第18話 「手の甲にくちづけを」


 第四区の入口前で俺たちは馬車を降りた。


 御者の老人はティリスの姿を見て少し首を傾げているようだったが、特に追求はしてこなかった。まあ独立祭の最中に聖女が馬車に乗って出かけるはずないもんな。


 急いで第四区へと向かおうとすると、遠くから蹄の音と馬のいななきが聞こえてくる。


 騎士団が俺たちを追ってきているのだろう。


 のんびりとはしていられないな。早く行かなくては。


「大丈夫か? 僕が担ごうか?」

「ううん、へいき。ちゃんと運動はしていたんだよ」

「そうか。でもなにかあったらすぐに言うんだよ」

「うん、ありがと。クライはあいかわらず、優しいね」


 ティリスの手を取りながら彼女を気遣うクライを見て、俺は思わずにやけてしまった。


 それに気づいたクライが俺を見て、照れ隠しに目を吊り上げる。


 ふっ、いいじゃないか若えの。そういうのはどんどんとやればいい。青春だな。


 と、俺がおっさん臭くそんなことを思っていると、リルネに背中を叩かれた。


「あんたもまだ若いでしょ。ほら行くわよ」

「リルネも、まあ見た目は若いよな」

「なに言ってんの、あたしは十五歳になったばかりでしょうが」

「お、おう、そうだな」


 なんだリルネ、こないだからそういうキャラでこれから押し通そうとしているのか。


 頬をぷっくりと膨らませながら、リルネが俺を上目遣いに睨む。


「なによ、なんか言いたいことでもあるの? ジン」

「いえなにもありません、リルネお嬢様。お嬢様は若くてお美しいです。俺のカリスマです」

「今度はなんかすんごい嘘くさいわね……。こっちは物心ついたときからお世辞なんて言われ尽くしているんだからね。だからあんたはいつも通りでいいのよ」


 お嬢様、厳しいな。


「俺のカリスマっていうのは本当なんだけどな」


 魔法も使えるし、それにリルネはいつもカッコイイからな。


「え?」


 ぼそっとつぶやいた言葉を聞いて、リルネの顔が少しだけ赤くなる。


「い、いいから! そんなこと言ったって別になにも出ないんだからね! ていうかあんたにはスターシアがいるでしょうが! 変なことを言っていないで、いくわよ!」

「はいはい」


 スターシアになんの関係がと思いつつも、俺たち五人は第四区へと向かった。そこでグロリアスたち騎士団を待ち受ける予定であった。


 寂れた通り、打ち捨てられた区画を走る俺たちは、住人の目に奇異なものとして映っただろう。


 だが、戦闘を走るのが針猫団副団長として名が知れ渡っているクライであるため、それに気づいた人々は特に行く手を塞いでくるということはなかった。


 ティリスは走りながら、不思議そうな目であたりを見回している。


「テスケーラにもこんなところがあったんだ」

「悪いな、聖女のお前を汚い場所に連れてきちまってさ」

「ううん、キャラバンにいたときを思い出して、楽しいよ」


 ティリスは笑顔を見せた。いい子だな、聖女さま。


 そんな俺たちの前に立ちはだかったのは、まいどお馴染みの悪い子であった。


「アーッハッハッハ! そこをゆくあなた方、高そうな杖と剣を持っているじゃないか! 命が惜しければ、その高そうなモンを置いて――」


 路地裏で待ち構えていたレニィだ。


 その前にぬっと歩み出たのは、仏頂面のクライ。


「僕のツレなんだけど、命が惜しければなんだって?」

「ひええ!? クライ兄ちゃん!?」


 スタンバイしていた子どもたちが空気を読んで引っこんでゆく。取り残されたのはレニィただひとりである。


「レニィちゃん、昔はあんなに優しい子だったのに、今は追い剥ぎなんてやっているんだねえ……」

「えっ!? えっ、えっ、まさかティリス姉ちゃん!?」


 手を振る女の子に、レニィはぽかんと大きく口を開いた。


 慌てて自分の前髪を押さえ、それから自分の格好を見下ろし、うーと恥ずかしそうにうなる。


「なんだよー! クライ兄ちゃん、ティリス姉ちゃんを連れてくるんだったら、先に言ってよー! もー、恥ずかしいよお!」

「そういう予定ではなかったんだよ。僕だって予定外さ……」


