第11話 西村邸訪問

決戦の後、西村邸によく遊びに行くことになった。

そして、元旦にも西村邸に呼ばれることになった。

「兄者、今年はどうするんですかね?」

「そうだな。連合を結成したからには、是非とも助け合いたいものだな。」

「リーダー。明けましておめでとうございます。総督、明けましておめでとうございます。」と部下が挨拶した。

「おいおい、西村さんよ。総督って呼ばせてるのかよ。」

「悪いか?」

「まぁ良いけど。」

「おう。皆揃った事だし、餅でもつくべ。」

「オイヤッ」「セイヤッ」「オイヤッ」「セイヤッ」「オイヤッ」「セイヤッ」(ry

そして餅がつきあがった。

「さて、餅でも屠ろう。」

「おう。」

「そういや。餅を熱湯で茹でてると成分が溶けて、オブラートを作れると聞いたな。」

「そうなんすか?」

「まぁテレビで聞いただけだからな。」

それにしても…きな粉餅うめぇ。海苔巻き餅もうめぇな。

「よく昔ながらの餅つく道具有ったな。」

「西村産業っていう俺達の経営している企業のレクレーションとかで使ってるんですよ。」

「いやぁ。驚きやわ。おめーも、会社継ぐんだろ?しっかり勉強しろよな。」

「はい。ですが、自分馬鹿でして…」

「何言ってやがる。だから勉強するんやろ?」

「そうですね。俺も今年から頑張りますわ。」

「さて、初詣でも行くか?」

「そうしよう。」俺らは初詣に行って、御守りを買った。

「必勝祈願御守りか。ちょうど良い。おみくじで運試しするか。153番か。ええと…きょ、凶だと…はぁ。」

「西村ドンマイじゃん。」

「南原、お前どうだ?」

「15番大吉だわ。」

「げぇ。そんなぁぁ。」幸せな元日だったなぁ。そうして俺らは家に帰った。

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蒼依の風 恋住花乃 @Unusually_novel

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