第13話『これだけ読めばOK!総集編!』
時に、西暦2098年。
世界は人類存亡を賭けた最終戦争のさなかにあった。
敵の名は、パラレイド。
全地球規模で戦争が日常化した中、学生たちもまた
女子供、一般人でも馴染みやすい主力兵器は、人の姿をしたパンツァー・モータロイド。通称
少年少女たちは今、鋼の
いざ、
幼馴染のわたし、
消滅した北海道から青森にやってきた統矢は、数々の出会いの中で復讐心を磨く。
そんな統矢の前に現れる謎の少女、
青森のエースである彼女との戦いで、不思議な感覚に覚醒する統矢。授業での模擬戦、そして
パラレイドに襲われた青森で
次元転移で現れながら、
動かぬ
謎のPMRのコクピットで眠っていたのは……死んだ筈のわたしだったのだから。
――え? わたしの出番、これだけ?
謎のパンモロから出てきたわたしがメインヒロインに復帰して、統矢とラブラブで無双するんだよね? ……違うの? うそーん、本当に総集編でしか出番がないのかあ。じゃあ謎のパンモロで眠るわたしは、どうなっちゃうのよっ!
あ、パンモロっていうのはパンツァー・モータロイドの略称! ……の、ボツ案ね。はぁ、こんなメタな話をするだけの役割だなんて……死ぬんじゃなかったな。
さて、統矢と戦技教導部の戦いは、まだまだ始まったばかり。
今や日本最北の地と化した青森で、恐るべきパラレイドとの死闘が幕を開ける!
わたし、応援してるから……みんなも統矢のこと、支えてやってよね。
では、また次の総集編でお会いしましょう!
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