 ティリスはくすくすと笑っている。


「よかった、ふたりはずっと仲良しのままなんだね」

「う、うん! もちろんよヨ! ね、クライ兄ちゃん、ね!?」

「お前が悪ささえしなければな」

「あっ痛いっ! ぶ、ぶたなくたっていいじゃんかよー!」


 頭を押さえながら涙目で抗議するレニィに、クライは嘆息していた。それを見てティリスがまた笑う。


 しかしこの妹ちゃん、いっつもロクな目に遭っていないな……。慣れないことはやめたほうがいいんじゃないかな……。


 俺は心の底から余計な心配をしてしまった。


 クライは思いついたようにレニィに言う。


「そうだ、今この第四区に騎士たちが乗り込んでこようとしているんだ」

「えっ、なんで!? お祭りだから!?」

「違う。……ティリスをさらってきたからだ」


 目をそらしつつクライがつぶやくと、レニィは嬉しそうな顔をして指を鳴らす。


「わーお! 兄ちゃんやるぅー! じゃあこれからずっとティリス姉ちゃんとも一緒に暮らせるってこと!?」


 当時幼かったレニィには、あまり凄惨な記憶が残っていないのだろう。目を輝かせながら無邪気にそう言った。


 一瞬だけクライの表情が曇る。だが彼はそれを少女に見せないようにして、告げた。


「……それはどうかわからない。けれど、騎士たちが奪い返しに来るのは明確だ。お前はそいつらが入ってこようとしたら、

「え、なんで!? 追い返すんじゃないの!?」

「追いかけてくるのは、聖女の騎士グロリアスたちだ。邪魔したら斬り殺される。いいか、絶対に中に入れるんだぞ。他のやつらにもそう言っておけ」

「う、うん、わかった! アタシ、クライ兄ちゃんの言う通りにするよ!」


 レニィは仔犬のように何度もうなずくと、ティリスに手を振った。


「じゃあね、ティリス姉ちゃん、またね!」

「……うん、またね」


 ティリスは微笑み、レニィに手を振り返す。


 駆けてゆくレニィの後ろ姿を眺め、振った手を胸元に引き寄せながら、小さくつぶやいた。


「またね、か」

「いいんだ、ティリス。レニィにはあとで僕から言っておくから」

「……うん、ありがとね」


 寂しく微笑むティリスは、おそらくこの騒ぎが終わったら再び聖堂塔に軟禁されることを想像してのことだろう。


 俺は拳を握りしめながら、皆を促した。


「今は目の前のことに集中しよう。追いつかれる前にいこうぜ」


 すべては終わってからだ。その後のことは、その後に考えればいい。


 そう言うと、クライが張り詰めた表情でうなずいた。彼は思い出したのだろう。これまでに何度も何度も死に続けた日々のことを。


 今こうして、ティリスと話せているこの瞬間が、まさしく奇跡のような時間であるということを。


「目的地まではあと少しだ。第四区の広場で、グロリアスたちを待ち構える」

「りょーかい」


 俺の声にリルネがうなずき、皆はまた走り出した。




 広場で待っていたのは第四区の王――ウォードだった。


 彼は広場の中央に腕を組んで立ち、鋭い視線でこちらを睨みつけていた。


 剣呑な雰囲気だ。


 クライが歩み出て、手を伸ばす。


「ウォード、実は話が」

「――なぜこんなことをした、クライ」


 ウォードの声は、まるで俺たちに敵対しているかのような響きがあった。


 ……どういうことだ?


 もしかしたら第四区に入った時点で、俺たちの行動はウォードによって補足されていたのだろうか。


 だったら彼は今、騎士という名の虎の尾を踏んだ愚か者を前にしている気分なのかもしれない。


 クライはティリスの手を握りながら、ウォードに訴える。


「ウォード、話を聞いてくれ」

「第四区を出たところでならな」


 ウォードは頑なだ。腕を組み、こちらを睥睨している。


 クライはそれがなぜなのかわからず、両手を広げたままウォードに詰め寄った。


「ティリスが殺されそうになっているんだ。もしティリスが殺されたら、すべて僕たち第四区の貧民に罪が押しつけられる。だから第四区のみんなのためにも、ティリスを守らなきゃいけないんだよ」


