が満開に咲き誇っていた。



「風流な桜だこと」

「綺麗っすね」


 弥生は、紫を見た。惚けたように桜を見つめるその瞳には、きっと満開の桜が写っているに違いない。


「紫」

「え?」


 夜竜に呼ばれ、紫が驚いて夜竜を見た。


「手術は成功するわ。だから、怖がらなくても大丈夫」


 夜竜の言葉に、紫は頷いた。


「今日は、そろそろ帰りなさい。夜風は身体にも悪いから」

「はい」


 紫は、その足で、白い杖をつきながら帰っていった。

 その頃には、桜は先ほどとなんら変わらない、青々とした様子を見せていた。

 まほろばはくすくす笑って、


「この子、人間が嫌いってわけじゃなかったみたい」

「人間が嫌いだったら、人間が自分のいる場所で死んでいたって、何も感じないわよ」


 夜竜が笑った。


「手術、成功するといいですね」

「あら、私が成功するって言ったのよ? 弥生は信じないの?」

「もう、夜竜さんは俺がああ言えば、こう言う」


 まほろばは、そんな二人の様子を面白そうに見ている。


「それじゃあ、桜も見れたことですけど、これからはどうするんですか?」

「ちょっと待って」


 夜竜は桜を見上げた。


「もう少し、夜風に当たっていたい気分なの」


 夜竜は優しい表情で、桜を見上げていた。夜闇に溶け込むように、美しい長い髪が風になびく。ほんの少しだけ開いた唇は、桜色に色づいて、本当に美しかった。


「わかりました」


 付き合いますよ、と弥生も微笑んだ。


「それじゃあ、あたしはそろそろ寝るから、勝手に帰ってね。またね、夜竜ちゃん、弥生ちゃん」

「今日は、ありがとう、まほろば」

「はい、また」


 まほろばがふうわりと消えた。

 夜竜は桜を見上げながら、弥生の知らない歌を口ずさんだ。


 耳に優しいその歌を聴きながら、弥生も咲き誇らない夜の桜をずっと眺めていた。


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