その日も、前進するヴォルガ軍を迎え撃つ地上軍を支援するため、ヴィートはニーノと共に雪雲が立ち込める空へと上がっていた。

 ヴォルガ地上部隊は難攻不落といわれた森林地帯をついに突破し、一路首都ランバルディアへと軍を進めている。この農村地帯で何とか食い止めたいところだ。


『オラオラ、「白い悪魔」様のお出ましだぞ。今のうちに逃げ帰ったほうがいいんじゃねえか』

「そういうお前だって、『紅薔薇の騎士』とかクサイあだ名つけられてるんじゃないのか? もっとも、その顔じゃ薔薇も散りそうだけどな」


 並んで飛行するニーノの機首には紅い薔薇のマークがついている。彼女に捧げる薔薇、という意味だそうだ。まったく、顔に似合わないロマンチストである。

 ヴィートが長を務める編隊は離散し、上昇を開始した。風防があるとはいえ、外は氷点下、上空はもっと寒い。防寒着に身を包んでいても、凍てつく寒さが手足に沁みてくる。

 ある程度まで上ったところで今度は急降下に転じる。操縦桿を押し込んでギリギリまで降下し、翼の下にぶら下げた爆弾を戦車めがけて投下した。

 雪原に爆煙が立ち上る。高射砲の反撃を受けながらも、弾丸の隙間をかいくぐって次々と爆弾の雨を降らせた。蜘蛛の子を散らしたように敵兵が逃げ惑う姿がよく見える。


『おっと、新しいお客さんみたいだ』

 空の彼方に目を凝らすと、編隊を組んだ戦闘機の機影がいくつも見えた。ヴォルガ空軍が支援にやってきたのだ。

『ヴィート、オレたち二人で相手しよう。下にもまだまだ残ってるんだ。あちらさんをおもてなしするのに、二人で充分だろ?』

「……そうだな」


 ニーノの意見に賛同し、ヴィートは他の機に爆撃任務の続行を指示した。そして自らは旋回して機首を敵機の方向に向ける。相手はざっと十五機、一個中隊はいるだろうか。

 だが、数々の死線を潜り抜けてきた自分たちならきっと勝てる。

 ヴィートは左手でスロットルレバーを押し出し、低空で機体を大きく旋回させて敵機の後ろに回りこむ作戦に出た。

 白い機体を大地を覆う雪でカモフラージュさせて、相手に気づかれぬよう超低空を進む。風防ガラス越しに上空を見上げると、徐々に近づく敵機の姿がよく見えてきた。

 敵機をやり過ごしたところで、上昇し反転する。気がつけば敵機が真正面でケツを見せていた。戦闘機では見えない後ろへの警戒がどうしても薄くなる。先に敵を見つけ、先制攻撃を仕掛けることが勝利への第一歩なのだ。

 照準器の中央に、最後尾の敵機を重ねる。まっすぐに飛んでいた敵機が急旋回を始めた。こちらに気づいたようだ。


「遅い」

 その時すでに、ヴィートの手は機銃レバーを握りこんでいた。

 機体が細かく振動し、火薬の匂いがコクピットに立ち込める。目の前の敵機が火を噴き、黒煙を上げながら高度を落としていった。

『悪魔様はさすがに早いな』

 そういうニーノだって、向こう側で一機撃墜している。

 気づかれた後はもう大乱戦だ。縦横無尽に飛び回り、片っ端から撃墜していくヴィートとニーノにかき回され、ヴォルガの編隊はわけがわからなくなったように取り乱している。むやみに機銃を乱射して、同士討ちまで引き起こしている有様だ。

 かといって、こちらも無傷というわけにはいかない。

「おっと」

 すれ違いざまに敵機の銃口がこちらに向いたと思った次の瞬間、風防ガラスに穴が開いていた。銃弾が少しずれていれば当たって死ぬかもしれないというのに、我ながら落ち着いたものである。


『大丈夫か』

「いつものことさ。お前こそ弾もらうなよ。その顔がそれ以上汚くなったら、白のスーツが着られなくなるぞ」

『結婚式までには治るさ』


 敵機は五、六機にまで減っていた。ニーノと折半とはいえ、今日一日だけでエースと認められるような戦果だ。

 だが、ヴィートの本能はまだ警戒を解いてはいなかった。


 敵の中に一機──デキる奴がいる。

 敵の編隊長だろう。機首にはラッパを持った天使のノーズアート。垂直尾翼に描かれたヴォルガの国章の下に、斧で表したキルマークが大小いくつかついている。彼は確実にエースだ。