 短い間にクライがした説明は、やはりウォードには受け入れられなかった。


「クライ、俺たちが住んでいるのはこの第四区だ。なぜそこに厄介事を持ち込もうとする。こともあろうか聖女だと!」


 第四区の王に、クライは首を振る。


「聖女じゃない、ティリスだ!」

「同じことだろうが! 聖女をさらうだと!? お前は馬鹿か! 俺たち第四区の立場をこれ以上悪化させて、住人を皆殺しにするつもりかよ!」

「順番が違うんだよ、ウォード! ティリスが殺されたら、その罪は全部俺たちに被せられるんだぞ!」

「さらったって同じことじゃねえのか!」


 クライとウォードは互いに怒鳴り合っていた。


 確かに傍から聞いている身としては、クライの言葉には不明瞭な点が多い。なによりも証拠がなにもないのだ。


 ふたりの剣幕にティリスも少し戸惑っているようだ。


 未来を知っているクライの言うことに間違いはない。だがそれはウォードから見ればすべては結果論になってしまうだろう。


 このもどかしさは俺にもよくわかる。いったいどうすればウォードを納得させられるのだろう。


 クライは俯いたまま口ごもる。


「ウォード、やっぱり君はわかってくれないのか」


 過去何度も試したかのような口ぶりだ。


 いや、実際その通りなのだろう。


「……きょうのお前はおかしいぞ、クライ。こんな大それたことをするようなやつじゃなかったはずだ」


 信頼がなによりも大事だと言ったウォードだが、それはおそらく彼自身に限ってのことだ。


 今、ウォードは自分ひとりのために怒鳴っているわけではない。この第四区全員の命の心配をしているのだ。


 ウォードはティリスに目を向けた。口の端を噛みながら、彼女に重々しく告げる。


「というわけだ。俺たちはなにも見なかった。そうだな、

「……はい」


 ティリスもまた、静かに聖女の仮面をかぶろうとする。


 だがその直前、手を止めた。


「ほんの少しだけでも会えて嬉しかったよ、ウォードくん」

「……」


 ウォードはなにも言わなかった。


 しかし、久しぶりに再開したはずの幼なじみ同士がこんな風に仲違いをしたまま別れてしまうなんて、あんまりだ。


 俺が横から口を出そうとしたところだった。


 仮面をつけようとするティリスの手首を掴んで止めたのは、我らがお嬢様、リルネだった。


「リルネ、さん……?」

「ちょっと待って、ティリス」


 つかつかと前に歩み出てきて、リルネは腰に手を当てた。


「さっきから黙って聞いてりゃ、あんたはずいぶんと臆病者なのね」

「……なんだと?」


 人付き合いが苦手なはずのお嬢様は、そんな印象をおくびも表さず、下から突き上げるようにウォードを見やる。


「厄介事を持ち込まれたって、それをどうにかするのが領主の、上に立つものの責務ってもんでしょ、ええ? 厄介事を持ち込んできた弱者を虐げてどうすんのよ。器が知れるってもんよ」

「なんなんだよてめえは。知ったような口を……」


 自分より年下の少女に正論をはかれて、ウォードの顔がゆがむ。


 それはおそらく彼自身が一番わかっているはずだ。だからこそ胸に刺さる。


「俺たちの事情も知らねえくせに、勝手なことを言うんじゃねえよ! 貴族どもが!」

「あなたたちの境遇がなんだろうが、今は関係ないことだわ。それに、あたしはあたし、貴族って名前じゃないわ。リルネ=ヴァルゴニスよ」


 そう言ってリルネは腰にくくりつけた道具袋の中から、小さな記章を取り出した。彼女が故郷から持ち出してきたものだ。


 ヴァルゴニス家の紋章。それは銀色の獅子をかたどったものである。


 リルネは今、上に立つものの責任の話をしている。


 それをする以上、自らの身分を隠し立てして話を進めるのは卑怯だと思ったのだろう。


 故郷が崩壊したリルネには、ウォードの態度に思うところがあるはずだ。


 彼女もまた、自らが守れなかった人々のことを思い、立場をウォードに重ねているのかもしれない。


 一方、ウォードはリルネの記章をじっと見つめていた。


「……まさか、それ」

「え?」


 口元に手を当てるウォードは、記憶の扉を探るように目を瞬かせる。


「そうだ、これだ……、この、銀色の獅子……、なにか動物が描かれていたと思っていたんだ。だけど、それだけじゃ手がかりがなくて……、そうだ、これじゃねえか!」


 ウォードはリルネの手首を掴んだ。「きゃ」と悲鳴をあげたリルネ。その細い手ごと、記章をクライとティリスに向ける。


「なあ、お前たちも見ただろ! この紋章だったよな!」

「……ひょっとして、、か?」

「ああ、そうだよ! そうだったのか!」


 先ほどまでとは打って変わって、ウォードの顔が輝いてゆく。男に手を掴まれたままのリルネは「あわわわ」と口元を震わせていた。正気に戻ると人見知りが再発するようだ。


 仕方ない。俺はウォードとリルネの間に割って入ってやった。


「で、なんの話だよ?」


 スターシアに慰められているリルネを横目に、ウォードたちに問う。


 すると、ウォードが拳を握りながら言った。


「俺たちはもともと商隊にいたんだけど、その商隊は賊に襲われたんだ」


 それはクライから聞いたことだ。


「だけど、その後に賊を襲った影があった。そいつらはきちんとした身なりをした正規軍だと思っていた。もう六年も前のことになる。俺はそいつらをずっと探していたが、今の今まで見つからなかった」

「……それって、もしかして」


 俺は思い出していた。


 リルネの母を含む親類は、南方にある自由都市群への視察の際、現れた刺客に殺害された。その後、父であるクルスは家督を継ぎ、兵を動かして刺客たちを皆殺しにしたと言っていた。


 野盗どもはクルスの家族を襲った後に、同じように商隊を襲撃し、その最中にクルス率いる兵隊に退治されたのか?


