【番外編】シャノンがおっぱいを揉まれるだけの話
こんにちは、ナレーションです。
え? それならナレーターだろうって? いえいえ。あくまで私はナレーションなのです。
細かいことはいいじゃないですか。
今日はですね、ちょっとだけ時間を遡って、ある女の子達を観察してみようと思っています。
皆さん楽しみにしてくださいね。
それではスタートです。
■
「ノンたんさぁ……どうやったらそんなに
セントラル中央街からさして離れていないというのに広大な敷地を持つ学園がある。
クローバー学園。
幼小中高大一貫校のお嬢様学校でセントラル開拓初期に作られた由緒正しき学園である。だが以外と知られていないのだが学力はそんなに高くはない。理由は簡単で、ここはお嬢様を純粋培養するための学園だからだ。
だが。
女子だけを同じ
「ほんとうらやましーよー。私ももうちょっとあったらなぁー」
「言っておくけどあんたも割とあたいの敵だかんね?」
艶やかで濡れたような黒髪のスレンダーな女子が、赤みがかった金髪の女子に指を立てる。お下品きわまりない。
「レティたんも何か言ってやるんだ!」
話を振られたのは褐色の肌で小学生くらいにみえる女子なのだが普通に大学に通える年齢だった。
「ボクは特殊な性癖の人を探しますので」
「ロリコンでいーのかよ!」
すぱーんと机にツッコミをいれる東洋系スレンダー女子。
三人のやり取りをニコニコと見つめるのはシャノン・クロフォード。この銀河においても最高級のお嬢様の一人だろう。
「ロリコンの人は意外と真摯な人が多いんですよ? 足だって舐めてくれますし」
「特殊だな! ってか経験あるんかい!」
思わず突っ込む日系黒髪の少女。名は黒沢美樹という。突っ込まれた褐色合法ロリはインド系のバラッティ・ベーグム。半目の三白眼がもの凄いインパクトだ。
「冗談にきまっているでしょう……」
わざとらしくため息を吐く褐色ロリのバラッティ。
「びっくりしたわ。でもレティたんってオタサーの姫だよね?」
「はい。校外サークルなので滅多に集まりませんが、私が行くと全員揃ってますね」
美樹が天井を仰いで「はぁー」と間抜けな声を出す。
「男いいなぁ〜」
「キモデブしかいませんがそれで良ければ紹介しますよ?」
「いらねっつの……」
「美樹さんなら特殊な趣味の人にもギリギリ受ける体型ですし」
「これはスレンダーっていうんだぁーーーー!」
今度こそバラッティの頭をはたく黒沢美樹。
「痛いじゃ無いですか」
「痛くしたからね! まったく……それより! ノンたんの話よ! いったいどうしたらそんなにデカくなるの! 秘訣は? 金か?! 牛乳か?!」
バラッティから標的を変えた美樹はシャノンに飛びかかって胸を乱暴に揉み始める。
「ひゃあ! 黒ちゃん! それは! だめ! はぁうん!」
顔を真っ赤にして抵抗するシャノンだったが、いつの間にやら背後に回り込んで羽交い締めにする赤金髪の白人そばかすポニーテールのシャーリーン・シモンズ。
「しかもーこんなにデカいのにー感度良いとか反則だよね〜」
自前でも立派な物を持っていることを棚に上げるシャーリーン。もっともシャノンの大きさはかなりの物である。
実はこれには理由がある。シャノンの着ているものは当然全てオーダーメイドな訳だが(なにがどう当然かは置いておく)そこにはシャノンの知らない闇の中で「胸が可能な限り小さく見えるように作ること!」という神の啓示が下着屋に降りているのだ。誰が神かは永遠の謎である。
上記の理由から、シャノンの胸は大変に着痩せさせられ、その装甲をパージさせると大変立派なお釈迦様がご光臨なされるのだ。
「ナレーション! 言い方が嫌らしい!」
うわっ! すみません! こ、これが仕事なもので……。
「適当やってると訴えるからね!」
はっはい!
……えっと、とにかく、そんなわけで現在シャノン嬢は女子校であるのを良いことに、ブラのホックを外されシャツのボタンも外され、ほとんど胸が露わになっている状況だ。辛うじて、辛うじてサクランボが見えないギリギリの状態で黒沢美樹に揉まれまくっている状態なのである。
逆にエロいです先生。
「やめて黒ちゃ……はうっ! そこはだめです! ほんとに……はうぅん!」
「顔を赤らめて言うセリフか! 誘ってんのか? 誘っておるのか?! ほれほれほれ!」
「いやぁ! あふ! んんんん! そこっ! 本当に……! んあっ!」
シャノンの顔は真っ赤に上気し、湯気が出そうな勢いである。
「くっそう……この天然処女ビッチが!」
荒々しく美樹がシャノンの胸を揉みしだくが、痛がる様子も無くひたすらに顔を紅くしていく。
(こいつ絶対Mだ!)
さすがに言葉にはせずに乱暴に続ける美樹。
「普段の言動からしていつ襲われてもおかしくないんだけどねー」
他人事のようなシャーリーン。
「ボクたちはあまり男性との接点がないですし、たまにあってもクロフォードの名を知らない人なんていませんからね」
バラッティが半目でぼそりと呟きながら、シャノンのみみたぶに食いつく。
「ひゃぁ! レティさん! だめです! そこはだめ……ひぅぅぅうううん!」
しばらく三人のオモチャにされたあと、ようやく解放されたシャノンはテラスのテーブルに突っ伏した。
上気した表情がまたエロい事、エロい事。
「……ナレーション?」
しっ! 仕事ですから!
「……」
そんな目で見ないで!
「はあ。まあいいけど……。しっかし……この純情むっつりはどうしてくれよう」
「シャノンが誰かを好きになったら、意外と男性の方が大変かもしれないねー」
シャーリーンは無責任な感じだ。
「純情処女ビッチ……新しいかも」
バラッティが呟く。新しいだろうか?
「……」
すすすすみません!
とにかく三人はへろへろになったシャノンを見て、破壊力のある娘だなと、嫉妬と羨望のため息を吐いた。
……とってもおっぱいでした。ありがとうございました!
「殺すわよ?」
ひぃいいいい?!
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