 爆撃任務を終えて同僚たちが援護に入ってきている今、数の上ではこちらの方が上だ。だが『天使』は単機奮闘し、同僚機を一機、また一機と落としていく。

 ヴォルガにもあんなエースがいたことを今まで知らなかった。無駄のない、洗練された機動。大空を優雅に舞うその翼は、天使の名にふさわしい……

 見とれている場合ではなかった。ヴィートの隊の新兵が、天使に後ろを取られて右へ左へ逃げ惑っている。すぐさま助けに入った。

 新兵を追い掛け回す天使を軽く威嚇射撃。相手がこちらに気をそらした隙に、新兵は低空へ逃げていった。


「お前の相手はオレがするよ。天使と悪魔の一騎打ちだ」


 手袋の代わりに投げつけた弾丸を、天使もまた撃ち返してきた。決闘の始まりだ。

 互いに追い、追われて、後ろを取ろうと急旋回を続ける。照準器の中に機影を捉えようと必死になるが、エース同士、そう簡単にはいかない。いかせない。

 裏返る天地、踊り回る世界──急激な重力の変化に、骨が軋み、血液が逆流する。遠のきそうな意識を手繰り寄せるように、スロットルと操縦桿を引き絞った。

 一進一退の攻防だ。機銃の弾が翼をかすめていく。二、三発はもらったかもしれない。だがこちらもそれくらいは当てている。

 二機で螺旋を描いて踊る空のワルツ。

 いつ終わるとも知れない、けれど一瞬のうちに決着がつくであろうこの戦い。ヴィートは次第にのめりこんで行く自分に気づいていた──


 どれくらい経っただろうか。

 気がつけば雪が降り始めていた。風防ガラスに開いた穴から吹き込む凍てつく冷気が、永遠とも思えるこの時間から目覚めさせてくれる。

 降りしきる雪は徐々にその強さを増している。風防に霜までついて、視界は悪くなる一方だ。天使の機影も雪に紛れて見失っていた。

 仕切り直しだ。一旦気を落ち着けて、ゆっくりと息を吐く。それから首を動かして、上下左右前後、索敵を開始した。視界が悪いのは向こうも同じはずだ。

「ニーノ?」

 無線で呼びかけてみたが、雪のせいか電波の調子が悪い。応答はなかった。

 ここまで天気が悪くなると、空戦はおろか離発着も困難だ。たとえこの戦いに勝利したところで、着陸に失敗すれば元も子もない。それ以上にバーティゴ(空間識失調)を起こして平衡感覚を失うのが怖い。

 だが、あの天使を相手にして今更引けるかという気持ちが、今のヴィートを突き動かしていた。今ここでヤツを仕留めなければ、ランバルドの勝利が遠のいてしまう。

 外はもはや吹雪となっていた。視界は空の鉛色と雪の白で埋め尽くされている。計器を注意深くチェックしながら、何か見つからないか目を皿にして探した。

 必死で機影を探す目が、前方の遥か彼方にキラリと光る物体を捉えた。

 天使だ。見つけた……いや、見つかっていた?

 発射レバーを握る手に自然と力が入る。

 このままで行くとヘッドオン──二機が差し向かっての勝負、下手すれば相撃ちだ。

 来るなら来い。出たとこ勝負だ──

 急速に近づく機影を照準器に重ねる。息詰まる瞬間だ。機銃を撃つタイミングを逃すまいと、慎重に距離を測る。

 だが同時にヴィートは何かしらの違和感を覚えていた。徐々に大きくなる機影、プロペラの形状ですらハッキリと……

 違う。あれは……あの見慣れた鼻っ面は……

『ヴィート! 後ろだ!』

 ノイズだらけの無線機が怒鳴り声を上げたのと同時だった。

 二、三発、弾が機体にめり込む鈍い音──窓の外を機銃の弾がかすめていく。反射的に翼を傾けた。

 眼前に迫っていた機体とすれ違いざま、鼻先に描かれた深紅の薔薇がハッキリと見て取れた。肌が、違う恐怖に粟立つ。


「やめろおおおおおおお!」


 首を捻じ曲げ、すれ違ったニーノの機体をその目に捉えた時には──彼はその大きな翼で、天使の放つ機銃掃射を一身に浴びていた。

 まるで、盾となるかのように。


「ニーノ!」


 深紅の薔薇を抱いて、戦闘機がまた一機堕ちてゆく。もはや呼びかけにも応えない。その機体は瞬く間に炎に包まれ、吹雪に紛れながら白銀の大地に消えていった。

 ヴィートは全身の血が沸騰するのを感じていた。

 冷え切った指先すら燃えるように熱い。細かく震えているのは怒りなのか、はたまた恐怖なのか。

 燃え滾る闘志とは裏腹に、頭は冷静に動いていた。全身の神経がこれ以上ないくらいに研ぎ澄まされているのがわかる。今はこの機体が飛び続けてくれていることに感謝した。

 急旋回し、天使の後ろを取る。驚くほど自然で簡単な動作だった。

 襲い掛かる白魔の中でも、ヴィートには天使の姿がよく見えていた。いや、それすらも幻覚で、実際には見えていなかったのかもしれない。視界は五メートルあるかないかという状況まで悪化している。