「お父さまの……?」


 だとしたら――。


「そうだ、俺はきっと、あんたの親父に命を救われたんだ。ああ、ようやく見つかった。ずっと、お礼を言いたかった」


 ウォードはまるで騎士がそうするかのように、リルネの足元にひざまずいた。


「ひゃ」


 リルネの口から悲鳴がこぼれる。ウォードはリルネの手を取って、その革手袋の上から――手の甲に接吻をした。


 野生動物のような少年はリルネを見上げ、目を細めて笑う。


「俺、あんたのためだったら誰とでも戦うぜ。助けてもらったこの命、あんたのために使わせてくれ――」


 その言葉の途中で、ウォードは顔面に脱いだ手袋を叩きつけられた。


「ばっ、ばかじゃないの!? あんたなにやってんの!? ちょっと気持ち悪いんだけど! ち、違うんだからね、ジン、これは! その、不可抗力で!」


 ええ?


 なんで俺に関係があるんだ。


 クスクスと笑っているスターシアに手を拭いてもらっているリルネの顔は、緊張と恥ずかしさで真っ赤だった。


 ウォードは顔面に張り付いた手袋を指でつまんで引っ剥がしながら、立ち上がる。


「ま、というわけだ、クライ。ヴァルゴニス閣下のためになら、俺はなんでもやるぜ。遠慮せずに言えよ」

「はあ」


 どんと胸を叩くウォードに、クライは生返事を返す。


 結果的には良かったのだが、釈然としないような顔をしている。それはリルネも同じようだ。


 俺はリルネにささやく。


「まあ、よかったじゃないか。これもクルスさんが繋いでくれた縁だろ」

「それはそうかもしれないけど……、ていうか、あんただってあたしの用心棒なんだから!」


 ん、とリルネは俺に向かって手の甲を差し出してきた。彼女の頬が赤い。なんだ。


 俺はなにげなくその手を取る。


「ん?」

「じゃなくて、ほら、ほら! わかるでしょ! なんでわかんないの!? あたしをからかってんの!?」

「いやあ……」


 よくわかんねえよ。なんだ。


「あっ、ちょっと待って!」


 リルネは慌てて外套の内側で手をこすって、そうしてもう一度俺に手を差し出してきた。


 とりあえず俺はひざまずいて、ウォードがそうしたようにリルネの手を取る。


 上目遣いでリルネの様子を窺う。ウンウンとうなずいているようだ。顔は真っ赤だが、どうやらこの行動で間違いではないらしい。あとで怒るなよ。


 ちょっと緊張しながらも、俺はリルネの手の甲に唇を近づけてキスをする。


 彼女の手はわずかに汗ばみ、そうしてほんの少しだけいい香りがした。


 あ、生肌に唇をつけちまったけど、いいのかな。


 リルネの様子を確認する。彼女はぷるぷると震える声で「そ、それでいいのよ」とつぶやいた。


 よかったらしい。スターシアもリルネに「よかったですね」と微笑んでいた。


 謎の儀式?が終わって立ち上がると、すでにクライやウォードは動き出していた。


 ウォードはなるべく広場から第四区の人を逃がすために指示を飛ばしていた。どうやらクライもその手伝いをするようだ。


 いよいよこれで御膳立てはすべて済んだ。


 馬の蹄の音が近づいてきた。いよいよだ。


 俺たちは第四区の広場の中で配置につき、騎士たちを待ち構える。中央にいるのは俺とリルネ、ティリスとクライの四人。ウォードは影に隠れ、スターシアは家の中に避難してもらっている。


 先頭を駆けるのは、聖女の騎士グロリアス。


 まだ黒衣の化け物に操られていない状態のその男が、聖女を取り返しに部下を連れてやってくる。


「ティリス」


 クライが、ティリスの手を握りながら彼女の名前を呼ぶ。


「うん」

「絶対に、死ぬんじゃないぞ」

「大丈夫だよ」


 ティリスは微笑み、クライの目を見つめながら言った。


「だって、クライが守ってくれるもん」


 いい話だな。


 俺もまた、リルネに耳打ちする。


「というわけで、がんばろうぜ」

「ええ、当然ね」


 リルネは杖を握りながら、広場の前で馬を降りた騎士たちを見据え、つぶやいた。


「子どもの希望を守るのは、大人の役目だもんね」


 ああ、そういうことだ。



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