第2話 蒼依の異常

本当に・・女子の体になってる。


ショックだけど、これで不良達からの攻撃も避けられるかな?


俺はトイレの個室で用を足した後・・いや、もう体が女の子だから私にするわ。


鏡で自分の顔をみた。


男の自分とは大違いでとても可愛かった。


問題は服。いまの私は蒼依君の格好でカッコいいけど、ちょっと女子力に欠けるなと思ったの。


それで、お金を払ってカラオケ店を後にしたの。


それで、私はクラスの女の子がよく服を買いに来ているらしい、やまむらっていうお店に来たのよ。 


そこで、私は水色のワンピースと茶色いブーツとブラジャーを買ったの。


下着はいつまでこの状態が続くのか分からないので、買わなかったのね。


トイレのある公園を探して、着替えた。


そしていつものように帰宅すると・・また不良がいた。


しかし、「御嬢さん、俺とラブホ行かねえか?」


「何それ、新しいスマホですか?ああ、ラブホテルですね。お断りします。んで、何でここに居たんですか?」


「南原蒼依っていう男を探していてね。ここ、奴の家なんだが。居ねえんだよ。」


「ちょっと、蒼依さんも困ると思うので、家まで押しかけない方が良いと思いますよ。」


「そうですよね。でもリーダーがうるさいんですよ。」


「あなた、高校生ですよね?」


「はい、高校生です。」

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