 時が緩やかに流れているようだ。天使の機動も、彼がこちらを見失って焦っていることさえも手に取るようにわかる。

 指が自然と動いていた。機体から伝わる振動で、初めて機銃レバーを握りこんでいたことに気づく。誰もいないように見える空間に、機銃の弾が吸い込まれていった。

 ふと、吹雪が弱まった──わずかに開けた視界の中で、天使が無残に引きちぎられた翼を晒していた。


「やった……」


 吹き上げる黒煙を吹雪に溶かしながら、天使は降りしきる雪の中を急速に降下していく。

 キャノピーが吹き飛び、中のパイロットが脱出するのが見えた。制御不能、もはやこれまでと、潔く機体を捨てる判断は正しい。

 とどめを刺そうとヴィートは操縦桿を倒したが、動きが鈍かった。

 計器パネル上で、火災を知らせる赤ランプがついていた。弾丸をもらい過ぎたようだ。

 見る見るうちにコクピットが煙に包まれる。


「クソッ、相撃ちか」


 ヴィートもキャノピーを投棄し、馴れた手つきでベルトと肩のハーネスを外した。

 途端に凍るような寒さが全身を襲った。それほどの高度はないとはいえ、地上とは比べ物にならない。だが、蒸し焼きになるよりはまだましだ。

 飛び出す直前、くるぶしの上に装着された護身用の拳銃に触れた。それが何を意味するのか、ヴィートは痛いほどわかっているつもりだった。







 着地した際に左足首を捻ってしまった。思った以上に地面が硬かったのだ。それでも命があるだけありがたい。

 痛む足を引きずりながら、ヴィートは雪原を彷徨っていた。白い息を荒く吐きながら、深い雪の中を漕ぐように歩みを進める。ただ、黙々と。

 どうしてもニーノを見つけたかった。生きてても……たとえ死んでいても、基地につれて帰らねばならない。そしてもう一つ──

 革手袋をした手に握り締めた拳銃が、重たく感じる。

 杉林の中で、それは見つかった。

 高い木の枝に引っかかったままのパラシュート。赤と黄色のマークはヴォルガの国章に間違いない。

 その木の根元で、幹に寄りかかるようにして男が雪の上に腰を下ろしていた。思っていたより年のいった、中年に差し掛かろうという風貌だ。ヴィートを見上げると、無精ひげを生やした青白い頬を歪めて、力ない笑みを浮かべた。


「……早く殺してくれよ。とどめを刺しに来たんだろ?」


 その男──天使の声はかすれるように小さかったが、どこか有無を言わさない強い力があった。

 辺りの雪が、血で真っ赤に染まっている。

 彼の腹部が、見るも無残に裂けていた。パラシュートが風に流されて、折れた木の枝に引っ掛けてしまったのかもしれない。手で押さえてはいるが、出血が治まる気配はない。


「お前が……あの『白い悪魔』だろ?」


 おびただしい量の出血に驚いて呆然と立ち尽くしていたヴィートは、その声で我に返った。

 突き動かされるように、震える手で拳銃を構える。

 オレはこの男を──天使を殺しにここまで来たんだ。

 この男がニーノを、数多くの同僚たちを撃ち落としてきたのだ。敵を討つなら今しかない。だが……


「どうした……怖気づいたか?」


 嘲笑を浮かべて、天使はヴィートを見上げる。

 挑発されているとわかっていても──狙いの定まらない銃口を向けたまま、動けない。

 白く荒い息遣いだけが、静かな杉林に響いていた。

 その間にも、彼の腹部から流れ出る血液は止まることを知らなかった。大動脈をやられているのだろう。顔からどんどん血の気が引き、血圧が下がっていくのがよくわかる。このままでは……


 どのくらいの間、そうしていただろうか。

 引き金にかけられた指が、冷え切って凍ったかのように思える。

 静まり返った林の中で、たわんだ木の枝から雪の塊が落ちる音がした。

 おもむろにヴィートは拳銃をホルスターにしまうと、自らのファーストエイドキットを取り出し、その中から奇妙な形のチューブを取り出した。キャップの部分に細長い針がついている。


「……何を……するつもりだ」

 ヴィートはしゃがみこみ、針のカバーを外すと、虫の息となりつつある彼の大腿部めがけてその針を突き刺した。

「何って、基地に連れて帰る」

 それは携帯用のモルヒネだった。普通のキットには入っていないが、墜落で怪我することの多いヴィートは医務室から一本くすねておいたのだ。


「正気……か」

「敵軍兵士を捕まえて捕虜にするのは当然の行為だろ」

「やめ……ろ……オレはもう……ダメ……だ」

 彼がもはや助からないことは、この出血の量を見れば一目瞭然だ。遅かれ早かれ、ショックを起こし絶命するだろう。

 それなのに──オレはなぜ。

 ヴィートはなおも止血剤と包帯を取り出した。


「──やめるんだ!」

 今にも死にそうだった天使の、思いがけない大声に驚いてヴィートは包帯を落としてしまった。

 彼は歯を食いしばり、その顔は苦渋に満ちてヴィートを睨みつけていた。


「今更しおらしいことしたってな、お前は……いや、オレもだな……人殺しには変わりないんだよ。オレを助けようとしたって、それでお前の罪が軽くなるわけじゃない。オレもお前も、一生この罪を背負い続けなきゃならないんだよ」

「違う……オレは……」

「何が違うんだよ。認めたくないだけだろ? オレたちパイロットは機銃のレバーを握りこむだけで、相手のパイロットに直接銃口を突きつけてるわけじゃない。この目で相手がもがき苦しみながら死んでいく様をはっきりと見ているわけじゃないんだ。人殺しの自覚が薄い分、そこらの殺人犯よりたちが悪いのさ」

 目をそらすヴィートに、天使は優しく微笑みかけた。モルヒネが効いてきたのかもしれない。


「なあ……お前は何で戦ってるんだ?」


 かつてニーノが問いかけてきて、答えられなかったあの質問。

 天使の思いがけない言葉に、ヴィートは目を見張った。


「この国を守るためか? 名声が欲しいのか? それとも……単に敵機を撃ち落とすのが好きなだけか?」

「…………わからない」

 その答えはいまだ見つかっていなかった。

「今はただ、警報が鳴れば反射的に飛び立って、目の前に敵が現れたら機銃を撃つだけだ。理由なんて……」

「……だろうな。オレたちの戦う理由なんてあってないに等しいものだろうさ。いや、理由なんて必要とされてないのかもしれない」

 天使はその精悍な顔を歪めて、皮肉っぽく笑った。

「オレたち軍人はただの駒──権力者の道具なんだ。ヤツらはオレたちの苦しみも悲しみも知るまいよ。この手で同じ人間を殺すことの意味を、ヤツらは深く考えることなんてないんだろうな……」

「あんた……」


 もしかしたら──天使もまた、自分と同じ想いを、苦しみを抱えていたのかもしれない。

 国は違えど同じ人間、同じパイロット。彼もこの理不尽とも思える戦争に嫌気が差していたのかもしれない。

 天使が突然咳き込んだ。大量の血を吐き、雪の上に新たな血だまりを作る。

「おい……」

 手を差し出そうとしたヴィートを制して、彼は血で汚れた口元を手で拭った。


「これから先、もしお前が戦う理由を見つけられたのなら……それは幸せなことだと思え。願わば、この罪の重さに押しつぶされる前にそれを見つけることだ……オレのようになる前にな」


 彼もまた、戦う理由を見失っていたのだ。

 権力者たちに命令されるままに戦い、理解されない苦しみを抱え続けてきた天使──その苦しみから逃れる術は、彼にはもはや死しかなかったのかもしれない。

 彼はヴィートの目をまっすぐに見つめ、懇願した。


「同じエースのよしみで頼むよ。楽に逝かせてくれ……」


 彼の視線がホルスターの拳銃を捉える。

 その願いは、断れそうになかった。

 ヴィートはふらふらと立ち上がり、そして拳銃を取り出した。どこか夢見心地のようにゆったりと、一歩下がって両手で銃を構える。

「それでいい」

 天使は満足そうにうなずいた。

 今ここで天使を殺すことが、彼の唯一の救いになるのだ。

 それだけを信じて、今は引き金を引こう。


「お前、名前は?」

「……ヴィート・エヴァンジェリスティ。中尉だ」

「いい名だ。さあ……撃ってくれ」


 天使が目を閉じた。穏やかに微笑んで、まどろむかのようだ。

 銃口をまっすぐ、天使の心臓に向ける。

 今からこの手で──人を殺すのだ。この目で、彼の死をしっかりと見届けるのだ。

 震える指をしっかりと引き金にかける。じりじりと、指に力を込めていった。

 天使はもう微動だにしない。こちらを見ようともしなかった。


「……う……うう……うああああああああああああ」


 思い切り引いた引き金。

 慈悲の銃弾が、螺旋を描いて銃口から飛び出す。

 銃声は、くぐもった響きで雪の林の中に木霊した。

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